2011年5月27日金曜日

国保財政への税金投入

「活動報告会」で国民健康保険(国保)財政がピンチである事を報告した。
国保の財源は、加入者の保険料(健康保険税)と国・県・市の所定の負担金からなっている。団塊世代の退職などを控え国保の支出は増加する。保険料の値上げは避けられない。

「国保加入者は低所得の人が多く、値上げが行われれば支払えない人がさらに増える」との意見が出た。市の予算から国保財政へ繰入(税金投入)を行えば保険料の値上げは低く抑えられる。
しかし、その場合国保加入者を市民全体で支える事になり不公平という見方もある。増え続ける医療費を保険料の値上げだけで賄っていく事には限界がある。
大変悩ましい問題である。

国保以外の健康保険組合なども財政的に逼迫した状況にあるが、特に国保の状況が厳しい。税と社会保障の一体改革が唱えれれているが、待ったなしの状況である。

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