2012年12月31日月曜日

萬燈行

内外の状況を深思しましょう。

このままで往けば、日本は自滅するほかはありません。

我々はこれをどうすることも出来ないのでしょうか。

我々が何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか。

我々が何とかするほか無いのです。

我々は日本を易えることが出来ます。

暗黒を嘆くより、一燈を付けましょう。

我々はまず我々の周囲の暗を照す一燈になりましょう。

手のとどく限り、至る所に燈明を供えましょう。

一人一燈なれば、萬人萬燈です。

日本はたちまち明るくなりましょう。

これ我々の萬燈行であります。

互に真剣にこの世直し行を励もうではありませんか。

『安岡正篤』

2012年12月28日金曜日

日田市が一般財源財政推計を発表

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_135622759938.html
(以下引用)

日田市が一般財源財政推計を発表 [2012年12月23日 10:51]



日田市は2017年度までの一般財源の財政推計を発表した。

市町村合併に伴う普通交付税の優遇措置が15年度から段階的に縮減される半面、社会保障費が増え、水害の復旧費も財政を圧迫。17年度には歳入歳出の差し引き収支で赤字額が約10億円に達する見通し

3月発表の推計からさらに厳しい財政事情となり、市は基金の取り崩しの他、5年間で約20億円の歳出削減を図ることにしている。

水害復旧費も影響

交付税の縮減額は15年度が約2億円、16年度約7億円、17年度約12億円。歳出では、生活保護費と児童扶養手当などの伸びで社会保障費が5年間で13億円増大。さらに災害復旧費は14年度末までに約12億円、市土地開発公社解散に伴う未分譲地などの財務処理費は約8億円必要となる見込み。
社会保障費については本年度から、市民の負担軽減のため一般会計から1億5千万円を国保特別会計に繰り入れており、「十分な保障は維持していきたい」と市財政課。
基金は財政調整基金などを取り崩して赤字分の財源に充てる方針で、17年度末時点での基金残高は本年度比約18億円減の74億円となる見込み。
原田啓介市長は「退職者補充を8割にするなどして人件費を約2億円削減し、福祉施設やスポーツ施設の統合など公共施設の効率的な運営にも努めて財政健全化を図りたい。推計は来年度予算編成に反映させる」としている。

-------引用ここまで

他の市も苦しい台所事情。臼杵市の推計はここに。

日田市に比べれば、臼杵市はまだましと言えます。17年度日田市は10億円の赤字見込みですが臼杵市は1億円の赤字。貯金に当たる基金残高は、日田市の74億円に対して臼杵市は57億円が見込まれています。

また、日田市では「国保会計」に「一般会計」から1億5千万円を繰り入れて(財政支援して)おりこのことも赤字幅を拡大させる要因です。繰入を行えば「国民健康保険料(税)」は軽減されますが、財政を圧迫します。現在臼杵市では繰入を行っていませんが「国保会計」は逼迫が予想され検討課題です。

いずれにしても、どこを見渡しても危機的状況。行財政改革は待ったなしです。

2割負担、来年4月実施見送り?70~74歳医療費

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012122800008
(以下引用)

2割負担、来年4月実施見送り=70~74歳医療費で検討-与党

 自民、公明両党は27日、本来2割で現行1割に軽減している70~74歳の医療費窓口負担について、2013年4月からの2割負担実施を見送る方向で検討を始めた。高齢者の負担増が参院選に及ぼす影響などを考慮し、実施時期は14年1月を軸に調整が進む見通しだ。

 70~74歳の医療費窓口負担は、08年度に法律で1割から2割に引き上げられた。しかし、当時の自公政権が負担増を凍結して以降、民主党政権も1割負担を継続してきた。必要な財源は、年約2000億円に上り、毎年補正予算で手当てしている。 
 13年度の対応について、田村憲久厚生労働相は同日の記者会見で「与党と相談させていただきたい」と述べ、与党の意向を踏まえて判断する意向を示した。(2012/12/28-00:27)

-------引用ここまで

国の財政は逼迫しています。時期を遅らせれば遅らせるだけ将来負担が増えるだけ。ツケを支払わされるのは私たちの子供たちそして孫たちです。

高齢者は選挙に行きます。若者は選挙に行きません。見透かされています。結局、「国益」ではなく、「党益」を考える自民党ですか?

2012年12月27日木曜日

職員給与見直しを進める大阪市

http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE121225113900643215.shtml
(以下引用)

“職員給与見直し” 大阪市人事委 調査データを一部開示

http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE121225113900643215.shtml#ooid=IxMWR1Nzp1wemyf7XubuyuCik17up-4l


 職員給与の見直しを進める大阪市の橋下市長の求めに応じ、人事委員会は給与水準勧告の基となっている民間企業の賃金データの一部をはじめて開示しました。

 市職員の給与は人事委員会が市内の民間企業400社の給与水準を調査、そのデータを基に勧告し、市長が決めています。

 しかし、橋下市長は調査対象の企業に偏りがあるなどとしてデータの開示を求め、委員会は25日初めて一部のデータを開示しました。

 橋本市長は、調査対象に給与水準が突出して高い企業を含めることに疑問を呈しました。

 「(民間で役職なし)50歳で月額60万円ほどということは、年間700万円とか900万円もらうということ。一体どんな人がもらうんだと」(大阪市 橋下徹市長)
 「(大阪市の)役職者の数とか全部を考えて組織を効率化する。そのへんの我々見えない部分もたくさんありますんで」(人事委員会)

 また橋下市長は現在、人事委員会で官民比較を行っていない保育士やごみ収集など、現業職についても民間との給与比較をやって欲しいと述べました。

-------引用ここまで

借金の積みあがる日本。公務員制度改革は必須です。
人件費総額の削減、中でも給与水準の見直しは一番困難な本丸。

税収の大半を人件費に持っていかれる状況は異常です。
なにからなにまでお役所頼みになっていることが異常事態を招いています。
「自己責任」や「公共心」の欠如が問題です。

国民の要求に応じるためにあらゆるデータが国や県、市に集められています。
パソコンが普及し、メールでのやりとりが可能になっても公務員の仕事は減ってません。

2012年12月20日木曜日

臼杵小移転 おそらく最後の意見交換会

会場に集まった保護者の方々、地域の方々の発言は「地域の防災力を高め、今の位置で、子供たちの命は私たちで守る!」と宣言された印象であった。ほとんどの意見が移転には賛成しかねるという発言であり、全体の雰囲気もそうであった。

PTAを始め地域の方々の意見を最大限尊重して最後は市長が判断するとのことである。もしこれまでの意見交換会を踏まえても「移転」との結論ならば、移転しなければならない納得のできる理由を説明する責任があると思う。

どうしても移転しなければならない理由があるならば、この5回ほどの意見交換会の中で説明がなされ、その上で意見交換会が行われるべきである。

今回の移転の提案は、「今の位置でも学校と地域、行政が果たすべき役割を果たせば命を守ることができる。しかし、高台に移転すればさらに安全である。いかがお考えか?」との前提でなければならない。もし、今の位置では命は守れないと考えるならば「移転」しかない。

結論が「移転せず」となれば、今後は学校と地域、行政が連携して子供の命を守る不断の努力を行っていくことになる。大きな津波に襲われることを前提とした「まちづくり」の始まりである。

三浦按針にゆかりの4都市交流へ

「按針サミット」の開催提案がされたことは以前報告しました。
http://usuki.blogspot.jp/2012/08/blog-post_27.html

「三浦按針の功績の顕彰」「各市の魅力の発信」「災害協定の締結」に向けて具体的になってきた様子です。4都市とは、

横須賀市 (徳川家康から外交顧問として領地を授かった地)
伊東市 (西洋式帆船の建造の地)
平戸市 (オランダ商館や英国商館の設置に奔走し、没した地)
臼杵市 (「リーフデ号」漂着の地)

平成25年4月8日(月)横須賀市で「ANJIN宣言」
平成25年5月25日(土)平戸市で「第1回ANJINサミット」

観光都市として大先輩の3市に牽引され、臼杵への来訪者が増え活気づくことを期待します。

2012年12月19日水曜日

中期財政計画の試算

今後5ヵ年の試算が示されました。今後徐々に収支は悪化し平成28年度には赤字になると予想されています。

これまでは平成27年度に赤字に転落とされていましたが一年延びました。これまでの民主党政権が地方重視ということで「地方交付税」を手厚く配分したおかげです。このばら撒きにより、国の借金が増大したことはご承知のとおりです。

国の状況を考えると「地方交付税」の伸びは期待できそうにありません。平成27年度から5年かけて6億円減ることは決まっています。もうひとつの収入の要である「地方税」も人口減少と昨今の景気動向により減少傾向にあり、赤字の幅は年々拡大すると予想されます。

単年度赤字、即「赤字再建団体」というわけではありません。赤字を埋める「貯金」にあたる「財政調整用基金」が58億円ほど積まれます。市役所によれば「今後10年間は安心」とのこと。その後のことは「わかりません」というのが正直な答えでしょう。臼杵市よりも状況の悪い市は多く、国が何とかしてくれる(増税して地方にばら撒く?)と期待しているのでしょうか。

そういう甘い期待を捨て、辛抱できるところは辛抱し、効率化を図れるところは効率化する。そういう覚悟と責任が必要です。将来的には行政サービスのレベルが現在より下っていくことが予想され、今のうちから準備をする必要があります。赤字に備えることといえば、ひとつは歳出削減、ひとつは事務事業の効率化です。

歳出では、扶助費(社会保障費)は年々増加傾向にあります。公債費(借金払い)はわずかに減少傾向にありますが、今後の金利動向によっては予断を許しません。歳出削減可能なものといえば「投資的経費」と「人件費」となります。

「投資的経費」はいわゆる公共事業で、臼杵市のような地方都市には基幹産業といえるもの。これを削減することは景気に与える影響が大きく、できるだけ避けなければなりません。

「人件費」については、職員数と給与の削減を行っていかなければなりません。国においても東日本大震災の復興予算のために2年間の期限付きながら給与削減が行われています。

臼杵市においても赤字に備えての削減が必要です。職員数の削減については「部長制の廃止」「野津庁舎の一部を残しての整理統合」「給食センターの統合」「自治組織としての地域振興協議会の活用」など思い切った策が求められます。また、給与についても、他の類似団体の給与平均程度までは引き下げ、削減を行うべきと思います。これにより真の「笑顔のゆきかうまちづくり」「市民と共に協働する誇れる市役所」となると考えています。

事務事業の効率化ですが、現在「政策評価」「事務事業評価」が行われていますが、評価の結果「廃止・中止」となる事業は皆無の状況。どの事業でも「恩恵」を被っている人たちが存在し(いわゆる既得権益)「廃止・中止」には痛みが伴うからです。

それゆえ「事業仕分け」が必要となります。「公開」で事業の必要性を議論し「継続」「見直し」「廃止」「民間」という仕分けを行う、それも利害の外に立つ専門家が行う必要があるのです。

2012年12月14日金曜日

CATV 議会放送日程

12月議会、ケーブルテレビの放映日程。
私の「一般質問」は、12月19日(水)9:40頃からと12月26日(水)18:40頃から放映されます。「観光振興元年」への取り組みについてと財政の現状と将来への備えについて質問しました。ぜひご覧下さい。

持ち家手当「市民の理解困難」

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/338823
(以下引用)

職員の持ち家手当を廃止へ 福岡市長「市民の理解困難」   2012年12月14日

 福岡市の高島宗一郎市長は13日、国の廃止要請にもかかわらず市職員に支給している住居手当(持ち家手当)について、市議会本会議で「存続について市民の理解を得るのは困難」と述べ、廃止する方向で見直す考えを示した。笠康雄市議(みらい福岡)の質問に答えた。

 市人事部によると、持ち家手当は自宅を所有する市職員に維持管理費として月額8500円を支給する制度。年間支給額は約4600人に対し、約4億7200万円に上る。

 総務省は2009年度に国家公務員の持ち家手当を廃止し、都道府県や政令市にも廃止を要請。だが、弁護士や市OBら3人による福岡市人事委員会は今年9月、廃止ではなく月額8千円への引き下げを勧告し、同委員会事務局は「民間企業と均衡を図る必要があり、ただちに廃止という判断には至らなかった」と説明した。

 市は持ち家手当を500円減額する条例改正案をこの日開会した議会に提案。議会後、高島市長は「今回の議案を可決していただいた上で、関係職員団体と協議し、廃止する議案をあらためて議会に提出したい」と述べた。

=2012/12/14付 西日本新聞朝刊=

-------引用ここまで

臼杵市の廃止はいつに? 市長ご決断を!

2012年12月11日火曜日

「臼杵小移転」に関しての私見

コメントいただきました。
(以下引用)

若林議員が市長ならこの問題どうします?

-------引用ここまで

「自己責任」「自分の身は自分で守る」を基本として、行政の果たすべき役割を「津波対策検討会議」(今のチーム本腰+専門家となりそうです)で検討、その結果について「議会」の承認を得ます。それに基づき対策を進めます。

以下は、その一案。

想定津波高を決めます。最新のシミュレーション結果に基づき5.75mの津波に襲われるとの想定で対策を考えます。津波襲来まで50分。無論実際はこれより高く、早いかもしれませんが、想定しなければ対策を練れません。このあたりは「検討会議」と「議会」での十分な議論が前提です。

まずは避難。想定外の津波に備えて10m以上の高台や避難ビルを避難場所とします。一定の距離以内(例えば1km以内)に避難場所が確保できるようにします。高台も避難ビルも無い場合には「避難タワーの建設」が必要です。臼杵城への避難路建設もこの一環と考えます。

ただし、どこに逃げるかは「自己責任」。10m未満であっても高台や建物情報も収集、開示します。状況に寄っては近傍の10m未満の高台やビルに逃げることも考えられます。

次に財産の保全。民間の建物は行政の手を差し伸べる範疇ではありませんが、津波に備えて高台に移転したいという意向に沿い、移転先の宅地造成を行います。

公共施設は、民間の建物の移転が進まない中、先んじて高台移転は考えられません。まずは民間住宅の高台移転のための「住宅団地」が必要です。臼杵商業高校跡地も「住宅団地」としての役割が期待されます。状況によっては高台の農地も「住宅団地」とする必要があります。

備えがない中に大津波に襲われれば、街は壊滅です。その際には、東日本大震災と同様の状況となります。とにかく命をとりとめ、復興に全力を注ぐ。そのための地域の防災力を高める不断の努力が必要です。防災士の育成はこの一環と考えます。

幸いにも「4連動」ではなく、3m程度の津波で終われば街は救われます。それでも数百年スパンでは大津波に襲われる恐れがありますので街全体の高台移転を徐々に進めなければなりません。街の活力を失わないように配慮しながら徐々に海辺の低地から遠ざかっていく長大なスパンの計画が必要です。

長大なスパンの計画では、臼杵市庁舎は、現在の位置で建て替えとなりそうです。1階部分をピロティとして2階以上を利用、重要な用途の部分は3階以上に配置して大津波に備えたいと考えます。

以上のように考えると「臼杵小学校」は地域の避難先として必要であり、現在の位置で存続させます。耐震改修に併せて既存の3階建て校舎の屋上に避難できるように整備します。将来の建て替えに際しても、4階建て以上とし、屋上に避難できるような構造とします。その際には、「福良小」は「臼杵小」と「市浜小」への移転統合となりそうです。

「福良小」は、統合された後は高台の「住宅団地」として生まれ変わる必要があります。そのための将来計画を描きつつの校舎建築となります。

2012年12月8日土曜日

臼杵小移転 意見交換会

市長が初めて顔を見せての「意見交換会」。
資料は昨日の議会説明と同じ「3.11あの津波の教訓を胸に!」。
http://usuki.blogspot.jp/2012/12/blog-post.html

「皆さんと一緒に考えたい」という姿勢であるが、本当に皆さんと一緒に考えるなら、「移転」を提案するに至った考え方を示さなければならない。市長の思いを述べなければならない。「津波は大きいかもしれない、より安全な方策を提案している。」では乱暴である。

市役所内部に設置した津波対策を検討する「チーム本腰」での検討結果としての提案であると聞いている。市民に対して(議会に対しても)議論の過程、提案に至った理由をきちんと説明する必要がある。その上で意見を求めるべきである。「意見交換会」ではなく、まずは「説明」が必要である。

その過程が欠落しているから、意見交換会の焦点が定まらない。十分な説明をした上で、広く市民の意見を求め、最終的に結論を出す。それはトップの決断であり責任である。

結論に対して反対があるかもしれない。そこは「説得」であり、反対意見に対する丁寧な対応である。

次回は、12月20日(木)19:00より「中央公民館」

2012年12月4日火曜日

ニセコ デマンドバス快走

http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000501212030001
(以下引用)

豪雪地・ニセコ デマンドバス快走  2012年12月03日

温泉施設からデマンドバスに乗り込む町民たち=ニセコ町

■豪雪地・ニセコ 停留所は家の前
■通院・入浴・買い物・・・導入2カ月デマンドバス快走

 【武沢昌英】ニセコ町でデマンドバスが10月から走り始めて2カ月。滑り出しは好評だ。運行エリアが地域限定ではなく、町のほぼ全域であることが特徴の一つ。町民の自宅前が「停留所」になり、豪雪地とあって真冬には需要がさらに高まるとみられる。観光客も利用でき、スキー客らにも重宝がられそうだ。

 11月中旬の午後、JRニセコ駅前の日帰り温泉施設「綺羅乃(きらの)湯」の正面入り口にワゴン型のデマンドバスが横付けされた。待っていた町内に住む80代の女性は「たいしたいいよ、これは。家の前で降ろしてくれるんだから」と笑顔で話した。帰りの予約をしてから、ゆっくりお湯に入るという。「もう4、5回頼んだ」というリピーターだ。

■公費負担軽く

 町内では、町営の福祉バスとスクールバス、民間路線バスを統合した「循環バス」を2002年度から運行してきた。利用者は04年度、2万5千人に達したが徐々に減少。それに伴い運行本数も減り、10年度は1万7千人にまで落ちた。

 決められたダイヤ、路線で運行する循環バスは乗客ゼロの「空バス」でも走行。町は、この非効率化を解消し、町民や観光客の利便性も備えるシステムに転換するため、実証実験を経て、循環バスの廃止とデマンドバス導入を決めた。

