2010年12月31日金曜日

よい年をお迎え下さい

【萬燈行】

内外の状況を深思しましょう。
このままで往けば、日本は自滅するほかはありません。
我々はこれをどうすることも出来ないのでしょうか。
我々が何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか。
我々が何とかするほか無いのです。

我々は日本を易(か)えることが出来ます。
暗黒を嘆くより、一燈を付けましょう。
我々はまず我々の周囲の暗を照す一燈になりましょう。
手のとどく限り、至る所に燈明(とうみょう)を供えましょう。

一人一燈なれば、萬人萬燈です。
日本はたちまち明るくなりましょう。
これ我々の萬燈行であります。
互に真剣にこの世直し行を励もうではありませんか。
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『安岡正篤 一日一言』より

水道料金の滞納「催告書」について

水道料金を滞納すると条例に基づき、「督促状」が送付されます。
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臼杵市水道事業給水条例

第40条 この条例に規定する、料金、加入分担金又は手数料を納期限までに納付しないときは、管理者は、督促状を発しなければならない。
2 前項の規定により督促状を発したときは、督促状1通につき100円を徴収する。ただし、やむを得ない理由があると認める場合においては、これを徴収しないことができる。
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「督促状」は、納期限の次の月に一回のみ発送され、手数料が100円加算されます。
それでも納付なされない場合、3ヶ月ごとに「催告書」が発送されます。
さらに、滞納期間が6ヶ月を超えた場合は給水停止を行う規定となっています。

今回、疑問を呈されたのは「催告書」の発送に手数料が加算されないという点。
いくら滞納し何度「催告書」が発送されても請求金額には100円が加算されるだけという点。

「催告書」を発送するためには手間や郵便料金がかかります。
その手間賃や郵便料金は、滞納した人が負担するのではなく、他の水道使用者が負担しているという理屈。

いったん督促状を受け取り、手数料100円が加算された後は、その後の「催告書」を何度受け取っても、請求金額は変わらず、言わば「滞納し得」という理屈。
滞納に伴う「延滞料」も徴収する仕組みになっていないとのことで請求していません。

近隣の市でも「催告書」の発送に手数料を取っている市は無いとのこと。
不合理を感じます。

2010年12月30日木曜日

外部評価の様子が公開されます

臼杵市では「サービス検証システム」により、行政評価を行っています。
市役所内部の評価と市民アンケートに基づき外部評価委員からなる「行財政活性化推進委員会」で評価が行われます。
http://www.city.usuki.oita.jp/dl/20gaibuhyouka.pdf

一般質問などで「事業仕分け」の実施をお願いしてきました。
市はこれまでの「サービス検証システム」を充実させ、対応したいとの意向です。

今回「行財政活性化推進委員会」が公開されることになりました。
このことは1月号の市報に掲載されています。(私もこれで知りました)
http://www.city.usuki.oita.jp/modules/usuki_kou/shihou/2011_01/2011-01-04.pdf

来年のことになりますが、
1月24日(月)14:00から、市役所2階の「議員サロン」で開催されます。
無論私は参ります。皆さんもぜひ参加して「評価」の様子を確認してみませんか。

2010年12月29日水曜日

市議会議員の寄付控除のはなし

「若林純一後援会」を選挙に備えて設立しました。
代表者は、若林純一。会計責任者は、父。

政治資金規正法に基づき、収支報告書の提出を求められています。
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若林純一個人が、若林純一後援会に寄付をする。
後援会が事務所費などを支出する。
若林純一が寄付した分は個人所得から「寄付控除」として控除。
領収証の整理が面倒。。などと考えていました。

ところが、「寄付控除」が認められるのは国会議員、県会議員、政令市の議員の活動団体まで。
臼杵市議会議員の活動団体への寄付については「寄付控除」はありません。
また、議員には「必要経費」が認められていないようです。

結局、若林純一が支払おうが、後援会が支払おうが税制面では同じ。
確定申告についても領収証は必要なくなり、整理の手間も必要なくなりました。

議員報酬については以前報告しました。
http://usuki.blogspot.com/2010/04/blog-post_28.html

報酬から、所得税、国民健康保険料、国民年金掛金、議員共済年金掛金などを支払い、政務調査費も無く、活動費用も必要経費としては認められないとなれば、専業は大変。

議員を少数精鋭、例えば10名として、議員に専念できる報酬と政務調査費を計上するか、議員をボランティアと考え、例えば日当制にするか、考えどころです。

2010年12月28日火曜日

変わる地方議会 4

大分合同新聞12月10日夕刊より転載
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地域再生Ⅱ - 変わる地方議会(4)  問われる二元代表制

地方分権論議の高まりを背景に、自治体の首長の動きが注目を浴びている。
しかし、地方議会の存在感は薄いのが実情だ。
地方自治は、住民がそれぞれ選挙で選んだ首長と議会の「二元代表制」で支えられる。一方の柱である議会の活性化は急務だ。

「地域主権改革が進む中、議会の役割は極めて重い。
首長と議会、議会と住民との関係が厳しく問い直されている」。
11月初め、都内で開かれた自治体関係者の会合で、三重県議会の三谷哲央議長(63)は強調した。

同県議会は先駆的な改革を続けている。
定例議会を年4回から2回とし会期を延ばしたほか、有識者らによる「議会改革諮問会議」を設け、外の声を生かす仕組みも導入した。
こうした試みを広瀬克哉法政大教授(52)は「改革に取り組む議会は住民の関心度が違う」とし、議会と住民を近づける効果があるとみる。

ただ、政策シンクタンクの東京財団によると、全体的な住民の関心は、論議の中身ではなく高額さや無駄が批判される議員報酬や政務調査費に向けられている。
同財団の中尾修研究員(61)は「自治体は限られた財源で“地域経営”を迫られている。議会も地域経営者の覚悟が必要」と、議員の危機感の薄さが不信を招いていると指摘する。

議会自らの改革と同時に、地方分権のふさわしい受け皿となれるよう制度の見直しも重要だ。
二元代表制とされながら、議会の招集権や予算の修正で制約があるなど、首長と比べると、議会の権限は十分でないとの声が上がっている。

市長が議会を開かず専決処分を繰り返した鹿児島県阿久根市のケ-スでは、議会が有効な対抗策を打ち出せないことも混乱の一因とされた。
片山善博総務相(59)は「議会を招集しないのは違法。議会側が招集権を持つのも一つの解決方法だ」と、地方自治法改正に踏み込む考えを示した。
ただ、共同通信社と加盟新聞社が協力して今秋行った全国首長アンケ-トで、地方議会改革を聞いたところ「現行の枠組みで改革」が51%でトップ。
「抜本的な制度改革が必要」は6%にすぎず、首長側は本格的な見直しには消極的だ。

議会への期待の低さの反映ともみられ、地域社会でも制度改革を求める声は必ずしも大きくない。
しかし、三谷議長が指摘したように首長と議会、住民の連携は一層重要となる。責務に見合う見直しを進めていくには、議会自らが信頼感を獲得する試みを重ねることが大事だ。

ケーブルテレビへの市費投入のこと

担当課とケーブルテレビの財政事情について話し合いました。
多額の市費(税金)が使われているとの懸念に対して、そのようなことはないとの見解です。

必要な機器や伝送路の更新費用などを含め、CATVの使用料収入で賄っていけるのかどうか。
市費を投入し続けなければならないのか。
大変な違いです。

使用料収入だけで賄っていけるならば、大変すばらしいことです。
CATVについての財政運営の目算については、今後検証を行うとのことでした。

きちんとした目算が立てばその際はきちんと説明していただきたいとお願いしました。
使用料収入で運営できるとなれば、私の懸念は大きな間違い、謝らなければなりません。

ラスパイレス指数

国家公務員と地方公務員の給与水準を比較する指数。
大分合同新聞に2010年の数値が掲載されていました。

臼杵市は、昨年100.9ポイントでしたが、若干下って98.9ポイント。
しかしこれはあくまで、給与カットが行われている今年の数値。

一般職2.5%、管理職5%の給与カットが12月で終了。
このままでは、来年2011年はまた指数アップが確実な状況。

どの程度の給与水準が適正かは、それぞれの自治体で考えるべきこと。
予算の使い道を考えるということです。

阿久根市や名古屋市では活発な議論が交わされています。
これからの財政事情を考えるとき、どの自治体でも活発に議論されるべきものと思います。

2010年12月27日月曜日

大手門周辺整備・活用市民意見交換会 4回目

2班に別れてまとめた意見の「違い」について確認。
その「違い」を中心に意見交換を行いました。

特に意見の違いがあったのは、「大分銀行跡」。
私は臼杵の総合案内、特に歴史・人物・祭り・食などの情報提供に特化した施設にとの意見。

他方、観光案内に加え特産品を展示販売する、有機野菜を売る、
市民と観光客の交流の場にという意見の方もおり、なかなかまとまりません。

明けて1月末頃、意見を整理し、再度意見交換を行います。

ケーブルテレビは日曜日も営業を

ケーブルテレビの建物は商店街のほぼ真ん中あたりに位置しています。

「日曜日にケーブルテレビが閉まっているのは、周辺が寂しく感じる。」
「日曜日に相談や手続きに出向きたい人もいる。」

商店街に活気をと日曜日も営業を行っている商店にとって、ケーブルテレビが営業しているかどうかの影響は大です。
日曜日営業ができないかどうか、市役所の担当課をたずねました。

以前は、サーラ・デ・うすきに出勤する観光情報協会の職員が日曜日も鍵を開けていたそうです。
無人ではあったが、テレビの並んでいる玄関ホールとトイレの使用ができるようになっていたとのこと。
現在は、玄関ホールのテレビの改装に伴い高価な機器が並び、防犯上から開けていないとの説明でした。

日曜日営業は、指定管理者の臼杵ケーブルネット(株)に検討を依頼しているとのこと。
早ければ来春からの営業もありうる様子です。

市街地中心部、商店街の真ん中、観光エリアの真ん中にある建物です。
日曜日も営業していただけると賑わいの一助となります。期待しています。

ケーブルテレビに死亡のお知らせを

「ケーブルテレビに“死亡のお知らせ”を流していただけないでしょうか。」

要望を受けて、お願いしていた件について回答がありました。

「臼杵市有線テレビジョン放送番組審議会」に諮り決定するとの回答。
http://www2.city.usuki.oita.jp/reiki_int/reiki_honbun/ar08300601.html

どうぞよろしくお願いします。

2010年12月25日土曜日

政府予算案が閣議決定

「あとは野となれ山となれ予算」が閣議決定された。

子ども手当、社会保障制度改革の先送り、高校授業料の無償化、高速道無料化、etc
税収を大きく上回る借金を行い、予算ばら撒きの大盤振る舞い。

地方にばら撒く地方交付税も大盤振る舞い。
地方交付税にまわせる財源は減っているにも関わらず、
「交付税特別会計」で借金した上で表向き地方に手厚く配分された。
結局は地方が負担しなければならない隠れ借金である。

予算における「児童虐待」と書いた新聞がある。
将来返さねばならない借金で今を謳歌しようとする大人たちの「児童虐待」であると。
http://www.mof.go.jp/seifuan22/yosan004.pdf

2010年12月24日金曜日

事業仕分けを振り返って

この一年の事業仕分けを振り返って
構想日本政策担当ディレクター 中村 卓
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年の瀬を迎え、今年の熱く、濃い「事業仕分けシーズン」もようやく終わった。
国レベルでは、政府行政刷新会議が春に独立行政法人と公益法人、秋に特別会計と再仕分けを行ったほか、自民党も4月には子供手当や高速道路無料化など現政権が推進する主要事業、6月には政府の諸規制政策を対象に、事業仕分けを行った。

構想日本が自治体と行う事業仕分けも、今年は急増した。
事業仕分けは、もともと構想日本が2002年から進めてきたもので、3年ほど前から増加傾向にあったが、今年は6月から12月までで49件にのぼり、過去8年間の合計にほぼ匹敵する件数となった。このうち、すでに2度目、3度目という自治体も15件を数え、地道な取り組みとして継続的に実施する自治体も増加した。

数が増えただけでなく、内容も進化した。事業の選考、事業シートの作成、本番の運営体制、実施後のフォローという一連の過程で、透明度を高め、説明責任を果たすための様々な努力、創意工夫がみられた。

中でも「市民判定人方式」を採用した自治体が急増した。仕分け人が議論をし、結果判定は無作為抽出で選ばれた20名程度の住民が行うというこの方式は、昨年7月に富士見市で初めて実施したものだが、今年は17自治体に広がった。関心度、注目度の高まりに連れ、事業仕分けの取り組みの質をどう高めるか、行政内部の取り組みにとどまらず住民参加、住民自治にどうつなげていくかという問題意識が実施自治体に育っていると感じられる。

