2018年6月27日水曜日

「臼杵庁舎整備方針」報告会

私の一般質問に対しては、開催に否定的見解が示されましたが、開催されることになりました。喜ばしいことです。





2018年6月14日木曜日

新臼杵庁舎 市長方針(全文)

臼杵市にとって大事な決断の時。「ケーブルテレビ放映の前の掲載は好ましくない」との要請ですが、きちん検討・議論するために必要と考え掲載します。




2018年6月13日水曜日

新臼杵庁舎 市長方針(補足)

「市長方針」について資料をいただきました。前回報告とは若干ニュアンスの違いなどあり、抜粋して掲載し補足いたします。

-------以下抜粋

「抜本対策」として、新築や移転をせず、臼杵庁舎の中心的機能を果たす施設として、現庁舎を引き続き利用することを基本に、既存公共施設も活用して、できうる限りの津波対策と復旧復興体制を講じることが、現実的な選択であると考える。

公用車浸水対策と逃げ遅れた周辺地域住民の「避難タワー」を兼ねた立体駐車場を、現庁舎敷地内に建設したい。

旧臼杵商業高校校舎の普通教室棟の一部に、ライフラインを担当する建設課や上下水道事務所の移転を検討します。

「臼杵公園」のグランドに日常的に活用され、災害時には避難者を収容できる施設の建設可能性や文化財や都市公園との調整などについて、検討したい。

「旧臼杵商業高校跡地」は、小中学校施設としての活用を教育委員会に検討してもらう。

市長方針(大分合同新聞より転載)

今朝の大分合同新聞。
-------(以下転載)

臼杵庁舎引き続き使用 市長表明 建て替え、移転せず
2018/06/13 03:01

臼杵市の中野五郎市長は12日、市役所臼杵庁舎について建て替えや移転をせず、現庁舎を引き続き使用する方針を明らかにした。南海トラフ巨大地震で想定される津波対策では敷地内に避難タワーを新設するなどして対応。庁舎建設や移転による新たな街づくりに伴うコストを抑制し、人口減などの環境変化を見据えた市政運営を優先する。
 庁舎は1974年、臼杵川河口に建設。南海トラフ巨大地震で周辺に最大5・75メートルの津波が襲来すると予測されている。
 2014年から市民や専門家、議会が庁舎新設を議論したが、結論は出なかった。17年の市長選や庁舎の耐震化完了を経て、市は市民が庁舎の在り方を話し合う「市民会議」を立ち上げた。市民会議は今春、候補地6カ所・7案を挙げた。
 12日の市議会6月定例会本会議で、中野市長は「街づくり、防災対策、財政の3点を勘案し、現庁舎を引き続き利用することが現実的な選択」と表明。市民会議が提案した移転や建て替えをしないことについては「急速な人口減や社会変化、自然災害などの課題の中、3点を満足させるよりベターな選択をするほかない」と強調した。
 中野市長は現庁舎を含む市中心部や市全体の街づくりの考えや、庁舎新築は多額の費用を要し住民サービスが停滞するといった認識を説明。防災面では、公用車や逃げ遅れた住民を津波から避難させるタワー機能を兼ねた立体駐車場を新設する考えを示した。規模は未定だが、庁舎(3階)より高くする。窓口業務を庁舎2階に配置する他、一部業務を非浸水地域に移転することも検討する。
 この日、市議会は市の方針について審査する「臼杵庁舎整備検討特別委員会」(吉岡勲委員長、7人)を設置。市は特別委の意見を踏まえ、早ければ9月定例会にも関連予算などを提案したい方針。

2018年6月12日火曜日

臼杵庁舎整備検討特別委員会 委員名簿

委員長:吉岡勲議員 副委員長:大塚州章議員

新臼杵庁舎 市長方針

本日開会日、市長から「新臼杵庁舎に関する基本的な方針」表明がありました。資料もなく口頭説明のみ、正確に記録するのは困難ですが、来週の「一般質問」で関連質問しますので、誤解を恐れず整理してみます。

1 耐震改修された現庁舎を利用することを基本に、できるだけ既存建物を活用する。
2 公用車の津波被害を避けるために、立体駐車場を建設する。
3 旧臼杵商業高校の既存建物に、津波災害に備えて「建設課」などを配置する。
4 旧臼杵商業高校を教育施設(小中学校)としての利用可能性を検討する。
5 臼杵公園には避難時のための施設を検討する。

