2010年12月3日金曜日

ケーブルテレビのこと

ケーブルテレビは、私たちの支払う受信料と一般会計からの繰入金などで運営されています。
ケーブルテレビ関連の臼杵市の予算規模は、約7億3千万円。

収入内訳は、
受信料などの収入が2億8千万円。
一般会計からの繰入金(税金投入)が2億6千万円。
市債(借金)が1億2千万円。
国庫補助金が7千万円。

支出内訳は、
放送業務等委託料が8千万円。
伝送路等管理委託料が4千万円。
備品購入費等が2億円。
公債費(借金払い)が2億8千万円。
積立金が2千万円。
他に職員の給料やケーブルテレビの建物の管理費やリース料などです。

実際の運営は、臼杵ケーブルネット株式会社が、指定管理者として行っています。
その売上高は、約1億6千万円で、臼杵市からの委託料が9千万円を占めています。
昨年度の利益は、234万円。

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相当な額の予算がつぎ込まれています。
市民生活に大きな利益をもたらすよう運営されなければ宝の持ち腐れとなります。
間違えば、金食い虫となります。
ケーブルテレビの中身について勉強してしっかりと取り組むよう叱咤激励を受けました。

今後、衛星デジタル放送や地上波デジタル放送の進展により多チャンネルを目的とした加入率の向上は望めなくなりそうです。
全世帯がケーブルテレビを視聴しているわけではなく、重要な情報の伝達には利用できません。
また、現状では、市民チャンネルもケーブルテレビ視聴の動機付けになりそうもありません。
「新しい情報をどんどん流してほしい」「同じ内容が繰り返し流れる」「議会放送も2回しか流れない」などの声もあります。

私たちのケーブルテレビの未来をどように描くか、しっかりと考えねばなりません。

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