 利用者は事前登録不要で1週間前から当日30分前まで電話で予約。町が委託する地元バス会社「ニセコバス」がワンボックスカー(乗客9人乗り)2台を使って運行する。料金は大人1回200円(中学生以下、要介護認定者らは100円、未就学児は無料)。町の公費負担は循環バス時代の単年度1700万円からデマンドバス運行で1500万円程度に減額できる見込みだ。

 郊外の五色温泉地区以外の町内全域で利用可能だ。町によると、道内各地のデマンドバスの運行エリアは、路線バスの区間外など地域限定が多く、自治体のほぼ全域は珍しいという。

■観光客もOK

 運行開始1カ月の10月の利用実績は1167人、11月は20日までで888人だった。観光のオフシーズンでもあり、利用者は町内の高齢者が大半を占めた。行き先の多くは病院、温泉施設、スーパー。病院に向かう町民が多い午前中は2台がフル稼働だという。「交通弱者の足になる」という町の予想通りだ。

 豪雪のニセコ。町は「自宅から目的地まできめ細かな送迎」を打ち出しており、町企画環境課の福村一広課長は「冬の需要はさらに伸びる」とみる。「夏は車を運転するけれど、冬はデマンドバスを利用したい」との声は多いという。

 課題は、利用者の安定した確保で、「月平均2千人目標」だ。町は「実証実験でもじわじわと利用者が増加した。一度乗った人からの口コミが大きい」と利用者の増加を期待する。

 ニセコは国内有数のスキーリゾート。JRなどで訪れるグループ客に「駅からペンション、ホテルへの移動に気軽に使って」と売り込んでいる。

-------引用ここまで

臼杵に応用できないだろうか?
市民の足の確保は大きな課題である。

議会に「臼杵小」のことが説明されました

議員全員協議会で、先だって行われた「PTAとの意見交換会」に配布された文書と同じものとこれまでの経過が記載された文書が配布されました。


市は1月末には結論を出すとのことです。その際にも議会に「議決」を求められるような場面はないとのこと。

仮に「移転」となれば、3月議会に提案される「移転費用」に「賛成」となります(まさか「否決」にはならない!?)。よって1月末の決断に至る考え方については事前に議会に十分な説明がされるべきであると求めました。

12月7日(金)19時から「中央公民館」で臼杵市主催の「意見交換会」があります。これまでの意見を踏まえた臼杵市の考え方が示されると期待しています。

3ヶ月遅れの市長の行政報告

おはようございます。9月定例市議会の開会にあたりまして、議員各位にはご参集をいただき、付議議案のご審議をいただけますことに感謝申し上げます。さきの6月定例会以降、現在までの市政運営事項についてご報告申し上げます。

まず初めに、防災関連について報告いたします。
7月初めに大分県北西部を襲った集中豪雨は、中津市、日田市、竹田市を中心に甚大な被害をもたらしました。この九州北部豪雨による災害支援のため、臼杵市では日田市、竹田市へ職員を12日間、延べ96人を派遣しました。その後、大分県市長会からの要請により、8月27日から10月12日の間、7人の土木職員を日田市に派遣します。また、被災後すぐに竹田市森林組合から配水池損壊のための水支援要請により、後藤國利氏から臼杵市へ寄贈いただきました500ミリリットルのペットボトルの水2万4,000本を、臼杵市として職員6名がトラック5台で竹田市にお届けしました。

さらに、義援金の窓口を庁舎などの公共施設に設置し、8月31日まで開設するなど、これまで様々な災害支援を行ってきました。なお、9月3日現在で195万3,049円の義援金が集まりました。最終集計した後、早い時期に日田市、中津市、竹田市へお届けしたいと考えています。

今回の九州北部豪雨では、臼杵市は大きな被害はありませんでしたが、やはり災害はいつどこで起きてもおかしくないと改めて痛感し、地震、津波だけでなく、水害対策にも再点検が必要であると感じました。支援活動に従事した職員は、被災現場の片づけや避難所の運営に直接携わったことで、手法やノウハウを得たことと思いますので、今後の災害発生時に生かしていけるよう、しっかりと準備していきたいと考えています。

 7月3日、避難所開設及び運営訓練事前研修を実施しました。
 この研修は、本年11月11日に、県南3市を中心に、東南海・南海地震を想定した大分県総合防災訓練のプレ研修です。臼杵市は、全国的にも数少ない取り組みと言われる避難所開設及び運営訓練を実施することにしております。この訓練は、災害時の円滑な避難所の運営を目的とした住民参加型の実践的訓練であるため、公的機関はもとより、市内の福祉施設など関係機関からのスタッフを集め、周到な準備が必要となります。研修の講師には、内閣府防災ボランティア活動検討会委員や中央防災会議の南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ委員を務められている大分県社会福祉協議会専門員の村野淳子さんをお招きし、行政、消防、福祉、医療、教育、自治会、地域ボランティア団体などが、訓練当日まで全4回研修を行い、入念に役割を把握し、それぞれが連携を図り、当日は万全な体制で臨みたいと考えています。
 7月28日、29日の2日間、防災士養成講座を実施しました。
 臼杵市では、今年度の防災対策の柱を「地域の防災力の向上」と定め、自主防災組織を中心にその核となる防災リーダーを養成する計画です。第1回目の講座では、100名の募集に対して予想をはるかに上回る168人が受講し、会場を急遽変更することとなり、関心の高さとともに大変心強く感じたところであります。なお、第2回目の講座は来年2月を予定しています。

 次に、防災関連以外の市政運営について報告いたします。
 6月15日、7月6日の2日間、認知症キッズサポーター養成講座を下南小学校で開催しました。この講座は、臼杵市独自で県内初の取り組みとなる小学生を対象とした認知症講座です。下南小学校5年生36人が受講し、講師には大分赤十字病院、認知症看護認定看護師の松本まりさんをお招きし、絵本や紙芝居式のDVDを用いた講義やグループワークなど、子供たちにもわかりやすい授業をしていただき、子供たちはこの講座を通じて認知症の症状や患者との接し方を学び、認知症に対する理解を深めることができたのではないかと思っています。講座修了後には、臼杵市オリジナルのキーホルダーをキッズサポーターのあかしとしてお渡ししました。今後は、この下南小学校をモデルとして、市内各小学校で順次講座を開催したいと考えています。
 また、6月24日には、なるほど認知症講座in戸上を、旧戸上小学校体育館で開催しました。この講座は平成22年度から小学校区単位で開催しており、当日は大分大学医学部木村先生から講演をいただき、その後、希望者には脳の健康チェックとしてタッチパネルを利用したテストを行いました。市が医師会と大分大学医学部との連携を図り、テストの結果に基づき、必要な方は2次検診を行い、認知症の疑いが強い方は主治医へつなげるという臼杵市独自のシステムを取り入れています。
 臼杵市では、今後も高齢化に伴う認知症患者の増加が予想される中、認知症の正しい理解の普及啓発と早期発見、早期診断のため、様々な認知症対策の取り組みを継続して実施していきたいと考えています。
 7月13日から21日まで、大分県無形民俗文化財・臼杵祇園祭が開催されました。
 県内三大祇園まつりの一つとして江戸時代から受け継がれており、ことしも雨が降ることなく盛大に行われました。勇壮な行列は、市民皆様の誇りと心意気を強く感じたところであります。
 7月21日、臼杵魚市場で、うすき海鮮朝市が始まりました。毎週土曜日の朝7時30分から開催し、臼杵近海で水揚げされた新鮮な魚介類を仲買人が競り落とし、その場で安く販売します。多くの市民や観光客の方々でにぎわい、臼杵の味を楽しんでいただきたいと思っていますし、市といたしましてもこれらが定着するよう、積極的に支援していきたいと考えています。
 8月1日、旧臼杵藩主稲葉家下屋敷内に呈茶コーナー「茶房 下屋敷」がオープンしました。4月にリニューアルオープンした稲葉家下屋敷内の蔵の活用として企画したもので、出店の公募を行った結果、喜楽庵さんが出店することとなりました。
 市民や観光客の方に気軽に立ち寄っていただき、お縁に座って庭を眺めながら、ゆっくりとくつろいでいただき、抹茶と甘味を楽しんでいただければと思っています。
 また、これまで工事中でありました稲葉家下屋敷前の市営駐車場が完成し、無料で駐車できるようになり、市民の方や観光客の方々にはお気軽に利用していただき、臼杵の町をゆっくり散策していただきたいと考えています。
 8月1日、臼杵市でおおいた広域窓口サービスが始まりました。これにより、参加する県内の14の市や町の窓口で住民票の写しや印鑑証明、戸籍謄本などの各種証明の交付が受けられるようになりました。臼杵市民の方で、仕事等で大分市や津久見市で働いている、あるいは用事で行っている場合などには便利なサービスです。
 現在、未加入の市町村もありますので、今後、県内すべての市町村でサービスが受けられるよう期待をしているところであります。
 8月8日、平成24年度の子ども市議会が開催されました。ことしは市内小学生21人が議員や議長、事務局長を務め、臼杵の防災や高齢者対策を初め観光や地域の活性化、また臼杵の学校給食の安全性などについて、子供の視点から鋭い質問が多くあり、今後の市政に生かしていきたいと考えています。また子供たちには、この貴重な体験を通して臼杵市の将来を担う人材に育っていただきたいと思いますし、また大いに期待しているところであります。
 また、8月18日には、郷土を大切にする心を養ってもらおうと、6回目となる臼杵大好き臼杵っこ検定を行いました。受験者は過去最多となった昨年を上回る市内小・中学生148人が、臼杵の歴史や文化に関する問題に挑戦しました。その結果、8人が90点以上の上級認定者となり、上級認定証が授与されました。
 上級認定者だけに限らず、受験するために一生懸命勉強した子供たちが、ふるさと臼杵について考え行動し、郷土を愛し、誇りに思う子供たちが増えていくことを期待しています。
 8月10日、臼杵山内流游泳大会が行われました。市内外から66人の児童や生徒が参加し、20日間にわたる練習の成果を披露してくれました。特に、大きな旗や花笠を持って泳ぐ渡海は見ごたえ十分で、大きな拍手が贈られていました。
 翌日の8月11日、江戸時代から続く臼杵山内流がことしで190周年を迎えることとなり、記念式典が日本水泳連盟など関係者の参加のもと、盛大に開催されました。長く指導等に尽力された方々に対する功労者表彰や記念誌の発行、また伝統泳法承継のため、泳法の記録映像をおさめたDVDを作成し、関係者の皆様に披露されました。
 少子化に伴い、入所者が年々減少している中ではありますが、全国12流派のうち、唯一公営で運営されている、この貴重な伝統的な泳法をこれからも多くの子供たちに伝え、また指導者の育成にも取り組み、大切に後世に受け継いでいかなければならないと考えています。
 8月17日から19日まで、本年の日中国交正常化40周年を記念した日中友好交流都市中学生卓球交歓大会が中国北京で開催され、臼杵市からは北中学校3年生の男子と野津中学校3年生の女子が、友好都市である敦煌市の中学生男女とペアを組み、合同チームで参加しました。大会は、4年前の北京オリンピックで卓球競技が行われた体育館において参加全83チームで実施され、臼杵市・敦煌市チームは予選リーグを突破し準々決勝まで進み、ブロックで5位という成績をおさめました。競技を通して、敦煌市の中学生とともに汗を流し、喜びを分かち合えたことで、お互いに友好親善の交流が深められ、参加した2人の中学生にとりまして大変貴重な体験になったようでありました。
 8月23日、市民会館で、人権・同和問題講演会を開催しました。
 講師には、平成6年に発生した松本サリン事件で、被害者でありながら犯人扱いをされた、そういう苦い、苦しい体験を持つ河野義行さんをお招きし、「サリン事件冤罪の構造」という題で講演をしていただきました。河野さんは、サリン事件はオウム真理教が起こした事件と判明し、無実が証明されるまでの1年間、警察やマスコミに世間が刷り込まれて容疑者扱いをされるという、冤罪の恐ろしさを語っていました。会場に集まった800人を超す参加者は、河野さんの話に耳を傾けながら、18年前の事件を思い起こし、信念の強さや家族あるいは夫婦のきずなの強さ、そして大切さを感じたのではないかと思います。今後も、市全体で人権や同和問題を考え、理解を深める機会を積極的に企画していきたいと考えています。
 8月22日、大阪の造幣局で、地方自治法施行60周年記念貨幣の打初め式がありました。大分県の500円記念硬貨の図柄に、国宝臼杵磨崖仏の大日如来が選定され、来年1月ごろから金融機関の窓口で額面どおり引きかえが行われると聞いております。磨崖仏としては全国初の国宝に指定された臼杵石仏が、大分県の風土や文化を代表し、末永く愛されるデザインとして評価していただいたものと思っております。
 その国宝臼杵石仏で、8月25日、恒例の臼杵石仏火まつりを開催し、およそ1万4,000人の方が訪れました。古園石仏で供養法要が行われた後、参道や深田地区一帯に並べられたおよそ1,000本のたいまつやかがり火に点火され、ゆっくりと幻想的な炎が石仏の里全体に広がり、訪れた人々にはかがり火に照らされて浮かび上がった石仏の姿を堪能していただけたと思います。
 8月25日、26日の2日間、江戸時代に実在した二孝女が取り持つ縁により、茨城県常陸太田市から大久保市長、茅根前市議会議長を初め二孝女顕彰会の訪問団、総勢27名の方が臼杵市を訪れました。
 平成17年に、常陸太田市の青蓮寺で二孝女に関する書簡が発見されたことをきっかけに、これまで民間レベルでの交流が進んでいました。二孝女が父と再会して200年目であった昨年、野津町きっちょむ史談会が常陸太田市を訪れ、お礼の訪問を行いました。当時と変わらず、温かく迎えていただいたと伺っています。そしてこのたび、常陸太田市から、二孝女の育った環境を見聞したいということで臼杵市を訪問されました。
 25日には、相互の訪問を契機としまして、両市の交流を今後ますます深めるため、稲葉家下屋敷におきまして交流促進協定を締結いたしました。協定の内容は、①二孝女関係資料の交換展示②小・中学生の文化・教育交流③観光交流、特産品交流④災害時の支援に向けた体制づくり⑤職員の人事交流の5項目で、吉岡臼杵市議会議長と茅根前常陸太田市議会議長の立ち会いをいただき、大久保市長とともに署名をし、交流促進の確認をいたしました。
 また、常陸太田市の訪問団の方々には、臼杵の町並み散策や石仏火まつりを見学していただき、そして野津の農泊家庭に分かれて一晩を過ごし、翌26日には二孝女の生まれ育った川登地区を訪れ、川登小学校との交流や二孝女供養碑前での法要に参列し、その後、野津町きっちょむ史談会主催で、歓迎会と交流会が盛大に行われ、訪問団の方々は、二孝女のふるさとを堪能できたのではないかと思っております。
 今後も、協定項目に沿った交流を通じて、親子のきずなや支え合いの心の大切さを醸成し、二孝女の実話を後世に語り継ぎ、友好交流を発展させていきたいと考えています。
 以上、6月定例会以降の市政関連事項につきまして報告を終わります。

2012年11月30日金曜日

議会情報の発信が進展しそうです

ケーブルテレビの録画放送については、放送時期が1週間程度早まり、質問者ごとの放映予定時刻も文字放送で予告されるようになります。来春3月議会以降は2回放映が4回放映となりそうです。

ケーブルテレビの生放送についても検討されています。それにはスタッフが必要となりコストの問題もありますので今後検討するとなりました。現在でも市役所庁舎内では生放送が行われており、市民ホールのテレビでも12月議会からは放映されるようになります。

「議会だより」については、発行するためには記事を製作する「広報委員会」が必要となりますので、今後協議するとのこと。相当の進展がありました。

ただ、私の一番希望するところの「インターネット」配信については、まだまだ先のことになりそう。

まずは「市民のインターネット活用の実態把握を行う」、その上で「文字」を掲載するかどうか検討するとのことで、インターネットでの動画配信にはまだまだ「時間」と「理解」が必要な様子です。

いずれにしても大きな進展です。皆さまの「声」が後押ししたことは間違いなさそうです。

2012年11月29日木曜日

臼杵小移転 PTA意見交換会

保護者の意見を市役所側が聴くといった趣で、出された意見は概ね移転に反対若しくは懐疑的な意見でした。

「施設の高齢者を臼杵城までは避難させることはできない。臼杵小学校に避難したい。」と話す人がありました。

臼杵市では10mの津波を想定しています。津波高さは5.12mであるとの最新の予想もあります。臼杵城に避難できれば安全とされます。最善の避難場所です。しかし、その人その人の状況に寄っては「臼杵小」は避難場所としての有力な選択肢となり得ます。

小学生の避難に「想定外」は許されませんので、臼杵城への避難となります。津波の到達時間は地震発生から51分と予想されています。これなら避難は可能と思われます。しかしもっと到達が早いかもしれません。

焦点は、臼杵小学校から臼杵城まで安全に避難することが出来ると考えるかどうかです。「日頃の防災教育や訓練により安全に避難できる」と判断されれば、移転せず、これまでどおりの位置で、地域の避難施設としても有効活用することが可能となります。

ただし臼杵小の二棟のうち、一棟は勾配屋根、もう一棟はフラットな屋上であるものの3階から上にはメンテナンス用のタラップがあるのみ。ここを避難場所として活用するためには容易に上がれるように改修が必要となります。

「自分の身は自分で守る」
この点は保護者の方々も市役所も同じ考え。避難場所は自分が選択する。そのための情報、そのための場所の確保に市役所は最大の努力を行う。そういうことであると思います。

次回は12月7日(金)19:00より「中央公民館」で開催され、市役所主催でこれまでの意見や疑問点に応える形で説明が行われる予定です。

2012年11月25日日曜日

臼杵小の高台移転で保護者説明会

http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD11240021708.html
(以下引用)

臼杵小の高台移転で保護者説明会

津波から児童を守ることを目的とした臼杵小学校の高台移転をめぐる問題で、23日夜、臼杵市で、市と保護者らによる意見交換会が行われました。

臼杵市は、児童を津波から守ることを目的に、臼杵小学校を高台にある福良ヶ丘小学校の場所に移転・統合することを検討しています。

23日夜は、PTA主催で意見交換会が開かれ、市の関係者と保護者らおよそ90人が出席しました。この中で、市は、保護者らの意見を最大限尊重した上で、移転を検討したいと説明しました。

しかし、保護者からは「移転先は道路が狭く通学路の安全性に疑問」、「避難場所などを整えれば移転の必要はないのでは」などの反対意見が多く出されました

意見交換会は、今月28日にも開かれる予定です。

-------引用ここまで

「保護者らの意見を最大限尊重」となれば「移転反対」となりそうです。なのに「移転を検討する」との説明は矛盾します。

かつて「給食センター」の建設のときに、保護者らの反対意見が多かったにも関わらず「給食センター」の建設が実現したのは、「給食センター」の建設が臼杵市にとってよいとの判断を下し、建設を進めた強いリーダーシップがあったからです。

臼杵市役所内部、議会、関係者のヒアリングなどを経て、十分検討した上で「移転」が望ましいとなれば、保護者を始めとする移転に懐疑的な方々を「説得」しなければなりません。

説明会に至るまでに十分な検討がなされたのかといえば、「否」であるといわざるを得ません。28日の説明会には参加して、市役所の説明を聞きます。

2012年11月23日金曜日

臼杵小の津波対策「意見交換会」

議会も、情報を得て臼杵小学校の移転について考えるべきと書きました。
http://usuki.blogspot.jp/2012/11/blog-post_19.html

その「回答」として、説明会のお知らせが送付されました。11月23日と11月28日に主として臼杵小学校PTAを対象とした説明会が開催されるとのこと。文面から察するに、どなたが参加されてもよい様子です。
私も、今日は無理そうですが、11月28日には参加しようと思います。

「臼杵の市議団」は節操がないか?

