2010年11月30日火曜日

給与条例の改正案に反対しました

「臼杵市職員の給与に関する条例」の改正案が提案されました。
http://usuki.blogspot.com/2010/11/blog-post_28.html

私は、この条例案に反対の立場で討論しました。
採決の結果、私と平川議員が反対、他の議員は賛成で成立しました。

-------以下は、私の反対討論。

第111号議案 臼杵市職員の給与に関する条例の一部改正について

臼杵市職員の給与は、「臼杵市職員の給与に関する条例」で定められています。
現在は、条例で定められた金額から管理職で5%、一般職で2.5%の給与カットが行われており、国の給与水準と同等の水準にあります。

今回、給与カットは廃止されますので、臼杵市職員の給与水準は、国の給与水準をカット分が回復した分だけ上回ります。
9月議会において、「望ましい給与水準は国の給与水準と同程度と考える。」との答弁をいただきました。
それに従えば、今回の改正はこれまでの給与カット分を考慮した給与の抑制措置が盛り込まれるべきであると考えます。

今回の条例改正案は、国の人事院勧告に順じ、月例給で約0.2%、ボーナスで0.2ヶ月分の引き下げにとどまる内容となっています。
よって、臼杵市職員の給与水準を国の給与水準を上回る額に定める本条例案に反対します。

収賄事件の調査委員会報告 2

新聞記事が掲載された本日の昼、本会議終了後、全員協議会の席上、三浦調査委員長から説明がありました。

説明の主旨は以下の通り。

24日第3回委員会を開催した。執行部より説明があった。
29日第4回委員会を開催した。申し入れ書を作成、提出した。
申し入れ書は、次のとおり。

元課長本人がこの件については話さないということで、調査困難につき、申し入れ書を提出して調査は終了するとのことでした。

私としては、市長の説明にある「未払い案件」について気になっていました。

「市長が未払い案件をどのように把握したのか、市長から聞き取りをして欲しい」とお願いしたところ、議長から「元課長本人から聞いたとのこと、書類も証拠も何もない」との説明がありました。

この件については、元課長本人からこれ以上話が聞けないとなれば終了せざるを得ないようです。

収賄事件の調査委員会報告

唐突に11月30日付け大分合同新聞に以下の記事が掲載されました。
調査委員会以外の議員には、事前に何の情報もなく申し入れ書が作成され提出されました。

-------引用ここから

臼杵市議会は、29日、元市農林水産課長による収賄事件を受け、服務規律、公務員倫理の徹底と機会あるごとの再確認などを求める申し入れ書を、中野五郎市長に提出した。
「日本一の市役所再生と信頼回復に向けて」と題した申し入れでは「事件の最大の原因は元職員の公務員倫理の欠如」とした上で、元職員が特殊な技術職のため他分野への異動対象にならなかったことから「人事管理の在り方も要因の一つ。
契約制度についての検証も必要」と指摘した。
中野市長は「申し入れの趣旨に十分沿えるよう、市役所を挙げて(再発防止に)取り組みたい」と答えた。
議会が設置した深田地区農業集落排水事業等調査委員会(三浦正行委員長、9人)が9月から11月にかけ、事件を検証するとともに、市への提言を検討してきた。

2010年11月29日月曜日

一般質問の「聞き取り」

一般質問の通告にもとづき質問についての「聞き取り」が行われました。
通告書の内容について、質問者と答弁者との食い違いが生じないようにとの意図で行われます。

質問に関係する課長及び担当を交え質問の趣旨について話し合います。
質問の趣旨が整理され、それに基づき答弁の中身が検討されます。

一般質問当日、検討され準備された答弁を聞き、再質問となるわけです。
納得できる答弁の場合はよいですが、納得できない場合はしっかりと議論せねばなりません。
臼杵市議会では、一問一答方式が採用されていますので、持ち時間の中であれば何度でも質問可能です。

常々申しておりますが、一般質問は市議会議員として最大の武器です。
これがあるので日頃の活動が充実します。
納得できる対応や結果が得られなければ、一般質問で勝負できるわけですから。

今回の一般質問は、4点。

1 行財政活性化推進委員会について
開催時期・開催方法について
委員の数とその選任方法について
委員会の公開について

2 教育旅行の誘致について
推進体制の整備について

3 居住環境の整備について
新地の歩道について

4 介護予防サポーターについて
申し込み状況について
今後の活用策について

2010年11月28日日曜日

まちづくり市民講座

まちづくり市民講座を開催しました。
市役所の文化財課の岡村氏を講師にお招きしての開催。

臼杵市は旧臼杵藩の稲葉家が所蔵していた古絵図を数多く所有しています。
稲葉家は地図のコレクターであったようです。

一方、臼杵の城下町、現在の中心市街地は、江戸期とその道筋を大きく変えていません。
古絵図をもとに散策ができるほどよくその名残をとどめています。

古絵図から判る市街地の変遷や現在も残る古絵図の痕跡などをスライドを交え紹介していただきました。
大友宗麟の時代から江戸期そして現代に至る経過を知るにつけ、この町の歴史性を大切にし、今後に生かしていかねばとの思いを強くしました。