地方議会の会派が実施する事業仕分けが増えたのも、今年の特徴である。議会会派の事業仕分けは、昨年2月に民主党京都府議会議員団が初めて実施し、続いて7月に自由民主党横浜市議団が実施した。この両会派は、その後も継続して実施しているが、今年はさらに、民主党・無所属の会さいたま市議団、越谷市議会新政クラブ、宮城県議会改革みやぎが加わり、年明け早々には民主・みやこ未来京都市会議員団が実施予定である。取り組み手法は様々で、事業説明を議員が行うケースもあるが、いずれの取り組みも活気があり、その後の議会活動やマニフェストづくりに生かそう、という意気込みが感じられた。

とはいえ、現状では議会内のグループである会派の取り組みにとどまり、議会として実施するには至っていない。住民の代表者として行政の事業をチェックするのが議会の役割であることからすれば、議会が率先して事業仕分けに取り組んでほしい。来年は、全国のモデルとなる議会主導の事業仕分けが現れるよう、働きかけをしていきたい。

6月から12月まで切れ目なく続いていた自治体事業仕分けも、ここでようやく一区切りついた。この間、多くの皆さんに、多大なご尽力をいただいたことを心から感謝申し上げる。そう申し上げている間にも、構想日本の事務所には、既に来年度の事業仕分け実施希望が多数寄せられている。新たな年、事業仕分けの輪をさらに広げ、この国を基礎から、現場から変えていくうねりをつくり出したい。

http://www.kosonippon.org/shiwake/contribution/index.php

2010年12月23日木曜日

変わる地方議会 3

大分合同新聞12月9日夕刊より転載
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地域再生Ⅱ - 変わる地方議会(3)   成果主義、議員も競争

●「身を切る覚悟を」

川辺川ダム問題に揺れる熊本県五木村。
11月中旬、宮園地区の大イチョウがそびえる広場には、ことしも岩本員功副議長(67)ら議員3人の姿があった。

「地域のために汗を流すのも、議員の務めだと思う」と岩本副議長。
地区で毎年開かれる祭りのため、3人は準備に忙しい。
作業に加わった男性(50)は「成果主義の導入で議員が切磋琢磨(せっさたくま)し、地元が元気になればうれしい」と期待する。

五木村議会(定数10)は4月、全国で初めて議員報酬に成果主義を導入した。
月額21万3千円だった報酬のうち8割は毎月支給する。
残る2割を成果報酬とし、活動の評価に応じて年度末にまとめて支払う仕組みだ。

水没予定地を抱えダム計画に翻弄(ほんろう)されてきた「子守歌の里」は、村の人口がピ-ク時の4分の1以下に減少。
高齢化率は40%を超え、限界集落も数を増している。「このままでは村はつぶれる。競争原理を働かせ、議員も身を切る覚悟が必要だ」。
照山哲栄議員(78)は力を込める。

だが、議員の受け止め方は分かれる。報酬改革を盛り込んだ条例改正案が出された3月定例会。
「議員の働きを公平に評価する人をどう選ぶか」「議員は4年に1度の選挙で評価されるべきだ」など懸念の声が相次いだ。
採決結果も賛成5、反対4の小差だった。

●試行錯誤なお続く

議会が評価主義の導入を申し合わせたのは、昨年12月。
それからわずか4か月足らずで実現に踏み切った。

見切り発車の感はぬぐえず、現場では今も試行錯誤が続く。
議員名や評価内容を非公開とする方針を決めたのも、制度が導入された後。

「評価する側の負担が大きい。選挙への影響を考慮する必要もある」と、田山淳士議長(59)は話す。
議員は「一般質問」「政策提案」「地域活動」などを参考に5段階で評価される予定。
ただ、5人以内とした評価委員のなり手は、村民3人にとどまっている。
具体的な効果がまだ見えないだけに「評価のために頑張るのはおかしい」と消極的な議員もいる。

一方、地方自治に詳しい早稲田大現代政治経済研究所の林勝美・特別研究所員は小さな村の挑戦に「住民が主人公となる自治へと転換する契機となるのではないか」とエ-ルを送る。

年度末には、議員に初めて評価が下される。
各地の地方自治の現場が、その「成果」を注視している。

2010年12月22日水曜日

ケーブルテレビ放映

私の一般質問の録画が、明日12/23(木)19:30頃から放映されます。

ぜひご覧いただきますようお願いします。

なお、放送の全日程はつぎのとおりです。
http://usuki.blogspot.com/2010/12/blog-post_8690.html

二孝女の物語

大分合同新聞より転載
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茨城に「二孝女」の記念碑 200年の節目


青蓮寺境内に完成した二孝女の記念碑
江戸時代、病床に伏した父を訪ねて臼杵市野津町川登地区から常陸国(現茨城県)まで、命懸けの約2カ月間の旅をした「豊後国の二孝女」をたたえる記念碑が、茨城県常陸太田市の青蓮寺に完成した。ことしは二孝女の常陸訪問から200年の節目。両市は今後、美談を橋渡しとした相互交流を積極的に進めていく。臼杵市では3日、二孝女ゆかりの地の見学会を開く。

「二孝女」は実在の人物で、川野初衛門の娘ツユ、トキの姉妹。初衛門は1804年、親鸞ゆかりの地を訪ねる巡礼に出発したが、途中で足を痛め、青蓮寺に着いたところで歩けなくなってしまった。1811年、姉妹は川登を出発。苦労の末に父との再会を果たした。姉妹に感動した常陸国の住民や臼杵藩の役人らによる手厚い支援を受け、翌年帰郷した。
青蓮寺のある常陸太田市は福島県との県境に位置し、人口は約5万6千人。二孝女の話は学校の教材にもなっている。青蓮寺で近年多くの史料が見つかったことから研究が進み「豊後国の二孝女」など本も多数出版されている。
記念碑の建立は青蓮寺の関係者や、郷土史研究グループの二孝女研究会(秋山高志代表・茨城県水戸市)などを中心とした顕彰事業の一環。秋山代表は「二孝女の話は海外の研究者からも注目を集めている。両市が真心、人情、愛の発信源になれば」と話している。
3日は臼杵市で「二孝女ゆかりの地を訪ねて」と題し、供養碑前での法要や川登小学校での顕彰行事、二孝女の菩提(ぼだい)寺・善正寺訪問などを計画している。
来年は二孝女の帰郷200年を記念し、常陸太田市への「お礼参り訪問」など多くの行事を予定。主催する野津町きっちょむ史談会の吉良卓美会長代行は「郷土の先人の偉業を一人でも多くの人に伝え、交流の機運をできるだけ盛り上げたい」と張り切っている。
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次は、毎日新聞より転載
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二孝女:広く伝えよう 野津町きっちょむ史談会、ゆかりの地訪ねるイベント


江戸時代の臼杵藩の親孝行な2姉妹の「二孝女(にこうじょ)伝」に光を当て、幅広く伝えていこうという動きが出ている。臼杵市の「野津町きっちょむ史談会」(後藤保一会長)は今月、市内に残る二孝女ゆかりの地を訪ねるイベントを初めて開き、会員ら約50人が参加した。

二孝女伝は、江戸時代後期の文化年間(1804~18年)の話。親鸞が布教活動した際の旧跡を訪ねた父が旅の途中に病に伏し、常陸の国(現茨城県)の寺にとどまった。姉妹は安否を気遣い、10年後に船と徒歩で父に会いに行き、病父をかごに乗せ、臼杵に戻ったという。

茨城県では、この物語を後世に伝えようと、県立高校の「道徳」の副読本に取り入れたり、10月には寺に記念碑を建てたりするなどの動きがある。

きっちょむ史談会は「二孝女の地元の方が顕彰の動きが遅い。広く知ってもらおう」とゆかりの地を訪ねるイベントを企画。今月、校歌に二孝女の歌詞がある川登小も訪ね、3年生以上の39人と姉妹の話をするなどして触れ合った。

姉妹が父と再会して200年となる来年10月、同史談会を中心に常陸国訪問団(約40人)を作り、お参りする予定だ。

「たびびとの詩」クランクアップ

大分合同新聞より転載
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塩屋監督「協力に感激」 たびびとの詩


撮影が終わった塩屋監督(右から3人目)と俳優ら。収録には市民ら520人のエキストラが協力=19日、臼杵市の市民会館
塩屋俊監督が臼杵など、ふるさとで手掛けた映画「たびびとの詩(うた)」が19日、臼杵市の市民会館でクランクアップした。
この日はクライマックスとなる「臼杵市優秀農作物表彰式」のシーンを撮影。県内外から520人のエキストラが参加。農林水産省官僚役の陣内孝則、茶の有機栽培にチャレンジする園主の孫娘役の田中麗奈、臼杵市役所職員役の吉沢悠(ひさし)、臼杵市長役の寺泉憲らが出演。
陣内が田中に表彰状を手渡すシーンを客席のエキストラを交えて撮影。エキストラの拍手のタイミングを変えたり、カメラ位置を変えたりと何度も撮影に臨んでいた。収録は3時間に及んだが、待ち時間の間には陣内がマイクで冗談を言い、場を和ませていた。
塩屋監督は「ふるさとで映画を撮りたいという夢が地元の皆さんの協力でかない、感激しています」などと話していた。
「たびびとの詩」は11月23日にクランクイン。臼杵、大分、佐伯、大分空港など全て県内でロケをした。映画は来秋、全国で公開予定。
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塩屋俊監督は、臼杵高校出身、陸上部の先輩です。
来秋の上映が楽しみです。

大林宣彦監督が臼杵を舞台に「なごり雪」「22才の別れ」を製作してくださいました。
自分の住む町が映画の舞台になるのは本当に嬉しく、光栄なことです。

2010年12月20日月曜日

TPP参加交渉について

「太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加反対を求める意見書」が採択されました。
結局、この意見書案に反対したのは、私の他には衛藤議員と大戸議員。

反対討論でも述べたとおり、TPPへの参加は時代の流れ、平成の「黒船」です。
覚悟を決めて、「食糧安全保障」の観点からの農業政策へ舵を切るべきと考えます。

「TPP交渉への参加反対を求める意見書」は農協から提出され全国の議会で採択が進んでいる様子です。
たくさんの意見書が、全国の議会から送付された国はどのような判断をするのでしょうか。

2010年12月19日日曜日

変わる地方議会 2

大分合同新聞 2010年12月8日夕刊より転載
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■変わる地方議会② ~市民目線のチェック~

○手厳しい感想次々

「一般質問は形式的な儀式に終わっている」
「一般質問の冒頭の定型的な挨拶は不要。発言はいちいち壇上に行かず、自席でやれば済む」
「議員が議席にふんぞり返っている」

10月4日、長野県松本市役所で開かれた「ステップアップ志民会議」の第2回会合。
公募された市民委員が、市議会をチェックするのが目的だ。

傍聴した9月定例市会の手厳しい感想が、次々と議員にぶつけられた。
赤羽正弘議長(67)は「今日は一にも二にも、皆さんの意見を徹底して聞く」と話す。

だが、男性市議の一人は「議会の仕組みを誤解している点もある」と、議会側の意見や説明の無い「一方通行」のやりとりに不満を漏らした。
審議がルールや慣例に縛られている―。
市民の目にそう映ったことに、戸惑いを感じた市議も少なくなかった。

2009年3月、松本市議会は長野県内の自治体では初となる議会基本条例を全会一致で可決、翌月に施行された。
市議会は市民参加や情報公開など条例に盛られた内容を推進するため、42人の市議全員が分担して参加する三つの部会を設置。
会派代表らでつくる「進行管理部会」も設け、3部会の取り組み状況をチェックするようにした。

ステップアップ市民会議は「交流部会」の提案で、本年度設置された。
市民の視点で議会改革への意見を出してもらおうと、18歳以上の市民や大学生を対象に7月、委員を公募した。

ボランティアで任期は1年。
「町会運営に関わる予算の仕組みを議員にも知ってもらいたい」と参加した町会役員や、信州大学の学生など顔ぶれは多彩だ。

○目的意識が鍵握る

長野県では、2000年に就任した田中康夫元知事が県議会と鋭く対立。
この間、県議会への注目度は高まり、傍聴者が大幅に増えた。

だが、こうしたケースを除けば、議会審議に住民の関心が集まることは多くない。
松本市議会のステップアップ市民会議は、市民に普段から議会に目を向けてもらう方策を探る狙いもある。

市民会議がこれまでに寄せた意見は数十項目。
市議会は、質問の方法や委員会での審査のあり方などについて改善に向けた検討を始めており、結果を来年1月の市民会議で説明する予定だ。

