今朝の大分合同新聞に「南津留地区コミュニティーセンター」の方針変更についての記事が掲載されていました。このことについては、私も報告させていただいたところです。
http://usuki.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html
記事では「予算は全会一致で承認された」となっています。私としては大変不本意な「賛成」でした。
議会には、新聞記事にあるように「さまざまな利益に応え、慎重かつ果断に判断する-。」ことが本来求められるところ。
今回、議会は設計まで終えた当初案と変更後の案の比較検討資料の提出も求めず「市が総合的に判断して決定した」という報告のみをもって承認しました。
変更位置で地元の再度の「要望書」が出されたとはいえ、設計費507万円が浪費され、用地購入費2000万円が余分にかかり、予定地に立っている農協の集荷場も解体しなければなりません。
集荷場の解体費用は予算に計上されていませんが、「農協が解体して更地にした土地を2000万円で購入する」との説明。解体費用は農協持ち?集荷場がなくなっても支障がないのでしょうか?地元のために農協も協力するということでしょうか?
「すっきりしない方針転換」です。
農協倉庫の解体費用が2000万に含まれてるんかどうか、も問題だけど、そもそもその倉庫は使用されてる(農林公社に貸し出されてるそうで)んで、その倉庫を潰したら、倉庫使ってた人は別に新たに倉庫を探すか建てる必要が出てくるでしょ。
返信削除倉庫使ってた人が自己責任でなんとかしろ、って話ね普通、でも公社なんでしょ?
どうも、倉庫は新しく建てることになったそう。で、農林公社ってそんなに儲かってるん?ていうか公社の財源って市じゃないん?
結局、わざわざ潰して新しく建てる、両方に、市のお金突っ込むって話と違う?
なんか壮大な無駄遣いのような。
それだけの必然性あったんやったら、もうちょっと説明あってもよかったんじゃ?
市の方針転換、ほんとにこれで良かったんか、疑問。
農協倉庫のことについては「農協が解体して更地にする。市の負担は用地購入費の2千万円以上は発生しない。」との説明でした。
削除農林公社が関係しているとは初耳です。どのようになっているのか確認してみます。
農協の倉庫(集荷場)は、農林振興公社が農機具の保管場所として無償で使わせてもらっているとのことです。
削除今回、農協が倉庫を解体する方向になったことで新たに公社の倉庫を建設する必要が生じ、臼杵市の所有する「臼杵市土づくりセンター」の土地に約1500万円かけて建設する方針とのことです。
建設費は、公社の運営費の節減を図ることと収益事業の拡大努力で捻出し、市の負担は避けたいとの方針です。土地の借地料は無償となる模様です(公社が借地料を市に支払っても、結局市がその分を公社に補助するようになるため)。
補助金で成り立っている農林振興公社、運営費の節減ができるならばこれまで無駄をしていたという証左ですし、収益事業の拡大ができるならばこれまでは努力が足りなかったともいえます。
公社にとっては大変迷惑な話ですが、現在の農協倉庫を借り続けられれば支出する必要のない費用ですが、いつかは公社独自の倉庫を持つ必要はあったとの説明です。
つまり、農協に追い出された農業公社は、新しい倉庫を建設しなければならないわけですね。
返信削除農業公社の財源が市なわけですから、今回の「住民の方からのちょっとした異論」は、二千万円だけでは収まらないわけか。議会で承認された二千万円プラス、見えない数千万円が、市税からバイバイするってわけですか。
この方針転換とやらで、市役所が市民に見えない形で垂れ流すお金は、何千万円なんでしょうね?
それと、「住民の方の異論」って、どのぐらいの規模で、どのぐらい妥当な「意見」だったんでしょうね?
市議、調査できませんか?
農協倉庫の件については確認してみます。
削除「住民の方の異論」の内容については、先の議会の予算委員会で私が要求したものの、圧倒的多数で提出要求が否決され(そんなもの見たくないということ!?)予算委員会では審議されなかった比較資料を求めてみます。
まず当初案があって、予算が付いて、設計まで済ませたっていうプランがあったわけでしょう?