給与条例の改正について

12月議会に「臼杵市職員の給与に関する条例」の改正案が提案されます。
提案は、国の人事院勧告に準じ月例給とボーナスを引き下げる内容となっています。
国の給与勧告のポイントは以下の通りで、臼杵市もこれに準じています。

-------以下引用

月例給、ボーナスともに引下げ~ 平均年間給与は△9.4万円(△1.5%)
(月例給については、50歳台後半層を重点的に引下げ)
① 公務員給与が民間給与を上回るマイナス較差(△0.19%)を解消するため、月例給の引下げ改定
- 55歳を超える職員の俸給・俸給の特別調整額の支給額の一定率減額、俸給表の引下げ改定
② 期末・勤勉手当(ボーナス)の引下げ(△0.2月分)

-------引用ここまで

現在の臼杵市職員の給与水準は、国家公務員なみとなっています。
類似団体と比較すれば、若干高く、類似団体並みにすべきと主張してきました。
職員のモチベーションに関わる問題であり、能力給の導入、若年層への配慮などを検討する必要があると考えており、そう簡単に引き下げられるとは思ってはいません。

今回の給与条例の改正が、国に準ずるだけであれば、問題にはしません。

しかし今回は「臼杵市職員の給与の特例に関する条例」が12月末に廃止になります。
これにより、管理職で5%、一般職で2.5%の給与カットが終了し、カット分が回復します。
現在は、カット後で国の給与水準と同じかそれ以上なのに、さらに水準が上がることになります。

私は、今回の「臼杵市職員の給与に関する条例」の改正については、このカットが終わることを加味して改定が行われるべきであると考えます。
聞けば、4月以降の給与の抑制措置を検討中とのことですが、抑制措置の内容は現時点では知らされていません。

少なくとも1月から3月までの間、高い水準となる「給与条例」の改正案、大いに疑問があります。

2010年11月27日土曜日

まちづくり市民講座のご案内

明日、11月28日(日)15:00から「サーラ・デ・うすき」にて開催。
臼杵藩に伝わる古地図について、お話しいただきます。
講師は、臼杵市教育委員会文化財課主任 岡村一幸氏

臼杵の中心市街地は、江戸期からその道筋がほとんど変わっていないという。
古地図をもとにまちをバーチャルに巡ってみましょう。

県美展 臼杵巡回展

県美展の臼杵巡回展が開催されています。

会場は臼杵市民会館小ホール
11月28日(日)までです(最終日は15:00まで)

県美展入選作の他、市内在住作家の作品も多数展示されています。
芸術の秋、ぜひ足をお運びください。

議会運営委員会

議会運営委員会が開催されました。
委員構成は、各会派から1名(大きな会派からは2名)となっています。
私は、無会派の代表として参加しています。

1 議案等について・・・

報告2件、議案20件、意見書(案)となっています。
今回の大きな案件としては、「臼杵市職員の給与に関する条例」(給与条例)の改正があります。
市職員の給与は、この条例で定められています。
今は、「臼杵市職員の給与の特例に関する条例」(給与カット条例)で、管理職5%、一般職2.5%の給与カットが行われています。
カット後の給与で国と比較しても、ほぼおなじ水準となっており、現行の臼杵市の給与条例に基づく市職員の給与水準は2.5~5%は高くなっているといえます。
この給与カットが12月で終了しますので、給与条例がどのように改正されるかが注目されます。

2 会期日程について・・・

11月30日(火) 開会
12月7日(火) 代表質問・一般質問
12月8日(水) 一般質問
12月9日(木) 一般質問・議案質疑・委員会付託
12月10日(金) 各委員会
12月13日(月) 予算委員会
12月17日(金) 本会議

3 議事日程について・・・

省略

4 一般質問発言順序について・・・

代表質問
1 大塚州章
2 匹田郁
3 三浦正行
4 土谷桂山

一般質問
1 衛藤忠一
2 大戸祐介
3 林壮一朗
4 山下幸延
5 若林純一
6 堀孝則
7 平川哲郎
8 加茂千恵子
(敬称略)