「市民の声を目に見える形でどう生かしていくか。議会が改革に向けた目的意識をしっかり持つことが、成否の鍵を握る」と、交流部会の小林弘明・副部会長(59)。
市議会と市民の「距離」を縮める試みは、これからが正念場だ。

2010年12月18日土曜日

会派代表者会議のこと

臼杵市議会は会派制を採用しています。

会派とは、議会内に結成された2人以上の所属議員を有する同志集合体をいいます。
各会派間の意見調整、連絡および協議を行うための会派代表者会議が置かれます。
会派代表者会議は、議会内の人事や決議案・意見書案の取り扱い、議会だよりを発行するか否かなどの意見調整を行います。
私は会派に属していませんので「会議に諮り、オブザーバーとして出席できる」立場で傍聴させていただいています。

もし会派制を採らず会派がなければ、全ての案件が全員協議会の場での協議となります。

この場合は、意見調整に手間取ることが予想されます。
私も意見を言い、情報を得て発信することができるのですが、現状ではいたし方ありません。

会派制の功罪といったところです。

2010年12月17日金曜日

ブログについて注意を受けました

先日、「議会だより」発行についての「会派代表者会議」の協議内容を報告しました。
http://usuki.blogspot.com/2010/12/blog-post_09.html

このことについて本日の「会派代表者会議」の席上大変お叱りを受けました。
会議の協議内容をブログに掲載する場合には慎重に行うようにと注意されました。

今後は、一層慎重を期してまいります。

会派代表者会議

会派代表者会議が開催され、傍聴させていただきました。

【協議事項】

1 臼杵市行財政活性化推進委員への議会推薦について・・・推薦を行うことに決定。

2 臼杵ケーブルネット株式会社の監査について・・・議会(市役所)からの監査役は必要ない。

2010年12月16日木曜日

意見書案の取り扱い

■地方自治法■
第九十九条  普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の公益に関する事件につき意見書を国会又は関係行政庁に提出することができる。
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市議会には、時に各種団体から意見書案の採択が求められます。
議員が取り扱いを依頼されたり、郵送されたりするものもあります。

無論、議員が意見書案を提出することができます。
その際には12分の1以上の賛成者が必要で、臼杵市議会で言えば2名以上必要です。

意見書案を採決に付すかどうか(議案として扱うかどうか)は、会派代表者会議で協議されます。
それぞれの会派に持ち帰り、採決に付すべきかどうか検討します。

会派代表者会議でそれぞれの会派の意向を確認し、可決する可能性のあるものだけが議案として提案され採決に付されます。
会派代表者会議の席上で、提案者と賛成者が決定され提案者が議場で提案します。

今回の「TPPに関する意見書案」は、農業関連団体から提出されたものです。
すべての会派の意向が「賛成」ということになりましたのでので議案として採決に付されます。

議場で提案され提案理由の説明がなされ、その後、質疑が行われます。
次に討論が行われますが、反対討論が無い場合は、全員異議無く可決となります。

意見書案に反対する場合には、壇上で反対討論を行います。
反対討論が行われた場合は、起立による表決が行われます。

表決の際、誰が反対で誰が賛成かは記録に残りません。
起立者の多少を認定しがたい時などにのみ、記名又は無記名で表決します。

ですから、明日の本会議で「TPPに関する意見書案」に誰が賛成し誰が反対したかは記録に残らず、「起立(賛成の意思表示)せる者多数」という記録になります。
明日は、反対討論する予定ですので、採決の際誰が座ったまま(反対の意思表示)かすばやく確認せねばなりません(汗)。

採択された意見書は、国会又は関係行政庁に提出されます。
苦労して採択された意見書がどのように国政に反映されるかどうかは、、不明。

こんな日記も。。

TPPへの参加に賛成

明日は、議会最終日。
各委員会に付託された諸議案についての委員長報告の後、質疑、討論、採決となります。
今回の諸議案、反対すべき内容はありませんので、委員長報告に対する質疑や討論は行いません。
反対討論がなければ、全員異議なく賛成となります。

次に意見書案が提出されており、上程、説明、質疑、討論、採決が行われます。
第9号「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」に基づく保育制度に反対し、現行保育制度の拡充に関する意見書(案)
第10号環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加反対を求める意見書(案)
私は、第10号意見書(案)には次のとおり反対します。
-------
日本の主力産業の国際競争力を低下させないためには、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加は避けて通れません。
しかし、現状の農業政策のままTPP協定への参加を行えば、国内農業が壊滅的打撃を受けることは明白であります。

TPP参加を前提に、食糧安全保障の観点から、直接支払い制度の拡充など、農業政策の抜本的見直しを行う必要があります。
大変困難な制度設計であり、国民的議論が必要ですが、TPPへの参加は、日本の国益を考えれば、避けては通れず、食糧安全保障の観点からの農業政策の抜本的見直しを行うことを条件にTPPへの参加に賛成します。

本意見書は、従来どおりの関税による国内農業の保護を前提とし、TPPへの参加交渉さえ認めない内容となっていますので、本意見書案については反対します。

変わる地方議会 1

議会の活性化を目指す臼杵市議会への提言とも言えるような記事。
4回シリーズで新聞に掲載されましたのでご紹介します。

地域再生Ⅱ  ~大分合同新聞 2010年12月7日夕刊より転載~
-------
■変わる地方議会① ~改革重ねオープンに~

地方議会の改革が続いている。市民によるチェックや成果報酬の導入。
開かれた議会を目指す取り組みは、自冶の可能性を広げる。

○全国初の基本条例

2006年、議会運営の基本原則を定めた「議会基本条例」を全国で初めて制定した北海道の栗山町議会。先進的な取り組みを学ぼうと、各地の地方議員の視察ラッシュが今も続いている。

制定から4年。
町内では「開かれた議会」を目指す試みが定着し、町や住民の意識も変わり始めた。

「『議員は何しているか分からん』と批判される。大変参考になった」
「住民に真摯に向き合う姿勢に感銘を受けた」

11月11日、栗山町議会を視察に訪れた千葉県習志野市や愛知県安城市など全国5市町村の議員26人は称賛の声を上げた。
対応した橋場利勝議長(65)が「地方議会への風当たりは厳しいが、住民に開かれた議会を目指して改革を続けたい」と話すと、拍手が起きた。

札幌市から東へ車で約1時間。人口約1万4千人の栗山町は、農業が基幹産業。
議会基本条例後の視察者数は約3600人に上る。

条例には、議会が住民と意見交換する「議会報告会」や、議員の質問に町長が逆質問できる「反問権」、議員相互の「自由討議」などを明記。
いずれも全国に珍しく注目を集めた。

○ガチンコの緊張感

きっかけは財政悪化だった。
町議会は02年、財政問題を徹底論議した。

「あれをつくれ、これをつくれと町に要望するだけではダメだと分かった」と山本修司議員(56)。
議会はどうあるべきかの模索が始まった。

04年には定数を5減らして13に。さらに、05年から議会報告会が始まった。
支持者向けに開く議員個人の報告会は多いが、議会報告会は町民誰でも参加できるのが特色だ。

オープンな半面、何を聞かれるか分からない。
楢崎忠彦議員(64)は「緊張感のある『ガチンコ』の舞台。何倍も勉強するようになった」。

改革を積み重ね、議会基本条例が誕生した。
議場での議論も活発化した。

07年、まちづくりの基本政策となる町総合計画の原案に議会として全国で始めて対案を作成し、原案を修正させた。
町職員からは「緊張感を持つようになった」「職員の能力を高めなければ」との声が上がる。

議会がチェック制度として設けた「議会モニター」を務める会社経営、阿部武良さん(63)は「住民の意見を次々と取り入れ、町と丁々発止の激論を交わす議会は頼もしい」と話す。
「議会が変われば、まちも変わる」と橋場議長。昨年は専門家が提言する「議会サポーター制度」を導入するなど、改革はなお続いている。

2010年12月15日水曜日

市長の行政報告

定例会議の冒頭、市長の行政報告があります。
9月議会、報告とともに文書配布があり、ブログに掲載させていただきました。
http://usuki.blogspot.com/2010/09/9_07.html

12月議会は、文書の配布がありませんでした。
「文書を配布するとそのままブログに掲載する者がいる。市長の発言は、文書どおりで無い場合がある。また、ケーブルテレビで放映する前にブログ掲載は好ましくない。」との理由です。

市長の行政報告へのアクセスは多く、皆さん興味を持って下さっています。
多少の文言の違いはあれ、文書を用意しての発言でしょうから、文書配布してほしいものです。
ケーブルテレビ放映後でなければならないということならそれに従います。

少なくとも、市のホームページには文書で掲載していただきたいと思います。
(あっ、「会議録検索」を利用すれば見ることができますが、掲載までに時間がかかるし、面倒)
http://kaigiroku.city.usuki.oita.jp/discuss/cgi-bin/WWWframeBase.exe?A=frameBase_ETSU_INTER&USR=webusr&PWD=&L=1&S=31&Y=
発言のビデオ(動画)をホームページ上に掲載することも可能であると思います。

たくさんの方々が市長の行政報告に興味を持って下さっています。

交通安全啓発活動

「おおいた年末・年始の事故ゼロ運動」が始まりました。
今日は、アニマードの交差点で朝、街頭活動を行いました。

警察、交通安全協会の皆さまとともに、議員の有志(一応全員に声がかかりますが、参加しない方も。。)が街頭に立ちました。
市役所からは、市長・副市長・教育長の他、市職員が何名か参加しました。

事故ゼロ運動は、1月4日まで行われます。
皆さん事故を起こさないよう注意するとともに違反にも気をつけてくださいね。

2010年12月14日火曜日

ケーブルテレビの監査のこと

昨日の「会派代表者会議」でケーブルテレビの監査役のことが話題となりました。
http://usuki.blogspot.com/2010/12/blog-post_2865.html

以前、議会で「臼杵ケーブルネット株式会社」の経営状況説明を受けた際、監査のことを質問しました。
そのことがあり、今回話題に取り上げていただいたようです。

臼杵市を代表しての監査役を置くかどうか、各会派に持ち帰って検討することになりました。
ケーブルテレビの施設は、臼杵市が所有し、運営を指定管理者である「臼杵ケーブルネット株式会社」に委託しています。

使用料を使用者から徴収していますが、これではまかなえず多額の税金が投入されています。
これまでも述べてきましたが、大切な市民の財産、価値ある利用と効率的な運営を心がけねばなりません。

ケーブルテレビへの注文

市民の方から2点ほど、ご意見を頂きました。

1 新聞の死亡欄に掲載される情報をケーブルテレビの情報として提供することができないか?

2 ケーブルテレビ(の社屋)は日曜日に営業していないが、営業することはできないか?

以上2点、市役所の担当課を通じてケーブルテレビに問い合わせて頂くようお願いしました。

2010年12月13日月曜日

議員定数に関する議員アンケート

「議員定数調査特別委員会」において議員定数のあり方について協議されています。
まずは議員の考え方について調査することになり、匿名アンケートを実施。

以下は、私の回答です。
-------
議員定数に関するアンケート調査(回答)

問1:現在の条例定数23名について、どのように考えていますか。番号に○をしてください。

1.現在の23名が適正と思う。
○2.減員すべきだ
3.増員すべきだ

理由:2元代表制をとる地方自治体議会の役割は、首長の行う市政のチェック機能である。
費用対効果の面から、できるだけ少ない人数で市民の声が反映されることが望ましい。
通信・交通手段の発達した状況下、少ない定数でもその役目は果たされると考える。

問2:適正な議員定数は何人だと思いますか。適正と思う人数を記載してください。

適正と思う議員定数 18名
理由:臼杵市と人口及び面積の似かよった市で定数の少ない市に着目すると、定数18名の市が多く存在する。18名で支障なく議会運営が行われていると推察され、これに習うべきと考える。
・・・・・・・・・・・・・定数  人口   面積
臼杵市(大分県)23人 43073人 291.06 km2
新城市(愛知県)18人 50869人 499.00 km2
東根市(山形県)18人 46537人 207.17 km2
魚津市(富山県)18人 45079人 200.63 km2
氷見市(富山県)18人 53370人 230.47 km2
茅野市(長野県)18人 56196人 265.88 km2
八女市(福岡県)18人 70590人 482.53 km2

問3:議員定数を変更する場合、条例改正はいつの時点ですべきと思いますか。

できるだけ早い時期が望ましい。選挙が近くなればなるほど合意形成は困難になると思われる。 

問4:議員定数を検討する上で、今後どのような調査や取り組みが必要と考えますか。

アンケート及びヒアリングによる市民の意向調査。
ただし、市議会の状況や役割を十分周知した上でなければ、定数半減などの暴論を招きかねない。

問5:その他、議員定数に関することで、何かあれば自由に記載してください。

首長と議会の対立が顕在化、議会不要論が台頭してきており、議会の状況や果たすべき役割を市民に知らせる努力が重要である。
また、市政をチェックする上で必要な議員の資質向上のためには「政務調査費」が必要であると考える。

