2011年3月22日火曜日

中期財政収支の試算(普通会計)

全員協議会で提示がありました。
試算によると平成25年度までは黒字となっていますが、平成26年度に赤字に転じます。
普通建設事業費は、約5億円の一般財源を確保、約30億円程度を確保。
地方債(借入れ)は徐々に少なくなりますが、ほぼ一定の借金返済が続きます。

赤字を続けるわけにはいきませんので、歳出(支出)の削減努力が必要となります。
策定中の「行財政改革実行プラン」に従いどこまで削減ができるかです。

試算されていませんが、27年度以降、毎年1億2千万円ずつ地方交付税が減ります。
32年度には6億円減り、収入と支出に大きな変化が無い場合、年に7億円の赤字となります。
財政調整基金などを取り崩し赤字を埋めますが基金は30億円程度で数年しかもちません。

大震災の影響などで長期金利が上昇するような事態となればさらに財政は苦しくなります。
やはり今から削減できるところは削減し、将来に備えておくべきと考えます。

0 件のコメント:

コメントを投稿