(以下引用)
「南海トラフ地震で庁舎機能不全」 臼杵市、防災検討会議を設置へ [大分県]
2013年09月04日(最終更新 2013年09月04日 00時07分)
巨大地震で機能不全が指摘される臼杵市の臼杵庁舎
臼杵市は、南海トラフ地震の発生に備え、臼杵湾沿いにある市庁舎の移転も視野に総合的に防災対策を考える「防災まちづくり検討会議」を今秋にも設置する。直近の調査でも「地震と津波の発生で、庁舎は機能不全に陥る」という結果を受け、本格的な対策が必要と判断した。
現市庁舎は、鉄筋コンクリート3階建てで、臼杵川河口の臼杵湾埋め立て地に1974年度に建設した。海抜は1・8メートルしかなく、県の調査では巨大地震発生時には最大津波高5・75メートル(県調査)が押し寄せ、市の庁舎耐震調査でも震度6強で崩壊の可能性を指摘されている。
また、昨年度に専門コンサルタントに委託していた巨大地震発生のシミュレーション調査でも、庁舎一帯の同市洲崎地区は避難できない困難地域となり、「防災本部として機能不全となり、適切な救援・救助ができなくなる」と強調。同地区の避難場所となる約500メートル離れた臼杵公園も避難者が殺到する事態が見込まれるという結果だった。
設置する検討会議は、有識者、行政関係、住民など20人規模になる見通し。庁舎移転を含めて論議し、次期市総合計画に反映させることにしている。
同市の日廻文明総務部長は「庁舎移転は簡単にできるわけではないが、住民や専門家の意見を聴きながら、自主防災組織の拡充も含めて総合的に検討したい」と話している。
=2013/09/04付 西日本新聞朝刊=
-------引用ここまで
市役所の移転を含めた「検討」が開始されるのは既知のことですが、検討会議の詳細については始めて目にする内容です。
今議会に専門家への報酬や旅費などの関連予算が提案されています。議会に説明も無い中、これから審議することがこのような形で発表されるのはいかがなものでしょうか。
予算案を議会(予算委員会)において「修正」或いは「否決」したなどとは聞いたことがありませんから、市役所が予算組みした時点で「決定」と捉えられても仕方ないかもしれませんね。軽く見られても当然ということなのでしょう。
予算案を議会(予算委員会)において「修正」或いは「否決」したなどとは聞いたことがありませんから、市役所が予算組みした時点で「決定」と捉えられても仕方ないかもしれませんね。軽く見られても当然ということなのでしょう。
まだまだ地方議会は、、、、
返信削除中央もそうですね。
官僚主導型からいつ脱却できるのでしょうか。
官僚に頼り切っている、また、信じ切っている国民が多いからなのでしょうね。
各議員の方には、まだまだがんばってほしいです。
国民もですが。。。
市役所主導で物事が決まっていく、そういうことを実感しています。
返信削除決して市役所主導が全て悪いとは思いませんが、物事が決まっていくプロセスが公開されず、判らないまま物事が決まっていくことには大変憤りを感じます。
市民にとって「よい」と判断して決めていくのでしょうから、自信を持って意思決定プロセスを公開して欲しいと思います。
議員としても、市民にとって「よい」決断が下されるよう、提案やチェックに頑張りたいと思うところです。
「臼杵市新市建設計画変更案に対するパブリックコメントを募集します」といったことがホームページに掲載されていました。
削除臼杵市のホームページに掲載すれば市民はみんな理解しているとお考えの対応だとおもいます。閲覧場所も市役所庁舎だけ。
これでは市役所主導になるわけです。
「新市建設計画」の変更については、9月25日予定の「全員協議会」で説明されます。パブリックコメントなどを参考に12月議会で提案される段取りです。
削除現在のパブリックコメントは「しないよりもしたほうがよい」程度のものですね。
本来は、計画を承認する立場のそれぞれの議員が「報告会」を開催するくらいにならなければいけませんね。それができなければ、せめて「議会報告会」を開催して市民の知る機会を確保すべきと思います。
私としては、ブログや報告会(毎月10日開催)でお伝えしたいと考えています。