さきの3月定例会以降、現在までの市政運営事項についてご報告申し上げます。
まず初めに、4月に熊本県、大分県を震源とする大地震が発生し、両県内の各自治体に甚大な被害をもたらしました。この熊本・大分地震に係る臼杵市の状況及び対応について報告をいたします。
4月14日21時26分ごろ、熊本地方を震源としたマグニチュード6.5の地震が発生し、熊本県益城町で震度7、臼杵市でも震度4を観測しました。また、4月16日1時25分ごろ、熊本地方を震源としたマグニチュード7.3の本震が発生し、熊本県益城町で震度7、臼杵市でも震度5弱を観測しました。この地震により、4月14日から現在まで、震度1以上を観測したのは、臼杵地域で36回、野津地域では16回となっています。
災害警戒対応につきましては、4月14日21時40分に災害情報連絡室を設置した上で、市内の被害状況や避難状況などの情報収集や市民への地震対策の啓発や注意喚起を行い、余震の発生も長く続いたため、引き続き警戒にあたりました。その後、余震も少しずつ減少しました4月25日12時に、災害情報予備連絡室を解散しました。
この間の避難者につきましては、自主避難者が、臼杵市中央公民館、市浜地区コミュニティセンター、諏訪山体育館、野津中央公民館の4カ所で、4月17日0時時点で最大52世帯127名となりましたが、4月23日には全避難所を閉鎖しました。
市内の被害状況につきましては、道路、水道、下水道などのライフラインに被害はありませんでしたが、一部観光施設の壁面にひびが入り、漁港の照明灯が破損するなどの被害があり、今議会で補修費の補正予算を計上させていただいております。
次に、被災地及び被災者への援助につきましては、緊急消防援助隊として、地震発生直後の4月14日に臼杵市消防隊員が益城町へ出動し、救援活動にあたりましたが、16日の本震発生により大分県内でも災害が発生し、臼杵に帰還しました。
また、大分県市長会からの要請に基づき、熊本県南阿蘇村に職員を派遣し、これまで避難所運営や被災家屋調査などの支援を行っています。今後も継続的に職員派遣を行っていきます。
次に、被災地への義援金につきましては、臼杵庁舎、野津庁舎などの窓口で受け付けをしており、6月30日まで開設しています。6月10日現在で190万5,979円集まっており、いただいた義援金は、市町村を特定希望する以外は、日本赤十字社を通じて被災地へ送られます。
また、被災者で住宅に困っている方を対象に、避難場所として市営住宅を無償で提供することにしました。戸数は4戸で、入居期間は6カ月を基本とし、家賃は無料としていますが、現在、利用者はおりません。
臼杵市といたしましては、今後も被災地への支援を継続するとともに、市内の災害発生などに備えて、連絡体制の徹底や迅速な初動体制の確保、防災対策マニュアルの見直し、避難所の開設及び運営のあり方の検討協議、災害発生時の連絡体制の確認などを進め、「自助」「共助」「公助」の連携を深め、継続的な防災対策により地域防災力の向上を図っていきたいと考えています。
また、この地震で、九州、大分県全体で観光業界に多大な影響があり、臼杵市内への観光客数も、臼杵石仏のゴールデンウイーク中の拝観者数が前年に比べておよそ5割減となっております。また、グリーンツーリズムの農泊受け入れも、外国の団体や教育旅行の予定がキャンセルされるなど、厳しい状況となりましたので、県全体の取り組みとあわせて、臼杵市独自の観光客誘致のためのアクションを起こしていきたいと考えています。
災害警戒対応につきましては、4月14日21時40分に災害情報連絡室を設置した上で、市内の被害状況や避難状況などの情報収集や市民への地震対策の啓発や注意喚起を行い、余震の発生も長く続いたため、引き続き警戒にあたりました。その後、余震も少しずつ減少しました4月25日12時に、災害情報予備連絡室を解散しました。
この間の避難者につきましては、自主避難者が、臼杵市中央公民館、市浜地区コミュニティセンター、諏訪山体育館、野津中央公民館の4カ所で、4月17日0時時点で最大52世帯127名となりましたが、4月23日には全避難所を閉鎖しました。
市内の被害状況につきましては、道路、水道、下水道などのライフラインに被害はありませんでしたが、一部観光施設の壁面にひびが入り、漁港の照明灯が破損するなどの被害があり、今議会で補修費の補正予算を計上させていただいております。
次に、被災地及び被災者への援助につきましては、緊急消防援助隊として、地震発生直後の4月14日に臼杵市消防隊員が益城町へ出動し、救援活動にあたりましたが、16日の本震発生により大分県内でも災害が発生し、臼杵に帰還しました。