質問の通告内容については市のホームページにてご確認ください。
私は、12月8日(水)の昼前若しくは午後の初めあたりかと思われます。

会派代表者会議

12月議会に先立ち、会派代表者会議が開催され、傍聴しました。

協議事項の主なものは次のとおり。

1 意見書案の取り扱いについて

・・・意見書案が採決に付されるかは会派代表者会議で協議されます。各会派ごとに賛否を取りまとめ持ち寄って、採択される見込みの無いものは提案に至りません。
今回は、「子ども・子育て新システムの基本制度案要綱」についての意見書とTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)についての意見書が提出される模様で、採決に付されるとなればそれぞれの意見書について賛否を明らかにし、反対すべきは反対討論をせねばなりません。
これが結構大変なのです。

2 議会だよりについて

・・・各会派に持ち帰り発行するかどうかについて協議されます。
「議会だより」は平成8年に創刊され、毎議会ごとに発行されてきましたが、平成14年6月定例会より休止されています。
市報にも若干の議会情報がありますが、一般質問のやり取りや議案に対する議員の賛否などの重要な情報が提供されていません。
ケーブルテレビ放送があるから不要との人もいますが、「議会だより」は最低限の議会情報として提供する義務があると思っています。
臼杵市の近隣で「議会だより」を発行していない自治体はありません。
各会派の賛否について見守りたいと思います。


2010年11月24日水曜日

活動報告

上下水道課・・・督促状、催告状などの送付のタイミングと手数料の徴収についての資料請求
消防本部・・・火災報知機の共同購入の仕組みと契約状況についての資料請求
産業観光課・・・旧稲葉家別邸の庭の剪定にあたっての専門家への相談のお願い
議会事務局・・・グリーンツーリズムシンポジウム2010の案内パンフレットを議員に配布することについての相談
教育委員会・・・「学習内容定着度調査」及び「学習と生活についてのアンケート」についての実施状況調査
産業観光課・・・海農朝市の実施に当たっての市役所からの補助の内容についての調査
環境課・・・NPOと市役所との共催によるフリーマーケットの実施についての打ち合わせ
財政企画課・・・コミュニティーバス及び路線バスの運行にあたっての市の補助の状況調査

商店街の個店経営研修事業

八町大路商店街で「個店経営研修事業」が取り組まれています。
http://usuki.blogspot.com/2010/10/blog-post_09.html
http://usuki.blogspot.com/2010/10/blog-post_11.html

臼杵の中心市街地は、江戸時代から(多分戦国時代から)位置を変えていません。
八町大路は、宗麟時代「城からわれらの教会につながる真っ直ぐな道」と記述されたメインストリートです。
車社会の到来と共に郊外型店舗の進出や消費者行動の変化から衰退が進んできました。
近年、アーケード撤去、町なみ景観整備が進んで趣のある商店街へと生まれ変わりました。

残る取り組みは、各個店の「シャッターの内側」ということで「個店経営研修事業」となったということです。
これまでは、「シャッターの内側」には触れられたくないという風潮でしたが、理事長の肝いりで11店舗が参加し繁盛店作りに取り組んでいます。
参加していない店も大変興味を持っていて、この事業についての話がここかしこで交わされている様子です。

商店街も仕上げの取り組みとなっています。
市役所が行ってきた中心市街地のハード整備も仕上げの段階にきています。
小さな地方都市「臼杵」が「東九州の真珠」として輝き続けられるかどうかの正念場です。

講義が開催されるということで見学させていただきました。
他の用事もあり、少しの時間だけの見学でしたが、大変参考になりました。

~講義の断片的キーワード~
商店街の活性化は、買い物の場としての再生である。
店頭-売り場配置-ディスプレイ
ファサード-レイアウト-陳列
見せる-見える-見やすい
POP(売買接点)
AIDCA 気づく-興味を持つ-欲しい-決心-アクション
自分の能力を信頼すること
ターゲットは、「利便」「コスト」「堪能」のうち「堪能」すなわちラグジュアリーである。

あとは、先生のホームページにゆだねます。。
http://www.quolaid.com/

2010年11月22日月曜日

収賄事件の調査委員長報告

市議会議員の全員協議会で「深田地区農業集落排水事業等調査委員長の報告」がありました。

11月4日判決が下された。
それを受け、11月16日に第2回委員会を開催し、今後の調査方針を協議した。
再発防止策を市役所に求めればよいのではないかとの大方の意見。

11月17日元課長本人から事情聴取。大変反省している様子であった。
「取り調べ段階ですべて話をした。本件以外では臼杵市に迷惑をかけていない。これ以上話をしたくない。」とのこと。
議会でこれ以上の話を本人に求めることは困難と判断される。