2010年12月12日日曜日

GTシンポジウムに参加しました

県下5地区に分かれて分科会が開催されました。
私は南部会場に参加しました。
テーマは、食「食でつながる観光と農」
グリーンツーリズム実践者と地域代表によるパネルディスカッション。
九州各地からたくさんのグリーンツーリズムの関係者が集いました。
パネルディスカッションの後、場所を移しての交流会。
 
法被に身を包むのは、吉四六さん村グリーンツーリズム研究会の方々。
「農村民泊」する方々との顔合わせも兼ねての楽しい懇談会。

農村民泊は、受け入れる側も宿泊体験する側も充実感を得られる不思議な仕組みです。
参加されている皆さんが、大変楽しそうにしていたことが印象的でした。

この取り組みは、自分たちを豊かにするとともに地域を豊かにし、来訪者を豊かにする。
そんな確信を参加者が共有しているがゆえの連帯感といったようなものが感じられるシンポジウムでした。

2010年12月11日土曜日

チャリティーショーの写真

チャリティーショーの様子、ケーブルテレビでは放映されないそうなので、写真をアップします。
市会議員の化け様にびっくりされると思いますので、覚悟してご覧ください。
女性軍、全員集合の写真。
花道で「白い蝶のサンバ」の巻。
山本リンダ「狙いうち」、隣は土谷桂山議員。後ろは、大塚州章議員と山下幸延議員。

2010年12月10日金曜日

海外からの教育旅行(福井新聞より)

-------福井新聞から引用

海外からの教育旅行が好調 4~11月、240人来県

海外からの教育旅行が福井県内で増加している

海外の子どもたちが福井県内を訪れる教育旅行の誘致が好調だ。
2010年度は11月末現在、既に前年度比約2・7倍の約240人が来県。
県は西川知事によるトップセールスや学校への“営業活動”を展開し「食や文化、伝統工芸といった素材をPRし、宿泊客数の増加など観光振興につなげていきたい」としている。

海外からの教育旅行実績は09年度の豪州、ニュージーランド、台湾の計89人に対し、10年度は台湾、中国の計238人に増加。
09年度は新型インフルエンザの流行などが影響し低調だったせいもあるが、07年度の130人、08年度146人と比べても10年度は急増している。

大きく伸びた最大の要因は、北陸国際観光テーマ地区推進協議会が、中国・上海市の小主人報新聞学校誘致に成功したこと。小中学生ら163人が4回に分けて、計4泊5日で北陸3県を訪れた。

県はアジア6カ国の旅行会社に対し、県内への誘客1人当たり1千~2千円を助成しているが、「来てもらう人に直接アプローチする必要がある」(国際・マーケット戦略課)として今春、台湾で現地営業を始めた。

日本観光協会が3月、台湾で開いた訪日教育旅行説明会に参加したほか、10月には西川知事が台北市の幹部らに会い、教育旅行誘致に協力を求めた。若狭三方五湖観光協会の誘致活動などもあり、11月には台湾の高校生一行40人が若狭町を訪れ、漁師民宿に泊まっての漁業体験や地元高校生との交流を楽しんだ。

県観光連盟も10月以降、台湾の学校を直接訪問して福井の魅力をアピールする営業を始めた。
県や同連盟などは、7~9日に台湾で開かれた訪日教育旅行説明会に再び参加した。
同課は「来年度はさらに誘客実績を上げ、経済効果を高めるため宿泊数もできるだけ伸ばしたい」と話している。

-------引用ここまで

こういう記事に触れると、臼杵市にシンガポールからの教育旅行が毎年訪れていることのすごさを実感します。

2010年12月9日木曜日

ケーブルテレビ放送日程

私の一般質問の放送日程は以下の通りです。
ぜひご覧ください。

12月22日(水)の10時30分頃から1時間。
12月23日(木)の19時30分頃から1時間。

12月定例会の全放送日程は以下の通りです。

議会だより発行についての会派の意見

ほとんどの地方議会は、「議会だより」を発行していると思います。臼杵市でも、平成8年に創刊され、年4回の発行が行われてきました。

一般質問や委員会の活動、審議結果や市民の声などが掲載されていました。編集委員会が組織され、その編集に当たっていました。発行費用は平成12年度で約160万円かかっています。

平成14年6月に休止することが決定されその後発行されていません。

今日、「会派代表者会議」が開催され、「議会だより」の発行が議題となりました。各会派の意向は次のとおりで、「議会だより」の発行は見送られました。

■発行に反対の会派

臼愛会:三浦正行 武生博明
臼栄会:西水忠夫 藤原一弘
臼新会:首藤新一 吉岡勲 匹田郁
創政会:牧宣雄 大嶋薫 大塚州章 足立善己 内藤純孝 久藤朝則 山下幸延

■発行に賛成の会派

新市民クラブ:土谷桂山 堀孝則 長田徳行

■会派に属していない議員(賛成5名、反対1名)
平川哲郎 加茂千恵子 衛藤忠一 林壮一朗 若林純一 大戸祐介

創政会からは、費用対効果の観点・ケーブルテレビ放送されていること・市報への掲載が行われていることなどの点から、いろいろな意見があったが会派としては反対となったとの補足説明がありました。

無論、私は賛成派です。議会の様子をできるだけ市民の方々にお知らせすべきと考えています。

2010年12月8日水曜日

法務局臼杵支局統廃合計画 その後

法務局臼杵支局を大分地方法務局に統合する計画があることは以前書きました。
http://usuki.blogspot.com/2010/07/blog-post_17.html

その後、臼杵市役所と議会の粘り強い要望活動の結果、来年4月から予定されていた統廃合は見送りとなりました。
しかしながら、今後のあり方について引き続き協議を行うことで、法務当局と市役所で合意がなされました。

私見ですが、法務局関係の申請事務は難解で一回で済むような気がしません。
オンライン化が進み、わかりやすく手続きが済むようになれば統廃合の影響は少なくて済みますが、
現在の状況のまま統廃合されたのではかないません。

なんにしても、市長や議長を初めとする存続要望活動、ご苦労様でした。

一般質問終了~

私の一般質問、本日終了しました。
いつもながら、緊張で始まり、熱くなりました。

詳細は、ケーブルテレビを見て整理、報告しますが、
頭の中に残っている記憶をたどれば。。

1 臼杵市行財政活性化推進委員会の議論の公開、新しい委員との協議が必要であるが公開する方向であるの回答を得ました。

2 教育旅行の誘致の推進体制の整備、市役所内部の推進体制は整備した、今後関係団体とのネットワークの構築を進めたいとの回答でした。
すぐにネットワークを構築して欲しいとの再質問には、グリーンツーリズム研究会の意向を踏まえ、必要があれば取り組むとの回答でした。

3 新地の歩道については、できるところから取り組むとの回答をいただきました。

4 介護予防サポーターの活用策、各地区の「健康教室」の立ち上げには行政の人的、財政的な支援が必要であり行政が積極的に関わるべきとの主張に対して、明快な回答は得られませんでした。
特にこの点については、焦点が定まっていない印象です。後日整理してお伝えします。

2010年12月7日火曜日

一般質問

今日から、代表質問と一般質問が始まりました。
私は、明日8日の4番目、多分午後一番の質問になりそうです。

質問は4つ。ひとつは、「臼杵市行財政活性化推進委員会について」

かねてより、事業仕分けを臼杵市においても実施して欲しいと主張してきました。
今後財政はますます厳しさを増してくることが予想され、市民生活に使える予算が減ります。
事業の廃止や撤退を決断する必要が生じています。
その際の手法として、市民参加による公開の場での議論による「事業仕分け」は大変有効です。

市長はこれまで実施してきた「サービス検証システム」により、仕分けたいとの主張です。
外部評価機関として「臼杵市行財政活性化推進委員会」が設置されています。
「委員会」で「事業仕分け」同様、喧々諤々の議論を経て廃止も含めた評価が下されているか確認せねばなりません。
そこで質問、「委員会での評価を公開していただけませんか?」

二つ目は、「教育旅行の誘致について」

「吉四六さん村グリーンツーリズム研究会」は約14年前から地道な「農村民泊」に取り組んできています。
甲斐あって、昨年は385名の宿泊客を受け入れています。
中には、小学生120名、中学生40名、シンガポールからの修学旅行生108名、韓国からの農業研修生66名が含まれます。

今年度は、既に661名の宿泊客を受け入れています。
韓国からの農業研修生も「口コミ」でその数が大変増えてきています。
民間主導でのグリーンツーリズムの取り組みは大変貴重で、これまでのご苦労が偲ばれます。

近年、都市部、特に北九州市の中学生を初めとする体験学習の場としてのグリーンツーリズムへのニーズは大きく、九州各県が奪い合いの様相を呈しています。
「吉四六さん村グリーンツーリズム研究会」でも受け入れを推進したいと考えています。
しかし、受け入れのためには、様々なニーズに応じた体験メニューの提供や行政のバックアップが不可欠です。
受け入れ家庭の開拓も進めていかなければなりません。
これまでのような研究会事務局主導の体制では、教育旅行の誘致には大変困難な状況です。
そこで質問、「教育旅行誘致のための体制の整備を行っていただけませんか?」

三つ目は、「住環境の整備について」

高齢化の進展により、歩いて暮らせるまちづくりは大変重要な政策課題です。
「新地」の歩道は、真ん中に電柱があり、段差もひどく大変危険な状況にあります。
自転車で通行中に怪我をした方も多くおり、歩行器を利用する高齢者は車道を歩く有様です。
スーパーマーケットにも隣接し、利用者は大変多くなっています。
市役所もそのような状況を認識しつつ、これまで何の対策も行っていません。
そこで質問、「新地の歩道を利用しやすいように改良してくださいませんか?」

四つ目は、「介護予防サポーターについて」

江無田地区では、週2回の「健康教室」を実施し、介護予防や認知症予防に大変効果をあげています。
これを全市に広げれば、お年寄りが自立して暮らすことができ、家族の負担軽減や介護及び医療費の削減にもつながる一石三鳥の取り組みとなります。
「健康教室」の介護サポーター養成講座を開催したところ多くの応募者があったと聞いています。
このような意欲のある方々にぜひ各地区の「健康教室」で活躍していただきたいと願います。
そこで質問、「介護サポーターの活用策は?すなわち、活躍の場作りをどのようにすすめますか?」

2010年12月6日月曜日

大手門周辺整備・活用市民意見交換会 3回目

3回目の意見交換会が開催されました。
前回、2班に分かれて意見を出し合い、それぞれの班の意見が概ねまとまりました。
今回は、それぞれの班の意見の確認の後、班の考えを出し合い、意見交換を行いました。

稲葉家別邸については、西側は市民のための和室のスペースとして、また、中央から東側は文化財として大切にしながらも来訪者へのおもてなしのスペースとして活用するとの方向。
両班ともほぼ同じような考え方でした。

大分銀行跡については、案内所と臼杵を紹介するスペースをとの方向はおなじですが、2班は、物産館のような機能をとの意見。
私たち1班は、臼杵の紹介スペースでも手狭。
物産館としては、位置的にももったいないし、スペース的にも無理なので、まちなかのサーラ・デ・うすきに持っていくべきとの意見。

サーラ・デ・うすきは、2班は市民の交流スペースという意見。
1班は、物産館としての機能を持たせるとの意見。

大分銀行と隣接する生協駐車場、1班はこの際「子ども公園」と交換し、将来の資料館のスペースとして市が確保しておくべきとの意見。
2班は、必要なスペースであるが、将来の課題との意見。

次回、これらの意見の相違について、条件整備を行ったうえで再度意見交換を行います。

チャリティーショーの放映

チャリティーショーの様子をぜひケーブルテレビでご覧くださいと書きました。
ところが、ケーブルテレビ放映はここ数年なくなっているそうです。
理由は、ケーブルテレビ放送があると見に来る人が減るからだそうです。

チャリティーショーの会場は1000人入ります。
券は、いろいろな方に購入依頼され、多分1000枚以上売りさばかれていると推察されます。
しかし、当日の入りは半分くらい、最後の踊りの時には3割くらいの入りであったと思います。

券を買った方でも、当日会場に来ない方はたくさんいらっしゃいます。
また、券を買わなかった方でも見たい方はたくさんいらっしゃると思います。
ぜひ、来年はケーブルテレビ放送を行っていただきたいと思います。

2010年12月5日日曜日

チャリティーショー

社会福祉協議会主催のチャリティーショーに出演。

プログラム2番「豊後さくら太鼓」これまで毎回出演しています。
毎年このチャリティーショーにむけて新しい演目を練習、準備します。
今年は若手が加入、華やかに演じることができました。

