2011年7月7日木曜日

海抜10m以下の地域を示した地図

7月号の市報と一緒に、海抜10m以下の場所を示した地図が配られました。これまでは3mを想定していましたが、今回の大震災を受け3倍の10mを想定してハザードマップを製作するとのこと。

3mだとここまで、6mだとここまでというように、色分けがあると自宅の敷地の高さや避難経路などを考える上で参考になります。

津波の高さは地震の発生場所や規模に左右されます。津波注意報や警報が出されるたびに10m以上の高台に避難する人がどれほどいるでしょうか?結局、様々な情報を元にどこにどう避難するかは「自己責任」。いろいろな場合に避難の参考となるハザードマップになるよう期待します。

------ここから引用

臼杵市:全世帯に地図配布 津波ハザードマップの一助に /大分
毎日新聞 6月25日(土)16時17分配信

◇ここが海抜10メートル以下
大津波に備え、避難場所などを見直したハザードマップを地域主体で作る計画の臼杵市は、「市民が十分な知識を持ち、関心が高まれば」(総務課)と旧市内の海抜10メートル以下の地域を示した地図を作った。27日から旧野津町を含む全約1万6000世帯に配布する。
東日本大震災後、市は津波想定高を2・45メートルから10メートルに引き上げた。県の有識者会議も津波高を2倍、避難場所の高さは3倍以上とする提言をまとめた。
地図を見ると臼杵、末広、熊崎川沿いでは3~5キロほど内陸まで海抜10メートル以下の地域が続く。安政地震(1854年)の際に臼杵川沿いでは5キロ奥の内陸部まで津波が押し寄せた記録が残っている。
市は8月中に、現在の避難場所の位置や高さを示した詳細図を配り、本格的にハザードマップの作成に入る。費用は400万円を見込む。【古田健治】

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