以上のような報告要旨でした。

私は、事件発覚当時に市長が話した「代金未払いの案件があり、本人が私費で支弁した」について重大な関心を寄せています。
議会での調査に限界があるとしても、どのような内容の案件であったのか市役所に十分調査させ、議会に報告させるべきであるとの意見を申し述べました。
議長から「第3回の調査委員会において、その件について市役所と話をしたい」との回答をいただきましたので、次回の調査委員会の報告を待ちたいと思います。

-------私見として

代金未払いで、本人が私費で支弁する場合として想定されるのは3パターンが考えられる。

1 初めから代金を支払うつもりがなく、勝手に業者に指示を出した場合。

このような場合があるとは思わないが、私費で支弁して当然のケース。

2 予算執行の手続きを踏まず、勝手に業者に指示を出し、後で予算執行の手続きを行おうとしたが、手続きを断念した場合。

後追いで予算執行の手続きを踏めるはずもなく、そのようなことができると考えた本人のミス、私費で支弁するしか無い。

しかし、後追いで執行手続きを踏めるような市役所の内部状況があったとすれば、話は違ってくる。
この案件以外は、後追いで予算執行の手続きを踏むことができたが、今回に限り、何らかの事情で手続きを断念せざるを得なかったケース。
この場合は、本人だけの責任ではなく、後で執行手続きを踏めると思わせる状況を作った側の責任もある。

初めからまったくの作り話であり、それを聞いた市長の報告となった可能性もゼロではない。。

チャリティーショーの練習

ほぼ全員がそろっての練習が行われました。
約1時間半の練習、皆さん真面目に取り組んでいます。びっくり。

12月6日の本番まで、全8回の練習とリハーサルが予定されています。
皆さんに楽しんでいただける出し物になること請け合いです。
どうぞご期待ください。

旧稲葉家別邸の整備・利活用シンポジウム

現在、旧稲葉家別邸、通称「稲葉家下屋敷」の約1億円をかけての保存修理工事が行われています。
最近も追加の設計委託が行われ、西側の増築部分の改修及び周辺整備が計画されるとのこと。
ときどき「いつまでかかるの?」との質問を受けますが、全てが完了して公開に至るのは来年4月30日以降になる様子です。

旧稲葉家別邸は、約20年ほど前に約3億5千万円をかけて市が取得。
その際の保存修理工事にも5千万円を超えるお金をかけています。
今までは観光施設として入場料を取って公開してきました。
今回保存修理するに当たり、観光施設として公開するだけではもったいないとのことから臼杵デザイン会議主催でこの催しとなったようです。

今、市の中心部は、大手門周辺(大分銀行跡)をどのように整備するかが大きな課題となっています。
併せて、この旧稲葉家別邸や既存のサーラ・デ・うすき、平井家(武家屋敷)、久家の大蔵などの建物の活用策も考えていかねばなりません。
今回このような取り組みが行われたことは、大変意義があります。
様々な意見を持つ方々が一同に会し、自分の意見を出し合いました。
4班に分かれてのワークショップ。
私はA班の「発表者」に指名され、「これは頑張らねば」と昔かじったKJ法での意見集約につとめました。

それぞれの意見を出し合ってみると同じような意見が多く、概ね一つの方向にまとめることができました。
各班の成果を整理し、市役所に提言するという運びとなるようです。

旧稲葉家別邸のみならず、臼杵の中心部をどのように整備・活用していくのか。
衆知を集めて、きらりと輝く「東九州の真珠」を実現していかねばなりません。

2010年11月20日土曜日

ミニライブINクランクイン

昨晩、クランクインでミニライブがありました。
演奏は、田中親子、確かユニット「福袋」です。

初めてのミニライブ。
19:00開演、終わってみると20:45になっていました。

1000円で飲み物1杯つき。
チャイ(紅茶にミルクを入れたみたいな飲み物)がつくとのことでした。
コーヒーも焼酎もOKとのことで焼酎ロックを飲みながらの鑑賞となりました。

クランクインは、大林信彦監督の臼杵映画の名残館です。
店主?は「店を開けておきたいから」とほぼボランティア状態で大分から通っています。

「街を賑やかに」との思いで始まったミニライブ。
今後も定期的に行いたいとの意向です。

機会がありましたら是非ご参加ください。

講演会「迷走する日本」

19日、臼杵地区法人会社団化20周年記念講演会が開催されました。
演題は、「迷走する日本」日本外交の危うさと怪しさ。
講師は、拓殖大学の渡辺利夫学長

11月号の市報に紹介されていました。
演題に惹かれ、一般参加者として聴講させていただきました。
-------
Ⅰ異様なる日本の対応
「普天間飛行場移設問題」「尖閣諸島中国漁船衝突事件」「韓国併合百年に際しての菅直人首相談話」三つの問題提起