また、大分県市長会からの要請に基づき、熊本県南阿蘇村に職員を派遣し、これまで避難所運営や被災家屋調査などの支援を行っています。今後も継続的に職員派遣を行っていきます。
次に、被災地への義援金につきましては、臼杵庁舎、野津庁舎などの窓口で受け付けをしており、6月30日まで開設しています。6月10日現在で190万5,979円集まっており、いただいた義援金は、市町村を特定希望する以外は、日本赤十字社を通じて被災地へ送られます。
また、被災者で住宅に困っている方を対象に、避難場所として市営住宅を無償で提供することにしました。戸数は4戸で、入居期間は6カ月を基本とし、家賃は無料としていますが、現在、利用者はおりません。
臼杵市といたしましては、今後も被災地への支援を継続するとともに、市内の災害発生などに備えて、連絡体制の徹底や迅速な初動体制の確保、防災対策マニュアルの見直し、避難所の開設及び運営のあり方の検討協議、災害発生時の連絡体制の確認などを進め、「自助」「共助」「公助」の連携を深め、継続的な防災対策により地域防災力の向上を図っていきたいと考えています。
また、この地震で、九州、大分県全体で観光業界に多大な影響があり、臼杵市内への観光客数も、臼杵石仏のゴールデンウイーク中の拝観者数が前年に比べておよそ5割減となっております。また、グリーンツーリズムの農泊受け入れも、外国の団体や教育旅行の予定がキャンセルされるなど、厳しい状況となりましたので、県全体の取り組みとあわせて、臼杵市独自の観光客誘致のためのアクションを起こしていきたいと考えています。
また、4月16日の「第4回ANJINサミット」及び17日の「ウイリアム・アダムス顕彰献花式」は、本震発生により中止とする判断をいたしました。昨年8月のプレイベント「按針寄席」や佐志生地域振興協議会による「按針祭」を初め、市内各団体主催の様々な関連イベント開催など、多くの団体や地域にかかわっていただきながら機運を盛り上げてきただけに、中止となったことは大変残念でなりません。
なお、関連事業でありました4月29日の帆船「みらいへ」臼杵湾クルーズも中止となりましたが、その代替イベントとして、操舵室見学や船上で帆を広げる作業体験などの無料船内見学が行われ、市内外から親子連れなどの方々に楽しんでいただきました。
ANJINサミットは、三浦按針ゆかりの連携4市で持ち回り開催し、臼杵市が4回目として「トリ」を務める予定でした。今後、連携4市で、どのような方向性で、どのような事業に取り組んでいくかなどについて協議を行う予定としております。
次に、平成22年に発見された下藤地区キリシタン墓地について、発掘調査を進める中で、全国初の遺構が完全に残る16世紀代のキリシタン墓地であることが判明したことで全国規模で注目されています。平成25年には大分県史跡にも指定され、極めて歴史的価値の高い史跡であります。
調査は平成27年度に終了し、報告書も刊行したため、本年3月から、保存対策のため、史跡のうち発掘を行った範囲を埋め戻ししています。これは、直射日光を遮断し、土の中の温度がほぼ外気の影響を受けずに定温状態で保てることから、遺構の劣化を防ぐための処置であります。現地では実物の遺構を見学することができませんが、昨年度、史跡の全容がわかる解説板を設置しましたので、調査終了時点の状況が理解できるようになっています。
今後は、遺構の保存維持を第一に、また、見学する方々が視覚的にも当時のキリシタン墓地のありさまをリアルに体験できるような公開整備の方法につきましても考えていきたいと考えております。
次に、3月13日、臼杵市出身で「早春賦」の作詞家であります吉丸一昌氏の没後100年の節目にあたり、孫に当たる末浪真紀子さんが所蔵していた大学卒論の草稿や唱歌の校正本の遺稿など20点を臼杵市へ寄贈していただきました。今回、このような貴重な遺稿などをいただき、吉丸一昌記念館に展示することで魅力がさらに高まり、今後、文化資料として調査、研究することにより、さらにその価値が見出されることを期待しています。また、吉丸一昌氏を臼杵市の偉大な先人として、改めて市民を初め多くの方々に伝え、記念館を訪れていただくきっかけをつくっていきたいというふうに思っています。
次に、3月29日、野津町戸上地区にあります小松製作所実用試験部のご協力を得て、平成27年度臼杵市消防本部総合訓練を実施しました。今回の訓練は、集中豪雨により大規模土砂災害が発生し、住宅及び避難していた住民が土石流に巻き込まれ、多数傷病者が発生したことを想定し、大分DMATや大分県消防航空隊等の関係防災機関と連携し、集団災害における現場活動の救助及び救急技術向上を目的に実施しました。