「責任な政策はダメ!・・・同感!」にコメントいただきました

社民党は、無節操ながらも反対を訴えている。
臼杵の市議の何人かに疑問点を伺ったら、「あれはおかしい。私も市役所におかしいって言ってるんだけど」と大概言います。
でも実態は、対案もなく、反対もせず、否決もせず、修正もしない。
そんな臼杵の市議団より余程節操があると思いますけど。

-------引用ここまで

ご指摘のとおりですが、誤解の無いようにと一筆。

「臼杵の市議団」と全ての議員がひとくくりにされているように感じます。今回述べたのは国会議員の話で、国会の「党」にあたるのは、市議会では「会派」ということになります。臼杵市議会の「会派」については、こちらをご覧下さい。

私は「会派」に属していませんから、いわば「一匹狼」或いは「一人会派」。他の「会派」と一緒にされて「臼杵の市議団」と呼ばれ、節操が無いと思われることについては心外です。

市民の皆さまの疑問点については、私自身も「おかしい」と思えば、必ず市役所に出向き「おかしい」と伝え、改善が出来ない場合はその理由を確認し、説明することにしています。

それでもなお、私自身納得できない場合は、現市長との考え方の違いということになりますので「一般質問」で論戦を交わすことにしています。

反対することについては、きちんとした理由を持ち、対案を提示し、納得いくまで議論する。そういう姿勢を貫きたい。そのために「無会派」を貫いています。その点だけは誤解無きようお願い申し上げます。

2012年11月22日木曜日

衆院選大分2区から4名出馬へ

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20121122-OYT8T00131.htm
(以下引用)

衆院選大分2区、吉川氏「社民の議席守る」

 12月4日公示、16日投開票の衆院選で、大分2区に、社民党県連が党幹事長の前議員・重野安正氏(70)の政策秘書、吉川元氏(46)の擁立を決めた21日、社民党関係者は「議席を守る第一歩」と表情を引き締めた。

 県庁で吉川氏の記者会見に同席した内田淳一県連代表は、旧社会党時代から県内で候補者を擁立し続けてきた歴史を踏まえ、「(大分から)社民の灯を絶やしてはならないという思いで候補者探しに努力した」と説明した。

 県連は18日、脳梗塞で入院療養中であることを理由に重野氏の擁立を見送り、後任候補選びに奔走。吉川氏を含む数人と交渉を進め、21日未明に正式に要請した。

 吉川氏は、「自分に務まるのかと悩み、食事がのどを通らなかったが、党の事情を考えた。議席を守れるよう、有権者に政策を訴えたい」と語った。重野氏からは「ありがとう。頑張れ」と励まされたという。

 一方、日本維新の会も21日、新人の竹内紀彦氏(42)の擁立を発表。大分2区の選挙戦の構図は固まりつつある。

 維新の会について、吉川氏は「勇ましいことを言って相手をやっつけるようなやり方は間違った政策につながる」と批判した。

 すでに立候補を表明している自民前議員の衛藤征士郎氏(71)は「選択肢が増えるのは有権者にとって好ましいこと。政権政党の民主党も候補者を出すべきだ」と指摘した。

 立候補意向の共産新人の山下魁氏(35)は「維新の政策は憲法を始めとして問題が多く、社民は日米安保問題に一貫性がない。自分の政策は変わらないので、しっかり主張していく」と語った。

 一方、候補擁立を検討してきた民主党県連の小嶋秀行幹事長は、「選対本部長の足立信也参院議員らと週末に協議し、対応を決める」と述べるにとどめた。
(2012年11月22日 読売新聞)

-------引用ここまで

今回の選挙、一介の市議会議員であるが、どういう行動をとるべきか、悩ましいところである。

2012年11月21日水曜日

無責任な政策はダメ!・・・同感!

http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2012/11/post-ecaa.html
(以下引用)

無責任三羽烏=生活、亀井新党、社民党は反TPP、反消費増税、脱原発で統合せよ

自民党の石破茂幹事長がうまいこと言っている。
以下の記事を読んでもらいたいが、彼の指摘は、私がこのブログで書こうと思っていたことだ。
まさに核心をズバリと突いている。

自民党の石破茂幹事長は19日、亀井静香前国民新党代表が反TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)「脱原発」、消費税増税凍結を目指す新党を結成することに対し、皮肉を込めて「(主張が一致する)社民党と合併してほしい」と述べた。同時に「何でも反対という一点で党を作るなら、不満の吸収にはなっても、何ら建設的な役割は果たさない」と批判した。

「社民と合併してほしい」石破氏、亀井新党に皮肉 (産経新聞)



実は私は、D.Ozwの国民の生活が第一(生活)について同じ感想を抱いていた。
生活が掲げる政策は、民主党2009年マニフェストの遵守と反TPP、反消費増税、脱原発である。
財源を無視したバラ色の公約、そして対案なき反対のための反対。
これは、まさに社民党であり、国家と国民に対して責任を持たない万年野党の発想と主張に他ならない。

私はTPPに諸手を挙げて賛成する立場ではないが、すべてを否定するものでもない。
また、消費増税も時期の問題であり、増税の必要性そのものは認めている。
そして、脱原発は、代替エネルギーの確保に目途が立たない限りあり得ないと思っている。
だからTPPや消費増税を頭から全否定し、原発を敵視する立場には強い違和感を覚えるし、そういう主張を繰り広げる勢力に与する気持ちはまったくない。

私は、正直な話、生活と亀井新党と社民党は合併すれば良いと思っている。
その方が国民に解りやすいし、反TPP、反消費増税、脱原発を国民の選択肢として浮上させるには、それがいちばんである。
また、生活、亀井新党、社民党という弱小勢力がそれぞれ別個に自民党や民主党に対抗するよりも、合併、あるいは連合した方がずっと合理的だし、政治的色分けをするうえでも非常にスッキリする。

生い立ちや思想信条が多少違っても、権力を獲得するためには大同団結する―D.Ozwが主張する日本版オリーブの木にピッタリではないか。
総選挙で比較第一党になる可能性が高い自民党は、責任ある政党だから反TPP、反消費増税、脱原発などと軽々しく旗を立てるわけにはいかない。
そこを突くには、生活、亀井新党、社民党の三党が一致団結して声を上げるのがいちばんいい。
私は強くそう思う。

無責任、政局優先、反対のための反対―生活、亀井新党、社民党の三党はよく似ていると思うけどなあ。
どうして手を組まないのか不思議でならない。
反TPP、反消費増税、脱原発を支持する国民は一定数いるわけだし、それを獲得するには一致団結が手っ取り早い。
そう思わないのか?

まあバラバラであろうが団結しようが、生活、亀井新党、社民党の三党は無責任、無節操であることが国民に見透かされているから大した得票は期待できないけどね。
が、座して死を待つよりまとまった方がずっとマシなはずだ、間違いなく。

生活、亀井新党、社民党の無責任・無節操連合を期待する。

-------引用ここまで

まったく同感である。

2012年11月20日火曜日

チャリティーショー練習5回目(私は2回目)!

毎年、市議会議員で演じています。
昨年は「ベルサイユのハラ」一昨年は「カルメン」
http://usuki.blogspot.jp/2010/12/blog-post_11.html
http://usuki.blogspot.jp/2011/12/blog-post_04.html

今年の出し物は「釣女」。歌舞伎の演目からのアレンジです。
台詞もあり、また踊りもあって大変難しいです。

先輩議員が出演できなくなり、代役の私は結構目立つ役回り。
今日も1時間半、みっちり練習しました。

議員の皆さん、和気藹々のなか、張り切って練習しています
12月2日(日)チャリティーショー、ぜひ見に来てください。笑えます!

-------

練習は笑顔で和気藹々で結構ですが、「臼杵小の移転問題」などは一切話に上りません。
それぞれの会派では、勉強会や話し合いが行われているのでしょうか?

私は無所属無会派、意見交換する場もありません。
議長!早く「議員全員協議会」を開催して、説明を求め意見交換を行いましょう!

街路樹が色づき始めました

昨年、中須賀橋から洲崎にいたる道路の街路樹が丸裸になったと報告しました。
http://usuki.blogspot.jp/2011/09/blog-post_6640.html

今年は、丸裸にされず色づき始めています。落葉すると迷惑とのことでしたが、地元の理解が得られたのでしょうか?周囲には迷惑かけますが、色づく街は素敵です。ありがとうございます。
生協の前は今年も綺麗に色づきました。なかなかよい雰囲気です。

2012年11月19日月曜日

臼杵小学校の移転計画に関してのコメント

コメントいただきました。
http://usuki.blogspot.jp/2012/10/blog-post_11.html
(以下引用)

中央防災会議のデータを見ると、昨年3,11の東北三県、宮城、岩手、福島の犠牲者は、92%を越える方が溺死です。なくなった方の内、90数%が成人です。
この数字は、何はともあれ、津波からの避難は高台に逃げることを最優先しなければならない、ということではないでしょうか。
1596年の慶長地震では、二王座の香林寺前まで潮が来たそうですが、これは、瓜生島が沈んだといわれる地震です。香林寺の前には、標高5.2mの表示があります。
そうしたことを踏まえて、臼杵小学校が現在地に在った場合に、どれだけの防災上のメリットがあるかの議論はされていますか?
子供達を津波から守るというばかりですが、登下校の時間が増加するリスクや、放課後や土日に先生も保護者も目の届かない時間が増えるリスクなど、保護者は子供が家を出たところからが問題になるのではないでしょうか。
そして、地域の高齢者など含めて考えた場合に、臼杵小学校が現在地に在った場合とない場合、行政コストを含めて、どのような対策を講じるのが本当に市民のためだと言えるのか、結果的に子供を守ることになると言えるのか・・・・・
何かの前提で想定を作り上げている行政の手法は、最悪の事態が生じても「想定外でした」で終わりでしょう。地域の住民や保護者は、昨年の3,11があったからこそ、真剣に考えています。議会の皆さんはどう思われますか?

-------引用ここまで

ブログに書きましたが、議会へは新聞報道があって後報告がなされたのみです。保護者や地域の方にどういう説明がされたか報告されませんし、どう説明をするかも事前には知らされていません。

通学路のことや行政コストのことなどは、教育委員会に出向き聞き取り調査を行いました。他の議員さん方がどのような情報収集をし、どのように判断しているかはわかりません。
いずれにせよ様々な条件を加味して判断すべきことです。早急に議会として説明を求めるべきであると先の「全員協議会」で要求しました。

「想定外」で子供たちの命を失うことは許されません。福良が丘小学校と統合移転すれば、少なくとも学校にいる間は安全です。しかし、それ以外の時間は危険にさらされる点では移転しようがしまいが同じです。

つまりは、津波が予想される場合に正しい避難行動が取れるかどうかに尽きると思います。それは、学校にいるときでも自宅にいるときでも同じことです。臼杵城までの距離は約400m、昼間避難するのにそう困難な距離とは思いません。むしろ夜、自宅から避難するほうがよほど困難を伴うと思います。

大地震時における「安全」を求め、臼杵小学校を移転することが本当に臼杵市のためなのか。「行政」「保護者」「地域」が一緒になって真剣に考えるべき問題、当然のことながら「議会」もです。

2012年11月17日土曜日

「ブログ見てます。応援します。」

声を掛けていただきました。大変嬉しかったです。

筆が進むときと進まないときがあります。
毎日、何度かコメントをチェックして、そのつどドキドキします。
どのように返信を返そうかと常に頭から離れません。
考えを文章にするのは難しいもの、書きぶりで誤解が生じると困りますので丁寧に。。

そんな苦労が吹き飛ぶ瞬間です。声を掛けていただいてありがとうございました。

2012年11月16日金曜日

費用弁償について 最終案

「費用弁償」については必要な経費は認められるべきとの主張でした。
http://usuki.blogspot.jp/2012/08/blog-post_21.html

結果として、現在の日額1500円支給を見直し、距離割(2km以上、37円/km)による支給に変更されることになりました。12月議会で提案される予定です。「議員定数」に続いて「費用弁償」が改革されました。

残るは「議会だより」「議会報告会」「インターネット中継・録画」そして「常任委員会の中継・録画」が行われるようになれば飛躍的に議会は変わると思います。

知ってる範囲で最高に進んだ議会「流山市議会」。すごいです。
http://www.nagareyamagikai.jp/

地震対策の臼杵小移転に揺れる地元

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/333560
(以下引用)

地震対策の臼杵小移転に揺れる地元 市方針に保護者9割反対
2012年11月11日 01:03

臼杵小体育館で開かれたPTA臨時総会には、247世帯中122世帯の保護者が出席した

 南海トラフ巨大地震で最大7メートルの津波が想定され臼杵市で、海沿いの臼杵小を高台の福良ケ丘小に移転統合する方針を市側が打ち出している。この移転統合に臼杵小PTA(塩崎洋一会長)は、保護者アンケートで約9割が反対を示し、市側と対立する状況になった。PTA側は今月3日の臨時総会で予定していた賛否の決定を急きょ延期し、論議を続けることにしたが、将来の地震にどこまで対策を取るべきか。他地区の対策にも影響を及ぼしそうだ。

 計画は、臼杵川河口沿いの臼杵小(海抜2・2メートル)を、約1・3キロ離れた福良ケ丘小(同24メートル)に移転するもの。市は、耐震基準以下の福良ケ丘小の建て替えに合わせ、2校を統合して校舎を建設するのがベターと判断。10月5日、この移転統合案を臼杵小の保護者に説明した。

 これを受け、同小PTAは10月中旬、保護者247世帯にアンケートを行い、231世帯から有効回答を得た。その結果は移転反対が88・7%の205世帯に達し、賛成は8・7%の20世帯にとどまった。

 移転に反対する205世帯の理由は「臼杵小校舎を避難場所に整備する」「臼杵公園にスムーズに避難する」「避難訓練で子どもを鍛える」などと、学校移転以外の方法で防災対策を進める意見が最多の151件に達した。このほか、事業推進や説明方法など市への不信や不満も104件、通学路の狭さや登下校が長くなることなど通学面での懸念が88件と続いた。

 こうした保護者側の意見に中野五郎市長は今月1日の定例会見で「南海トラフ地震では、臼杵小が津波で大きな被害が想定され、子どもの命が危険。東日本大震災を踏まえた議論をしたい」と説明。また、臼杵小が10年後に改築の時期を迎えることを踏まえて「避難訓練は、先生、子ども、保護者の間での風化も考えられる。長いスパンの視点に立つべきだ」と指摘する。

 同小PTAはアンケート結果を受けて今月3日の臨時総会で意思決定する方針だったが、一部保護者から「結論を出すのが性急過ぎる」との意見や市側からの「話し合いの場を」という要請を受け、賛否を決める予定を急きょ延期。論議を継続させることにした。

 同市は、中心部の臼杵小の移転に合わせ、中心市街地の活性化対策や通学路の道路幅拡大など環境整備に取り組むことにしている。福良ケ丘小の2015年度建て替えを予定通り進めるためにも移転統合の結論は「来年1月末がタイムリミット」という。

 学校は地域のシンボル的存在でもあり、その移転は影響がある。一方、子どもたちの安全を軽視できないのも当然だろう。大規模地震に地域の防災対策はどうあるべきか、臼杵小の移転統合論議に注目したい。
=2012/11/11付 西日本新聞朝刊=

-------引用ここまで

議会は「蚊帳の外」という感じです。本来であればPTAへの説明以前に「市役所の考え方」が議会に説明され、その後説明会が行われ、「説明会の状況」が報告されてもよさそうなものです。

ある方から「市議会議員は全員賛成との噂」と聞きました。賛成も何も、全員協議会で一度だけ説明があっただけです。それを持って賛成反対は決められません。

昨日「決算委員会」に併せ、全員協議会が開催されましたが「臼杵小移転」のことは議題にも上がっていませんでした。「臼杵小移転」について議会説明を求めるべきと議長に提案しました。

「しかるべき時期に説明を求める」との議長回答でしたので、出来るだけ速やかにとお願いしました。あまり切迫感が感じられません。市役所執行部任せという雰囲気が感じられます。

2012年11月15日木曜日

人に嫌われぬための五箇条

一、初対面に無心で接すること
  有能な人間ほど、
  とかく慢心や偏見があり、
  どうしても有心で接する、
  これはいけない

一、批評癖を直し、悪口屋にならぬこと

一、努めて、人の美点・良所を見ること

一、世の中に隠れて案外善いことが
  行われているのに平生注意すること

一、好悪を問わず、人に誠を尽くすこと

-------
耳の痛いことばかり。実践したいと思います。

2012年11月11日日曜日

フィリピン産バナナを食べよう!

http://www.yamadahiroshi.com/blog/293/
(以下引用)

フィリピン産バナナを食べよう!