私はといえば、後ろで竹をたたくのですが、間合いに大太鼓の独演があります。
これがいつも苦痛というか緊張します。
日頃ほとんど練習しておらず、ほぼぶっつけ本番。
何とか大失敗をすることなく終え、ほっとしています。
次は練習して望むぞー。

プログラムの最後、市議会議員有志による「ヘルサイユのはら」
男役5名、女約6名で、私はドレスを着て女装しての出演。
気位の高い、男性から迫られる役どころです。
約10回の練習と直前の特訓の成果もあり、皆、大変よいできと褒められました。

踊りが進むにつれて、何だかとても楽しくなって、思い切り派手に演じました。
ぜひケーブルテレビでご覧ください。

2010年12月4日土曜日

ケーブルテレビのこと 2

昨年度、臼杵ケーブルネット株式会社は234万円の利益を計上しました。
臼杵市が51%の出資をし、市のケーブルテレビの運営を行うために設立された会社です。
利益は、配当にまわさず、赤字の補填や不測の事態に備えるべきと考えます。

会社の監査役は2名いますが、出資者の民間会社の社長がその役についています。
会社の業務は、その全てが市のケーブルテレビ関連の事業です。
臼杵市が51%の出資をしていますので、業務内容についての一番の責任は市が負うべきものです。
会社の監査役として、市の相応の立場の方が監査役につくべきと考えます。

まずは、以上2点についての市の考えを問い合わせ中です。

うすき旬食フェスタ

うすき旬食フェスタが開催されました。
日曜日に開催のチャリティーショーのリハーサルを終え、会場の「久家の大蔵」へ。
「土の元気、野菜の元気、人の元気」~いのち輝く元気野菜のひみつ~
NPO法人大地と命の会 理事長吉田俊道氏の講演

微生物いっぱいの元気な土から生まれる野菜はビタミン・ミネラル・ファイトケミカルが抱負。
今の一般に市販される野菜に含まれるミネラルは激減している。
「おいしい野菜ほど虫も食う」は嘘、虫は不健康な野菜を選んで食べる。
生ゴミは最高の宝物、微生物が分解し、抗酸化物質やミネラルを生み出す。
誰の体にも一日5000個の癌細胞が生じるが、免疫力により退治できている。
有機無農薬野菜を丸ごと食べ、生命力の源泉であるビタミン・ミネラル・ファイトケミカル摂取を。
臭い糞尿や生ゴミが微生物のおかげで、いい香りの土になり、元気でうまい野菜を作る。
地球の物質は循環し、同時に地球上の生命は食物連鎖を通して循環している。
などなど。

赤峰勝人さんの「循環農法」と通じる考えばかり。
臼杵に「土づくりセンター」も完成、春からは「うすき夢堆肥」の販売も始まります。
「有機無農薬」を旗印に、元気な野菜が育つまち「臼杵」を目指したいものです。

2010年12月3日金曜日

ケーブルテレビのこと

ケーブルテレビは、私たちの支払う受信料と一般会計からの繰入金などで運営されています。
ケーブルテレビ関連の臼杵市の予算規模は、約7億3千万円。

収入内訳は、
受信料などの収入が2億8千万円。
一般会計からの繰入金(税金投入)が2億6千万円。
市債(借金)が1億2千万円。
国庫補助金が7千万円。

支出内訳は、
放送業務等委託料が8千万円。
伝送路等管理委託料が4千万円。
備品購入費等が2億円。
公債費(借金払い)が2億8千万円。
積立金が2千万円。
他に職員の給料やケーブルテレビの建物の管理費やリース料などです。

実際の運営は、臼杵ケーブルネット株式会社が、指定管理者として行っています。
その売上高は、約1億6千万円で、臼杵市からの委託料が9千万円を占めています。
昨年度の利益は、234万円。

-------
相当な額の予算がつぎ込まれています。
市民生活に大きな利益をもたらすよう運営されなければ宝の持ち腐れとなります。
間違えば、金食い虫となります。
ケーブルテレビの中身について勉強してしっかりと取り組むよう叱咤激励を受けました。

今後、衛星デジタル放送や地上波デジタル放送の進展により多チャンネルを目的とした加入率の向上は望めなくなりそうです。
全世帯がケーブルテレビを視聴しているわけではなく、重要な情報の伝達には利用できません。
また、現状では、市民チャンネルもケーブルテレビ視聴の動機付けになりそうもありません。
「新しい情報をどんどん流してほしい」「同じ内容が繰り返し流れる」「議会放送も2回しか流れない」などの声もあります。

私たちのケーブルテレビの未来をどように描くか、しっかりと考えねばなりません。

2010年11月30日火曜日

給与条例の改正案に反対しました

「臼杵市職員の給与に関する条例」の改正案が提案されました。
http://usuki.blogspot.com/2010/11/blog-post_28.html

私は、この条例案に反対の立場で討論しました。
採決の結果、私と平川議員が反対、他の議員は賛成で成立しました。

-------以下は、私の反対討論。

第111号議案 臼杵市職員の給与に関する条例の一部改正について

臼杵市職員の給与は、「臼杵市職員の給与に関する条例」で定められています。
現在は、条例で定められた金額から管理職で5%、一般職で2.5%の給与カットが行われており、国の給与水準と同等の水準にあります。

今回、給与カットは廃止されますので、臼杵市職員の給与水準は、国の給与水準をカット分が回復した分だけ上回ります。
9月議会において、「望ましい給与水準は国の給与水準と同程度と考える。」との答弁をいただきました。
それに従えば、今回の改正はこれまでの給与カット分を考慮した給与の抑制措置が盛り込まれるべきであると考えます。

今回の条例改正案は、国の人事院勧告に順じ、月例給で約0.2%、ボーナスで0.2ヶ月分の引き下げにとどまる内容となっています。
よって、臼杵市職員の給与水準を国の給与水準を上回る額に定める本条例案に反対します。

収賄事件の調査委員会報告 2

新聞記事が掲載された本日の昼、本会議終了後、全員協議会の席上、三浦調査委員長から説明がありました。

説明の主旨は以下の通り。

24日第3回委員会を開催した。執行部より説明があった。
29日第4回委員会を開催した。申し入れ書を作成、提出した。
申し入れ書は、次のとおり。

元課長本人がこの件については話さないということで、調査困難につき、申し入れ書を提出して調査は終了するとのことでした。

私としては、市長の説明にある「未払い案件」について気になっていました。

「市長が未払い案件をどのように把握したのか、市長から聞き取りをして欲しい」とお願いしたところ、議長から「元課長本人から聞いたとのこと、書類も証拠も何もない」との説明がありました。

この件については、元課長本人からこれ以上話が聞けないとなれば終了せざるを得ないようです。

収賄事件の調査委員会報告

唐突に11月30日付け大分合同新聞に以下の記事が掲載されました。
調査委員会以外の議員には、事前に何の情報もなく申し入れ書が作成され提出されました。

-------引用ここから

臼杵市議会は、29日、元市農林水産課長による収賄事件を受け、服務規律、公務員倫理の徹底と機会あるごとの再確認などを求める申し入れ書を、中野五郎市長に提出した。
「日本一の市役所再生と信頼回復に向けて」と題した申し入れでは「事件の最大の原因は元職員の公務員倫理の欠如」とした上で、元職員が特殊な技術職のため他分野への異動対象にならなかったことから「人事管理の在り方も要因の一つ。
契約制度についての検証も必要」と指摘した。
中野市長は「申し入れの趣旨に十分沿えるよう、市役所を挙げて(再発防止に)取り組みたい」と答えた。
議会が設置した深田地区農業集落排水事業等調査委員会(三浦正行委員長、9人)が9月から11月にかけ、事件を検証するとともに、市への提言を検討してきた。

2010年11月29日月曜日

一般質問の「聞き取り」

一般質問の通告にもとづき質問についての「聞き取り」が行われました。
通告書の内容について、質問者と答弁者との食い違いが生じないようにとの意図で行われます。

質問に関係する課長及び担当を交え質問の趣旨について話し合います。
質問の趣旨が整理され、それに基づき答弁の中身が検討されます。

一般質問当日、検討され準備された答弁を聞き、再質問となるわけです。
納得できる答弁の場合はよいですが、納得できない場合はしっかりと議論せねばなりません。
臼杵市議会では、一問一答方式が採用されていますので、持ち時間の中であれば何度でも質問可能です。

常々申しておりますが、一般質問は市議会議員として最大の武器です。
これがあるので日頃の活動が充実します。
納得できる対応や結果が得られなければ、一般質問で勝負できるわけですから。

今回の一般質問は、4点。

1 行財政活性化推進委員会について
開催時期・開催方法について
委員の数とその選任方法について
委員会の公開について

2 教育旅行の誘致について
推進体制の整備について

3 居住環境の整備について
新地の歩道について

4 介護予防サポーターについて
申し込み状況について
今後の活用策について

2010年11月28日日曜日

まちづくり市民講座

まちづくり市民講座を開催しました。
市役所の文化財課の岡村氏を講師にお招きしての開催。

臼杵市は旧臼杵藩の稲葉家が所蔵していた古絵図を数多く所有しています。
稲葉家は地図のコレクターであったようです。

一方、臼杵の城下町、現在の中心市街地は、江戸期とその道筋を大きく変えていません。
古絵図をもとに散策ができるほどよくその名残をとどめています。

古絵図から判る市街地の変遷や現在も残る古絵図の痕跡などをスライドを交え紹介していただきました。
大友宗麟の時代から江戸期そして現代に至る経過を知るにつけ、この町の歴史性を大切にし、今後に生かしていかねばとの思いを強くしました。

給与条例の改正について

12月議会に「臼杵市職員の給与に関する条例」の改正案が提案されます。
提案は、国の人事院勧告に準じ月例給とボーナスを引き下げる内容となっています。
国の給与勧告のポイントは以下の通りで、臼杵市もこれに準じています。

-------以下引用

月例給、ボーナスともに引下げ~ 平均年間給与は△9.4万円(△1.5%)
(月例給については、50歳台後半層を重点的に引下げ)
① 公務員給与が民間給与を上回るマイナス較差(△0.19%)を解消するため、月例給の引下げ改定
- 55歳を超える職員の俸給・俸給の特別調整額の支給額の一定率減額、俸給表の引下げ改定
② 期末・勤勉手当(ボーナス)の引下げ(△0.2月分)

-------引用ここまで

現在の臼杵市職員の給与水準は、国家公務員なみとなっています。
類似団体と比較すれば、若干高く、類似団体並みにすべきと主張してきました。
職員のモチベーションに関わる問題であり、能力給の導入、若年層への配慮などを検討する必要があると考えており、そう簡単に引き下げられるとは思ってはいません。

今回の給与条例の改正が、国に準ずるだけであれば、問題にはしません。

しかし今回は「臼杵市職員の給与の特例に関する条例」が12月末に廃止になります。
これにより、管理職で5%、一般職で2.5%の給与カットが終了し、カット分が回復します。
現在は、カット後で国の給与水準と同じかそれ以上なのに、さらに水準が上がることになります。

私は、今回の「臼杵市職員の給与に関する条例」の改正については、このカットが終わることを加味して改定が行われるべきであると考えます。
聞けば、4月以降の給与の抑制措置を検討中とのことですが、抑制措置の内容は現時点では知らされていません。

少なくとも1月から3月までの間、高い水準となる「給与条例」の改正案、大いに疑問があります。

2010年11月27日土曜日

まちづくり市民講座のご案内

明日、11月28日(日)15:00から「サーラ・デ・うすき」にて開催。
臼杵藩に伝わる古地図について、お話しいただきます。
講師は、臼杵市教育委員会文化財課主任 岡村一幸氏

臼杵の中心市街地は、江戸期からその道筋がほとんど変わっていないという。
古地図をもとにまちをバーチャルに巡ってみましょう。

県美展 臼杵巡回展

県美展の臼杵巡回展が開催されています。

会場は臼杵市民会館小ホール
11月28日(日)までです(最終日は15:00まで)

県美展入選作の他、市内在住作家の作品も多数展示されています。
芸術の秋、ぜひ足をお運びください。

議会運営委員会

議会運営委員会が開催されました。
委員構成は、各会派から1名(大きな会派からは2名)となっています。
私は、無会派の代表として参加しています。

1 議案等について・・・

報告2件、議案20件、意見書(案)となっています。
今回の大きな案件としては、「臼杵市職員の給与に関する条例」(給与条例)の改正があります。
市職員の給与は、この条例で定められています。
今は、「臼杵市職員の給与の特例に関する条例」(給与カット条例)で、管理職5%、一般職2.5%の給与カットが行われています。
カット後の給与で国と比較しても、ほぼおなじ水準となっており、現行の臼杵市の給与条例に基づく市職員の給与水準は2.5~5%は高くなっているといえます。
この給与カットが12月で終了しますので、給与条例がどのように改正されるかが注目されます。

