2015年4月8日水曜日

新臼杵庁舎の位置について

専門家委員会では、16箇所の候補地から「現在の庁舎の位置」と「臼杵公園」の2箇所に絞り込んだ。それに対して、市民委員会では「臼杵公園」と「旧臼杵商業高校」の2箇所を選定した。

「旧臼杵商業高校」は、専門家委員会では「まちづくりへの効果が少ない。新しいまちづくりの展望が開けない」と除外された場所であるが、一部市民委員の強い主張により候補地として残った。

「臼杵公園」では一致したものの、「建設可能な敷地が狭く全ての施設・駐車場を整備することは難しい、また、文化財・都市公園の規制があるため課題がある」とされている。

課題について解決できるとなれば「臼杵公園」が新庁舎の建設地として有力である。しかし、課題解決が困難となれば、「現在の庁舎の位置」と「旧臼杵商業高校」と全く違う候補地が俎上に挙がることになる。

以下は、「臼杵庁舎のあり方検討専門委員会の検討結果」

17 件のコメント:

  1. よく、まちづくりって言葉を目にします。
    中心部に庁舎をつくる=まちづくりが出来る
    それは一部の地域(自治会)の事ではないですか?
    臼杵市全体を考えてみると、まちづくりって言葉の意味があやふやで、
    それぞれの地域で考える事と全体で考える事がチグハグに思えます。
    その後、どうなってますか?

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  2. 専門家委員会、市民委員会ともに終了しました。

    議会に「臼杵庁舎整備検討委員会」が設置され、何回か委員会がもたれている様子ですが情報はありません。

    専門家委員会・市民委員会とも「臼杵公園」を選定しています。

    臼杵公園は文化財ですので、建設スペースや階数・構造に制限があります。また、取り付け道路の建設などに発掘調査が必要になったりしそうで、県や国への手続きに手間取る可能性があります。

    また、全ての市役所機能を臼杵公園に集約することは困難ですので、分散型の市役所になりそうです。また、

    文化財関係の手続きを踏んでの建設が間に合うのかどうか。
    分散型の市役所とする場合の課題への対応が可能なのかどうか。

    いずれにしても早くことを進めなければ「手続きに時間を取られるので臼杵公園での建設は困難」ということになって、「現位置」と「臼杵商業」とどちらにするかといういうようことになりかねません。混迷の度が深まりかねません。

    「臼杵公園」への建設を前提に、スピーディでしかもオープンな検討がなされるべきです。
    「殿、ご決断を!」というところでしょうか。

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  3. 以下は「あり方検討専門家委員会の検討結果」を見て、専門家委員会に対して思ったことです。

    現臼杵庁舎案の、
    ①「これまで臼杵市が進めてきた中心部のまちづくりと整合する」について
    ・「これまで臼杵市が進めてきた中心部のまちづくり」ってどういうもの? あらためて(簡潔に)教えて。
    ・それとどう整合するのか、整合ポイントを箇条書きで説明して。
    ・そのまちづくりとやらに、臼杵庁舎が今の位置でなければならない理由を具体的に説明して。

    ②「出来る限りの災害対策を考慮することで最終候補地になる」について
    ・「出来る限りの災害対策」とは? 具体的に説明して。
    ・どの程度実施(「考慮」ではなく「実施」)することで、最終候補地と言えるレベルになるのか、その基準なりを明確に示して。

    総論的に物申したいこと
    ・なぜ市庁舎の場所が現在地またはその近辺にあることが、臼杵の「歴史的まちづくり」に本当に不可欠なのかが理解(納得)できない。分からない人に分からせるような説明をしてほしい。どうも「現在地建替えの結論ありき」で論議を組み立てているようにしか思えない。
    ・「まちづくり」を疎かにしろとは言わないが「3.11」以後の認識として「防災・減災・避災」により重心を置くべきでは。現市街地から離れることを良しとしないのは一部住民の妄執では。それ以外の多くの市民(サイレントマジョリティー)を軽んじてないか。「自分が生きている間の市街地」のみを凝視するのではなく、「子や孫が生きていくこれからの臼杵市全体(中長期)」を見渡した上でこの問題を論ぜよと言いたい。

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  4. 専門家委員会は「非公開」で行われました。ご指摘の疑問が生じるのはもっともです。市民委員からも「専門家委員会」との合同の会議がひつようでは?」との意見も出されました。私もそう思っていました。