Ⅱ現在の東アジア地政学は開国・維新から日清・日露戦争時までのそれに酷似している

Ⅲ日本はどういう国と手を結んだときに成功し、どういう国に関与したときに失敗したのか

Ⅳ危機に際して指導者はいかに行動したか
-------
「国内問題は、所詮所得の移転問題。
外交問題は、日本の国民の生命と財産に関わる問題。」との思いは同じ。

かつて日英同盟が日本にとって大変有益な時代があった。
しかし、日英同盟は破棄せざるを得ない状況に至った。

今、日米安全保障条約の下に日本の安全が保たれている。
日米安保の上に胡坐をかいていてよいのか。
真剣に戦後日本の「自立」を考えるべき時代に入ってきていると思う。

市政報告会

11月18日、16名参加していただき開催することができました。

約1時間半の報告会。

私の政策と9月議会の報告の後、意見交換を行いました。

お忙しい中参加いただきありがとうございました。

2010年11月18日木曜日

大手門周辺整備・活用市民意見交換会

第1回については、報告しましたが、2回目の意見交換会が開催されました。
htp://usuki.blogspot.com/2010/10/blog-post_27.html

今回は2班に分かれて、整備・活用のアイデアだしを行いました。
大分銀行跡、稲葉家下屋敷、サーラ・デ・うすき、その他のエリアについて求められる機能についての方向性を出すワークショップです。

一人ひとりが自分のアイデアを一つずつ紙に書き、順に発表し、用意された地図に貼っていきます。
影響力の強い人もそうで無い人も平等の重みを持ってアイデアを出すことができます。
いわゆるKJ法です。

これまでの臼杵のまちづくりの仕上げとなる取り組み。
私は、この計画には大変こだわりを持っています。
全力でワークショップに臨みました。

多少の意見の相違は在りましたが、意見を出し合う中で概ね収束できました。
私の思い描いていた方向と大きな相違なくまとまったと感じています。

結果については現在、事務局の市役所でまとめています。
手元に届き次第、報告いたします。

2010年11月17日水曜日

市政報告会

11月18日(木)19:00より、「若林純一の市政報告会」を開催します。
場所は、江無田公民館です。
ぜひご参加いただきますようお願い申し上げます。

今回で2回目の報告会。

議会が年に4回、3月・6月・9月・12月に開催されます。
議会のつど「議員だより」を発行して、「市政報告会」を開催することを
目標であり、義務であると考えています。

9月議会の報告と12月議会での一般質問に向けた考えをお伝えします。
また、市政に対するご要望やご意見を承ります。

動員要請するわけではありませんので、参加人数は少ない見込みです。
参加してくださる方には大変感謝申し上げます。

決算委員会

決算委員会が開催されました。
私にとっては、初めての決算委員会。
すべての決算の中身を把握し、チェックして望むべきところですが、何せ膨大な内容。

9月議会の開会中に、一般会計と特別会計の歳入歳出決算書が配布されました。
これには、各予算項目ごとの金額が記載され、備考に簡単な説明がされています。
別に「主要な施策の成果」が配布されます。
これらを元に決算の内容について、その執行や成果について確認して、決算認定するものです。

私は、4月からの議員活動で、予算委員会を経験していません。
予算委員会での予算内容についての説明を受けておらず内容の把握が十分できていません。
そこで、決算委員会にむけて財政企画課の方に「主要な施策の成果」に基づき説明を求めました。

流石に予算査定を行う課のこと、短い時間でしたが充実した内容の説明を受けることができました。
本来は、主要な施策以外のすべての項目について担当課に出向きヒアリングし、内容把握するのがベストなのですが、今回はそこまではできませんでした。

決算委員会では短時間の要点だけの説明ですので内容把握してチェックすることは大変困難です。
以前は担当する常任委員会で予算も決算も詳細に説明を受けることができたと聞きます。

予算及び決算は全議員の属する委員会で審議すべきとのことで予算委員会と決算委員会ができたと聞いていますが、結果、詳細なやり取りする機会を失っている気がします。

とはいえ、予算と決算についてチェックするのは議員としての大切なつとめ。
少しずつでも内容把握につとめ、適正な予算執行になるようチェックしてまいりたいと思います。

決算の内容については今後できるだけこのブログにアップしたいと思います。

2010年11月16日火曜日

指定ごみ袋製作配送管理委託事業 その2

ごみ袋のことについて、担当課に出向き話を聞きました。
単価については、できるだけ安くなるように交渉して決めているとのこと。

制作単価については、特殊加工品で随意契約ですので競争原理が働きません。
特殊加工したごみ袋とそうで無いごみ袋が同じ値段かそれ以上というのは気になるところ。
近隣自治体のごみ袋の値段との比較をしていただくようお願いしました。

