(以下引用)
日田市が一般財源財政推計を発表 [2012年12月23日 10:51]
日田市は2017年度までの一般財源の財政推計を発表した。
市町村合併に伴う普通交付税の優遇措置が15年度から段階的に縮減される半面、社会保障費が増え、水害の復旧費も財政を圧迫。17年度には歳入歳出の差し引き収支で赤字額が約10億円に達する見通し。
3月発表の推計からさらに厳しい財政事情となり、市は基金の取り崩しの他、5年間で約20億円の歳出削減を図ることにしている。
水害復旧費も影響
交付税の縮減額は15年度が約2億円、16年度約7億円、17年度約12億円。歳出では、生活保護費と児童扶養手当などの伸びで社会保障費が5年間で13億円増大。さらに災害復旧費は14年度末までに約12億円、市土地開発公社解散に伴う未分譲地などの財務処理費は約8億円必要となる見込み。
水害復旧費も影響
交付税の縮減額は15年度が約2億円、16年度約7億円、17年度約12億円。歳出では、生活保護費と児童扶養手当などの伸びで社会保障費が5年間で13億円増大。さらに災害復旧費は14年度末までに約12億円、市土地開発公社解散に伴う未分譲地などの財務処理費は約8億円必要となる見込み。
社会保障費については本年度から、市民の負担軽減のため一般会計から1億5千万円を国保特別会計に繰り入れており、「十分な保障は維持していきたい」と市財政課。
基金は財政調整基金などを取り崩して赤字分の財源に充てる方針で、17年度末時点での基金残高は本年度比約18億円減の74億円となる見込み。
原田啓介市長は「退職者補充を8割にするなどして人件費を約2億円削減し、福祉施設やスポーツ施設の統合など公共施設の効率的な運営にも努めて財政健全化を図りたい。推計は来年度予算編成に反映させる」としている。
-------引用ここまで
他の市も苦しい台所事情。臼杵市の推計はここに。
日田市に比べれば、臼杵市はまだましと言えます。17年度日田市は10億円の赤字見込みですが臼杵市は1億円の赤字。貯金に当たる基金残高は、日田市の74億円に対して臼杵市は57億円が見込まれています。
また、日田市では「国保会計」に「一般会計」から1億5千万円を繰り入れて(財政支援して)おりこのことも赤字幅を拡大させる要因です。繰入を行えば「国民健康保険料(税)」は軽減されますが、財政を圧迫します。現在臼杵市では繰入を行っていませんが「国保会計」は逼迫が予想され検討課題です。
いずれにしても、どこを見渡しても危機的状況。行財政改革は待ったなしです。
0 件のコメント:
コメントを投稿