削除まずそこに、何らかの地域住民の合意形成があったはず。その合意の妥当性を、行政と議会は評価してGOと判断したわけですよね。
それがひっくり返るとしたら、前プランを上回る妥当性がそこに無ければおかしい。そこにどういう住民の合意形成のプロセスがあったのか。
役所や議会の手続き的な合理性なんてのは、その次の話だと思います。
プランがありました、異議が出ました、代替案にすげ替えます、お金はダダ漏れです、でも手続きは踏んでます、説明もしました…
そんなものは私たちが望む政治では無いと思うんですよね。
「前プランを上回る妥当性がそこに無ければおかしい。」
削除そのとおりです。ですから、妥当性の検討が当然なされたと思われ、なんらかの「比較検討資料」があるのが当然と考えます。
本日、担当課長に資料の提出を求めましたが「資料はない」との答えでした。そのため「情報公開請求」を行いました。情報開示までには2週間以上かかります。
農協倉庫の情報については、説明を求めています。整理でき次第説明していただけるものと考えていますが、こちらも「情報公開請求」となるかもしれません。
「説明責任」を果たせない、若しくは説明を躊躇する臼杵市の姿勢、そんな政治は私たちが望む政治では無いと思います。
>「説明責任」を果たせない、若しくは説明を躊躇する臼杵市の姿勢、そんな政治は私たちが望む政治では無いと思います。
削除全くその通りだと思います。
加えて、地域の意見意見に対する調整能力の無い首長や役所もまた問題だと思います。
妥当性というのは、最適解を導く手続きからは生まれないと思います。官民合致のwillのあることろに、民主的な政治的妥当性があるはず。
今回の一連の流れから察するに、市長あるいは市役所には地域の意見意見に対する調整能力がないことが見て取れます。決断力が無いともいえます。
削除市職員は市の施策において決断を必要とする場合、確実なものしか判断しません(できません)。利益が相反する場合、あるいは賛否がある場合の決断は市長の役目です。
ご指摘のとおり、今回、コミュニティーセンターの建設位置の変更について妥当性あるいは合理性があるかという観点から論議するとなかなか難しい物があります。
官民のwill(意志)の合致という点から言えば、臼杵幼稚園南園舎跡地でのコミュニティーセンター建設について、一旦は官民の意志が合致したといえます。
いざ建設の段になって、異論が出され民側のwillが二通りに別れたと考えられます。そして今回、官側は民側に意志の調整・統一を依頼し、民側に全て委ねたという格好です。
つまり、官側には確固たる意志はなかったということです。このことから市長そして市役所には、確固たる意志も調整能力も決断力もなかったということが言えます。
現実には、官側の意志がなかった状況下、場所を変更しての建設の「要望書」という形で民側の意志が示されているようです。
「要望書」が民側の意志の合致を示しているとすれば、建設場所の変更について妥当性あるいは合理性の観点から異を唱えることは難しいと思われます。
議会はなんの為にあるのですか?職員はだれの為に仕事をしているのですか?
返信削除市長は理解して判断しているのですか?誰も責任をとならい体質が今も続いているのは悲しいですね。本当に誰も責任を取らないの?
長い時間かけて、地域の方と協議して、設計を終え、予算もついた段階で、地域の一部の方から反対意見が出て、「地域で調整して」という市の要請にもとづき、地域で話し合いの結果、場所を変更しての「要望」が出され、それを尊重して、市長が決断したという表向きの図式です。
削除責任は誰にあるのでしょう?地域?市長?議会?
表向きの図式通りなら、地域の人たちは納得ずくということですね。
削除地域で話し合った末の「要望」だったら、地域の問題は地域内部で解決済みで、この問題、地域には不満は残ってないということで良いですかね?