「喫緊の課題と抜本対策は切り分けて考える」とされ、今回表明された「既存庁舎をできるだけ使用する」との方針が「抜本対策」と言えるのかは疑問ですが、「将来現位置で建て替える」との意向が必然的に見て取れます。

今回の方針表明を受けて「特別委員会」の設置が決まりました。十分な説明を受け、十分審議していただきたいと思います。第1回は6月22日に開催されます。

(追加:20180613)
その後資料をいただきましたので、補足させていただきます。
http://usuki.blogspot.com/2018/06/blog-post_19.html

2018年6月9日土曜日

一般質問者一覧

6月議会。一般質問する議員18名中8名、少ないです。

6月議会 一般質問一覧

6月19日(火)と20日(水)に一般質問が行われます。
通告内容は以下のとおりです。
http://www.city.usuki.oita.jp/docs/2014020300666/file_contents/H3006.pdf

私は8名中7番目の質問順序。
おそらく20日の2番目、11時頃からか、午後の始めになりそうです。



2018年5月29日火曜日

新臼杵庁舎について(「各プランに対する市長の講評」より)

講評のなかで目を引いた点、旧臼杵商業高校案は「農業振興地域であることから周辺開発の可能性が低い地域(庁舎の孤立化を懸念)」とされています。まさに私が旧臼杵商業高校案に賛同できるポイントといえます。

旧臼杵商業高校周辺が開発の可能性が高い地域であれば、市庁舎の移転に伴い開発が進むことが予想されます。将来的には臼杵市の人口は減るなかで、新市庁舎周辺の開発が進むということは、既存市街地からの事務所や住宅の移転が進むいうことを意味します。

市街地が元気であることが臼杵の魅力につながっているという考えから、既存市街地が寂れることは絶対に避けたいと考えていますので、市庁舎が移転しても周辺開発の可能性が低いことは重要なポイントなのです。

周辺開発を容認せず、市役所機能が果たせるか。旧臼杵商業高校のエリア内だけで必要最小限の「市役所及び関連施設」を配置することができるかどうか、この点については臼杵市及び臼杵市役所の将来を見据えた検討が必要です。

また同時に、既存市街地、例えば「観光交流プラザ」で日常の市役所に出向く用事を済ますことができる「サービスカウンター」を準備するための人員配置と費用を検討する必要があります。この点はサービスレベル(サービスカウンターでの受け持ち業務内容・相談内容、待ち時間の容認や曜日の限定、ICTやAIの活用など)を想定する必要があり、市民と市役所との十分なコンセンサスが必要となります。

この2点が合理的に解決されれば「旧臼杵商業高校案」の可能性は高まります。その場合、現在地に建設するよりも安価にできるとされていますので、その差額で「健康増進施設」を整備することができるのではと考えています。

新臼杵庁舎について(全員協議会で資料説明)

「全員協議会」が開催され「市民会議」で検討報告された7案についての説明がありました。

1 旧臼杵商業高校(新築)12名
2 旧臼杵商業高校(校舎リノベーション)11名
3 現在地 13名
4 臼杵公園 2名
5 臼杵インター前(ジェイディバイス跡地) 2名
6 検察庁跡地 1名
7 市民グランド 1名

人数は、市民会議のメンバーでその案に賛同する人の数です。私は2案の人数に入っていますが、校舎をリノベーションして市庁舎として使うことは、費用対効果の面から難しいと考えています。市庁舎は新築して、関連団体などが校舎を利用する案がよいと思っています。「市民会議」の報告書については以下をご参照下さい。
http://www.city.usuki.oita.jp/article/2018050800141/

最終的には議会の同意が必要ですので、7案について議員への内容説明が必要と考えていました。
http://usuki.blogspot.jp/2018/04/blog-post_27.html
今回、急遽招集されましたので、市長方針が示されるものと思いましたが、市長は出席せず資料説明のみ。市長のそれぞれの案に対する「講評」が配布されました。6月12日から開かれる議会で市長方針を発表して、議会に諮った上で方針を決定する運びとのことです。