バナナの値下がりが止まらない。今バナナは安いお店では5本100円前後で売っている。

なぜバナナがこんなに安くなったのか。それはフィリピン産のバナナが5月以降大量に輸入されてきたからというのが、大きな原因らしい。

なぜ急にフィリピンからのバナナの輸入が増えたのか。それは、5月以降中国がフィリピン産バナナの輸入を、検疫を強化することで、事実上制限してきているからだ。

では、なぜ中国がフィリピン産バナナの輸入を制限しているのか。それは中国とフィリピンが、南シナ海の南沙諸島(スプラトリー群島)やフィリピンのすぐ西にあるミスチーフ礁周辺で領土紛争を抱えており、フィリピンが中国に対してとった対抗措置に対する報復の一環として、バナナの事実上の輸入制限を行っているのだ。

これまでも述べてきたように、昨今中国はその経済力や軍事力を背景に、自国の海洋権益の拡大に努めており、南シナ海では、ベトナム、フィリピンやインドネシアなどと領土紛争を、そして東シナ海では日本と尖閣諸島をめぐって領土紛争を起こしている。そして、対抗措置をとる国に対しては、二国間の様々なレベルで露骨な圧力をかけてきているのだ。もちろん、わが国にも。

この中国のバナナの輸入制限措置によって、フィリピンではバナナ生産者の廃業という経済問題まで起きているそうだ。これはWTOの協定違反ではないのか。だが、中国は自国の領有権主張を押し通すために、対立国が根を上げるまで使えるあらゆる手段を駆使するだろう。

フィリピンの置かれている状況は、明日はわが身である。わが国である。またインドネシアかもしれないし、ベトナムかも、オーストラリアかもしれない。

中国のこのような横暴を許せば、いずれは今日の国際秩序の崩壊につながる。

以前「バナナダイエット」というのが流行った。中国の横暴を許さないためにも、もう一度「バナナダイエット」を奨励し、フィリピン産バナナを購入して、みんなでフィリピンを支援しようではないか。

2012年11月10日土曜日

第8回臼杵市社会福祉大会のご案内

第8回臼杵市社会福祉大会のご案内

市内社会福祉推進の関係者・市民が一同に会し、社会福祉の使命と役割・福祉のまちづくりを考えると共に、社会福祉に貢献された方々を顕彰します。参加無料。

とき:平成24年11月17日(土)
ところ:臼杵市民会館 大ホール

9:30~式典
10:30~特別講演  講師:正統三味線伝承会 会長 梅若清瑛
        「梅若清瑛のガンバレ日本《津軽三味線・みちのく民謡 しらしんけんライブ》」 
11:30~大会宣言

竹宵ボランティアのこと

しつこいようで、申し訳ありません。

「竹宵」あいにく日曜日は雨模様となりました。夜の案内所の案内役を市職員の方と私たちボランティア2名とで務めました。職員の方の仕事ぶりは見事で「仕事」としても文句のつけようがありませんでした。

休日の勤務ですから代休若しくは振替休日が与えられますが、その後の仕事が忙しいなどの理由で「休みが取れない」ということを耳にします。結果的に休みが取れなければ「竹宵の日の仕事はボランティア?」というようなことになります。

ボランティアであれば自らの意思で、ボランティア精神をもって活動することになりますが、「仕事」のつもりで勤務し「休み」を取るつもりが結局休めなかった。このようなことが起こればモチベーションは下ってくると思います。「仕事」であれば「休み」を、「ボランティア」であれば「誇り」を与えてあげなければいけません。

雨の中、黙々と消えたろうそくに火をともして回っている女性がいました。この方は「仕事」なのでしょうか「ボランティア」なのでしょうか。聴くことは出来ませんでしたが「ボランティア」の方であるなら真に尊敬に値します。

2012年11月9日金曜日

「農村民泊」手作りのもてなし人気 

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20121108-OYT8T01798.htm
(以下引用)

「農村民泊」 手作りのもてなし人気

 とんち話で有名な「吉四六(きっちょむ)さん」の里として知られる臼杵市野津町で、農家に宿泊して地域の人たちと交流する「農村民泊」が人気を呼んでいる。平均年齢60歳を超える住民らの手作りのもてなしが、中国や韓国など海外の旅行客からも好評。今年度は9月までの半年間ですでに1000人近くが訪れ、田舎暮らしを楽しんだ。(釈迦堂章太)

 人口8000人余りで、のどかな田園風景に古民家が点在する集落に今夏、中国・江蘇省の小中学生約40人が修学旅行で訪れた。コメ農家の大嶋孝生さん(71)、ケイ子さん(64)夫婦宅には中学生4人が宿泊。アジの塩焼きや野菜の天ぷらなど地元の食材を使った料理を前に、子どもたちの笑顔がこぼれた。

 食後は、一緒に皿洗いをしてコミュニケーションを図り、夫婦は「孫が帰って来たみたい」と喜んだ。

 高齢化率が3割を超えた2002年、5軒の農家で「吉四六さん村グリーンツーリズム研究会」を発足させた。宣伝の方法が分からず、初年度の参加者はゼロ、翌年も12人だった。それでも料理のレシピを話し合うなどサービス向上に努め、地域を説得して協力農家を35軒まで増やした。

 「明日は何時に起きますか」「お風呂はこちらです」といった英語や中国語のメモを持ち歩き、身ぶり手ぶりを交えて意思疎通を図る。

 昨年度は933人が訪れ、うち約4割が中国、韓国、オーストラリア、シンガポールなどの海外からだった。今年度も9月末までに915人と、最多記録を更新するペースだ。

 9月に視察した総務省の担当者は「行政が主導するケースが多い中、住民が自発的に楽しみながら取り組んでいるのは珍しい」と話した。

 心配なのは日中関係だ。秋は例年、中国からの予約はないが、尖閣諸島を巡るニュースなどに触れ、不安を抱く会員もいるという。研究会事務局長の幸(ゆき)義子さん(72)は「日中関係が落ち着き、気持ちよく受け入れられる日が早く来てほしい」と話している。ツーリズムは1泊2日(2食付き)で6500円。詳しくは事務局(0974・32・2386)へ。

(2012年11月9日 読売新聞)

2012年10月31日水曜日

「ボランティア」には連帯感が重要

http://usuki.blogspot.jp/2012/10/blog-post_8135.html
市職員の「ボランティア」に関してコメントいただきました。
(以下引用)

議員が仕事で対応する人がいるから、ボランティアが馬鹿らしくてやってられないと公言されるのはいかがなものかと・・・。

それって、結局、議員の臼杵を盛り上げようという気持ちが希薄なのではないですか?

仕事で参加する人がいようがいまいが、臼杵を盛り上げようと無償で竹宵に参加している人はたくさんいます。

そんな中でも、議員は仕事で対応する人がいるから竹宵に参加しないというのでしょうか。

臼杵の活性化を訴えるならば、仕事で参加する人がいるから参加しないというけちな了見を公言するのではなく議員が率先して心意気を見せてください!

批判めいたコメントになってしまい、申し訳ないですが時々、ブログを拝見し、議員の臼杵を良くしようという思いに共感する部分も多かったのですが、今回の投稿を見て、結局、この程度の思いだったのかと非常に残念な気持ちになりました。

-------引用ここまで

無償で竹宵の準備や設営、運営に参加している人を心から尊敬します。そういう人を増やしていくために、無償ボランティアとそうでない人を区別すべきではないかと思うところです。

県に勤務していたとき「道路愛護デー」だったと思いますが、道路の一斉清掃をしていたときのこと。「ボランティア、大変ですね」と声をかけてくださるご婦人がいて「県の職員。仕事です。」と応えたときの「あっ、そう」という声と表情の変化を今も忘れられません。

また「交通安全啓発活動」として朝8時から8時半まで街頭に旗を持って立つことがありました。その際には県から残業手当が支給されていました。無償ボランティアで立っている人のことを考えるとそういう仕組みはおかしいと人事部局にメールしたことがあります。その後も手当が支給されていました。今はどうなっているか知りませんが。

5,6年前になるでしょうか、竹宵のシャトルバスの案内係りに座ったときのこと。ペアになった方が市職員でしたので「仕事ですか?」と問うたところ「ボランティアです。」と胸を張って答えられた姿も忘れられません。

同じ活動をしている人同士、同じ境遇である或いは同じ条件であると思えば連帯感が生まれますが、隣の人が「仕事」であることがわかってしまえば意欲は減退します。「竹宵」という御輿を下支えする人たち同士が「お互いボランティア、大変ですね。」と感じあえるようになって欲しい、それが竹宵を盛り上げるために不可欠と思うのです。

2012年10月27日土曜日

今日の海鮮朝市

久しぶりに「海鮮朝市」を覗いてみました。
 海洋科学高校の生徒がお手伝いに来てくれています。
 昨日の夕刊に記事が載ったとのことで、いつもより少し多めのお客さんです。
 買った魚は、漁協婦人部の方が無料で三枚におろしてくれます。
11月も「海鮮朝市」毎週土曜日の朝7:30から実施されます。先立って7時からは「せり」が始まります、こちらの様子を見学するのもおもしろいです。

11月からは「うすきほんまもん農産物」の販売も始まります。加えて、来週(11月3日)は「かぼすブリ」の試食会が開催されるとのことですのでぜひ皆さんお出かけ下さい。

「かぼすブリ」は初めて耳にしました。来週の試食会が楽しみです。
http://blog.theoita.com/sanpinIntro/item_677.html

2012年10月25日木曜日

団体旅行に助成で客が戻るか?

http://mainichi.jp/area/oita/news/20121023ddlk44040592000c.html
(以下引用)

臼杵市:団体旅行に助成 石仏、街並みに客戻す−−12月から /大分

毎日新聞 2012年10月23日 地方版

 臼杵市は団体旅行客数回復を目指し、団体ツアー助成を始める。国宝臼杵石仏と歴史的街並みを散策し長時間滞在してもらう。

 石仏観光客は団体中心にここ10年で約10万人減って約14万人。県と市町村が昨年度実施した「平日宿泊の団体旅行助成」をヒントに要件緩和した。

 12月1日〜来年3月末で、30人以上の貸し切りバス利用、臼杵石仏と野上弥生子文学記念館の有料観覧などが条件。バス1台当たり2万円を助成。申請書に観覧証明印を押してもらい、旅行後に市観光情報協会(0972・64・7130)に申請する。【古田健治】

-------引用ここまで

観光情報協会のお金はほとんど全て市からのお金。30人で2万円、ひとり当たり700円。700円ツアー料金が安くなるからといって観光客が増えるであろうか。多少増えてもそのときだけ。

いつも文句ばかりで申し訳ないが、せっかく「観光振興戦略会議」作ったのだから、そこで熱く議論して、発案された企画にお金を出して、よきイベントをこまめに実施して、情報発信して、臼杵はいつもなんか面白いって思ってもらうほうがよほど良くない?

臼杵小の高台移転 区長会、反対の意見書

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_135112513121.html
(以下引用)

臼杵小の高台移転 区長会、反対の意見書  [2012年10月25日 09:27]

 臼杵市と市教委が津波リスクを避けるため、臼杵小学校の高台への統合移転を検討している問題で、市中央区長会(高西久邇孝会長)は24日までに、移転に反対する意見書を市に提出した。市の中枢機能が集中し、万一の際は全水没が懸念される市中心部で子どもの命をどう守るか、行政当局も悩みながらの提案。しかし、移転が仮に実現した場合、地域住民にとっては「地域そのものが失われるのではないか」との不安が先に立っていると思われる。

 意見書では臼杵小の津波対策について「(市中心部唯一の高台である)臼杵城跡公園への避難訓練をしていると聞く。今後も訓練を重ねれば安全性は高まる」と主張。移転の提案に疑問を投げ掛けた。
 「学校が移転すれば子どもや若い親子が町中から消える」と、移転で地域の活力が失われることを懸念。「行政の津波対策が『高台へ移転すればよい』という短絡的な発想なら、行政機関や関係事業所が高台に移転し、町はゴーストタウン化する。コミュニティーの再生を推進する市の施策と相反する」と市街地の機能を維持するよう求めた。
 同区長会は市中心部の26自治区で構成し、うち24自治区が臼杵小学校区。高西会長は「(通学の安全確保など)困難を押してまでやることではない。移転しなくても安全を守る方策を考えるのが先ではないか」と訴え、今後、地元住民を対象にした公開討論会の開催を求めている。
 佐藤信介副市長は「現在、意見書に対する回答書を作っており、書面の提示に合わせて住民に直接、市の考えを聞いてもらいたい。移転先と考えている福良ケ丘の住民を含め、市民との意見交換の場を設定したい」と話している。

-------引用ここまで

地元としては当然の反応である。また、副市長の回答も冷静で当を得ている。これから皆で真剣に考えていかなければならない。

約700年の周期で襲ってくるといわれる大津波。津波高さは最大で6.4mと予測されている。その最大津波が襲ってくれば、臼杵市の市街地はおそらく壊滅である。しかし、地震の大きさや震源の位置により、実際に襲ってくる津波高さは、3mかもしれないし5mかもしれない。被害を受ける範囲も程度も相当に変わってくると思われる。

仮に臼杵小が大きな津波被害を受けた場合、その跡に再度建物を建設するかとなれば答えは「否」であろう。しかし、津波は6.4mとして、その津波が襲う範囲の建物を全て移転すると考えることも乱暴である。

確かに津波は来襲する。しかし襲ってくる津波の高さは判らない。建物を移転して津波を避けるべき土地の範囲を想定し、建物を順次移転するような壮大な計画が必要である。その場合でも市街地の活力を維持する観点から、移転先は現在の市街地の縁辺部が望ましいと思う。いかがであろうか?

2012年10月20日土曜日

2012年10月19日金曜日

「青木新門氏」講演会のご案内

http://www.oita-woman.jp/news/1106/
(以下引用)

平成24年度公開介護教室のご案内!
映画「おくりびと」の原案となった「納棺夫日記」の著者青木新門氏をお招きし、第3回公開介護教室「いのちのバトンタッチ」を開催します。
命の尊さや、死をどのように見つめるのかを考えさせられる、心に響く講演会です。
どなたでも受講できます。お早めにお申し込みください。

 ◇講師:青木新門氏
      (納棺夫日記の著者)
 ◇日時:平成24年10月20日(土) 13時半~15時半
 ◇場所:大分県社会福祉介護研修センター
 ◇受講料:無料(事前申込要)

 ※お申し込み・お問い合わせ先※
     大分県社会福祉介護研修センター(大分市明野東3丁目4番1号)
     TEL097-552-6888
     【開館時間】8:30~17:00まで
     【休館日】毎週月曜日

総務委員会行政視察

10月22日~24日で行政視察に行ってまいります。視察先は「常陸太田市」と「いわき市」です。

常陸太田市には昨年「二孝女お礼訪問団」の一員として訪問しました。今回2度目の訪問となります。先ごろ常陸太田市からの訪問団一行が臼杵市を訪れ、その折に市長にご挨拶させて頂きましたので今回3度目の対面となります。しっかりと交流を深めてまいりたいと思います。

いわき市は福島第一原子力発電所の南に位置し、東日本大震災の折には津波被害にも遭遇しています。風評被害もあったとのことで、被災状況やその後の対応などについてしっかりと視察してまいります。

2012年10月18日木曜日

市職員は何かと大変、何でもありなのか?

夜「うすき市民合唱団」の練習があった。練習の最後21時ごろに市職員2名が練習会場を訪れ「音無美紀子の歌声喫茶」の宣伝を行った。集客が芳しくないことを受けての集客活動であろうが、歌声喫茶は「ふぐの郷臼杵」の主催イベントである。
http://www.usuki-kanko.com/diarypro/diary.cgi?mode=image&upfile=122-3.jpg

臼杵商工会議所と臼杵市観光情報協会、臼杵市が後援となっている。その臼杵市の職員が、夜に宣伝を行う?それも市役所の公用車に乗って。市役所の仕事なのか?残業手当が出るのか?ボランティアなのか?駆り出される市職員も大変だろうにと不思議な思いに駆られた。

ボランティアで祭りに参加する市職員は?

コメントいただきました。
(以下引用)

>祭りのボランティアに頑張る???

市議、本気でおっしゃってるんですか???市の職員が祭りにボランティアで参加してると思っているのですか???もし本気で思ってるのでしたら、もう議員様方にも期待することはありませんね。一度勤務表と給与の実態を見てみたほうがいいですよ?例えば今度のうすき竹宵に「本当に」ボランティアで参加して、「観光元年」に無償で尽力している方々っていったい何なのでしょうね。

-------引用ここまで

ずっと以前、私も休みを取って竹宵の竹切りに参加したことがあります。そのときに多くの市職員が参加していて「市職員もなかなかやるな」と思ったものです。ところが良く聞いてみると「仕事」で来ている様子。「代休」が与えられるとのことでした。これを聞いて、仕事で対応する職員がいる横でボランティアは馬鹿らしくてやってられないと、それから竹宵には参加していません。

そういうことがあって、議員になって竹宵のときの市職員の処遇について聞いたことがあります。

祇園祭での市職員の処遇はこちら。

実際、「仕事」で参加している職員も「代休」が与えられますが、忙しくて「消化できない」という状況もある様子です。無論、堂々と休んでゴルフする職員もいると思います。このあたりがファジーで「頑張る職員」が報われない状況を生んでいいます。

ボランティアで参加する職員と「仕事」で参加する職員は見分けがつくようスタッフジャンパーみたいなものを着ると判りやすいなーなどと考えたりもします。そうすればどうせ「代休」は忙しくて取得できないなら純粋なボランティアで参加をと考える職員もいそうですが、どうなのでしょう。

頑張っている市職員はいないのか?