    残念ながらそれは実現せず、専門家委員会は「臼杵公園」と「現臼杵庁舎」、市民委員会は「臼杵公園」と「旧臼杵商業」という別々の結論に至りました。

    「臼杵公園」に庁舎を建設するには数々の課題を解決していかなければなりません。現在、その実現性について実務的な検討がされていると思われます。

    匿名さんは、サイレンとマジョリティーについて言及されていますが、現市街地から離れることを良しとしないのが一部なのか多くの市民なのかはこれまでの協議経過からは推し量れません。

    30年の間に70%の確立で起こるとされている大地震、そのとき臼杵を襲う津波がどの程度のものになるのか。できるなら小規模な津波に終わって欲しいと祈ります。

    予想されている最大の津波ならば、市街地は壊滅。難を逃れたとしても、また700年後には大津波が襲ってくる可能性が高いです。ご指摘のとおり、長いスパンで臼杵のまちづくりを論じる必要がありますね。

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  5. 市庁舎ってのは有事平時の指令塔ですよね? もし県や国が庁舎を海岸付近に建てたら?どんな世論が巻き起こるか分かりきってますよね?
    福島県などの被災地で「臼杵市は海際の現在地に建て直しました」って言ったら何て言われるでしょうか。
    この数年間の防災施策は何のために? 市役所は壊滅する気まんまんだから市民の皆さんあとはよろしく頑張ってってか?

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    1. 「現庁舎の位置」を最終候補地に選定した「専門委員会」の考えを聞いてみたいところですね。

      市民の間にも、市街地から離れてほしくないという意見の方もいらっしゃいます。「臼杵公園」では費用と時間がかかりそうです。費用面だけで考えれば「旧臼杵商業」が一番有利ですが、市街地が寂れそうな気がします。

      とても悩ましい問題。市議会の「検討委員会」と市役所執行部とで検討がされているようですが、様子が伝わってきません。検討過程をオープンにする必要があると思います。

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    2. ありがたい事に臼杵には歴史的町並みや建築物が沢山残っています。
      旧臼杵商業跡に移転したら中心市街地が寂れるかもとありますが、上手に観光を盛り上げていけば逆にもっと栄える可能性大です。
      その点では現在の臼杵市のやり方は宝の持ち腐れです。確かに一般市民の利用度が一番高いかと思われる市民課を中心市街地のどこかに置くという方法も有りなのでは。

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    3. 上手に観光を盛り上げていけば・・・確かにそう思います。市役所の位置とは関係なく観光を盛り上げる取り組みが大事です。可能性は大いにあると思います。そのための仕掛けとして「観光交流プラザ」は作られたはず。大いに盛り上げたいものですね。

      市庁舎に位置が「臼杵公園」であろうと「旧臼杵商業」であろうと、市民の利用度の高い市役所機能は「ワンストップサービス」が出来るようにして、中心市街地のどこかにおく必要があると思います。

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  6. ちょうど一年前に観光交流プラザがオープンしました。たぶんこの時も事前にいろいろな協議がなされたと思います。

    しかしながら現在の交流プラザの利用の仕方を見ていると、今年一周年イベントとして食フェスが開催されていたようです。12時から15時とちらしにあったので、13時過ぎにいったらもう売り切れ、売れ残るといけないから多くは用意していないという様子。

    毎日始まりの花火を上げ、シャトルバスを運行しているわりに14時に行っても何もない。市長はいったいおもてなしや観光をどう考えいるのでしょうか?

    大切な税金の使い方、プラザの利用方法は、もっと有意義であってほしい。 市庁舎移転問題に関しても同じようなやりかたで協議が行われているのではないかと不安です。

    サイレント・マジョリティの事を軽んじてはいないか?と意見がありましたが、わたくしも何人かの友人に問いかけましたが知らない人がほとんどです。

    一般市民は私を含め役所を用事で訪れるのは年一回か二回です。皆に良いというのは無理でしょうが、出来るだけ多くの意見を聞き、あらゆる事態を考慮して決めなければいけない事です。

    全ての議員に随時情報が流れないのも納得できませんし、無会派議員はそれぞれの考えを持っているはずです。その中からひとりだけという事こそ、サイレント・マジョリティを軽んじているのではないか!