2018年5月20日日曜日

うすき海鮮朝市


ワンコイン海鮮丼 味噌汁がついて600円








2018年5月15日火曜日

常任委員会 委員構成

常任委員会は、総務委員会に属することになりました。


議長選挙

議長選挙、会派に属さないまま、ガチで候補者として「決意表明」、行ったのは、私と大嶋議員。
結果は、18票中、2対16の大差で大嶋議員が「当選」、「開かれた議会」に向けて頑張っていただきたいです。

-------若林の決意表明より

臼杵市は、長い歴史を有し、自然にも恵まれ、自然災害も少なく、しかも食べ物もおいしいという、大変住みよいまちと言えます。
しかし、高齢化が進展し、しかも人口が減少するという極めて厳しい時代を迎えています。
財政規模は徐々に縮小し、数年後には単年度収支が赤字になることすら予想されています。
事業及び施策の費用対効果を高めること、効率化が重要となっており、議会において、市民の皆様方に見える形で議論が行われ、事業及び施策の決定過程が透明化されることが重要と考えます。
かねてより主張してきた「議会のインターネット配信」につきましては、この六月議会から、インターネット上で視聴することができるようになりました。今後さらに、議会の取り組みなどを広く市民に知っていただくために、次の事項に取り組みます。
1) 「議会報告会の開催」です。
市民の皆様の意見や要望を議会活動に取り入れるため、地域振興協議会などにおいて議会主催による「議会報告会」を定期的に開催するよう取り組みます。議員が皆様方の元に直接出向き意見交換などを行う場ですが、すでに周辺の市議会においては実施されており、臼杵市においてもぜひ実施したいと考えます。

2) 「議会だよりの発行」です。
臼杵市議会においても、年4回の議会ごとに発行されていた「議会だより」ですが、現在は発行が中断されています。「議会だより」を発行していない市は稀であり、市民の皆様方への「議会情報」の提供を行うべきとの考えから発行に取り組みます。

3) 「市庁舎問題に関する特別委員会」の設置です。
昨年度実施の「市民会議」において、8回に及ぶ会議の末に7案に集約され、この4月には報告会も開催されました。本6月議会で市長からの最終提案がなされるとの向きでありますが、今後の臼杵の「まちづくり」に及ぼす影響の大きさから、議会においても「特別委員会」を設置し、十分な検討がなされるべきであると考えます。

以上、3点の実現に向けて取り組んでまいる所存です。皆さまのご賛同を賜りますようお願いし、議長選挙にあたっての決意表明といたします。

2018年5月11日金曜日

会派別議員一覧表

会派とは「大きな団体や政党の中にできる、政策や利害にもとづく小集団。派閥。」とあります。現時点で私は無会派ですが、政策や利害にもとづき、会派に所属すべきと判断されれば「会派」に所属したいと考えております。

2018年5月10日木曜日

100人スコーレ


https://www.facebook.com/100schole/

2018年4月27日金曜日

初めての「全員協議会」

初顔合わせと事務連絡など。初議会は5月15日、焦点は「議長選挙」。無記名投票により最も多くの議員票を獲得した議員が「議長」になります。

また「会派」の結成届の期限が5月2日。「会派」とは「趣旨を共有するメンバーによって構成される団体」のこと。議長選挙では同じ候補を応援する慣わしです。

議長選挙前には「演説会」が開催され、議長候補者として壇上で決意表明ができます。かつて私も決意表明を行いました。行わなかったことも。
http://usuki.blogspot.jp/2014/05/blog-post_14.html

「みんなで創ろう!新臼杵市庁舎を考える市民会議」の報告書が配布されました。六月議会で「市長提案」がなされるとのこと。「市民会議の意見を尊重する」と新聞のアンケートに答えた議員も多く、理解を深めるための内容説明が必要と思われます。

2018年4月24日火曜日

投票区別投票率

野津地域、投票率高いですね。

当選証書付与式

本日、当選証書付与式。

2018年4月23日月曜日

臼杵市議会議員選挙の御礼

ご支援賜わり本当にありがとうございました。
臼杵市のため、しっかり頑張ります!!
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

2018年4月11日水曜日

イベントへの広報・資金の投入について

コメントいただきました。

-------以下引用
臼杵市はやたら中心部のイベント等については広報・資金の投入をするわりに,周辺部の観光資源については,積極的に動かれていないように感じます。
若林さんはどう思われますか?