地域には話し合いの記録があるでしょうし、区長さんとか、それを最終的に調整した人の話を聞けば、地域ではどういう意見が出て、どうやって意見をまとめたかわかるはず。これまで決めたことをひっくり返すほどの必要性とか、その話し合いの中に全部書いてあるでしょう。
地域の責任は、それを見て判断するべきでしょう。
で、そうすると、地域がまとめた要望に応えた市は、要望の重さと計画変更のリスクをはかりにかけたわけですね。
地域の要望と新たな金額的負担とを比べて、計画変更に利があるからこっちにしたと。
市長の判断には当然責任がありますね。
この場合、地域の利益と、臼杵市全体の利益は相反しますね。新たな経済的な負担は結局市民全体に負わせられる訳ですから。
若林市議が市議会で質問したのは、だから正しい質問で、それを「総合的に判断した」という曖昧で説明になっていない説明をした市には責任がありますし、その説明だけでそれをすんなり通してしまった市議会にも当然責任があります。
地域内でも意見が別れたと認識しています。最終的に変更箇所での建設の要望書を提出したのは苦渋の決断であったと思われます。どのような経過であったとしても地域に責任があるとは考えられません。
削除地域の状況、計画変更による利益と臼杵市が負担する追加の経済的負担を考慮して市長が決断するわけですから、市長に一義的責任があると考えます。
議会も市長決断が正しいかどうかを審議する役目を負っていますが、予算委員会の審議経過から言えば、議会はその役目を放棄し、市長判断に従うという姿勢を取ったと考えています。
きちんと説明しない市と曖昧な説明で予算案を承認した議会、双方に責任があります。問題は計画変更に合理性があるかどうかにつきます。
市議、ちょっと待ってください。
返信削除「問題は計画変更に合理性があるかどうかにつきます。」の結論にはちょっと異議あり。
計画に合理性があるかどうかの判断には、もちろん責任(Responsibility、遂行責任)があります。
この問題を実際に処理したのは市長じゃなくて市の職員でしょうが(市長は実際どこまで詳しく知っているのでしょうね?)実際にこの問題を処理した人には、Responsibilityがあります。
で、計画変更に合理性があるかどうかには、もしかすると立場によって違う考え方があるかもしれません。問題のとらえ方でも大きく違ってくるのではないですか。
上の方で、農協とか農業公社とか、市税の負担はもっと大きいという話もあるし。
責任にはもう一つ、Accountability(説明責任、面目責任)があります。
「Accountabilityは監督義務を怠った、あるいは間違った判断・命令を下してしまった、という事実への、管理職レベルでの「責任の果たし方」を指している。」
http://brevis.exblog.jp/14909445/ こちらのが納得できる説明です。
市長の責任って、むしろこっちじゃないですかね。
市長の責任とは別に、本来の役目を放棄した議会には別に責任(Responsibility)がある、と考えてはどうでしょうか。
計画変更に合理性があったとしても、市長及び議会の責任はあります。次のように整理されると思います。まずは市長の責任について。
削除①この問題について市長が把握した上で判断した場合
(ⅰ)問題解決について合理性を欠く場合
説明責任を果たしていない上に、遂行責任がある。
(ⅱ)合理性がある場合
説明責任を果たしていない。
②市長が問題を把握(判断)せず、市職員が判断・処理した場合
(ⅰ)問題解決について合理性を欠く場合
職務怠慢であり、説明責任を果たしておらず、遂行責任がある。
(ⅱ)合理性がある場合
職務怠慢であり、説明責任を果たしていない。職員の能力に救われた形。
次に議会の責任についてですが、市長の説明責任を果たしていない曖昧な説明で予算を承認したことは、議会としての職務怠慢。責任感の欠如であり、責任能力の欠如が疑われます。
次に議会の責任についてですが、市長の説明責任を果たしていない曖昧な説明
返信削除で予算を承認したことは、議会としての職務怠慢。責任感の欠如であり、責任
能力の欠如が疑われます。
↑これって、あなたも議員として、その場にいたんでしょ?そして、不本意と
か言いながらも賛成したんでしょ?
なんか、言ってることとやってることがチグハグで信念がないなあ・・・
議会が怠慢と感じたなら、他の議員に面と向かって主張した?議員という立場で、他の議員を誰一人説得できずに、しまいには不本意だけど「賛成」って?
「賛成」したことに責任が持てないなら、最初から反対って通しなさいよ。