コメントいただきました。
(以下引用)

滞納整理、元はと言えば職務怠慢からきたものではなかったのでは?ならば頑張ってる職員などいないはず。
確かに問題を指摘されて改善に取り組むことは、その意味では評価できるかと思いますがこのような事を態を招いたこと自体職務怠慢以外なにものでもないと思います。甘いですね、議員は。仲間意識ですか?議員と市役所の馴れ合い、もたれ合いはもうたくさんです。市役所は特別なんだ、我々職員は市民の為に仕事してやってるんだ・・・なんて声が聞こえてきそうです。

-------引用ここまで

市営住宅の滞納額は、数年で積みあがった額ではありません。責められるべきは、多額の滞納があることを知りながら、滞納整理が大変困難な業務であるために見て見ぬふりをしてきたこれまでの担当職員です。中でも一番の責任者は市長です。4年間副市長を務め、その後3年は市長を務めてきました。知らなかったとすれば、決算において収入未済額が多額に上っていることを見過ごしてきたということです。

水道使用料も同じ。こちらは5年経てば「不納欠損」として処理され、収入未済額はそう増えはしないものの毎年多額の「不納欠損」を生じていることを見過ごしてきた責任の第一は市長にあります。

今、滞納整理に当たっている担当職員は、これまでの怠慢のツケを払わされている格好で大変気の毒です。これまでの滞納期間に担当した職員、課長・部長の名前を上げて非難することも可能です。確かにきちんとした仕事をしたいと考えている職員にとっては、市職員が皆同じように怠慢であると見られることにつながり、このような事態を招いた職員に大変な憤りを感じる、名前を挙げてでも追求すべきであるという方もおられました。

しかし、私としては、この職務怠慢による事案を他山の石として、これからの業務に生かすことに心血を注ぐべきと考え、職務怠慢のそしりを受けないよう、判明した事案については当然のことながら指摘をしてきました。その甲斐あって「無料駐車場における違法駐車対応」「固定資産税の滞納に対する資産調査」など、指摘を受けた後の速やかな対応が行われるようになってきたと考えています。

それゆえ、今回の「情報発信」についての、指摘しても改善されない状況は大変残念なことと言わざるを得ません。

第4回サイクルマラソンのお知らせ

http://sekibutsu.com/blog/?p=2083
(以下引用)

第4回サイクルマラソンのお知らせ

『第4回サイクルマラソン九六位峠・御所峠in大分』が今年も開催されます。
臼杵石仏駐車場を9時にスタートし、Aコース110km、Bコース80kmを走りゴールを目指します。
申込み期間が終了しているために、参加は難しいかと思いますが、是非サイクル協会のHPを覗いて見てください♪
たくさんの選手が一斉に石仏を出発する様子は圧巻ですよ~!!!

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日 時 : 2012年10月21日(日)
場 所 : 臼杵市・大分市一円(4峠・2峠越えコース)
参加料 : 4,500円(JCA 500円引き)
コース : Aコース 110km(4峠) Bコース 80km(2峠)
定 員 : 450名
主 催 : 大分県サイクリング協会
後 援 : 臼杵市・臼杵市教育委員会・大分市・大分合同新聞

お問い合わせ先 : http://www4.ocn.ne.jp/~oita-ca/

-------引用ここまで

スタートの様子を見にいってみようと思っています。
8時半から開会式、9時スタートです。

「臼杵市観光振興戦略会議」の初会合の記事

http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_135052087029.html
(以下引用)

臼杵の観光再生へ 1年かけて対策を議論
[2012年10月18日 09:39]


観光の危機を訴える中野五郎市長(右)の説明に耳を傾ける委員

 「臼杵市観光振興戦略会議」の初会合が同市浜町の久家の大蔵であった。会議は産業や地域づくりの現場で活躍する若手を中心に、委員22人で構成。約1年かけて臼杵の観光再生策を議論し、若手目線の提言を市の観光振興施策に反映させる。

 中野五郎市長が「臼杵の観光はこれまでの成功体験からぬるま湯に入ってきた。危機意識を持って観光の在り方を見直そう」とあいさつ。国宝臼杵石仏の入場者数が国宝に指定された1995年(約26万人)以降の13年間で約10万人減っていることや、商店街の来客数が6割程度に落ち込んでいることを説明した。

 委員は観光、地域づくり団体関係者の他、農業、漁業、商業関係団体の代表者や地場企業の従業員ら。委員長にレストラン「ポルト蔵」の経営者、安野祐二さんを選んだ。
 会合は2カ月に1回程度、計6回を予定。臼杵観光の現状分析、地域が持つさまざまな魅力を観光商品として育て上げる「観光素材磨き」、市民全体におもてなしの心を広げることも含めた「観光人材の育成とネットワークづくり」などの方策を話し合う。来年8月をめどに報告書をまとめる予定。

-------引用ここまで

なんだかなー。。。副市長から市長を長く務めた人の言うことかって感じ。
二ヶ月に1回というのも悠長な感じ。わずか6回の会合で報告書をまとめるというのも無理ある感じ。「市へ提言」って、これまでの○○会議と同じ、メンバーを代えただけ?

「志ある関係者が一堂に会し、情報を共有するなど、共通の認識に立ち、それぞれの役割を確認し、新たなアクションを生み出す組織が求められます。したがって、プラットホーム的機能を担う『観光戦略会議』(仮称)を設け、今年度を観光振興元年にしていきたいと考えています。」(市長)

まずは集まって、情報共有し、共通の認識に立ち、それぞれの動きに反映させてくれればよい。せっかく若手の第一線の面々だから、自由に「観光振興」に向けたアイデアだしを行ってもらえばよい。要はこれまでバラバラに取り組まれていた活動についてお互いが確認できれば、「市役所への提言」ではない、新しい動きが生まれてくると思う。

毎月第○○曜日○○時から「久家の大蔵」で開催。参加自由。決まったことはオープンに。会議の後は一杯!ってね。

2012年10月17日水曜日

ホームページによる情報発信のこと

ホームページによる情報発信が出来ていないと書きました。
http://usuki.blogspot.jp/2012/09/blog-post_2111.html

「一般質問」で論戦を挑むしかないと書きましたが、その前にするべきことはあると担当課長を尋ねました。
以前から指摘されていることは承知して頂いており、出来るだけ情報発信するよう各課に通知しているとのことでした。
それでも情報発信が満足に出来ていません。原因は「忘れる」のと「管理監督が出来ていない」ということしか考えられません。
「忘れる」ということは情報発信の意義や必要性、有効性を理解していないということ、「管理監督が出来ていない」ということは、管理職の怠慢ということです。
「観光元年」を標榜していることもあります。やる気があるならば、市長の号令の下、臼杵市における市民に発するべき情報は全て発信するよう「やる気」でやって頂きたいと思います。

2012年10月16日火曜日

臼杵小学校移転計画の効果や問題点など

これまで移転に関して綴ってきたが、情報を整理してみたい。

臼杵小の校舎2棟のうち1棟は新しく、体育館も耐震補強済み。残る1棟は耐震補強の必要がある。福良小は、生徒数は減少傾向であるが、推計よれば今後約20年間は臼杵市の統廃合基準に当てはまらない。校舎は55年が経過しており早急な改築が望まれる。
臼杵小を移転する場合と移転しない場合の効果や問題点について考えてみた。

【移転する場合】

生徒・校舎ともに津波被害を受けない。

通学距離が長くなり、生徒の負担が増える。スクールバスの運行が必要となる。
通学道路が狭く、通学時の危険性が高まる。道路整備などの措置が必要となる。

臼杵小の校舎・体育館は地域施設として活用できるが、将来の改築更新は不透明。
臼杵小学校の耐震補強が不要となる。校舎の解体が必要となる。
学校が統合され、経費が節減される。

【移転しない場合】

現状のまま存続する。
校舎の耐震補強が必要となる。
津波に襲われる可能性が高い。

-------
臼杵小の津波避難訓練では、約12分で臼杵城までの避難が完了したとのこと。しかし、実際の地震時には混乱し、避難完了までの時間は長くなると思われる。
津波到達までに避難を完了できるかどうか。今回の移転計画の是非は、その一点についてどう考えるかに尽きるようである。

2012年10月15日月曜日

臼杵小学校関係記事 西日本新聞

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/327787
西日本新聞の記事。メモとして残しておきます。
(以下引用)

津波避け、小学校高台へ 巨大地震に警戒、大分・臼杵市が方針
2012年10月6日 10:08

臼杵湾に注ぐ臼杵川(手前)の河口付近にある臼杵小学校(奥の白い建物)=5日午後、大分県臼杵市


 南海トラフ巨大地震の発生時、最大7メートルの津波が襲うとされる大分県臼杵市は、市中心部で海に近い臼杵小学校を高台の別の小学校に移転統合する方針を決め、5日、臼杵小保護者に説明した。同小は海抜2・2メートルにあり、多くの児童が犠牲になる恐れがあることから決断。文部科学省は「津波対策で校舎を移転する例は聞いたことがない」としている。市は2013年度予算案に統合先の新校舎設計費を盛り込み、16年度には統合する方針。

 市によると、児童数321人の同小は臼杵湾から約700メートル上流の臼杵川沿いにある。近くの避難所までは約400メートルで、避難には10分程度かかる。同小の訓練で、脚力の弱い児童や低学年の子どもたちを、いかに早く避難させるかが課題として上がっていたという。

 移転先は同小から約1・3キロ離れ、海抜24メートルにある福良ケ丘小学校(児童数153人)。ただ、56年前に建築された校舎は耐震基準を満たしていないため、統合に伴って新校舎を建設する。

 昨年3月の東日本大震災では、沿岸部が壊滅的な被害を受け、多くの児童も犠牲になった。リアス式海岸の湾奥部に位置する臼杵市は、南海トラフ巨大地震で7メートルの津波が襲った場合、臼杵湾や河口沿いに広がる中心部に、甚大な被害が出る恐れがある。臼杵小も多くの児童が犠牲になる危険性が高いため、移転統合に踏み切った。

 市はこの日、同小体育館で保護者に移転方針を説明。同小は1874(明治7)年創立の伝統校で、地域の反発も予想されるが、佐藤信介副市長は「子どもたちの命を守ることが重要」と理解を求めた。今後も必要に応じて説明会を開く。

=2012/10/06付 西日本新聞朝刊=

2012年10月14日日曜日

臼杵小学校の移転計画は愚策か?

臼杵小学校は移転すべきではないという方がおられた。津波避難ビルとして建設すべき。5階建てくらいにすれば避難ビルとなりうるというもの。

確かに回りは高台や避難ビルが少なく、代表的な避難場所としての臼杵城まで距離がある。地域の避難ビルとして整備すれば避難しやすくなる人も多いと考えられる。地域の核施設としての役割もあり、移転すれば通学の距離が遠くなるという不便も生じる。

その際の課題としては、5階建てとするほど臼杵小学校の床面積が必要であるか?臼杵小学校は耐用年数を迎えるまで今しばらく期間を要すと思われ、すぐに建替えられるのかどうか?

そこら当たりの課題を整理したうえで考える必要があろう。

2012年10月11日木曜日

議会全員協議会で臼杵小のことが説明されました

7月に臼杵小学校のPTAの役員に説明。役員だけでは決められないと10月に全員を対象に説明を行ったとのこと。新聞報道が先行したのは、10月の説明会を取材し掲載したとのことで、市が記者発表を行ったわけではないとのことでした。

福良が丘小学校は建築後55年を経過し、来年度からの改築若しくは耐震補強が予定されています。一方、臼杵小学校の校舎も耐震補強が計画されており、計画通り進められる予定でした。しかし、東日本大震災を受け、福良が丘小学校の校舎建替えに併せて統合・移転もあり得るという考えに至ったようです。

冒頭、市長からは「大方の人が計画に納得すれば統合を進めたい」との主旨の発言があり、副市長からは「市としてはそちら(統合)にもっていきたいとPTAに説明した」との発言がありました。

今後30年間に最大7mの津波が臼杵を襲うという前提で物事を考えていかなければなりません。臼杵小学校と福良が丘小学校を統合して改築となれば物議を醸すことは必然ですが、今このタイミングだからこそ検討できる案です。臼杵小学校は歴史ある学校ですし、通学の問題や教育環境の問題、費用や補助のことなど気になる点も残り、今日の説明のみをもって賛否は決めかねますが検討に値する良案です。

PTAや地元関係者への説明も大切ですが、議会の理解を得て物事を進めることが大事。議員もこの案に対してしっかりとした考えを持つ必要があります。既に検討されていると思いますが、統合する場合の問題点にどのように対処するのか、市当局と議会の共通理解を深めることが必要です。

2012年10月9日火曜日

移転計画についての議会判断は不要か?

http://usuki.blogspot.jp/2012/10/blog-post_8.html
コメントいただきました
(以下引用)

臼杵小と福良小の合併について、議員の方々が知らなかった
というのは、日記を見てビックリしました。
やはり、この対応を見ると、行政は市議会議員を必要としていないのか、軽視しているのかのどちらかだと思います。
ほんとに、議会って必要なのでしょうか?若しくは信用されてないのでしょうか?
行政と議会の関係ってどんな関係なのでしょうか?
わからなくなりました。

------引用ここまで

臼杵公園への避難で津波の難を逃れることが無理なのか?
高台若しくは避難ビルまでどの程度の距離を安全と考えるのか?
何メートル以上の高さであれば安全と考えるのか?

臼杵小学校に限らない今後の津波対策の根幹となるものです。これらが整理された上での高台移転との判断であると思いますが、今回議会にはそれらの説明はありません。

それら根本的な考え方を踏まえ、高台移転について議会に説明して理解を得て、その上で関係者に説明すべきと思います。議会が移転の必要性を理解しても、地元関係者の理解が得られなければ物事が進まないことは自明のこと。

しかし「議会においては移転の必要性が理解された」との説明がなされた上で、地元関係者へ説明がなされるべきことと思います。今回は、地元関係者に向けてそのような説明なしに理解を求める進め方、議会を軽視しているとしか考えられません。

どうせ議会に説明しても何も判断がつかず『地元関係者の理解を得ること』という結論にしかならないとでも考えたのでしょうか。これではいつまで経っても津波対策の根本について、市当局と議会との共通理解は生まれません。

共通理解がなくとも津波対策は進められる(予算は可決される)との判断であれば、議会は「不要(どうにでもなる)」か「信用されていない」か「説明に値しない」ということになそうです。

臼杵小の高台移転検討 新聞記事

臼杵小学校の移転のことは「大分合同新聞」にも掲載されています。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_13495024629.html
(以下引用)

津波回避で 臼杵小の高台移転検討  [2012年10月06日 14:46]

高台の小学校への統合移転が検討されている臼杵小学校=6日午前、臼杵市

 臼杵市と市教委が津波のリスク回避を理由に、市中心部にある臼杵小学校を高台の福良ケ丘小学校に統合移転する案を検討している。2016年度の統合を計画し、13年度の予算編成までに統合移転の是非を判断する。ただ、保護者の意向を最大限尊重する考えで、5日夜に臼杵小で保護者説明会を開いて提案した。

 臼杵小(児童数321人)は市役所や公共施設などが立ち並ぶ沿岸部にあり、海抜約2メートル。移転先として検討されている福良ケ丘小(153人)とともに市内では比較的規模が大きく、これまで統廃合の対象にはなっていなかった。

 両校の統廃合が検討対象に上ったのは昨年3月の東日本大震災以降。市は万一の際の津波の高さを「10メートル」と想定して防災施策の見直しを各方面から進めており、沿岸部にある各種の公共施設をどうするかも論点の一つとなっている。

 福良ケ丘小は耐震化のため、13年度から15年度にかけて建て替えを計画している。13年度の予算編成で、統合移転するなら建て増しが必要になるため判断を急ぐことにした。

 市の防災プロジェクトチーム「チーム本腰」で本部長を務める佐藤信介副市長は説明会で「決して移転ありきの形で進めようとは思っていない」と強調。提案の理由を「津波のリスクを排除して昼間の子どもの命を守るために市として何ができるのか、提案して住民と真剣に話し合うのは市の大きな仕事」と説明した。

 保護者からは反対意見が続出した。「臼杵城跡公園への避難路整備を優先すべきだ」「通学路の安全は守れるのか」との懸念に加え、「やはり移転ありきではないか」と突然の提案に戸惑いを隠せなかった。

 一方で「移転せず現在地に残す場合、子どもを津波から守る覚悟が親にも必要」と、沿岸部のリスクへの自覚を求める声もあった。

 同校PTA(塩崎洋一会長)は今月中に全校アンケートをし、11月上旬の臨時総会で移転を受け入れるかどうか結論を出す方針。

2012年10月8日月曜日

臼杵小学校と福良が丘小学校が統合!?

http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD10070021243.html
(以下引用)

臼杵市が臼杵小の高台移転を検討 [11:24]

津波から児童を守ることを目的に臼杵市と市教委は海岸近くにある臼杵小学校の高台移転を検討していることが分かりました。
臼杵市立臼杵小学校は海抜およそ2メートルの海岸近くにあります。
移転先とされるのはおよそ1.5キロ離れた高台にある福良ヶ丘小学校で耐震化のため2013年度から建て替えが計画されています。
市は、建て替えに合わせて統合移転を進めたい考えです。
10月5日の保護者説明会では統合移転の必要性や通学の利便性などに多くの質問が出されました。
市は今後も説明会を開き2013年1月末までに結論を出す方針です。

-------引用ここまで

知りませんでした。「検討していることが分かりました」と書かれてありますので「記者発表」なのでしょうか?

計画としては検討に値すると思います。福良が丘小学校は私の母校ですが、校舎が大変古く(私も今の校舎で学びました)建替える必要に迫られていたことは事実。しかしその立地から生徒数が減少し、いずれは統廃合されるとも思っていました。校舎を建替えた後、時間をおかず廃校というのでは投資効果がありません。

津波がいずれ来るであろうことを考えればこの記事のような選択もあると思います。しかし一方で、津波時には屋上に逃げれば難は逃れられるという考えのもと、臼杵小学校は移転せず福良が丘小学校の統廃合を前倒しして臼杵小学校と市浜小学校とに統合するという考えもあると思います。

今回の記事の高台移転となれば、課題は通学の利便性。コミュニティバスとスクールバスを統合するような考えも必要かもしれません。現在は、スクールバスに一般客が乗る「混乗」は行っていませんが、これからも小中学校が統廃合するであろうことを考えれば、この際しっかり検討する必要があります。

2012年10月6日土曜日

在宅医療連携拠点事業・講演会

「平成24年在宅医療連携拠点事業・講演会」が開催されました。

第一部は「10年後のより豊かな高齢期の暮らしを目指して」と題して、以前臼杵市に勤務されていた西岡隆氏(現厚生労働省課長補佐)の講義。
第二部は「豊かな在宅医療のために」と題して、在宅医療に関わるそれぞれの専門職8名の方々の発表がありました。

在宅医療に関する専門職が一同に集い、それぞれの職種の取り組みを発表して、臼杵市の在宅医療の充実のための連携を模索するという主旨です。今年度厚生労働省の補助を得て、臼杵市における在宅医療を豊かなものにするための専門職の「連携」を図る取り組みが進行しています。

今回講演会に参加しお話を聞いて、如何にたくさんの専門分野の方々が「在宅医療」に携わっているか、そして「私たちが臼杵市の医療を支える」という皆さんの志の高さに驚かされました。

以前「脳梗塞などのときコスモス病院に運ばれると処置が遅れ、麻痺が残りやすい」という話を聞き、真偽のほどについて確認するために消防署を訪ねたことがありました。「それは2、3年前までの話。現在の臼杵市の救急医療体制は胸を張って自慢できるものです。」との答えをいただき自らの不明さを恥じたものです。

今回、コスモス病院の関係者を始め、臼杵市の医療を支えている方々に直に接することが出来、そのようなお話をさせて頂く中で、現在の医療体制の充実度を実感することが出来ました。そして今回、在宅医療の充実に向けた取り組みがコスモス病院の地域医療福祉連携室を中心に取り組まれていることに大いなる期待と頼もしさを感じました。

このことについては折に触れ紹介してまいりたいと思っています。

2012年10月5日金曜日

観光振興戦略会議 発足!

