後藤國利氏の慧眼には敬服させられます。
早くから警鐘が鳴らされていました。
熟度も精度も欠いたNEXTFARMの提案でしたが「却下」の裁断が下されぬまま、市役所と業者間の協議を重ねながらずるずると「採用」に至りました。
それでもなお、不安を抱えた事業計画の熟度を上げようと市役所と事業者間で協議は続けられ、大分県からの補助金も受けるための協議も行われたと思われます。
そこにJAPANPLUSが関わっていました。投資会社ですから、事業がうまくいくことを前提に投資されますが、見込みがないとなればすぐに資金回収され、事業はとん挫し「トカゲのしっぽ切り」のように残されたものは立ちいかなくなります。
まさに、NEXTFARMがシッポであり、要望通りに改修した空き家を抱え込んだ臼杵市という構図になりました。事業として成り立つかどうかを見極める段階での「審査」が甘かったことで、投資会社に成否のカギを握られていたのかもしれません。
事業計画を変更していく過程で、市役所と事業者以外が関わる場面がなかったことが一番の原因と思われ、他者が関わるチャンスを封じてきた経過もあるように思われます。
そして、あまりにも素早い撤退の背景には、臼杵市での「遊休公共資産利活用の成功例」を引っ提げて全国展開を目論んでいた投資会社の思惑の変化により早期の資金回収が行われたのではないかと疑われます。
-----以下に、後藤國利氏のFacebookの記事を引用します。
2022年7月30日 ·
この投稿は6月26日に私がUPしたものですが、再掲します。
JAPAN PLUSはこの件に関係ないと逃げ回り、臼杵市側もJAPAN PLUSの関与を否定しましたが、最近になって再確認を急いでいると変化してきました。
いま最も恐れるのは「トカゲのしっぽ切り」が実行されることです。「トカゲのしっぽ」は事業の全責任を負わされているNEXT FARM社と臼杵市です。
臼杵市報8月号に開業予定が掲載されましたが、10年間の長期プロジェクトです。開業してからが問題です。
JAPAN PLUSが逃げると後始末は臼杵市とNEXTに負わされます。
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