配送管理費については、単価と事業費から推察するに年間270万円程度と思われます。
市役所の職員自らが、各販売店に配送し、売り上げの管理を行っている自治体もあるとのこと。

「ごみ袋」の取り扱いについての臼杵の方式は先進的な方式のようです。
直接職員が配送管理に関わる場合の人件費を考えれば、民間のノウハウを活用した臼杵市方式は効率的であると思われます。

ごみ袋を有料化することによりごみの減量が相当進み、見込んでいた販売量より少なくなり、当初見込んでいた配送管理費よりも少ない費用で運営されているという状況もあるようです。


ごみ袋が有料化され、ごみの量が減ったことは、自治体経営にとっては大変プラスです。
リサイクルが進み、ごみの量が減ることが、どの程度自治体経営にプラスになるのか今後研究してみたいところです。

2010年11月15日月曜日

指定ごみ袋製作配送管理委託事業

指定ごみ袋の製作配送管理委託事業について昨日書きました。
http://usuki.blogspot.com/2010/11/blog-post_9674.html

委託契約は、随意契約(競争入札によらずに任意で決定した相手と契約を締結すること、及び締結した契約をいう)で行われています。

本日市役所より、契約書及び随意契約理由書をいただきました。
随意契約理由書は次のとおりです。
臼杵市の「燃やせるごみ袋」(黄色いごみ袋)は大倉工業(株)が発明したカラス対策のための特殊加工袋となっています。
よって、大倉工業(株)と特約販売店の富士甚商事(株)と随意契約とならざるを得ないとの理由です。

他の「燃やせないごみ袋」「プラスチックごみ袋」については、発明とは関係ありませんが販売流通経路が確立されているので、その2種類のごみ袋も加えて随意契約をしているとのことです。

契約書では、ごみ袋に関して契約単価は次のとおりとなっています。
「燃やせるごみ袋」45Lについて言えば、製作単価は一袋9円70銭、配送管理単価1円80銭で計11円50銭となっています。
そうして販売店に用意された45Lの「もやせるごみ袋」を私たちが30円で購入するという仕組みです。

製作単価は「燃やせるごみ袋」と「プラスチックごみ袋」は同額で、「燃やせないごみ袋」が少し高くなっています。
製作単価と配送管理単価がどのように決められているかは今回いただいた資料ではわかりません。

随意契約ですので、このことについては大変重要な金額です。
もう少し調べてみたいと思います。

2010年11月14日日曜日

チャリティーショーの練習

市議会議員7名で集まって、踊りの練習をしました。

12月に開催される「チャリティーショー」に市議会議員は毎年出演しています。
今年も踊るとのことで今日は初回の練習でした。

3曲踊る予定とのこと、今日はフィナーレの踊りの練習です。
「女性」がよいか「男性」がよいか聞かれ、本日参加の男性は「女性」となりました。
今日欠席の男性は、「男性」です。

お化粧をしてドレスをまとい華麗に踊ることになりそう。
お楽しみに。

NPOツーリズムうすき総会

NPO法人ツーリズムうすきは、10月1日から9月30日を年度としています。
さる11月13日に総会を開催。
24名の会員中、12名の出席、委任状3名でした。

今年度もボランティアガイドの派遣やまちづくり市民講座の開催、マップの製作などを通じて、市民と来訪者の交流の促進、臼杵の活性化を目指してまいります。

フリーマーケットの運営も行うことにしています。
こちらは今後運営の方法などについて検討してまいります。

ランチマップの製作も課題となっていますが、A3プリンターの調子が良くないのでしばらく様子見です。
Sweets & TeaRoom マップの増刷も何とか行いたいと考えています。

皆で視察旅行も行きたいとの要望もあります。
会員相互の交流を図りながらいっそう活発な活動を目指します。

入会金1000円、年会費1500円となっております。ぜひ参加をご検討ください。

2010年11月11日木曜日

ごみ処理費について

昨日、ごみ袋のことについて報告しましたが、もう少し判りやすくとの指摘があり補足。
http://usuki.blogspot.com/2010/11/blog-post_9674.html

平成21年度決算によると、ごみ処理にかかる主な費用として以下のものがあります。
収集業務委託料 7006万円
大分市ごみ処理管理費負担金 1億2956万円(旧臼杵市のごみ)
大分市ごみ処理場建設費元利償還負担金 6319万円
豊後大野市ごみ処理管理委託料 7734万円(旧野津町のごみ)
豊後大野市ごみ処理施設整備費負担金 2608万円
指定ごみ袋製作配送管理委託事業 1794万円
これに清掃業務に携わる方々の人件費が加わります。