平成26年8月の広島県広島市北部において大規模な土砂災害が発生しました。臼杵市では、土砂災害危険箇所が1,112カ所指定されていることから、集中豪雨等により土砂災害の発生が危惧されています。そのため、関係防災機関と迅速な情報共有及び連携を行うことが有事の際には必要不可欠となることから、今後とも集団災害を想定した訓練を継続することで「安心・安全なまちづくり」につなげていきたいと考えています。
次に、4月1日、改修中でありました国宝臼杵石仏の古園石仏覆屋が完成し、一般公開しております。
古園石仏覆屋は、平成5年に竣工して以来、20年以上が経過して老朽化が進み、雨などの表流水が覆屋内部へ浸入することにより、コケなどの生物類の付着や冬季の凍結破砕といった劣化現象が頻繁に起きることで仏体の劣化が進んでいました。このため、覆屋内に水が浸入しないように屋根を改修し、冬季における覆屋内の気温低下を防ぐための可動壁、いわゆるシャッターを取りつけるなどの改修工事を行いました。今回の改修により、ほぼ完全に外部からの浸入水を防ぐことができるようになり、また可動壁は完全電動式で、効果的な磨崖仏凍結破砕防御ができ、保存対策面の大幅な強化を図ることができました。また、天井の照明をLEDに改修することにより、明るさを調整できることとなりました。光の温度が余り上がらず、仏体にも優しくなりました。
今回の改修により、以前にも増して磨崖仏をより美しい姿で見学できるようになったことを多くの方々に伝えて来訪を促すとともに、恒常的な保存対策事業の大切さを広く理解していただく工夫を行いつつ、未来永劫にこのすぐれた磨崖仏を保存していきたいと考えています。
次に、吉四六の家の老朽化により、平成26年度から平成27年度の2カ年事業で新築していました「吉四六さんの家」が完成し、4月3日の吉四六まつりに合わせてオープニングイベントを行いました。
新築された吉四六さんの家は、休憩スペースと店舗スペース、トイレを完備しております。休憩スペースでは、これまでどおり吉四六さんばなしの口演を第2・第4の日曜日に開催し、また店舗スペースには、公募した結果、地元有志の団体である「NSKおへまハウス」が、地元の食材を生かした食事の提供や特産品の販売、野津地域の情報発信の場として出店していただきました。さきに完成したコンビネーション遊具を備えた公園とともに、1年を通して親子連れなど多くの方々に足を運んでいただけるよう努めていきたいと考えています。
また、諏訪山の臼杵市総合公園も、「子どもの遊び場」として、新しい大型複合遊具を中心とした周辺の遊具をリニューアルし、4月14日にオープニングイベントを開催しました。オープニングイベントでは、臼杵地域の幼稚園・保育園の年長児206名の参加をいただき、園児代表によるテープカットなどの式典の後、供用開始し、新しい遊具などで楽しく遊び、子供たちの歓声でにぎわいました。リニューアルに伴い、保護者や子供たちから、楽しく遊べるとの感想や意見を多くいただいております。
本年秋には、子供広場に併設する芝生広場と、その広場内に高低差を利用した大型滑り台の設置を予定しており、子供たちを初め家族で楽しく遊んでいただける公園となるよう整備していきたいと考えています。
次に、4月13日、「災害時における仮設トイレ等の供給及びし尿収集業務等に関する協定」を、株式会社美幸環境、有限会社臼杵環境センター、株式会社豊肥環境センターと臼杵市の4者で締結しました。災害時の避難所では、断水等によりトイレが使用できない状態が想定され、市民の避難所生活での排せつが課題であります。そこで、避難所のトイレが使用不能または不足した場合に、仮設トイレ供給及び設置業務、そのトイレのし尿収集業務を円滑に行うため、仮設トイレの確保・し尿処理について、各社のご協力をいただけるようになりました。今後も4者で連携しながら、避難所の衛生状態を保つため、トイレ問題の解消に向けた取り組みを進めていきます。
次に、4月18日、今年度から有機農業に従事していただく地域おこし協力隊を新たに任命しました。臼杵市が推進する有機農業において、後継者不足が課題であり、また「ほんまもん農産物」の生産者は、少量多品目で野菜を栽培しており、これらの生産者から短期間の研修で多くのことを修得することが困難であることから、地域おこし協力隊制度を活用して、全国から有機農業を目指す若者を募集し、意欲的で優秀な2名を採用しました。この2名には、有機農業の研修や将来の就農を見据えた業務を行っていただき、将来の有機農業の後継者として活躍していただけることを期待しています。