ーーーーーーー引用ここまで
中心部では、民間の取り組み、臼杵市の取り組み、官民協働の取り組みなど、種類は違えど頻繁にイベントが開催されていると感じます。

広報は、ポスター・チラシとネットが主な発信方法かと。ポスター・チラシがどういうお金で、どの位印刷され、どこに配布されているか。

ネット発信は、臼杵市と観光情報協会が主な担い手と思われますが、全てのイベントについて網羅できているかどうか。情報発信には手間がかかります。また、情報が集まってくる仕組みがなければ情報収集も大変かと。資金面では、公金がどのイベントにどのくらい投入されているのか。

中心部のイベントと周辺部のイベントに意図的に差をつけているとは思えません。周辺部の観光資源について積極的に動かれていないと思うのは、情報発信や資金面で不足・不満があるということでしょうか。

2018年4月6日金曜日

新市庁舎についてのNAGIさんのコメントについての考察

コメントいただきました。私の考えを併せて述べます。

-------

やっぱり低地,人口重心付近,既存市街地内,住宅地付近ではなく,商業地付近でしょうね。

市民会議の7案の内「Jデバイス跡」を推奨されていると思われ、その前提で考えを述べます。

安全や防災というのは,それ自体が備えている属性とでもいうべきものであって,それ自体の目的ではないです。行政サービスの円滑な提供こそが市役所の存在意義であり,存在目的です。

そこで市役所立地問題にあたって,第一に検討すべきは,どこで行政サービスを提供することが,もっとも市民の便宜に資するか,あるいは市民のなかで,もっとも恵まれない層に属する市民の便宜の増進に資するか,ということでしょう。

なにもかもはできないけれども,できるだけのことをきっとやれる場所,そういう場所は概ね需要者の近くということになります。この場合の「近く」は,距離的に近いことと,利用可能性的に近いこと,両方を含んでいる必要があります。

とすると,臼杵市の場合,低地に人口重心部が来ていますから,多くの需要に応えようとする場合,低地で,人口重心部からそれほど離れていないこと,ということは義務的に重要な位置づけになります。

この点,本庁舎を高台に置き,人口重心部に分庁舎を置く分庁方式の議論もなされているようですが,そもそも臼杵市の人口では分庁方式は,財源的に許容できないと考えられます。

「Jデバイス跡」も市街地から相当遠く、中心部、例えば「観光交流プラザ」に分庁舎を配置しなければ現在地からの移転は容認できないと考えます。財源的に容認できないとのことですが、分庁舎における役割やサービスレベルを検討し、移転に併せ提案する必要があります。その点では、現在改修計画中の「野津庁舎」も併せて検討すべきです。

第二に検討すべきは,どこに市役所を置くことが,なるべく地域住民の迷惑につながらないか,ということです。

市役所は人と自動車が多数集まるある意味で迷惑施設です。今の市役所は,自動車で訪問することが大前提の一つとなっていますので,市街地の内部,住宅地の内部や近接するエリアなどは適切ではないと考えています。

なので,多数の人と自動車が集まることが前提とされている潤沢な交通容量があるそれなりの規模の商店が軒を連ねる通り沿いなどにあることが望ましいのではないでしょうか。

とすると,商業地区が望ましい場所ということになります。

交通処理に支障がないようにとの点については同感です。

第三に検討すべきは,無秩序な市街化の抑制です。

市役所が移転すると,なんだかんだいってかなりの土地利用需要が生じます。地価も上がるでしょう。それなりの開発が進む可能性が高いです。しかしこれが既存市街地内であれば,すでに開発がされている箇所の高度利用化がはかられるだけなのでそれほど問題はないと考えます。

「jデバイス跡」に市役所が移転した場合には周辺開発が進むことが予想され「すでに開発がされている箇所の高度利用化がはかられるだけなのでそれほど問題はない」とは考えません。新市役所周辺の開発や土地利用の高度化が進み、新市街地といった様相が現れると考えます。すなわちそのことは既存市街地の空洞化を引き起こすことにほかなりません。

他方これが完全な何もない郊外だとすると,新たな市街地出現という可能性を見据えなければなりません。人口増加が期待できないのにこれ以上の市街化出現は,どう考えても市街地という存在の供給過剰につながりかねません。