「観光振興戦略会議」の設置が表明され大いに期待したところです。
http://usuki.blogspot.jp/2012/06/blog-post_22.html

先ごろ発会式が行われました。人選については「一本釣り」で行われた様子。第一線で汗をかいて動いている人たちばかり。よい人選となりました。「このような会が欲しかった。嬉しい!」というメンバーの声も伝わってきています。大いに議論しこれまでの常識やしがらみにとらわれないアイデアを生み出して欲しいと思います。それを形にしていくのは市長を先頭に顧問を始めとする重鎮たち。観光振興に向けて一丸となって取り組んでまいりましょう!

大分銀行横の無料駐車場への市の対応

無料駐車場が有効に活用されていないとのご指摘を受け、市に適切な対応をお願いしてきました。
http://usuki.blogspot.jp/2012/10/blog-post_2.html

今朝8時半から市職員4名で、全ての車の運転手に声掛けを行ったとのことです。結果として、本来の無料駐車場の趣旨を逸脱して占用する恐れのある車が20台見受けられ、その車については駐車を断ったそうです。今回の指摘を受けて、市役所としては迅速に一歩を踏み出し、適切な対応を行ったと思います。今後とも適切な対応をして頂き、よい形で「無料駐車場」が運営されることを期待します。

これまで指摘してきた、市営住宅の滞納や水道料金の滞納なども速やかな踏み込んだ対応が行われていれば、多額の滞納額になる前に適切に対処できたのではないかと残念に思うところです。誰しも「困難な、問題が生じそうな仕事」は避けたいもの、ましてや過去からの積み残しの課題であればなおのことです。

担当職員だけでは解決が困難な課題には、組織的に対応する必要があります。そういう対応へと向かうように職員の背中を押すのは「外圧」しかありません。

第一に市民から選ばれた「市長」がまず行うべきことです。それがなされない場合には「議員」が「市長」にその行為を促す役割を果たさねばなりません。今回の事態を市長がどのように把握されていたか分かりませんが、今後とも速やかに責任を持って決断する市長であって欲しいと思います。

広告付き周辺案内板のこと 確認しました

広告付き周辺案内板のこと。
http://usuki.blogspot.jp/2012/09/blog-post_28.html

担当課で聞いてきました。
・物件としては、「表示灯株式会社」が設置するもので「庁舎使用申請」により設置許可されるもの。
・広告は市内の法人や団体などの広告に限り、広告内容については審査が行われること
・案内板は一年更新であり、移動可能な形態であり、不要或いは不採算となれば撤去されること。
・広告料は、1年で大が10万円、小が5万円の予定であり1年更新であること。
・市に使用料などで年間15万円程度の収入が見込まれること。
・設置場所は、大分銀行跡の観光交流センターなども考えられるが、市庁舎に設置することが前提であること。(独自のリサーチによる)
・表示内容については、提案業者により1年ごとにメンテナンスが行われること。

表示灯株式会社のホームページより、潮来市役所に設置された案内板の例。
http://www.hyojito.co.jp/wp/?p=1574

以上を総合すれば、市民や来訪者にとって有益な情報が表示されるものであれば仕組みとしてはうなずけるものです。

表示内容(周辺の案内表示、庁舎の案内表示、広告)について、図化したものは無く、どういう内容の情報表示となるかは、担当者と提案業者の打ち合わせにより、抽象的な合意にとどまっている様子ですので、表示内容を具体的に説明できる準備ができた段階で再度説明して頂くことになりました。

2012年10月4日木曜日

議会は必要か?

コメントいただきました。
(以下引用)

ここでいう「検証」とはいったいなんなのでしょうか?
例えば原発を稼動させたい側が、原発は危険極まりないとは言いませんよね?
ならば、「検証」は承認した側か、第三者が優先して行わなければ、何の意味も持たないのではないですか?
ただ、議会で承認して、その後も市役所側から出てきた数字のみで「検証」するのですか?下屋敷の職員さんに、私自身市内の人間か、市外から来たのかなんて尋ねられたこともありません。駐車している車がどこから来てるのかなんて、ナンバーでしか確認とれるわけもありません。なんの目的でなんて、尚更把握出来る訳もないでしょう?
私が市役所のこの担当課の人間なら、数字もアンケート結果も、費用対効果に全く問題が無いように捏造しますよ。
だって、承認した側にそれを独自に「検証」する根拠がないのですから。

若林市議は、率先して問題を取り上げていますが、他の市議のように、異議なし、承認しっぱなしであれば、議会もなしでいいのではないですか。

-------引用ここまで

議会が必要かどうか?或いは、必要な役割を果たせているか?根本的な問題を提起して頂きました。このことは議会に関わる費用を負担する市民の皆さんが判断すること。必要かどうかを判断するためには、議会がどのような役割を果たしているかを知って頂く必要があります。

「議会においてどのような発言や行動が行われているか」
「どのようなチェックや検証が行われているか」

現状の議会の仕組みでは、これらを知ることは極めて困難です。議会はケーブルテレビで昼夜2回流れますが、長時間の録画中継、よほど興味と時間のある方以外は無理と思われます。ほかに「総務委員会」「建設産業委員会」「教育民生委員会」「決算委員会」「予算委員会」がありますが、平日昼間に傍聴することは極めて困難です。また「議会だより」もありません。

逆に言えば、議会としてあえて情報を出さず、議会が必要かどうかを判断する材料を市民に与えないようにしていると言えます。これでは、議会が必要かどうかいつまで経っても「わからない」となります。

これまで市長提案が修正若しくは否決されたことはありませんから、結論を言えば・・・。

ジャズライブのお知らせ

ユニット「福袋」の田中さんからジャズライブのご案内

-------以下引用

昨年、久家の大蔵にてジャズライヴを行われた、三好3吉功郎さん(ジャズギタリスト)と納 浩一さん(ベーシスト)の臼杵ジャズライヴの御知らせです♪
今回の女性ボーカルは、スイングジャーナル誌で日本で一番上手いジャズボーカリスト、と評されたフィリピン出身のチャリートさんです。
日時は11月10日(土)
開場18時
開演18時30分
場所 臼杵市民会館 小ホールにて。

チケット
前売り券2500円
当日券 3000円

チケットは私(「福袋」田中)が持ち歩いておりますのでこちらにご連絡下さい。(090-2968-9251)
ひまな時ならお届けします
皆さまどうぞお越し下さいませ♪

2012年10月3日水曜日

日本創新党解散について 山田宏より

(以下引用)
日本創新党の解散について

ご報告と御礼  2012.10.03

 皆さまには、日頃大変お世話になり心より感謝申し上げます。

 さて、去る9月29日の臨時党大会におきまして、より大きな救国の政治勢力を早期に結集していくために、日本創新党を解散することに決定いたしました。

 今後は、この内憂外患のとき、「日本よい国構想」という日本創新党の理念と政策を早期に確実に実現していくために、そして、「近いうちに」行われる予定の総選挙で多くの国民の良識を結集して、経済、財政、社会保障、そして防衛外交など、あらゆる分野で崩れつつあるわが国を再建できる「決められる力強い政治」を打ち立てるために、9月28日に設立された「日本維新の会」にでき得る限り参加し、さらに広範で真っ当な政治の流れをつくっていくことといたしました。
 
 私たちは、平成22年5月30日のキックオフ大会で、「国民の自立・地方の自立・国家の自立」という理念を掲げ、「自由で力強い日本」への再建をめざし、多くの心ある国民の皆さまと日本創新党を結党しました。そしてその年の7月の参議院選挙では、ほとんど党のPRができない中にありながら、全国で約50万人もの方々から貴重な一票をいただきましたが、私の不徳の致すところで議席の獲得には至りませんでした。

 その後の地方議会選挙では、「議員定数の削減・公務員数の削減・自国に誇りのもてる教科書の採択」の党の主張のもと、8人の公認候補が当選を果たすことができました。また民主党政権の韓国への謝罪外交や中国漁船の「尖閣事件」における媚中外交をはじめ、「歴史問題」に対して日本創新党は毅然とした政府対応を常に要望して参りました。
 さらに昨年3月11日に発生した東日本大震災では、「日本を創新する会(会長・上田清司埼玉県知事)」とともに党員一丸となって救援活動に取り組んできました。

 一方、私と中田宏代表幹事は、4年前に地方分権のための活動を展開した「首長連合」の同志である橋下徹大阪市長の要請を受けて、大阪市や府の特別顧問として大阪からの改革をお手伝いしてきつつ、橋下市長が設立した「日本維新の会」の基本政策となった「維新八策」づくりにも当初から関わり、私たちが主張してきた理念や政策の共有にも努めてきました。

 そして、日本維新の会の「維新八策」の基本理念は「自立する個人・自立する地域、自立する国家の実現」となり、そのために「自立、責任、切磋琢磨」という価値観に基づき「日本再生のためのグレートリセット」をしていくこととされ、「道州制の導入と小さな政府」や「教育改革」、「金融緩和と競争政策」「自力で守る防衛」「憲法改正」など多くの政策で、日本創新党のそれと類似しております。

 また私たちは、とりわけ国家観や歴史観を重視してきましたが、これまで橋下市長は、学校での国旗国歌に対し指導を徹底させ、「従軍慰安婦問題」に対して「軍による強制連行を示す確たる証拠はない」と発言し、竹島問題については「韓国大統領は不法上陸」、尖閣については「まずは警察の常駐を」と述べ、集団的自衛権については「主権国家であれば、当然認められる」と容認、さらに靖国参拝について「日本の歴史をつくってきた人に対して礼を尽くすのは当然」として参拝の意向を示してきていることは、大いに評価できると考えます。

 もちろん一つ一つの政策に100%合意というわけではありませんが、私はその政策判断の価値規準と基本政策について大筋一致できれば、今日の日本の惨憺たる状況に鑑み、憲法改正と自主的な防衛外交力の整備という戦後日本の総決算を進めるという大目標の達成を現実のものにするためにも、日本維新の会を新しい政界再編の接着剤として、今後は他党の多くの同志も結集してより大きな流れをつくっていく時期と考えます。

 私は、親切で礼儀正しく、陽気に力強く生きていく日本を、日本人を取り戻したい。私は豊かでも金持ちぶらず、貧しくとも決して卑下しない、「みな同じ人間」という真の平等精神をもった日本を、日本人を取り戻したい。そんな自由で、楽しく、そして力強い日本を、日本人をもう一度取り戻したいと念じ続けてきました。そしてそのために日本創新党を立ち上げ、「自分の国は自分で守る国」「小さな政府で力強い経済へ再建」「人間の天分を育み活かす教育」の必要性を強く訴えてきましたし、これからもこの信念は変わりません。
 
 皆さんと立ち上げ守ってきた日本創新党を解散するに至りましたことは、残念で申し訳なく、私としては断腸の思いです。しかし政党とは理念や政策を実現するための手段であります。そして、わが国はいま火急の刻にあります。私は、その信念をもとに、理念や政策を実現することに一歩でも二歩でも近づける可能性があるならば、私たちが「核」となってその流れをつくることに賭けてみるべきと考えます。

 他方、「日本よい国構想」を研究し実現しようという「超党派の」政治団体である「日本を創新する会」は、今後も政策研究とその啓発団体として活動を継続していくことになっています。これまで日本創新党を支えていただきました皆さまには、ぜひ「日本を創新する会」に引き続きご支援ご協力を賜り、私たちの原点を見失うことなく共に力強い活動を展開していきたいと考えております。

 長いご報告となりましたが、ここに改めまして皆さまの長年にわたる暖かく力強いご支援に心から厚く感謝申し上げます。
 そして必ずや所期の理念政策の達成をお誓いいたしますとともに、私たちのこの度の決定に関しまして暖かいご理解を賜りますようお願い申し上げる次第です。
 最後になりましたが、今後とも引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 平成24年10月3日                 日本創新党党首 山田 宏

-------引用ここまで
頑張っていかねばなりません。それぞれの立場で、日本をよい国にするために。

2012年10月2日火曜日

日田市の外部評価を傍聴して感じたことなど

日田市の外部評価、見てきました。用事が出来て最初の方だけでしたが。
http://usuki.blogspot.jp/2012/09/blog-post_6643.html

前回と比較すると、事業仕分けの草分けである「構想日本」が仕分け人から外れ、大学教授をコーディネーターとする仕分けチームになっています。そして、市民代表として10名の仕分け人が選任されていました。

前回と比較すると。
http://usuki.blogspot.jp/2012/01/blog-post_4333.html
http://usuki.blogspot.jp/2012/01/blog-post_20.html

短い時間の傍聴でしたが、誤解を恐れずに言えば、前回と比較して仕分け人の力量がなかったと思いました。故に議論の焦点がボケてしまっています。これでは「廃止(民間)」などの思い切った判断はできません。ましてや市民委員としては、これまで市が取り組んできた事業にNOを突きつけるのは至難の業。最終結果を見ていませんのでどのような結果となっているかわかりませんが・・・。

今回は「事業仕分け」まがいの代物と言えます。日田市は今回は「事業仕分け」という言葉を使わず、「外部評価」と言っていますが、今回の「外部評価」を傍聴して感じたことは、とにかく仕分け人の力量次第であるということ。仕分け人の力量があれば、市民委員を募らずとも、仕分け過程をオープンにすれば市民にとって納得のいく結果が得られると感じました。また、そのためには事前の事業仕分けの焦点を市役所と仕分け人との間で事前に十分絞り込む必要があるとも。

「事業仕分け」は正しく行われれば、自治体における外部評価の決定版と言えますが、民主党のそれや今回の日田市のように中途半端に実施すれば、単なるパフォーマンスに終わってしまいそうです。これでは「事業仕分け」の名折れとなってしまいます。残念です。

大分銀行横の無料駐車場について

匿名さんからコメントいただきました。
(以下引用)

大分銀行臼杵支店横の無料駐車場の利用状況についてです。

先日、県外の知人を市内観光に招き、無料駐車場に停めてもらおうとしたところ、満車でした。しかし、その後市内を散策してみても観光客らしき人は全くといっていいほど見当たりませんでした。
それでは、いったい誰が駐車してるのでしょうか?

個別のお名前を出して申し訳ないですが、朝の通勤時に、大分銀行さん、住友生命さんの方の車が続々と入って行くのを見ました。大分銀行さんなんて、パートさんでも少なくとも9時から3時までは確実に駐車していることになると思います。

市内一等地に、整備に数千万円をかけ、その後一切回収をする目的もなく、観光客に優先して使ってもらうわけでもなく、近隣の方々に対しての「無料駐車場」であるならば、せめて半数は月極として料金をとり、残りは観光客のために常時空けておくというようなことをしないでこのままこの使い方をするのであれば、下屋敷と一緒で、月1万円でどなたかに使ってもらったらいかがでしょうか?

市役所の、自分の金じゃないからそんなことどうでもいいんじゃないですか、って考え方を、もういい加減どうにかして欲しいです。

-------引用ここまで

コメントありがとうございます。駐車場を無料化するについては、歓迎する意見と懐疑的な意見とありました。

歓迎する意見としては、中心部に出かけるときに駐車場の心配をすることなく出かけられるというものです。これにより中心部で買い物をする人や用事を済ませたい人などは大変便利です。私も時々中心部に用事があるときなどは利用させていただいています。

懐疑的な意見としては、今回の匿名さんのコメントのように無料化することにより「常連さん」の駐車場となり、結果的に駐車したい人が駐車できない状況が生まれるのではないか?一時間100円程度の利用料であれば観光客はなんとも思わない。むしろどこに駐車場があるのか情報提供に工夫をすべきであるというものです。

議会に対する説明としては、当面無料化するが、検証を行い、その後の管理方法を決めるというものでした。長期に専有るするような状況を防ぐために下屋敷に常駐する職員を活用し、そのような状況は防ぐとのことでした。

私自身は状況を確認しておりません。現在の状況をどのように捉えているか。今後どのようにしていくのか、説明を求めたいと思います。

無料駐車場にするにあたってあのような整備を行いお金をかけたことについては、議会説明の時点では平面計画の提示はありましたが、整備内容についての説明はなかったと記憶してます。私自身としは整備工事が始まって驚いた次第です。しかし予算を認めたという点において弁解の余地はありません。

工事の内容をとやかく言っても始まりませんので、今後どのようにして有効に活用するか。行うべきことはその一点に尽きます。

2012年10月1日月曜日

福岡県でも持ち家手当廃止勧告

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/326330
(以下引用)

福岡県人事委が持ち家手当廃止を勧告
2012年9月28日 01:29

 福岡県が国の廃止要請にもかかわらず県職員への支給を続けている「持ち家手当」について、同県人事委員会は27日、来年4月から廃止するよう小川洋知事に勧告した。

 持ち家手当は、自宅に住む公務員に維持管理費として支給されてきたが、国が2009年に国家公務員への支給を全廃。総務省の要請を受け、4月時点で30道府県が既に廃止か、廃止方針を決定している。

 しかし、福岡県は現在も、月4500円を全職員の約4割に当たる約2万700人に支給。勧告に従って廃止すれば、年約11億4千万円の削減効果があるという。

 県人事委は「国やほかの自治体の状況を勘案して廃止を求めた。段階的な引き下げなど経過措置も必要」としている。

 九州では、ほかに熊本、大分、宮崎の3県が支給しており、11年度は総額約6億3千万円に上った。3県の人事委員会は取材に「廃止勧告するかどうかを検討中」と話した。

=2012/09/28付 西日本新聞朝刊=

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いよいよ外堀が埋まってきた感じです。周りがなくすからという消極的動機ではなく「職員のモチベーションの向上のために他に先んじて「持ち家手当」は廃止する!」と宣言してもらいたいものです。

2012年9月28日金曜日

持ち家手当 堺市で廃止勧告

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120927/osk12092702020003-n1.htm
(以下引用)

持ち家のある職員の住居手当廃止を勧告 堺市人事委
2012.9.27 02:02

 堺市人事委員会は26日、市職員の給与、ボーナスの支給額を据え置き、持ち家のある職員に支給している住居手当を廃止するよう、竹山修身市長と吉川敏文・市議会議長に勧告した。

 無作為に抽出した市内の従業員50人以上の83事業所を調査した結果、今年4月の給与が平均39万4702円、ボーナスは同3・94カ月分で市職員(平均年齢42・5歳、給与39万4479円、ボーナス3・95カ月)とほぼ同水準だったとして据え置きが適当と判断。持ち家の住居手当は、府内のほとんどの市が廃止を決めたことや他政令指定都市で廃止を決めるところが増えていることから、廃止が適当と判断したという。勧告通りに実施されれば市職員の平均年収は610万9千円(前年度621万円)となる。

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臼杵市の廃止はいつに?

