各委員会に付託された諸議案についての委員長報告の後、質疑、討論、採決となります。
今回の諸議案、反対すべき内容はありませんので、委員長報告に対する質疑や討論は行いません。
反対討論がなければ、全員異議なく賛成となります。
次に意見書案が提出されており、上程、説明、質疑、討論、採決が行われます。
第9号「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」に基づく保育制度に反対し、現行保育制度の拡充に関する意見書(案)
第10号環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉への参加反対を求める意見書(案)
私は、第10号意見書(案)には次のとおり反対します。
-------日本の主力産業の国際競争力を低下させないためには、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加は避けて通れません。
しかし、現状の農業政策のままTPP協定への参加を行えば、国内農業が壊滅的打撃を受けることは明白であります。
TPP参加を前提に、食糧安全保障の観点から、直接支払い制度の拡充など、農業政策の抜本的見直しを行う必要があります。
大変困難な制度設計であり、国民的議論が必要ですが、TPPへの参加は、日本の国益を考えれば、避けては通れず、食糧安全保障の観点からの農業政策の抜本的見直しを行うことを条件にTPPへの参加に賛成します。
本意見書は、従来どおりの関税による国内農業の保護を前提とし、TPPへの参加交渉さえ認めない内容となっていますので、本意見書案については反対します。
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