一方収入は、わずかです。
ごみ袋の売上金が、「廃棄物処理手数料」として3222万円
有価ごみ売り払い収入 1707万円

ごみ袋は有料化されていますが、収入としてはごみ袋の製作費などを除けば1500万円程度です。
有料化により、ごみを減量化する意識の向上が図られ、減量化につながっています。
しかし、ごみ処理の費用のほとんどは、市税や地方交付税などの予算が充てられています。

ごみをきちんと分別して、有価ごみを増やし、処理が必要なごみを減らす。
これが、節約の基本ですね。
ごみの処理の流れや費用のことは今後もっと研究してみます。

2010年11月9日火曜日

市営住宅の家賃滞納

平成21年度決算書によると、4695万円ほどの市営住宅の家賃滞納が発生しています。
滞納整理がどのように行われているのか、市役所を訪ねました。

臼杵市では、「臼杵市営住宅家賃滞納整理事務処理要綱」に従い滞納整理が行われます。
http://www2.city.usuki.oita.jp/reiki_int/reiki_honbun/ar08309811.html

2010年10月7日「朝日新聞」に県下の公的賃貸住宅の家賃滞納に関する記事が掲載されました。
それによると2009年度の全県下の滞納額の合計は10億円に上るとされています。

臼杵市の収納率は69.2%、県下で2番目に低い数値となっています。
ちなみに、大分市80.3%、豊後大野市82.3%、津久見市92.0%です。
臼杵市もこの数値を重く捉え、滞納整理の手順をマニュアル化し、滞納整理を進めるとのことでした。

市営住宅には建設費に対する国の補助があり、民間賃貸住宅に比較して低廉な家賃設定となっています。
現在の経済状況下、家賃の支払いは大変だとは思いますが、民間賃貸住宅では許されないことです。
すべての市民が自分の住まいに対して何らかの居住費を負担しており、たまたま市営住宅に入れたからといって家賃を滞納することは許されません。

大変な仕事ですが、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。

2010年11月8日月曜日

「よいこのへや」を訪ねました

「よいこのへや」のお世話をしている方に勧められ訪問しました。
場所は、港町本通りのコミュニティーセンターの前の建物の1階を利用しています。

8組の親子が利用、交流が行われていました。
本の読み聞かせや簡単なゲームなど皆さん楽しそうでした。

毎週、月曜・水曜・金曜の9時から16時まで。
親子で参加の方の利用は無料。
託児も行っていて、その際は1時間300円となっています。
2名から3名の方が当番制で常駐してお世話をしています。

「地域子育て支援拠点事業」として市からの委託を受けて運営されています。
子育て親子の交流の場の提供と交流の促進。
子育て等に関する相談、援助の実施などを目的としています。

市からシルバー人材センターが受託して運営。
本年度の受託料は、3556000円で、国が1/2市が1/2を負担しています。

「よいこのへや」の他に「ウスキッズ」「童」「あのね」の計4箇所で事業が行われています。
子育て親子が気軽に集い、相互の交流を図ることで、子供がのびのびと育ち、
子育ての悩みやストレスが軽減されることを大いに期待します。

それにしても、お世話役の方の子供の興味のひきつけ方はすごいです。
久しぶりに子供たちを間近に観察した私には子供は寄っても来ません。

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「議員だより」配布・・・上塩田

2010年11月5日金曜日

元臼杵市課長の収賄事件に関連して

元課長が逮捕された直後の市議会議員の全員協議会の場で、市長から事件の報告がありました。
報告の中で、元課長の早期退職のいきさつについて、「健康上の理由と併せて、元課長が関係した(工事?)代金の未払い案件があったが、元課長が自分のお金で支払い解決した。」との趣旨の発言がありました。

事件との関連があれば捜査で明らかになるのではとの思いがありましたが、情報は現在のところありません。

今日、判決の報道を受け、市役所にそのあたりのことを聞きに伺いました。
市も情報を持っておらず、元課長と接触できるようになれば、調査するとの意向でした。
議会もこの事件に関する「調査委員会」を設置しておりますので、いずれ明らかになると思われます。

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「議員だより」配り・・・上市浜・中洲

元臼杵市課長に有罪

西日本新聞より引用
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/207831

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臼杵市発注の公共工事をめぐり、業者からわいろを受け取ったとして、収賄罪に問われた元市農林水産課長の小野幸茂被告(60)=同市江無田=の判決公判が4日、大分地裁であった。西崎健児裁判官は懲役2年、執行猶予5年、追徴金150万円(求刑懲役2年、追徴金150万円)を言い渡した。