広告付き周辺案内板

市のホームページに「広告付き周辺案内板」のことが掲載されています。
http://www.city.usuki.oita.jp/modules/top_main/article.php?storyid=510
イメージ
このことについては、全く記憶に無かったので担当課に問い合わせました。「全くお金がかからないので予算に上がっていない」とのこと。説明が無かったことについては記憶どおりでした。

いくつかお伺いしたい点が浮かびます。
1 広告料により設置される案内板です。市内に何箇所も設置することは望めません。市役所は市民が多く利用する場所。訪れる市民に周辺案内をする案内板をことさら市役所市民ホールに設置しなければならないのか?他に必要とされる場所、有効な場所はないだろうか?
2 必要とされる案内板であれば、市の予算で設置し、併せて広告募集を行い収入に上げるべきではないか?そのほうが収支が明解になると思われます。
3 広告料はどのようにして決められるのか?臼杵市に収入が見込まれるのか?
4 掲載された広告は、今後どのように管理されていくのか?
5 製作や設置工事は市内の業者に発注されるのか?

ここまで考えてくると、臼杵市主体で考案された企画ではなく、看板製作会社あるいは広告代理店が「広告付き周辺案内板」の設置を市に持ちかけ、市がこれに応じたという構図なのかな?
いずれにしても上記の疑問点についてお伺いしたいと思います。

2012年9月26日水曜日

情報発信全然ダメ!

ホームページについては、いろいろと注文をつけてきました。
http://usuki.blogspot.jp/2012/03/blog-post_12.html

改善されるのではと期待しましたが全然ダメです。

●9月26日時点で10月の予定が全く記載されていません。市民の皆さんいろいろ都合があります、決まっている行事は順次お知らせしてください。区長さんを通じて動員するばかりじゃ意味ありません。
●「海鮮朝市」が機械的に記入されています、本当に真冬も年末年始も開催するのでしょうか?
●9月22日(土)大分チェンバーオーケストラの演奏会が市民会館大ホールで行われました。入場無料。臼杵市も後援しています。このような情報すら発信されないのはなぜでしょう。

臼杵市を盛り上げようと、小さくともいろいろな企画が練られ、苦労して実施されています。その際一番苦労するのは「広報」です。臼杵市のホームページが常にホットな情報にあふれていれば皆さんホームページを訪れると思います。小さなイベントも情報発信してください。

市民のお金で運営されている市役所のホームページ、活用されないのはなぜですか?

嬉しい「市税条例等の一部改正」可決

匿名の方から電話をいただいたことをきっかけに取り組んだ条例改正。今議会で可決されました。
http://usuki.blogspot.jp/2012/03/blog-post_8477.html

関係する条例は5本。「臼杵市税条例」「臼杵市都市計画税条例」「臼杵市国民健康保険税条例」「臼杵市介護保険条例」「臼杵市後期高齢者医療に関する条例」。

いずれも12月28日が納期限でしたが来年から12月31日に変更になります。ご尽力いただいた関係各位に感謝申し上げます。

反省とお願い

「ブログの書きぶりに注意して欲しい。相当ショックを受けた人がいる」と注意された。

決して人を責めているのではなく、仕組みや組織を改善したいとの思いから取り組み、その思いを綴っている。

限られた予算、納得のいく使われ方が行われるように、費用対効果が上がるように、頑張っている人が報われるようにとの思いのみである。

気を悪くする部分はぜひ教えて下さい。その後に繋げます。よろしくお願いします。

2012年9月24日月曜日

日田市外部評価が行われます

事業仕分けは、事業の必要性を根本から見直す方法として大変優れていると思います。本来は議会がその役目を担うべきですが現実には上手く機能していません。事業を取りやめる、あるいは見直すとなれば、その事業により利益を得ている方々の反発は当然予想され、そのような役目を議員が果たすことは現実として大変困難なようです(それは国も同じ)。

ただし、国の事業の場合は短時間で結論を出すことは大変難しい作業となります。民主党が行った「事業仕分け」が必ずしも上手くいかなかったことは記憶に新しいです。ただ、市レベルにおいては市民生活に直結した事業となりますので仕分け人による「事業仕分け」は大変実効性があり効果が期待できます。今後、臼杵市にも導入すべき手法と考えています。

http://www.city.hita.oita.jp/kikaku/page_00134.html
(以下引用)

日田市外部評価

日田市では、現在、市が実施している事業について、事業の必要性や有効性、事業主体のあり方などを行政外部の視点から公開の場で議論を行う外部評価を実施します。どなたでも自由に傍聴できますので、多くの皆様の参加をお待ちしています。

日時:平成24年9月29日(土) 午前9時~午後5時10分(予定)

会場:日田市役所 7階大会議室

対象事業:時間 事業名 担当課
1  午前9時15分~10時 災害備蓄拠点整備事業 防災危機管理室
2  午前10時05分~10時50分 周辺地域活性化対策事業 地域振興課
3  午前10時55分~11時40分 市民文化会館企画事業 文化振興課
4  午後0時40分~1時25分 老人クラブ活動等事業 老人福祉センター
5  午後1時30分~2時15分 販売促進事業 商工労政課
6  午後2時20分~3時05分 まつり振興事業 観光課
7  午後3時15分~4時 コンベンション誘致促進事業 観光課
8  午後4時05分~4時50分 学校給食センター事業 学校給食課

実施体制
 コーディネーター(進行役)  1名
 外部評価委員          5名
 市民評価委員          10名

作業の流れ
 1事業あたり45分程度を目安として評価を行います。
  ・担当課職員による事業説明(5分程度)
  ・外部評価委員と担当課職員による質疑応答・議論(30分程度)
  ・外部評価委員及び市民評価委員による評価及び改善点の提案(10分程度)

評価区分
 ・「拡充」
 ・「現行どおり」
 ・「見直しが必要」
 ・「廃止」

傍聴される方へ
 ・傍聴は自由で、事前の申込みも不要です。
 ・傍聴される皆さんからのご質問やご意見等は受け付けできませんので、あらかじめご了承ください。
 ・今回の評価結果は、今後の方針決定を行う際の参考にするもので、市の最終判断となるものではありません。

固定資産税滞納についての説明責任を果たす

固定資産税の不納欠損処分。「来年度の固定資産税の不納欠損処分については市民に対する説明責任を果たせるようにする」との回答をいただきました。
http://usuki.blogspot.jp/2012/01/blog-post_5182.html
http://usuki.blogspot.jp/2012/02/blog-post_19.html

今回の補正予算に「非常勤職員を配置し滞納整理財産調査を実施」するための予算1452千円が計上されています。今年度不納欠損処分することとなる債権について、課税対象の固定資産の情報を収集して差し押さえることが出来るか最終判断を行うためのものです。

本来はこれまでも不納欠損処分を行うにあたって財産調査を行い、差し押さえが出来るかどうか綿密に検討すべきであったと思います。過去のことを言ってもしかたありません。今後は市民に対する説明責任を果たせる行政運営をお願いしたいと思います。

2012年9月23日日曜日

日本創新党が維新と合流へ

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120923/stt12092301300001-n1.htm
(以下引用)

日本創新党が解党、維新と合流へ
2012.9.23 01:30

 地方自治体の首長経験者らで結成された日本創新党が新党「日本維新の会」への合流を視野に解散を検討していることが22日、わかった。29日に東京都内で開く臨時党大会に諮る。

 日本維新の会が政党間の連携を原則行わない方針を打ち出していることを踏まえ、次期衆院選で「第三極」が競合し既成政党を利することを避けたいと判断したとみられる。

 創新党が掲げる政策と、日本維新の会の「維新八策」には道州制導入や衆院議員定数削減など共通点が多く、解党して維新サイドに合流するほうが創新党の理念実現への近道になるとの考えもあるようだ。

 創新党は、山田宏前東京都杉並区長が党首、中田宏前横浜市長が代表幹事をそれぞれ務め、8人の現職地方議員が所属している。平成22年4月に「国家・地方・国民の自立」を掲げて結党し、同年夏の参院選に臨んだが、一議席も獲得できなかった。今年1月には山田、中田両氏が大阪市の特別顧問に就任し、2月の党大会では維新との連携を打ち出した。

 橋下徹大阪市長が代表を務める日本維新の会は、衆院議員と首長の両方を務めた山田、中田両氏について次期衆院選への擁立を検討している。

-------引用ここまで

「日本創新党」と「維新の会」、私としてはどちらにも賛同する部分が多かったのですが、合流するみたいです。日本創新党は先の参議院選挙では惨敗しましたが、政策は本物と思っていました。

今回合流となれば大変よいことです。「日本維新の会」に頑張ってもらって日本を創新してほしいと思います。

2012年9月21日金曜日

「臼杵市まちづくり基本条例」パブリックコメント


「臼杵市まちづくり基本条例」(案)について、パブリックコメントが行われています。
条例上、危惧を抱く点がありますのでパブリックコメントを送付しました。

-------以下、送付した内容

第2条で「市民」についての定義があり、「市民」には「臼杵市に住所を有する住民」はもとより、「市外から通勤通学する人や市内において事業又は活動を行う個人及び法人その他の団体」が含まれています。

一方、第5条において、「市民の権利」が規定されています。
市民は、行政サービスを公平に受ける権利を有する。
市民は、まちづくりに参画する権利を有する。
市民は、市政に関する情報について、公開又は提供を求める権利を有する。

全ての法人や団体に住民と同等の権利を認める条例になっている点に危惧を抱きます。悪意を持って活動する法人や団体があるとは考えたくありませんが、それらの団体がこの条例上「市民」ということを楯に第5条に規定される「市民の権利」を求めてくる場合が想定されます。

そういう危惧を抱かないよう「由布市住民自治基本条例」では、団体については次のように規定され、条例上権利を認めるのは、まちづくり活動を行う団体に限っています。
-------以下由布市の記述
⑵ 市民等とは、市民並びに由布市内で働き、学び及び市内においてまちづくり活動を行う人若しくは団体をいう。
⑻ まちづくりとは、市民等と市及び議会が協働して住民参画により自治の向上をめざし、すべての人が物質的にも精神的にも安全で安心して生活できる環境を実現するための活動をいう。
-------引用ここまで

臼杵市に住所を有する住民以外にも同等の権利を認めることとする条例ですので、以上の点についてはいささかの危惧も抱かれないようにしていただきたいと思います。

「年金過払い」また先送り

http://www.j-cast.com/2012/09/15146454.html
(以下引用)

「年金過払い」また先送り 解散含みで与野党が及び腰
2012/9/15 17:00

過去の物価下落時に減額しなかったため本来より2.5%高い年金(特例水準)がはらわれ続けている問題で、支給水準を引き下げる国民年金法改正案が、先の通常国会で成立せず、またも先送りされた。このため、2012年10月から始まるはずだった年金減額は来年4月以降にずれ込むことになった。

年金の「過払い」は9月分までの累計で約7兆5000億円に達し、減額が半年遅れることでさらに5000億円膨張する。世代間の不公平の象徴とも言えるテーマだが、解散風が吹く中、高齢者の反発を恐れ、与野党とも及び腰の体たらくだ。
自民党時代から据え置く

厚生・国民年金や公務員らの共済年金の金額は、前年の物価の増減などに連動して決まる。しかし2000~2002年度は物価が計1.7%下がったにもかかわらず、当時の自民・公明政権は高齢者の反発を懸念して年金額を据え置いた。これが膨らみ今は本来水準より2.5%高くなっている。そこで政府は国民年金法改正案を提出した。10月から0.9%減額、さらに2013、2014年に0.8%ずつ下げ、3年をかけて計2.5%減らす内容だ。

通常国会は終盤、野田佳彦首相に対する問責決議案が参院で可決され、首相が辞任を拒否したため審議がストップ。ただ、同法案については、問責にかかわらず、与野党を通じて成立させようという機運は乏しかった。

衆院解散が近いとみられる中、2014年4月からの消費増税が決まり、「消費税を引き上げる一方で年金水準を下げるのは、国民の理解は得られない」(公明党の石井啓一政調会長)など、選挙前の負担増回避という議員心理が働いたわけだ。民主党内でも、3年間で払い過ぎを解消する政府案に対し、「5年間で解消」の意見も根強かった。

2012年度の基礎年金(満額)は月6万5541円だが、本来額は6万3900円。この払い過ぎは年間約1兆円に上り、放置すれば今後も年々膨らんでいく。その分、積立金が取り崩され、年金財政が悪化していく。そのつけは若者世代に回されることになり、若者に広がる年金不信が、さらに増幅されるのは必至だ。(続く)

-------
これまで放置してきた自民党もダメですが、「2012年度から段階的に引き下げる方針」といっていた民主党。
全然ダメですね。何のための政権交代だったのか。「決められる政治」が求められるのも当然です。



2012年9月19日水曜日

臼杵市の放射能測定

放射能測定について市内4箇所で月に2回測定は実効性が無く、無駄と書きました。
http://usuki.blogspot.jp/2012/08/blog-post_3.html

9月から測定方法が変更になりました。市役所開庁日に市役所で一日1回測定されます。これにより少なくとも長期間放射能の数値の上昇に気づかないという事態は避けられます。
http://www.city.usuki.oita.jp/modules/disaster/article.php?storyid=1#10

測定結果は次のとおり、ほぼ一定の数値で正常値を示しています。
http://www.city.usuki.oita.jp/modules/disaster/value/value_201209~.pdf

大分県でも24時間連続で測定を行っています。測定結果はこちらから見ることができます。
http://www.pref.oita.jp/site/jishininfo/kukan-housyasen.html

比較してみると臼杵市と大分県の行っている測定とはほぼ同じ結果と見受けられます。万が一放射能の数値が上がった場合にはこれらの測定結果により避難などを検討することになります。電力会社の情報が一番早いのでしょうが、それがどのように伝えられるかが心配とのことで独自測定となっています。

大分県の測定が正確に行われ、結果に異常が生じた場合、的確に臼杵市に伝えられれば臼杵市独自の測定は不要と思われます。東日本大震災の時には自治体に情報が入らなかったとの実態を踏まえ独自測定となりました。

起こってはなりませんが、今後の不測の事態においては、臼杵市と国・県・電力会社との誠意ある連携により被害を最小限に食い止める行動がなされなければなりません。その点に疑いがあるならば「国民の生命を守る」という一番大事な責務が放棄されたことに等しく、全くお話になりません。そのようなことはないと信じます。

2012年9月16日日曜日

ケーブルテレビ放映日程

私の一般質問の様子は、9月25日(火)の昼過ぎと10月2日(火)の夜に放映されます。
考えるに、議会の録画はデジタル録画されていますのでインターネットにアップすることは容易です。臼杵市の公式サイトから見れるようにすれば、いつでも、また番組のどこからでも見ることが出来るようになります。そう費用もかかるものではありません。

ところがいつまで経っても実現しません。それをさせないのは「議会の意向」すなわち「会派代表者会議」で必要性を認めないからです。「お金がかかる」「ケーブルテレビで十分」果ては「見たければ傍聴に来ればよい」などと発言する議員もいます。

市民から選ばれた議員として、市民に議会の様子を伝える責務があります。それすら認めず、大きな発言権を有する、大変困ったことです。

2012年9月14日金曜日

議会改革 一歩前進

「費用弁償」について決着を見たようです。
http://usuki.blogspot.jp/2012/08/blog-post_21.html

「決着を見た」とは、各会派の代表者で構成される「会派代表者会議」で意見の集約が出来たことを意味します。本当の決着は、改正条例が可決されることですが「会派代表者会議」で決まればこれが覆ることはありません。

これまでは議会が開催される日に市役所に出かければ一日当たり1500円支給されていましたが、これが、距離に応じて計算される費用が支給されることになります。具体的には距離2km以上についてキロ当たり37円が支給されることになりそうです。

他市に先駆けてというわけにはいかなかった様子ですが、変更されたことは評価されるべきこと。他の市に先んじて定数の大幅削減も実現させています(これで削減が十分とは言いませんが)。政策討論会を実施したり、今年からは議会による事務事業評価にも取り組んでいます。

このような取り組みへの視察も多い様子ですが、「開かれた議会」という観点からはまだまだ改善の余地が多くあります。先進的な議会では「議会の生放送」「録画のネット配信」「常任委員会の放送」などの取り組みもあります。また、「議会だより」の発行は臼杵市は現在行っていませんが、全国を見回しても「議会だより」を発行していない市は珍しいと思われます。

由布市議会も私の勤務していた頃はCATVの放映も無かったですが、現在ではネットで録画を見ることができますし、議会報告会も実施されています。
http://www.city.yufu.oita.jp/gikai/gikai.html

