http://usuki.blogspot.com/2011/03/blog-post_21.html
国民健康保険は、サラリーマンや公務員、後期高齢者医療等以外の地域住民を対象とした保険です。
徴収した国民健康保険税(国民健康保険料とも呼ぶ)と国庫負担金等の収入によって、疾病、負傷、出産又は死亡したときに、保険給付を行います。
国民皆保険体制の土台と言え、年金生活者や失業者等の無職者の割合が半数以上を占めています。
また保険税の納付方法が、給料からの天引きではないため、収納率の低下が深刻な問題となっています。
臼杵市では、所得の減、収納率の減、医療費の増などで国民健康保険財政は逼迫しています。
その対策としては次のようなことが考えられます。
1 前回述べたとおり国民健康保険料を増額し収入を増やすこと。
2 医療費を削減すること、実際はかなり困難。
3 収納率を上げること、しかしなかなか困難で、しかも全体から言えばわずか。
4 そしてもうひとつは、一般会計から繰入を行うこと。
一般会計からの繰入を行うことは、国民健康保険加入者以外に負担を求めることを意味します。
保険は、独立採算が基本ですが、サラリーマンや公務員が安定的な保険制度に支えられていることを考えれば、いくばくかの繰入を行うことにより国民健康保険税を抑えることはあり得る選択と思います。
事実、多くの市町村で国民健康保険税を抑えるために、一般会計からの繰入が行われています。
一般会計を圧迫することにつながりますが、国民健康保険加入者のみに大きな税負担を背負わせるのもいかがなものかと思います。
このことについては研究してみたいと思います。
このことについては研究してみたいと思います。
大分県内の自治体がどのような状況にあるか、繰入の状況について調べていただくようお願いしました。
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