2 会期日程について・・・

11月30日(火) 開会
12月7日(火) 代表質問・一般質問
12月8日(水) 一般質問
12月9日(木) 一般質問・議案質疑・委員会付託
12月10日(金) 各委員会
12月13日(月) 予算委員会
12月17日(金) 本会議

3 議事日程について・・・

省略

4 一般質問発言順序について・・・

代表質問
1 大塚州章
2 匹田郁
3 三浦正行
4 土谷桂山

一般質問
1 衛藤忠一
2 大戸祐介
3 林壮一朗
4 山下幸延
5 若林純一
6 堀孝則
7 平川哲郎
8 加茂千恵子
(敬称略)


質問の通告内容については市のホームページにてご確認ください。
私は、12月8日(水)の昼前若しくは午後の初めあたりかと思われます。

会派代表者会議

12月議会に先立ち、会派代表者会議が開催され、傍聴しました。

協議事項の主なものは次のとおり。

1 意見書案の取り扱いについて

・・・意見書案が採決に付されるかは会派代表者会議で協議されます。各会派ごとに賛否を取りまとめ持ち寄って、採択される見込みの無いものは提案に至りません。
今回は、「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」についての意見書とTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)についての意見書が提出される模様で、採決に付されるとなればそれぞれの意見書について賛否を明らかにし、反対すべきは反対討論をせねばなりません。
これが結構大変なのです。

2 議会だよりについて

・・・各会派に持ち帰り発行するかどうかについて協議されます。
「議会だより」は平成8年に創刊され、毎議会ごとに発行されてきましたが、平成14年6月定例会より休止されています。
市報にも若干の議会情報がありますが、一般質問のやり取りや議案に対する議員の賛否などの重要な情報が提供されていません。
ケーブルテレビ放送があるから不要との人もいますが、「議会だより」は最低限の議会情報として提供する義務があると思っています。
臼杵市の近隣で「議会だより」を発行していない自治体はありません。
各会派の賛否について見守りたいと思います。


2010年11月24日水曜日

活動報告

上下水道課・・・督促状、催告状などの送付のタイミングと手数料の徴収についての資料請求
消防本部・・・火災報知機の共同購入の仕組みと契約状況についての資料請求
産業観光課・・・旧稲葉家別邸の庭の剪定にあたっての専門家への相談のお願い
議会事務局・・・グリーンツーリズムシンポジウム2010の案内パンフレットを議員に配布することについての相談
教育委員会・・・「学習内容定着度調査」及び「学習と生活についてのアンケート」についての実施状況調査
産業観光課・・・海農朝市の実施に当たっての市役所からの補助の内容についての調査
環境課・・・NPOと市役所との共催によるフリーマーケットの実施についての打ち合わせ
財政企画課・・・コミュニティーバス及び路線バスの運行にあたっての市の補助の状況調査

商店街の個店経営研修事業

八町大路商店街で「個店経営研修事業」が取り組まれています。
http://usuki.blogspot.com/2010/10/blog-post_09.html
http://usuki.blogspot.com/2010/10/blog-post_11.html

臼杵の中心市街地は、江戸時代から(多分戦国時代から)位置を変えていません。
八町大路は、宗麟時代「城からわれらの教会につながる真っ直ぐな道」と記述されたメインストリートです。
車社会の到来と共に郊外型店舗の進出や消費者行動の変化から衰退が進んできました。
近年、アーケード撤去、町なみ景観整備が進んで趣のある商店街へと生まれ変わりました。

残る取り組みは、各個店の「シャッターの内側」ということで「個店経営研修事業」となったということです。
これまでは、「シャッターの内側」には触れられたくないという風潮でしたが、理事長の肝いりで11店舗が参加し繁盛店作りに取り組んでいます。
参加していない店も大変興味を持っていて、この事業についての話がここかしこで交わされている様子です。

商店街も仕上げの取り組みとなっています。
市役所が行ってきた中心市街地のハード整備も仕上げの段階にきています。
小さな地方都市「臼杵」が「東九州の真珠」として輝き続けられるかどうかの正念場です。

講義が開催されるということで見学させていただきました。
他の用事もあり、少しの時間だけの見学でしたが、大変参考になりました。

~講義の断片的キーワード~
商店街の活性化は、買い物の場としての再生である。
店頭-売り場配置-ディスプレイ
ファサード-レイアウト-陳列
見せる-見える-見やすい
POP(売買接点)
AIDCA 気づく-興味を持つ-欲しい-決心-アクション
自分の能力を信頼すること
ターゲットは、「利便」「コスト」「堪能」のうち「堪能」すなわちラグジュアリーである。

あとは、先生のホームページにゆだねます。。
http://www.quolaid.com/

2010年11月22日月曜日

収賄事件の調査委員長報告

市議会議員の全員協議会で「深田地区農業集落排水事業等調査委員長の報告」がありました。

11月4日判決が下された。
それを受け、11月16日に第2回委員会を開催し、今後の調査方針を協議した。
再発防止策を市役所に求めればよいのではないかとの大方の意見。

11月17日元課長本人から事情聴取。大変反省している様子であった。
「取り調べ段階ですべて話をした。本件以外では臼杵市に迷惑をかけていない。これ以上話をしたくない。」とのこと。
議会でこれ以上の話を本人に求めることは困難と判断される。

以上のような報告要旨でした。

私は、事件発覚当時に市長が話した「代金未払いの案件があり、本人が私費で支弁した」について重大な関心を寄せています。
議会での調査に限界があるとしても、どのような内容の案件であったのか市役所に十分調査させ、議会に報告させるべきであるとの意見を申し述べました。
議長から「第3回の調査委員会において、その件について市役所と話をしたい」との回答をいただきましたので、次回の調査委員会の報告を待ちたいと思います。

-------私見として

代金未払いで、本人が私費で支弁する場合として想定されるのは3パターンが考えられる。

1 初めから代金を支払うつもりがなく、勝手に業者に指示を出した場合。

このような場合があるとは思わないが、私費で支弁して当然のケース。

2 予算執行の手続きを踏まず、勝手に業者に指示を出し、後で予算執行の手続きを行おうとしたが、手続きを断念した場合。

後追いで予算執行の手続きを踏めるはずもなく、そのようなことができると考えた本人のミス、私費で支弁するしか無い。

しかし、後追いで執行手続きを踏めるような市役所の内部状況があったとすれば、話は違ってくる。
この案件以外は、後追いで予算執行の手続きを踏むことができたが、今回に限り、何らかの事情で手続きを断念せざるを得なかったケース。
この場合は、本人だけの責任ではなく、後で執行手続きを踏めると思わせる状況を作った側の責任もある。

初めからまったくの作り話であり、それを聞いた市長の報告となった可能性もゼロではない。。

チャリティーショーの練習

ほぼ全員がそろっての練習が行われました。
約1時間半の練習、皆さん真面目に取り組んでいます。びっくり。

12月6日の本番まで、全8回の練習とリハーサルが予定されています。
皆さんに楽しんでいただける出し物になること請け合いです。
どうぞご期待ください。

旧稲葉家別邸の整備・利活用シンポジウム

現在、旧稲葉家別邸、通称「稲葉家下屋敷」の約1億円をかけての保存修理工事が行われています。
最近も追加の設計委託が行われ、西側の増築部分の改修及び周辺整備が計画されるとのこと。
ときどき「いつまでかかるの?」との質問を受けますが、全てが完了して公開に至るのは来年4月30日以降になる様子です。

旧稲葉家別邸は、約20年ほど前に約3億5千万円をかけて市が取得。
その際の保存修理工事にも5千万円を超えるお金をかけています。
今までは観光施設として入場料を取って公開してきました。
今回保存修理するに当たり、観光施設として公開するだけではもったいないとのことから臼杵デザイン会議主催でこの催しとなったようです。

今、市の中心部は、大手門周辺(大分銀行跡)をどのように整備するかが大きな課題となっています。
併せて、この旧稲葉家別邸や既存のサーラ・デ・うすき、平井家(武家屋敷)、久家の大蔵などの建物の活用策も考えていかねばなりません。
今回このような取り組みが行われたことは、大変意義があります。
様々な意見を持つ方々が一同に会し、自分の意見を出し合いました。
4班に分かれてのワークショップ。
私はA班の「発表者」に指名され、「これは頑張らねば」と昔かじったKJ法での意見集約につとめました。

それぞれの意見を出し合ってみると同じような意見が多く、概ね一つの方向にまとめることができました。
各班の成果を整理し、市役所に提言するという運びとなるようです。

旧稲葉家別邸のみならず、臼杵の中心部をどのように整備・活用していくのか。
衆知を集めて、きらりと輝く「東九州の真珠」を実現していかねばなりません。

2010年11月20日土曜日

ミニライブINクランクイン

昨晩、クランクインでミニライブがありました。
演奏は、田中親子、確かユニット「福袋」です。

初めてのミニライブ。
19:00開演、終わってみると20:45になっていました。

1000円で飲み物1杯つき。
チャイ(紅茶にミルクを入れたみたいな飲み物)がつくとのことでした。
コーヒーも焼酎もOKとのことで焼酎ロックを飲みながらの鑑賞となりました。

クランクインは、大林信彦監督の臼杵映画の名残館です。
店主?は「店を開けておきたいから」とほぼボランティア状態で大分から通っています。

「街を賑やかに」との思いで始まったミニライブ。
今後も定期的に行いたいとの意向です。

機会がありましたら是非ご参加ください。

講演会「迷走する日本」

19日、臼杵地区法人会社団化20周年記念講演会が開催されました。
演題は、「迷走する日本」日本外交の危うさと怪しさ。
講師は、拓殖大学の渡辺利夫学長

11月号の市報に紹介されていました。
演題に惹かれ、一般参加者として聴講させていただきました。
-------
Ⅰ異様なる日本の対応
「普天間飛行場移設問題」「尖閣諸島中国漁船衝突事件」「韓国併合百年に際しての菅直人首相談話」三つの問題提起

Ⅱ現在の東アジア地政学は開国・維新から日清・日露戦争時までのそれに酷似している

Ⅲ日本はどういう国と手を結んだときに成功し、どういう国に関与したときに失敗したのか

Ⅳ危機に際して指導者はいかに行動したか
-------
「国内問題は、所詮所得の移転問題。
外交問題は、日本の国民の生命と財産に関わる問題。」との思いは同じ。

かつて日英同盟が日本にとって大変有益な時代があった。
しかし、日英同盟は破棄せざるを得ない状況に至った。

今、日米安全保障条約の下に日本の安全が保たれている。
日米安保の上に胡坐をかいていてよいのか。
真剣に戦後日本の「自立」を考えるべき時代に入ってきていると思う。

市政報告会

11月18日、16名参加していただき開催することができました。

約1時間半の報告会。

私の政策と9月議会の報告の後、意見交換を行いました。

お忙しい中参加いただきありがとうございました。

2010年11月18日木曜日

大手門周辺整備・活用市民意見交換会

第1回については、報告しましたが、2回目の意見交換会が開催されました。
htp://usuki.blogspot.com/2010/10/blog-post_27.html

今回は2班に分かれて、整備・活用のアイデアだしを行いました。
大分銀行跡、稲葉家下屋敷、サーラ・デ・うすき、その他のエリアについて求められる機能についての方向性を出すワークショップです。

一人ひとりが自分のアイデアを一つずつ紙に書き、順に発表し、用意された地図に貼っていきます。
影響力の強い人もそうで無い人も平等の重みを持ってアイデアを出すことができます。
いわゆるKJ法です。

これまでの臼杵のまちづくりの仕上げとなる取り組み。
私は、この計画には大変こだわりを持っています。
全力でワークショップに臨みました。

多少の意見の相違は在りましたが、意見を出し合う中で概ね収束できました。
私の思い描いていた方向と大きな相違なくまとまったと感じています。

結果については現在、事務局の市役所でまとめています。
手元に届き次第、報告いたします。

2010年11月17日水曜日

市政報告会

11月18日(木)19:00より、「若林純一の市政報告会」を開催します。
場所は、江無田公民館です。
ぜひご参加いただきますようお願い申し上げます。

今回で2回目の報告会。

議会が年に4回、3月・6月・9月・12月に開催されます。
議会のつど「議員だより」を発行して、「市政報告会」を開催することを
目標であり、義務であると考えています。

