2012年10月9日火曜日

移転計画についての議会判断は不要か?

http://usuki.blogspot.jp/2012/10/blog-post_8.html
コメントいただきました
(以下引用)

臼杵小と福良小の合併について、議員の方々が知らなかった
というのは、日記を見てビックリしました。
やはり、この対応を見ると、行政は市議会議員を必要としていないのか、軽視しているのかのどちらかだと思います。
ほんとに、議会って必要なのでしょうか?若しくは信用されてないのでしょうか?
行政と議会の関係ってどんな関係なのでしょうか?
わからなくなりました。

------引用ここまで

臼杵公園への避難で津波の難を逃れることが無理なのか?
高台若しくは避難ビルまでどの程度の距離を安全と考えるのか?
何メートル以上の高さであれば安全と考えるのか?

臼杵小学校に限らない今後の津波対策の根幹となるものです。これらが整理された上での高台移転との判断であると思いますが、今回議会にはそれらの説明はありません。

それら根本的な考え方を踏まえ、高台移転について議会に説明して理解を得て、その上で関係者に説明すべきと思います。議会が移転の必要性を理解しても、地元関係者の理解が得られなければ物事が進まないことは自明のこと。

しかし「議会においては移転の必要性が理解された」との説明がなされた上で、地元関係者へ説明がなされるべきことと思います。今回は、地元関係者に向けてそのような説明なしに理解を求める進め方、議会を軽視しているとしか考えられません。

どうせ議会に説明しても何も判断がつかず『地元関係者の理解を得ること』という結論にしかならないとでも考えたのでしょうか。これではいつまで経っても津波対策の根本について、市当局と議会との共通理解は生まれません。

共通理解がなくとも津波対策は進められる(予算は可決される)との判断であれば、議会は「不要(どうにでもなる)」か「信用されていない」か「説明に値しない」ということになそうです。

8 件のコメント:

  1. 修正も否決もしない議会に対して、市が「この議案をなんとか通していただかなければ」なんて考えを持つわけがないです。ですから、市側にとって、議会は「時間のムダ」という認識しかないでしょう。

    差し戻しも修正も否決もないのなら、私が議案を提出する側なら、はっきり言ってそう思います。

    返信削除
  2. 住民側との話の前に議会に説明がないのですか?議会の場ではなくとも、事前にどこかのタイミングで諮るなりしなければいけないでしょう?個別ではダメです。

    はっきりいって市の怠慢ですね。民意を無視しています。

    返信削除
  3. 住民説明会の件は、福良小と臼杵小校区の市議は勿論知っていたのでしょう。
    それでいてこの流れを何とも思わないのですか・・・。
    すでに市議ではないですね。
    区長レベルで説明会に参加しているとしか思えません。
    若しくは、行政側にだいぶすり寄った市議なのかな。

    返信削除
  4. >議会は「時間のムダ」という認識しかないでしょう。

    議会に説明して「計画は妥当、ただし地元の理解を得ること」という結論が出るなら説明する意味もあると思います。それをもっての地元説明が筋かと。

    「計画は無理・無駄」計画撤回、地元説明は不要という結論も当然ありうると思います。今回の進め方は「そういう結論は出ない」と議会の出方を勝手読みされた格好。そういう意味で議会軽視といわざるを得ません。

    >民意を無視しています。

    そうですね。この問題は地元だけの問題ではなく市全体の問題として議会が判断すべきことであると思います。ただ、これまで述べたように議会が民意を代表して判断をくだす「決められる議会」ならば「民意を無視している」といえますが、決められない議会であれば必ずしもそうは言えません。

    そうは言っても「決められる議会」であることを前提に議会説明はあってしかるべきと思います。

    >それでいてこの流れを何とも思わないのですか・・・。

    私は初耳でした。他の市議が知っていたのかどうかわかりません。今回耳にして、議会説明がなかったことに疑問を抱きましたのでここで述べさせていただきました。他の市議はどう思っているのでしょう。

    返信削除
  5. おそらく、どうも思ってないから行動に移すことがないのでは?

    若林市議のように、発信し続けるのはすごいことです。発信すれば叩かれたりすることはわかりきってるのに。

    見てみぬふりをする市議、いや、どういう観点で臼杵市を見なければいけないのかがわかっていない議員さんが多すぎるのでしょう。

    やはり、「名前連呼選挙」をいい加減見直し、「政策ありきの選挙」の形態に見直す時が来ているのではないでしょうか?

    若林市議のように、おかしいことをおかしいと発信出来る議員さんが増えることを望みます。

    返信削除
  6. ありがとうございます。市民の皆さんに発信し続けることは議員の務めと思っています。匿名さんのような方がいらっしゃることは大変励みとなります。

    発信の甲斐あって? 明日(10/11)に「議員全員協議会」が開催されるとの連絡がありました。聞けば議題は「臼杵小学校の移転計画について」ということです。

    どういう経過で「全員協議会」が開催されることになったか判りませんが、既に地元関係者説明会を行っていますので、いまさら移転計画の是非を問うということではないとは思いますが・・・

    返信削除
  7. 「全員協議会」・・・まさかとは思いますが、全員一致でこういう意見でいきたいので、意思統一をお願いします・・・みたいな談合では・・・?

    返信削除
  8. 「全員協議会」は、説明は行われますが何も決する場ではありません。

    本会議では充分な説明が出来ない、あるいは、議決を求めるのはまだ先であるが事前に説明を行って共通理解を深めたいという時に開催されます。

    今回の移転計画などは、後者に当たるもので、計画の考え方などの説明の後、質疑応答が行われます。

    市の執行部の説明や質疑応答などを聞きそれぞれの議員が議決の場に向けて自分の考え方を整理することになります。

    大方の賛否の向きはそのときのやりとりで判明すると思われ「全員協議会」は大きな施策を行おうとする上で重要な場面となります。

    返信削除