一見,商業高校跡地は,周囲を農業振興地域で囲まれているから,開発を「コントロール」できる,と言われますが,制御ができると思われるだけであって,その時点で開発の方向性が出ていると思われます。

例えば,炉の中に大量の燃料が入っていて,酸素の入れ方で燃え方を調整する炉があるとします。この場合酸素の入れ方で燃え上がり方を調整するのですが,酸素の入れ方をミスれば問題が起こるのは必至です。入れすぎても問題だし,入れなくても問題になります。

市役所を作る以上,潜在的にせよ,どういう形にせよ需要が生じます。これをどう現実化させていくのかという制御は,とても難しいのではないかと懸念します。

だからこそ少々放置しておいても差し支えない既存市街地内にあるべきと考えます。

確かに、新市役所周辺の開発圧力を制御することは大変難しいと思われます。「農業振興地域」であることをもって制御可能なのかどうか、新しい規制が必要なのかも検討する必要があります。その際には「関連公共機関」あるいは「市役所関連施設」の将来的な移転計画を想定し、開発エリアの将来像を想定する必要があると考えます。

「Jデバイス跡」周辺が「少々放置しておいても差し支えない」エリアであるとの考えには賛同できません。市庁舎の移転により、周辺商業施設などの無秩序な土地の高度利用化が進み、既存市街地は空洞化すると思います。

最近のある研究では,モータリゼーションの深化と商店の多様性の低下との間に一定の相関が認められるのではないか,とするものがあります。追加の検討も必要かとは思いますが,臼杵市においては,市街地を,歩行者を主眼に据えた市街地と,自動車メインの市街地の二つに分けるべきではないかと思います。

例えば臼杵市の商店街付近や城址公園など中心市街地は,歩行者エリアとして整備するべきであり,自動車の普及がもたらした多様性の低下に対抗する場として市民,そして観光客に提供されるべきであると考えます。

このように理解すれば,市役所を既存市街地内商業地区に移し,そこが高度に発展したとしても,既存市街地内と新市役所所在エリアとは,異なる経済圏に属し,棲み分けがなされるわけですから,同じパイの食い合いにはなりません。

逆に,中心市街地に自動車メインの施設は,邪魔となります。歩行者で盛り上げようとするのに,潤沢な自動車用の道路需要を発生させる市役所は,市街地内部にあるべきではないでしょう。

市街地の内部は,自動車とは相容れないものであり,相容れない存在が無理矢理一つの場所にあることは望ましくありません。

中心市街地を多数の歩行者からなる賑わいのある街にする,そのような政策が今まさに求められていると考えます。棲み分けをするべきです。

市役所を郊外に移した場合、新市庁舎周辺の開発抑制が適切に行われなければ既存市街地が疲弊すると思います。この点において「棲み分けがなされ、同じパイの食い合いにはならない」とのお考えには賛同できません。

最後に,行政サービスの提供は市民に対する恩恵としてなされるものではなく,義務としてなされるべきものです。仮に防災上若干の困難が認められるような場所であっても,個別の市民と比較して圧倒的な対応能力を有する市当局の側において困難に対処するべきです。

対応能力が認められるにも関わらず,困難の存在をもって行政サービス提供の責任が弱められるというふうに理解するべきではありません。

大津波に襲われたときに、支障なく復旧・復興への対応が可能であれば市役所移転は必要ありません。私は東日本大震災のビデオ映像を見て、移転の必要性を痛感しました。「安全・安心」と「市街地の活性化」の両立を図れる移転案でなければなりません。

2018年3月19日月曜日

新市庁舎について

コメントいただきました

ーーーーーー以下引用

移転案が出てから決定するまでの時間がちょっと長すぎるのではないのかと思います。慎重になるのも結構ですが、その間に大地震・大津波が来ては意味がないような気がします。足の引っ張り合いがそれだけ多いのかなと思っています。

ーーーーーー引用ここまで

新市庁舎を検討する「市民会議」が昨日終わり、7つの案についてそれぞれ発表が行われました。4月7日(土)の13:30~16:00中央公民館で公開のプレゼンテーションが行われます。その結果をふまえて、新市庁舎の位置については六月定例市議会に提案される運びのようです。