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    1. 昼前には終了してしまう食のイベントは、客のランチ需要を奪っているだけに思えます。
      臼杵の素敵な町並みを見に来たのに、吹奏楽やらチアリーディングとかしてて、観光客の入り口としてすべて台無しにしてますよね。
      残念なお仕事してますね。

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    2. お昼に「観光交流プラザ」を訪れたお客さんが「食べるものが何も無い」と嘆いたという話も聞いています。

      土日ごとに行われるイベント、市民向けの一過性の客集めのイベントのように思えてなりません。

      臼杵観光の玄関としての役割を考えた上での、仕掛けやイベントが必要です。話し合いも行われているようです、ここでの意見を踏まえつつ、改善されるよう働きかけてまいります。

      今後ともよろしくお願いします。

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    3. 吹奏楽やチアリーディングなどゲストを呼んでのイベンを楽しみにしている市民もいると思います。しかし、いくら名前が観光交流プラザだからといってもそこで交流を済ませてもらっては何もならない。
       プラザは臼杵の新鮮な観光情報を発信出来る場所でなければいけないのでは。
       その為には尋ねられたら速やかに説明できるようスタッフ共通の情報把握等基本的な事をきっちりとやってもらいたい。

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    4. 臼杵を訪れた方が最初に立ち寄る場所です。イベント情報、見どころ情報、お土産の情報、食事どころの情報など、積極的に発信していただきたいですね。

      とくに、土産物については、展示のみとなっていますがぜひ「販売」を行ってもらいたいと思います。フロアーに人を置いて展示販売すれば、賑わいも生まれ、情報発信も活発に行えると思います。いかがでしょうか?

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    5. 観光交流プラザで今展示しているようなものを販売するとしたら……
       かなりの量の商品を置かないといけないのでは。試食なども必要です。
       たとえば、情報発信ということを考えるなら、ソフトクリームの販売を週変わりか月がわりあるいは何日ごとかに、入れ替えて店ごとの味を紹介販売する その仕事はプラザのスタッフが出来るようにすると良いと思います。

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  7. 「観光交流プラザ」についての検討委員会が発足しているようですが、様子が伝わってきません。ご指摘のような点は検討されているのでしょうか?月に1回も開催されていないという情報もあります。開催状況を確認してみます。

    物事を効果的に進めるためには、PDCAサイクルが重要です。すなわち、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)です。「観光交流プラザ」の運営委員会についても、そのための「効果的な開催」と「オープンな議論」を期待したいところです。

    市庁舎の移転問題については、一度決めたら変えられませんから、それこそオープンな議論が必要。「専門家委員会」と「市民委員会」の結論を経て、市議会の「検討委員会」で検討されているようですが、検討の経過が伝わってきません。いったいどうなっているのでしょうか?

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  8. 観光交流プラザは必要ですか?
    新臼杵市ができて今年10周年と聞きますが、なにか合併でよくなったことは
    ありますか?旧臼杵市の人ばかりにお金をかけているように感じます。
    野津町はどんどん衰退してます。

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    1. 臼杵市を訪れる人を増やしたいと思っています。鹿児島からのお客さんがガイドと共に町並み散策をした印象として「臼杵は思いのほかよかった」との言葉を残してくれます。臼杵のよさを伝えるための仕掛けとして「観光交流プラザ」は活用れるべきと考えます。

      合併でよくなったことは・・・難しい問いです。野津町役場がなくなったことにより、野津中心部は衰退しているように見受けられます。臼杵を訪れる人を増やし、観光需要を増やし、野津に宿泊する人を増やし、地元産品の消費拡大につなげ・・・なかなか迂遠な取り組みとなりそうです。

      合併するときには、合併し規模のメリットを生かし行政効率を上げていかなければ存続すら危ぶまれるといわれていました。しかし、その後も「地方交付税」がそこそこ潤沢に配分されたために、合併しなかった自治体が恩恵を受けているように見えます。津久見市も「合併しなくてよかった」といっているようですから。

      国が借金をして地方に手厚い財源を確保する状況が続くとは思えません。そのときのために無駄を廃し、行政効率を上げ、自助共助の役割を大きくする取り組みが重要となります。

      とはいえ、周辺部が取り残されるといった状況を打開する取り組みが必要です。野津町の中心部活性化のための話し合いも行われています。活性化につなげたいものです。臼杵でも「観光交流プラザ」「サーラ・デ・うすき」を活用し、人を呼び込まなければ「お金ばかりかけて・・・」というそしりは免れませんね。

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