9月議会の報告と12月議会での一般質問に向けた考えをお伝えします。
また、市政に対するご要望やご意見を承ります。

動員要請するわけではありませんので、参加人数は少ない見込みです。
参加してくださる方には大変感謝申し上げます。

決算委員会

決算委員会が開催されました。
私にとっては、初めての決算委員会。
すべての決算の中身を把握し、チェックして望むべきところですが、何せ膨大な内容。

9月議会の開会中に、一般会計と特別会計の歳入歳出決算書が配布されました。
これには、各予算項目ごとの金額が記載され、備考に簡単な説明がされています。
別に「主要な施策の成果」が配布されます。
これらを元に決算の内容について、その執行や成果について確認して、決算認定するものです。

私は、4月からの議員活動で、予算委員会を経験していません。
予算委員会での予算内容についての説明を受けておらず内容の把握が十分できていません。
そこで、決算委員会にむけて財政企画課の方に「主要な施策の成果」に基づき説明を求めました。

流石に予算査定を行う課のこと、短い時間でしたが充実した内容の説明を受けることができました。
本来は、主要な施策以外のすべての項目について担当課に出向きヒアリングし、内容把握するのがベストなのですが、今回はそこまではできませんでした。

決算委員会では短時間の要点だけの説明ですので内容把握してチェックすることは大変困難です。
以前は担当する常任委員会で予算も決算も詳細に説明を受けることができたと聞きます。

予算及び決算は全議員の属する委員会で審議すべきとのことで予算委員会と決算委員会ができたと聞いていますが、結果、詳細なやり取りする機会を失っている気がします。

とはいえ、予算と決算についてチェックするのは議員としての大切なつとめ。
少しずつでも内容把握につとめ、適正な予算執行になるようチェックしてまいりたいと思います。

決算の内容については今後できるだけこのブログにアップしたいと思います。

2010年11月16日火曜日

指定ごみ袋製作配送管理委託事業 その2

ごみ袋のことについて、担当課に出向き話を聞きました。
単価については、できるだけ安くなるように交渉して決めているとのこと。

制作単価については、特殊加工品で随意契約ですので競争原理が働きません。
特殊加工したごみ袋とそうで無いごみ袋が同じ値段かそれ以上というのは気になるところ。
近隣自治体のごみ袋の値段との比較をしていただくようお願いしました。

配送管理費については、単価と事業費から推察するに年間270万円程度と思われます。
市役所の職員自らが、各販売店に配送し、売り上げの管理を行っている自治体もあるとのこと。

「ごみ袋」の取り扱いについての臼杵の方式は先進的な方式のようです。
直接職員が配送管理に関わる場合の人件費を考えれば、民間のノウハウを活用した臼杵市方式は効率的であると思われます。

ごみ袋を有料化することによりごみの減量が相当進み、見込んでいた販売量より少なくなり、当初見込んでいた配送管理費よりも少ない費用で運営されているという状況もあるようです。


ごみ袋が有料化され、ごみの量が減ったことは、自治体経営にとっては大変プラスです。
リサイクルが進み、ごみの量が減ることが、どの程度自治体経営にプラスになるのか今後研究してみたいところです。

2010年11月15日月曜日

指定ごみ袋製作配送管理委託事業

指定ごみ袋の製作配送管理委託事業について昨日書きました。
http://usuki.blogspot.com/2010/11/blog-post_9674.html

委託契約は、随意契約(競争入札によらずに任意で決定した相手と契約を締結すること、及び締結した契約をいう)で行われています。

本日市役所より、契約書及び随意契約理由書をいただきました。
随意契約理由書は次のとおりです。
臼杵市の「燃やせるごみ袋」(黄色いごみ袋)は大倉工業(株)が発明したカラス対策のための特殊加工袋となっています。
よって、大倉工業(株)と特約販売店の富士甚商事(株)と随意契約とならざるを得ないとの理由です。

他の「燃やせないごみ袋」「プラスチックごみ袋」については、発明とは関係ありませんが販売流通経路が確立されているので、その2種類のごみ袋も加えて随意契約をしているとのことです。

契約書では、ごみ袋に関して契約単価は次のとおりとなっています。
「燃やせるごみ袋」45Lについて言えば、製作単価は一袋9円70銭、配送管理単価1円80銭で計11円50銭となっています。
そうして販売店に用意された45Lの「もやせるごみ袋」を私たちが30円で購入するという仕組みです。

製作単価は「燃やせるごみ袋」と「プラスチックごみ袋」は同額で、「燃やせないごみ袋」が少し高くなっています。
製作単価と配送管理単価がどのように決められているかは今回いただいた資料ではわかりません。

随意契約ですので、このことについては大変重要な金額です。
もう少し調べてみたいと思います。

2010年11月14日日曜日

チャリティーショーの練習

市議会議員7名で集まって、踊りの練習をしました。

12月に開催される「チャリティーショー」に市議会議員は毎年出演しています。
今年も踊るとのことで今日は初回の練習でした。

3曲踊る予定とのこと、今日はフィナーレの踊りの練習です。
「女性」がよいか「男性」がよいか聞かれ、本日参加の男性は「女性」となりました。
今日欠席の男性は、「男性」です。

お化粧をしてドレスをまとい華麗に踊ることになりそう。
お楽しみに。

NPOツーリズムうすき総会

NPO法人ツーリズムうすきは、10月1日から9月30日を年度としています。
さる11月13日に総会を開催。
24名の会員中、12名の出席、委任状3名でした。

今年度もボランティアガイドの派遣やまちづくり市民講座の開催、マップの製作などを通じて、市民と来訪者の交流の促進、臼杵の活性化を目指してまいります。

フリーマーケットの運営も行うことにしています。
こちらは今後運営の方法などについて検討してまいります。

ランチマップの製作も課題となっていますが、A3プリンターの調子が良くないのでしばらく様子見です。
Sweets & TeaRoom マップの増刷も何とか行いたいと考えています。

皆で視察旅行も行きたいとの要望もあります。
会員相互の交流を図りながらいっそう活発な活動を目指します。

入会金1000円、年会費1500円となっております。ぜひ参加をご検討ください。

2010年11月11日木曜日

ごみ処理費について

昨日、ごみ袋のことについて報告しましたが、もう少し判りやすくとの指摘があり補足。
http://usuki.blogspot.com/2010/11/blog-post_9674.html

平成21年度決算によると、ごみ処理にかかる主な費用として以下のものがあります。
収集業務委託料 7006万円
大分市ごみ処理管理費負担金 1億2956万円(旧臼杵市のごみ)
大分市ごみ処理場建設費元利償還負担金 6319万円
豊後大野市ごみ処理管理委託料 7734万円(旧野津町のごみ)
豊後大野市ごみ処理施設整備費負担金 2608万円
指定ごみ袋製作配送管理委託事業 1794万円
これに清掃業務に携わる方々の人件費が加わります。

一方収入は、わずかです。
ごみ袋の売上金が、「廃棄物処理手数料」として3222万円
有価ごみ売り払い収入 1707万円

ごみ袋は有料化されていますが、収入としてはごみ袋の製作費などを除けば1500万円程度です。
有料化により、ごみを減量化する意識の向上が図られ、減量化につながっています。
しかし、ごみ処理の費用のほとんどは、市税や地方交付税などの予算が充てられています。

ごみをきちんと分別して、有価ごみを増やし、処理が必要なごみを減らす。
これが、節約の基本ですね。
ごみの処理の流れや費用のことは今後もっと研究してみます。

2010年11月9日火曜日

市営住宅の家賃滞納

平成21年度決算書によると、4695万円ほどの市営住宅の家賃滞納が発生しています。
滞納整理がどのように行われているのか、市役所を訪ねました。

臼杵市では、「臼杵市営住宅家賃滞納整理事務処理要綱」に従い滞納整理が行われます。
http://www2.city.usuki.oita.jp/reiki_int/reiki_honbun/ar08309811.html

2010年10月7日「朝日新聞」に県下の公的賃貸住宅の家賃滞納に関する記事が掲載されました。
それによると2009年度の全県下の滞納額の合計は10億円に上るとされています。

臼杵市の収納率は69.2%、県下で2番目に低い数値となっています。
ちなみに、大分市80.3%、豊後大野市82.3%、津久見市92.0%です。
臼杵市もこの数値を重く捉え、滞納整理の手順をマニュアル化し、滞納整理を進めるとのことでした。

市営住宅には建設費に対する国の補助があり、民間賃貸住宅に比較して低廉な家賃設定となっています。
現在の経済状況下、家賃の支払いは大変だとは思いますが、民間賃貸住宅では許されないことです。
すべての市民が自分の住まいに対して何らかの居住費を負担しており、たまたま市営住宅に入れたからといって家賃を滞納することは許されません。

大変な仕事ですが、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。

2010年11月8日月曜日

「よいこのへや」を訪ねました

「よいこのへや」のお世話をしている方に勧められ訪問しました。
場所は、港町本通りのコミュニティーセンターの前の建物の1階を利用しています。

8組の親子が利用、交流が行われていました。
本の読み聞かせや簡単なゲームなど皆さん楽しそうでした。

毎週、月曜・水曜・金曜の9時から16時まで。
親子で参加の方の利用は無料。
託児も行っていて、その際は1時間300円となっています。
2名から3名の方が当番制で常駐してお世話をしています。

「地域子育て支援拠点事業」として市からの委託を受けて運営されています。
子育て親子の交流の場の提供と交流の促進。
子育て等に関する相談、援助の実施などを目的としています。

市からシルバー人材センターが受託して運営。
本年度の受託料は、3556000円で、国が1/2市が1/2を負担しています。

「よいこのへや」の他に「ウスキッズ」「童」「あのね」の計4箇所で事業が行われています。
子育て親子が気軽に集い、相互の交流を図ることで、子供がのびのびと育ち、
子育ての悩みやストレスが軽減されることを大いに期待します。

それにしても、お世話役の方の子供の興味のひきつけ方はすごいです。
久しぶりに子供たちを間近に観察した私には子供は寄っても来ません。

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「議員だより」配布・・・上塩田

2010年11月5日金曜日

元臼杵市課長の収賄事件に関連して

元課長が逮捕された直後の市議会議員の全員協議会の場で、市長から事件の報告がありました。
報告の中で、元課長の早期退職のいきさつについて、「健康上の理由と併せて、元課長が関係した(工事?)代金の未払い案件があったが、元課長が自分のお金で支払い解決した。」との趣旨の発言がありました。

事件との関連があれば捜査で明らかになるのではとの思いがありましたが、情報は現在のところありません。

今日、判決の報道を受け、市役所にそのあたりのことを聞きに伺いました。
市も情報を持っておらず、元課長と接触できるようになれば、調査するとの意向でした。
議会もこの事件に関する「調査委員会」を設置しておりますので、いずれ明らかになると思われます。

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「議員だより」配り・・・上市浜・中洲

元臼杵市課長に有罪

西日本新聞より引用
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/207831

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臼杵市発注の公共工事をめぐり、業者からわいろを受け取ったとして、収賄罪に問われた元市農林水産課長の小野幸茂被告(60)=同市江無田=の判決公判が4日、大分地裁であった。西崎健児裁判官は懲役2年、執行猶予5年、追徴金150万円(求刑懲役2年、追徴金150万円)を言い渡した。

西崎裁判官は判決理由で「公共工事に乗じて業者に積極的にわいろを要求した悪質な犯行。公務員としてあるまじき行為で刑事責任は重い」と述べた。

判決によると、小野被告は2006年10月12日、福岡市内で下請け受注できるよう有利な取り計らいを受ける謝礼などと知りながら、工事業者の社長から150万円を受け取った。

2010年11月4日木曜日

臼杵を舞台に映画製作

臼杵市を舞台とした映画製作が行われます。
臼杵市も補正予算を500万円組んでバックアップします。
よい映画が出来上がることを大いに期待します。

------以下TOSニュースより引用
http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=9231

臼杵市舞台に”農業”テーマに映画製作へ

佐伯市が舞台になった映画釣りバカ日誌の記憶も新しいところですが今度は臼杵市を舞台に農業をテーマにした映画が作られることになりました。

監督を務めるのは大分国体の式典で総合演出を務めた塩屋俊さんです。臼杵市出身の俳優で今回、監督を務める塩屋さんがテーマに選んだのは農業でした。ふるさとの臼杵市を舞台に農業にかかわる様々な人々の人間模様などを描きながら映画を通して、ものを作る喜びや農業が抱える問題などを身近に感じてもらいたいと話します。

11月下旬にもクランクインする予定で一次産業の活性化を掲げている大分県にとってもうれしいニュースです。そして3日、映画のクランクインを前に大分市では県内の劇団員などがオーディションに臨んでいました。この中で塩谷さんは時折アドバイスや演技指導なども行っていました。