西崎裁判官は判決理由で「公共工事に乗じて業者に積極的にわいろを要求した悪質な犯行。公務員としてあるまじき行為で刑事責任は重い」と述べた。

判決によると、小野被告は2006年10月12日、福岡市内で下請け受注できるよう有利な取り計らいを受ける謝礼などと知りながら、工事業者の社長から150万円を受け取った。

2010年11月4日木曜日

臼杵を舞台に映画製作

臼杵市を舞台とした映画製作が行われます。
臼杵市も補正予算を500万円組んでバックアップします。
よい映画が出来上がることを大いに期待します。

------以下TOSニュースより引用
http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=9231

臼杵市舞台に”農業”テーマに映画製作へ

佐伯市が舞台になった映画釣りバカ日誌の記憶も新しいところですが今度は臼杵市を舞台に農業をテーマにした映画が作られることになりました。

監督を務めるのは大分国体の式典で総合演出を務めた塩屋俊さんです。臼杵市出身の俳優で今回、監督を務める塩屋さんがテーマに選んだのは農業でした。ふるさとの臼杵市を舞台に農業にかかわる様々な人々の人間模様などを描きながら映画を通して、ものを作る喜びや農業が抱える問題などを身近に感じてもらいたいと話します。

11月下旬にもクランクインする予定で一次産業の活性化を掲げている大分県にとってもうれしいニュースです。そして3日、映画のクランクインを前に大分市では県内の劇団員などがオーディションに臨んでいました。この中で塩谷さんは時折アドバイスや演技指導なども行っていました。

また今回の映画では一般の県民を対象にしたオーディションも行われます。しかもエキストラとしてではなく映画の中で有名俳優とともに台詞を喋ってもらう可能性もあるということです。監督の塩屋さんもぜひ県民参加型の映画を作りたいと語っていました。

2010年11月3日水曜日

指定ごみ袋製作配送管理委託事業

平成21年度の決算認定に関連する資料として、「主要な施策の成果」をいただいています。
その中には、主要な施策と執行額、内容説明、施策の成果が記されています。

そのひとつに「指定ごみ袋製作配送管理委託事業」があります。
執行額:17940千円
内容説明:臼杵市指定有料ごみ袋の製作・配送管理を委託
施策の成果:有料化により、ごみの減量、リサイクルの推進、ごみの分別の徹底が図られた

ごみ袋は有料で販売されています。
売り上げは、「廃棄物処理手数料」として32220千円計上されています。

17940千円という結構な額が製作などにかかっているということがわかりました。
どの程度のごみ袋の製作費がかかり、お店に配達して売り上げを管理するのにどの程度かかっているのか。
また、どこでごみ袋が製作されているのか。
配達や売り上げの管理委託はどのように行われているのか。

調べてみたいと思い、環境課を訪ねました。
ごみ袋の製作と配送・管理は、1社と随意契約を行っているとのことでした。

ますます興味がわきましたので、契約関係資料の提出をお願いしました。
資料を頂戴するためには、議会と執行部との申し合わせにより申請書の提出が必要とのことですので後日提出します。

臼杵城石垣の草取り

建築士会臼杵支部の役員会。
朝6時10分集合で臼杵城の石垣の草取りをしました。
途中で「おにぎりタイム」と役員会を挟んで9時過ぎまで。

これまでも「コント・ソンデ」の会長の声かけで有志で取り組んでいましたが、建築士会役員会でも実施することに。


始める前は、結構な草が生えていて、到底終わりそうに無い印象でしたが、皆さんの真面目な取り組みの甲斐あって大変きれいな姿になりました。

2010年11月1日月曜日

プリンター購入

A3プリンター、赤のノズルが詰まってしまいました。
いろいろやってみましたがどうしても「赤」が印刷できません。

ファックス複合機ですので簡単に更新はできずらい。
青白い印象の「議員だより」を配布せざるを得ない状況に。

思案の末、A4のカラープリンターを購入することに。
今日セッティング完了。

当面、表面フルカラー、裏面「赤なし」でまいります。

NPOツーリズムうすき 監査

昨年の12月1日に発足したNPOツーリズムうすき。
初めての総会を11月13日に開きます。
先立ち、監査を受けました。

ボランティアガイドの派遣。
まちづくり市民講座の開催。
各種行事への応援。
スイーツマップの製作 など。

近頃観光バスが増えた、観光客を見受ける、誰それが「ふぐ」をお忍びで食べにきたらしい、などの話を聞くにつけほくそ笑んでいるこのごろです。
引き続きメンバーの皆さんと共に、ささやかながら来訪者の増加に貢献できるよう頑張ります。