臼杵市議会も真に全国に誇れる市議会となるよう今後も精進していきたいものです。

2012年9月10日月曜日

県体にカヌーで出場


例年に無く若い選手が揃い、期待が持てましたが、他の市のそれを上回る躍進により臼杵市チームは総合で4位。過去、2位、3位でしたのでちょっぴり残念な結果かな。
でもみんな力を出し切り、よい笑顔で終わることが出来ました。女性の若い2人は、試合前は期待に答え結果を残そうと緊張のあまり体調を崩すほどでしたが、期待通りの活躍を見せ、最後は皆笑顔です。
 私はと言うと、昨年個人12位でしたので10位以内を目指して練習してきました。今回は水量が多く、これまで経験したことの無いようなコースセット。前日の練習、最初は全くゲートクリアできなかったのですが、挑戦を繰り返すうちに何とかクリアできるようになりましたが、確立は1/2。本番は一か八かという様相でした。
当日、1本目緊張の中でのスタート、くだんのゲート、そのときだけはまるで「神が降りてきたよう」に綺麗にゲートクリア、そのあとちょっとふらふらつきましたが、ノーペナルティで自分としては最高の出来。おかげで9位に食い込むことが出来ました。本当に嬉しい最高の結果です。
今回県南は、運営の受け元と言うことでいろいろなお役目がありましたが、経験不足のためチームの皆さんにも的確な指示ができず、選手の皆さんにもご迷惑をお掛けしましたことご容赦ください。
応援に来てくれた藤沢さん、えっさん、じゅんちゃん、ひーやん、自転車の伊東さん、写真を撮ってくれた板井君、その他これまで教えてくれた小野君、いとうちゃん、藤原さん他多くの方々に感謝いたします。

結果はこちらでご覧下さい。
http://www.oitakanu.jp/pg834.html

2012年9月8日土曜日

島の一つくらい

http://ameblo.jp/risaki-yuho-miz/entry-11348544144.html

友人のブログより転載させていただく。
上甲晃氏からも「志塾」において直接お話を伺い大いなる薫陶を受けた。

-------以下引用

島の一つくらい    平成二十四年八月二十日 七七〇九号

「尖閣諸島で、仮に一人でも死者がでるような争いがあるなら、中国に島を渡したら。私は、平和主義者ですから、争いは嫌です」と話したのは、中学校の元教員。現役時代は、英語を教えていたとのことである。

酒席での話である。私は、酒席で政治的な発言をしないように、普段は自制している。政治と宗教の話は、酒の席を感情的に乱す傾向にあることを承知しているからだ。しかし、さすがに、「尖閣諸島の一つぐらい、両国間でもめるぐらいなら、さっさと渡してしまったらいいではないか」の発言には、相槌を打てなかった。

「尖閣諸島が、日本と中国の間で火種になってきたのは、そこに豊富な海底資源があると分かってからです。尖閣諸島を放棄することは、豊富な地球資源を放棄することです。それでも、日本が我慢するから、トラブルを避けるため、中国に渡してしまえばいいとおっしゃるわけですね。中国に尖閣諸島を渡せば、当然、韓国は竹島を、ロシアは北方四島を、自国のものとするでしょう。さらに、日本の出方によっては、沖縄に食指を動かす動きさえあると聞きます。一体、どこで、周りの国々の横暴に歯止めを掛けるのですか。トラブルを避けるためなら、自らの国土であっても、欲しければ差し上げますと譲歩したら、世界の国々は、日本のことを尊敬し、敬意を表してくれるでしょうか。残念ながら、世界の国々は、日本をバカにして、あなどるだけです。自分の国を自分で守る気概のない国だと。世界の国々は、自国の利益を守るためには、まことにしたたかです。それが現実です。現実を直視しない考え方は、国を滅ぼしてしまいます」と、私は、反対意見を述べた。

戦後教育を受けた世代の中には、平和主義者という名のもとに、“非現実的な理想主義”を信じる傾向がある。私達の先人が、国土を守るために、血を流し、命を掛けてきたのは、子々孫々の利益を守るためである。もし私達の先人が、「どうぞ必要なら、日本の国土のどこでも、お持ちいただいても構いませんよ」と考えていたとしたら、今頃、日本は、中国の自治州、ロシアの属国に成り下がっていたかもしれない。

元教員氏は、「中国は、そんなに悪い人ばかりの国ではない。中国でも良心的な人達は、日本が譲歩すれば、きっと日本を尊敬してくれるはずだ」と言う。私は、もうこれ以上言うまいと思った。争いになる。ただ、「中国が悪い、アメリカが悪いと言うのではないのです。世界の国々は、自らの国としての利益を守るために、きわめてしたたかである。それが国際社会の常識だということは、承知しておいた方がいい」と言った。

-------引用ここまで

どういう政権であっても、絶対に変えてはならない政策がある。「この国のかたち」は守らねばならない。

2012年9月6日木曜日

山田宏氏が「維新の会」から衆議院選へ

山田宏氏との出会いから2年あまりが経過した。
http://usuki.blogspot.jp/2010/05/blog-post_31.html

彼が橋下徹氏のブレーンとして参加した際には大変嬉しかった。かねてより橋下氏の政策に共感を覚えていたが、彼をブレーンとして迎える橋下氏に一層のエールを送った。

いよいよ今回「維新の会」から衆議院選挙に出馬するようである。本物の「政治家」の登場である。

それにしても橋下徹氏はすごい。なんといっても変化できるところである。素晴らしいブレーンを揃え、耳を傾け、常に変化し続ける。

「この世に生き残る生物は、最も強いものではなく、最も知性の高いものでもなく、 最も変化に対応できるものである。」

橋下徹氏に日本の舵取りを任せてみたい。

「臼杵の風景」にコメントいただきました

「臼杵の風景」に嬉しいコメントいただきました。

(以下コメント)
野上さんの写真風景を拝見しました。若い人々の音楽入りであゝいいなあと思いました。臼杵を再発見した思いです。(佐藤文雄)

-------コメントここまで

野上さんのブログ製作のきっかけ作りをお手伝いしました。
これからぼちぼち書いていきますとのことです。頑張って!

浄化槽法に係る事務の権限移譲

大分県から津久見市に「浄化槽法に係る事務の大分県から津久見市への権限移譲」が行われたらしい。建築士会の臼杵支部から送られてきたメールで知った。

県から市への権限移譲については、県は積極的に進めている。

私が由布市に勤めていた時分も「屋外広告物条例」の権限委譲が行われた。その当時、その事務の権限移譲を受ける市は確か3市だけに止まった。それについては理由がある。

違反広告物の取り締まりが大変わずらわしいためである。大分県が違反広告物の取締りを行っているが厳正に行われておらず違反広告物が横行している。そのまま権限移譲を受ければそれら違反広告物を是正する責任も市に移管され、取締りが市の役割となるためである。

当時、それら違反広告物の是正について、違反の無い状態にして移譲すべきであると大分県と喧々諤々の協議を行った。

由布市は「観光」に力を入れており「景観」についての意識も高く、違反是正について完全な状態ではなかったが権限移譲を受け入れた。その後の違反広告物の是正や違反防止などに大変苦労した。

浄化槽についても、維持管理が十分でないものや検査を受けていないものがあると聴いている。大分県の指導が徹底していないことが大きな原因である。このまま「浄化槽法」の権限移譲を受ければ、違反物件もそのまま受け取ることになる。それらを適正な状態に持っていこうと思えば多大な労力を裂かねばならない。

そのあたりを津久見市は解決した上で権限移譲を受けたのか?今後臼杵市にも権限移譲の話は持ちかけられると思われ、津久見市での状況を注視する必要がある。問題点があれば、臼杵市が権限移譲を受けるに当たっては、それら問題点を解決した上で権限移譲されなければならない。

2012年9月4日火曜日

3ヶ月遅れの市長の行政報告

本日は9月議会の開会日でした。恒例の市長の行政報告がありましたが、原稿が配布されませんのでここに掲載することは出来ません。3ヶ月前の報告がホームページに掲載されましたので掲載します。
http://www.gijiroku.jp/gikai/cgi-bin/WWWframeNittei.exe?A=frameNittei&USR=uski&PWD=&L=1&R=K_H24_06120001_txt_L00000019_00000197

-------以下引用

◎市長(中野五郎君) おはようございます。6月定例市議会の開会にあたりまして、議員各位にはご参集をいただき、付議議案のご審議をいただけますことに感謝申し上げます。

 さきの3月定例会以降、現在までの市政運営事項につきましてご報告申し上げます。

 まず、防災関連について報告いたします。

 昨年の東日本大震災発生の日にあわせて、3月11日に「東日本大震災を忘れない」をテーマに、臼杵市防災講演会を開催いたしました。参加者全員で、犠牲になった多くの方々の鎮魂のための黙祷を行った後、講演では大分大学教育福祉科学部の千田教授から、地質データや過去の記録をもとに、県内で起こり得る地震や津波の可能性などについての説明があり、また、福島県いわき市の下山田商工労政課長からは、被災体験に基づいた防災対策の課題や風評被害の怖さなどを生々しく語っていただき、防災への誓いを新たにしたところであります。

 また、災害への日ごろからの備えとして様々な災害を想定し、適切な判断と行動ができるよう、その状況への対応や知識を身につけていただくため、臼杵市防災マニュアルを全世帯に配布し、さらに津波襲来の際に活用していただくために、地区にもご協力をいただきながら作成した津波避難場所マップを、海抜10メートル以下に所在する地区を対象に配布しております。

 4月24日の業務終了後、大津波に備えた市役所職員の避難訓練として、庁内放送を合図に職員が臼杵公園に10分以内で集合することを目標に避難訓練を実施しました。避難完了までに10分を超えたこと、また、非常持ち出し物についての対応にも課題が残りましたので、職員の危機管理意識のさらなる徹底に努める必要があることを実感したところであります。

 福島での原発事故を受け、本市が愛媛県の伊方原発からおよそ50キロの位置にあることを考慮して、4月から独自に大気中の放射線量の測定を始めています。測定は臼杵庁舎、佐志生漁港、泊ヶ内漁港で月に2回、野津庁舎で月1回実施し、その結果は随時、市のホームページに掲載しています。測定開始から現在まで5回測定していますが、0.04から0.08マイクロシーベルトという測定値になっています。これは、いずれも平常時の数値の範囲内であります。

 地震、津波、台風などの自然災害は、前もってしっかりとした対策を行うことで被害を最小限にすることができます。災害が起きたとき、一番初めに力を発揮するのは被災のその場にいる人たち、すなわち住んでいる人たちの助け合い、共助です。

 東日本大震災の際にも、ふだんから地域内のつながりが強かった地域では、地域のリーダーの指示や、適切な住民の避難行動により被害が少なかったとの報告を受けております。そのような地域は日ごろからコミュニティ活動が活発で、災害に備えて定期的に防災訓練を行うなど、ふだんから地域を挙げて自主的な予防活動に取り組んでいたことが功を奏したと考えられます。

 市といたしましても、議会総務委員会からのご提言もいただきました。地域の皆さんの共助の力を生かしながら防災体制を強化するため、今年度、これまでの財政企画課内のコミュニティ推進室と総務課の防災管財グループを統合し、さらに消防本部と連携を密にするため人事交流を行い、災害現場での活動経験豊富な消防職員も配置したコミュニティ防災課を新設しました。コミュニティ防災課では、コミュニティづくりはもとより、市民の皆さんが災害に対する備えをするためのお手伝いや、防災対策だけでなく危機管理への対応、市民の防災意識の啓発や、自主防災組織の活性化などの取り組みを行っていきたいと考えています。

 次に、防災関連以外の市政運営についての報告をいたします。

 臼杵市を舞台にした映画「種まく旅人~みのりの茶~」は、臼杵市出身の塩谷 俊監督が手がけたお茶の有機栽培が題材の作品で、平成22年11月からおよそ約1カ月間、市内各所でロケが行われ、エキストラなど多くの市民の協力を得て制作されました。本年3月3日に野津中央公民館で、4日に臼杵市民会館で先行上映会があり、それぞれの会場では塩谷監督と主演俳優による舞台あいさつも行われました。その後、全国で公開され、ストーリーと野津地域の豊かな自然や二王座の町並みが見事に融合し、ぬくもりのあるすばらしい作品で臼杵市が全国のスクリーンを通じて紹介され、臼杵のよさをアピールするとともに、認知度も高まったものと思っています。

 市では、映画公開後、ロケ地についての問い合わせがたびたび寄せられていることもあり、撮影が行われた場所を映画のエピソードを交えて紹介する「種まく旅人 臼杵ロケ地を巡る旅MAP」をおよそ2万枚作製し、市内の観光施設や駅などに置きました。ロケ地マップには、野津地域の茶園や絶景スポットなど11カ所を地図つきで掲載しています。また、臼杵の新たな魅力を提供し、観光振興につながるよう、マップの裏面には「臼杵見どころMAP」として臼杵地域の中心街エリアの観光地もアピールしています。映画を見られた方々を初め、観光客が映画に映し出された印象的なシーンを思い浮かべながら、舞台となった場所をめぐる散策をお楽しみいただけるものと大いに期待しています。

 2月25日、26日の両日、有機農業公開セミナーが開催されました。

 初日は、有機農業の現状と課題や有機農業の土づくりなどをテーマにした基調講演があり、その後、臼杵市の有機農業の推進や、給食畑の野菜の取り組みなどの事例発表や、「土づくりと地域の未来を考える」と題してパネルディスカッションが行われました。

 2日目は、参加者が土づくりセンターやベビーリーフ栽培農場を見学して、有機農業の知識を深めていただきました。

 3月22日、食と農をつなぐ臼杵市農業振興大会を市民会館で開催しました。福岡市で農産物直売所を営む有限会社ぶどう畑代表、新開玉子さんを講師に、都市と農村をつなぐかけ橋を目指して、食と農業のつながりや暮らし、農業のあり方、地産地消、地域再生の道について講演をしていただきました。

 昨年7月に佐志生において甘夏栽培の自社農場を開設しました株式会社JR九州ファーム大分が新たに甘藷の栽培で本市に農場を開設することとなり、3月30日、県庁において進出協定の調印を行いました。栽培場所は野津町前河内で、栽培面積は2ヘクタール、生産量は50トンを予定し、今後、農地拡大や生産量の増加を計画しているとのことであります。

 4月1日、旧臼杵藩主稲葉家下屋敷がリニューアルオープンしました。

 臼杵の歴史的町並み観光の拠点施設として、また、隣接する図書館と一体とした文化ゾーンとしての活用など、人々が交流し、臼杵の歴史文化に触れ合うことができるよう工夫を凝らしています。施設の貸し館利用も可能になり、あわせてこれまで有料で運営していました下屋敷前の市営駐車場を無料化しましたので、市民や観光客の方々にぜひ活用していただきたいと考えています。

 4月1日から、臼杵市商店街等空き店舗活用事業補助金を創設しました。

 店舗の内外装費用等の経費の2分の1を上限50万円で補助するもので、既に1件申請が来ております。この事業により、商店街地域の空き店舗または空き家を有効利用し、商店街などの活性化を図りたいと考えています。

 次に、臼杵市観光情報協会では、事務局長を全国から公募し、4月9日に新事務局長が着任いたしました。横浜市出身で旅行会社などの勤務経験もあり、今後、熱意と意欲を持って本市の観光振興に力を尽くしていただけるものと期待しております。

 4月5日、たばこ廃作に伴う遊休農地を有効活用し、ほんまもん農産物を生産する担い手の確保及び育成を行うために、「ほんまもん農産物お届け隊」研修生を任命いたしました。この研修制度により有機農業の担い手を増やし、生産拡大に努め、市民への安心・安全なほんまもん農産物の供給拡大を図りたいと考えています。研修生はNPO法人のほか、個人の方、合わせて4名で、今後1年間、うすき夢堆肥を使用した有機農業を研修し、その後、実践しながら直売所などへほんまもん農産物をお届けするようになります。

 以上、3月定例会以降の市政関連事項につきまして報告を終わります。

2012年9月3日月曜日

一般質問 する議員・しない議員

一般質問は、どの議員でもすることができます。年4回議会が開かれますが、質問を通告すれば、一回の議会あたり60分の持ち時間が与えられます。
議員活動を通じて、要望や提案などは、市役所へ伝えます。実現すること、実現しないこと、出来ること、出来ないこと、様々な結果となります。それらの結果を踏まえて、議場で市長の考えを問う、そういう場面が「一般質問」と捉えています。

「一般質問」という手段が無ければ、公的な見解を問うことができません。納得しないものについて、突き詰めて議論することができません。私にとって「一般質問」は、唯一の武器であり論戦の場です。

9月議会の一般質問

一般質問する方々の通告内容が示されました。
http://www.city.usuki.oita.jp/up/log/1524.pdf

9月11日(火)と9月12日(水)に一般質問が行われます。くじ引きの結果、7番目の質問順序となりましたので、12日の午前中になりそうです。

2012年9月1日土曜日

一般質問を通告

一般質問を通告しました。いろいろと思い悩んだ末、次の3つを質問することにしました。

1 市民の移動手段の確保についてについて

免許を持たない高齢者が増えるが、生活利便施設のある市街地への移動手段の確保についてどのように考えているか?

2 スクールバスと路線バスの連携について

深江地区方面には路線バスとスクールバスが並行して運行されている。路線バスの維持に地域負担を強いられており、小中学生が路線バスを利用すれば地域負担を解消できる可能性があるが、どのように考えているか?

3 ケーブルテレビについて

機器類や伝送路の更新を含め、一般財源(税金)投入の見通しをどのように考えているか?

海鮮朝市

特にチラシを打ったわけではないのに今朝はお客さんが多かったです。

たくさん魚をスチロールの箱に入れて「これから日田」と言っていた方。先々週「釣るより安い」と言っていた方のようです。釣果に恵まれずの購入でしょうか?

大きな魚を購入するお客さんも現れてきました。何匹かの「ハマチ」にも引き合いがあった様子。魚をその場でさばいてくれて、魚を買いやすくする試みも。

市の関係職員もたくさん訪れています。これまでは市の補助で大々的に2ヶ月に1度のイベント開催でしたが定着に至らず、「やめ」になっていました。今回、仲買の方の尽力と漁協の協力、市役所が宣伝部門を担うという新たな枠組みでの再出発。なんとしても成功させたいと案じている気持ちが伝わってきます。

新鮮な魚をお得な値段で買うことが出来る。それを目当てに少しずつ口コミで広がっている気がします。