また今回の映画では一般の県民を対象にしたオーディションも行われます。しかもエキストラとしてではなく映画の中で有名俳優とともに台詞を喋ってもらう可能性もあるということです。監督の塩屋さんもぜひ県民参加型の映画を作りたいと語っていました。

2010年11月3日水曜日

指定ごみ袋製作配送管理委託事業

平成21年度の決算認定に関連する資料として、「主要な施策の成果」をいただいています。
その中には、主要な施策と執行額、内容説明、施策の成果が記されています。

そのひとつに「指定ごみ袋製作配送管理委託事業」があります。
執行額:17940千円
内容説明:臼杵市指定有料ごみ袋の製作・配送管理を委託
施策の成果:有料化により、ごみの減量、リサイクルの推進、ごみの分別の徹底が図られた

ごみ袋は有料で販売されています。
売り上げは、「廃棄物処理手数料」として32220千円計上されています。

17940千円という結構な額が製作などにかかっているということがわかりました。
どの程度のごみ袋の製作費がかかり、お店に配達して売り上げを管理するのにどの程度かかっているのか。
また、どこでごみ袋が製作されているのか。
配達や売り上げの管理委託はどのように行われているのか。

調べてみたいと思い、環境課を訪ねました。
ごみ袋の製作と配送・管理は、1社と随意契約を行っているとのことでした。

ますます興味がわきましたので、契約関係資料の提出をお願いしました。
資料を頂戴するためには、議会と執行部との申し合わせにより申請書の提出が必要とのことですので後日提出します。

臼杵城石垣の草取り

建築士会臼杵支部の役員会。
朝6時10分集合で臼杵城の石垣の草取りをしました。
途中で「おにぎりタイム」と役員会を挟んで9時過ぎまで。

これまでも「コント・ソンデ」の会長の声かけで有志で取り組んでいましたが、建築士会役員会でも実施することに。


始める前は、結構な草が生えていて、到底終わりそうに無い印象でしたが、皆さんの真面目な取り組みの甲斐あって大変きれいな姿になりました。

2010年11月1日月曜日

プリンター購入

A3プリンター、赤のノズルが詰まってしまいました。
いろいろやってみましたがどうしても「赤」が印刷できません。

ファックス複合機ですので簡単に更新はできずらい。
青白い印象の「議員だより」を配布せざるを得ない状況に。

思案の末、A4のカラープリンターを購入することに。
今日セッティング完了。

当面、表面フルカラー、裏面「赤なし」でまいります。

NPOツーリズムうすき 監査

昨年の12月1日に発足したNPOツーリズムうすき。
初めての総会を11月13日に開きます。
先立ち、監査を受けました。

ボランティアガイドの派遣。
まちづくり市民講座の開催。
各種行事への応援。
スイーツマップの製作 など。

近頃観光バスが増えた、観光客を見受ける、誰それが「ふぐ」をお忍びで食べにきたらしい、などの話を聞くにつけほくそ笑んでいるこのごろです。
引き続きメンバーの皆さんと共に、ささやかながら来訪者の増加に貢献できるよう頑張ります。

2010年10月29日金曜日

活動報告

午前

財政企画課・・・決算認定についての情報収集(決算委員会は16日)
都市デザイン課・・・庭の管理状況について資料提供依頼
建設課・・・道路改修についての相談に伺うも、課長が他の市議との協議中につき出直し
環境課・・・「指定ごみ袋製作配送管理委託事業」の情報収集に伺うも課長・課長補佐不在
上下水道課・・・浄化槽の保守点検・清掃についての情報収集

午後

議員だより配布・・・新地一円

2010年10月27日水曜日

大手門周辺整備・活用市民意見交換会

第1回が開催されました。
意見交換会メンバーは、20名。
挨拶に続き、大手門周辺整備事業概要説明がありました。

その後、会員の自己紹介と「大手門周辺に期待するもの」を各自簡単に述べました。
各人各様の思いがあり、意見の違いもありますが、「どういう施設にすれば臼杵が光るか」この一点を目指して今後知恵を出し合います。

2010年10月26日火曜日

議員年金廃止へ

議員年金が廃止されるようです。

3期12年以上議員を続けると議員年金が受給できます。

議員を何年続けたかに意味はなく、今何を考え、何を行っているかのみに意味があると思います。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101024/plc1010242246012-n1.htm

2010年10月25日月曜日

臼杵市所有の庭のこと

臼杵市は、数多くの古い建物を所有しています。
管理如何では、結構な庭もあるとのこと。
それらの庭の管理がどうなっているのかとの質問を受けました。

業者に管理委託
地区に無償で管理委託
地区に有償で管理委託
管理していない
その他

調べてみる必要がありそうです。

建築基準法の改正

国土交通大臣が「改正する」と言っていましたので期待していました。
どうも先行き不透明になってきた様子です。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20101021/543902/

2010年10月24日日曜日

臼杵五感塾のレポート

9月23日から26日に開催された「臼杵五感塾」のレポート。
「五感塾」の提唱者であり、「志塾」の塾頭であった北村先生がアップして下さっています。
http://www2.shizuokanet.ne.jp/sabu/

レポートは、石原愛子さんが製作してくださいました。
とてもすばらしいレポートに仕上がっています。
http://www2.shizuokanet.ne.jp/sabu/usukigokan.pdf

改めまして、参加者及び講師の方々、サポートしてくださった方々に感謝申し上げます。

2010年10月21日木曜日

全国市議会議長会研究フォーラム

「第5回 全国市議会議長会研究フォーラムin大分」に参加しました。
全国から、市議会議長を初め、市議の方々が多数終結していました。
約2400名の参加とのこと、大分市は結構潤ったことでしょう。
臼杵市議会からも両日とも日帰りにもかかわらず約15名が参加。

10月20日(水)
13:20 基調講演「衆議院議長を辞めて昨今思うこと」河野洋平前衆議院議長
14:40 パネルディスカッション「地方議会のあり方-定数・報酬はどうあるべきか-」
コーディネーター 廣瀬克哉法政大学教授
パネリスト 中邨章明治大学教授・大山礼子駒澤大学教授・谷隆徳日経論説委員・仲道俊寿大分市議会議長
18:00 意見交換会

10月21日(木)
9:00 課題討議 「政治倫理条例について」「議会の調査権について」

基調講演は「思い出話」で地方議会に身をおくものとしては、あまり参考になりませんでした。

一転、パネルディスカッションは大変面白かったです。
阿久根市や名古屋市、大阪府などでの動きを踏まえて、地方議会の意味について本音で議論されました。
特に、中邨章先生の歯に衣着せぬ明快なご意見は大変参考になりました。
定数や報酬の議論以前に、議会・議員からの情報発信が必要であるとの共通意見。

臼杵市議会は、「議会だより」すら発行していない状況にあります。
先ごろ設置された「議員定数調査特別委員会」において、市民との対話集会などの開催が俎上に上がっていますので、情報発信が進むことを期待しています。

自分としては、ブログや「議員だより」の発行、「市政報告会」の開催の重要性をいっそう認識しました。
年4回の議会ごとの「議員だより」「市政報告会」は議員の責務として続けていく決意を新たにしました。

意見交換会は、立食パーティー。
ご馳走を目の前に長いことお預けを食った分、大変な有様に。。

二日目の課題討議は、常識的な話に終始した印象、特に報告すべきことはありません。
ただ一点、「事業仕分け」について、本来は議員が日常の議会活動の中で行うべきこととの指摘には頷かされました。
臼杵市において「事業仕分け」を行いたい、行ってほしいとの思いは変わりませんが、「事業仕分け」が必要ないほどの予算・決算審議が議会で尽くされるよう私も努力します。

蛇足ながら、参加費5000円/人は、議員が月10000円を拠出している互親会積立からの支出です。

2010年10月19日火曜日

市職員の駐車場のこと

市職員が通勤に使う車の駐車場のことでメールをいただきました。

市役所の裏に広い市有地があり、市職員は無料で駐車しています。
使用料を支払うべきであるとの趣旨です。

その旨、市役所の担当課に伝え見解を問いました。
「これまでも、そのような指摘をいただいたこともあり、問題意識を持って検討を行っている。」との回答でした。

検討結果を待ちたいと思います。

2010年10月18日月曜日

大船山登山

日曜日、久住の大船山に登りました。
登山は本当に久しぶり。
お酒の勢いで、「ぜひ連れて行ってください」とのことで、
ベテランの方に連れられて仲間と一緒に上ります。
初めての山で大変楽しみであると同時に、足が最後まで持つのか心配でした。
朝5時半に臼杵を出発、長者原で日田・中津組と合流。
8時ごろから登山開始、約2時間で林を抜け「坊がつる」へ。
坊がつるはラムサール条約にも登録された湿地で、一面ススキ。
左端に見えるのが大船山山頂。
トイレや非難小屋のある坊がつるのキャンプ場を出発、山頂を目指します。
振り向けば、多分、三股山。
この左には、久住山、中岳が鎮座しています。
林の中を一時間ほど登り、林を抜けると視界が開け、大船山の頂が間近に。
山頂に近づくにつれ、木々が色づいてきています。
いよいよ、頂が近くなりました。
振り返ると三股山が下に見えます。
山頂から下を見ると、「御池」が見えます。
山頂からのパノラマもすばらしいのですが写真を撮り忘れ。
「御池」に降りると大変美しい自然のつくる庭園の趣。

天候にも恵まれ、また仲間にも恵まれ、大変楽しい登山でした。
奇跡的にも筋肉痛も残らず、たまの「登山」もいいなと思っている次第。

2010年10月16日土曜日

大分県美術展写真展・臼杵巡回展

10月15日(金)から10月17日(日)の3日間、臼杵市民会館小ホールで開催されています。

受賞作品を初め、市内の愛好家の方々の作品、約80点の写真が展示されています。
存じ上げている方々の御名前もあり、楽しく拝見させていただきました。
中でも、一般の部で大分合同新聞社奨励賞を受賞したこの作品。
先日の農村民泊でお世話になったお宅のご主人の作品。
当日、ご主人から見せていただき、その見事な出来栄えに感心させられたものです。

明日までの開催です。お時間の許す方はどうぞ足をお運びください。

教育民生委員会行政視察

13日~15日の日程で行政視察に行ってまいりました。
メンバーは、「教育民生委員会」の委員と随行一名、計9名。
研修先は、13日栃木県宇都宮市と14日長野県佐久市です。

市費を使っての行政視察。
費用にたがわぬ研修の効果をあげることができるのか。
また、どのような旅になるのかと緊張していました。

研修旅行にかかる費用を「政務調査費」として組み替えて、
必要な議員活動に充てたほうが効果的ではないかとも思っていました。

しかし、研修を終えてみて思うところがあります。

一つには、訪問先で得た収穫が大きかったことです。
訪問先が良かったことはもちろんですが、委員会としての公式訪問ゆえの懇切丁寧な説明により得られたものです。
個人でここまでの収穫を得ることは大変困難であると思われます。

旅行行程は常識的なものでした。
宿泊はビジネスホテルクラス、夜はなべを囲んでの懇談会。
懇談会は、会派に属さない私としては様々な意見交換の場として貴重な機会でした。

ただ、次の点は改善の余地があると思いました。

レポートの提出が公式には義務付けられておらず、議員間の「申し合わせ」により提出が求められること。
このような非公式なレポートは情報公開の対象にならず、議員から提出があったかどうかの確認はできず、レポートを見ることもできません。
公式なレポートであれば情報公開の対象となり、目にすることができます。
視察の効果を確認する唯一の方法ですので、公式にレポートの提出を求めるようにするべきと思います。

懇談会でのお酒の扱い。
市費でお酒を飲むことには大変抵抗があります。
今回は「後日、割り勘を徴収します」とのことですので、お酒は自費でということで一安心。

2010年10月12日火曜日

大分県市議会議長会議員研修会

15:00より、大分東洋ホテルで開催されました。
大分県各市の市会議員の方、約200名。

講師は、日本総合研究所理事長の寺島実郎先生。
「世界の構造転換と日本の進路」と題して1時間半の講演。

いつもながらグローバルな視点で今の日本を取り巻く状況を判りやすく解説してくださいました。

大分県が中世の世界と緊密な関係を持っていたこと。
その関係を整理し、発信することが重要であること。

近年、中国との経済関係がいかに深くなってきているか。
古来から関係の深い近隣の大国、中国といかに付き合っていくか。
尖閣諸島を巡る情勢。

日米関係を今後どのように考えるか、などなど。
広い視点と確かな情報を基にした講演は大変刺激を受けました。

その後、意見交換会。
1時間半ほどの会食を行いました。

県職員時代から交流のあった小林さんや深田さん、由布市の課長時代にお世話になった由布市議会の方々と懇談でき、懐かしく、また励まされました。