また、このほか地域おこし協力隊の一般枠では、今年度1名を採用し、7月から着任する予定です。
次に、5月3日から5日までの3日間、臼杵市観光交流プラザで「うすき食フェス」を開催しました。
うすき食フェスは、臼杵ならではの食のほか、臼杵市と交流がある長崎県平戸市、海を挟んだ隣の市である愛媛県八幡浜市がそれぞれの名物を出店していただきました。また、期間中、毎日のオープニングイベントでは、市内の伝統芸能である「神楽」などでお客様をお迎えしました。今回は、地震直後の開催となりましたが、市民の方はもとより、東九州自動車道の北九州~宮崎間が直結されたことにより、県内外からも訪れていただきました。今後も、観光交流プラザを活用し、臼杵市の魅力をPRする情報発信を積極的に行い、平戸市と八幡浜市とは今後もさらなる交流や連携を深め、お互いに観光PRを行っていきたいと考えております。
次に、5月10日、福良ヶ丘小学校新校舎の落成式典を臼杵市、臼杵市教育委員会、PTAの共催により開催しました。福良ヶ丘小学校では、旧管理教室棟が昭和32年に建築されたもので、57年が経過し、老朽化が著しいことから、平成26年度から27年度の2カ年にわたり新校舎を整備しました。新管理教室棟が昨年7月21日、そして既存の特別教室棟の改修及び新校舎と既存校舎をつなぐ接続棟が本年3月25日にそれぞれ竣工しました。
新校舎は、耐震強度を確保した鉄筋コンクリートづくりに加え、校舎の内装に自然の温かみのある木材をふんだんに使用していることで、健康に配慮するとともに快適性についても考慮したものとなっており、またエレベーターの設置により、体の不自由な方にも対応が可能になりました。さらに、学校が高台に位置するという立地条件を利用して、災害時の避難場所として活用するため、防災倉庫やマンホールトイレを初め、太陽光設備や各教室にエアコンも配備するなど、防災機能を十分に発揮できるよう設備を充実させています。
新しい校舎を核に、これまで以上に家庭・地域・学校が一体となって学力向上や開かれた福良ヶ丘小学校として発展していくことを期待しております。
次に、野津小学校が「平成28年度子ども読書活動優秀実践校」として文部科学大臣表彰を受け、5月17日に受賞報告がありました。野津小学校では、子供が本を選んで保護者へ伝える「逆読み聞かせ」や、保護者による「読み聞かせボランティア」など、学校とPTAが一体となった読書活動が評価され、大分県では1校のみの受賞でありました。3年前にも市浜小学校が受賞しており、臼杵市教育委員会の「読書のまちづくり」の取り組みの成果であると言えます。
次に、5月19日、一般社団法人日本経営協会が主催する「自治体総合フェア2016」の「第8回協働まちづくり表彰」におきまして、「うすき石仏ねっと」が準グランプリを受賞しました。この「協働まちづくり表彰」は、公と民が共同・連携して魅力ある地域社会の実現に貢献したプロジェクトを表彰するものであります。臼杵市の受賞は、行政と地域内の医療・介護関係者などの顔が見える関係を築き、ICTを活用することで地域住民によりよい医療介護サービスを提供する「うすき石仏ねっと」の取り組みが高く評価されたものであります。
平成27年度には、「うすき石仏ねっと運営協議会」を行政・医師会などで設立し、患者情報の共有化を進め、石仏カードの登録者数は、平成28年5月末時点で9,327名に達しております。臼杵市全体の65歳以上の41.2%の方が登録しています。医療や介護に関係する情報を市内の関係者で共有することで、よりよいサービスを行うことができ、また医療費等の適正化にもつながるため、今後も普及啓発し、登録者の増加に努めていきたいと考えております。
次に、臼杵市浄化センターの用途廃止について報告いたします。
昭和55年、泊ケ内に建設した臼杵市浄化センターは、老朽化が進み、維持管理に多額の費用が必要となったため、平成17年に既存の終末処理場の施設を利用してし尿処理を効率的に行う「臼杵市し尿等前処理施設」を建設しました。
このため、平成17年以降、施設の使用を休止していましたが、国土交通省、大分県ほか関係機関と協議を重ねた結果、用途廃止について同意を得ましたので、廃止手続を進めました。また、「臼杵市し尿処理場の設置及び管理に関する条例」は、地方自治法施行令第3条の規定に基づき、平成17年1月1日付臼杵市告示第106号により、市長職務執行者が合併前の臼杵市の区域に暫定的に施行した条例であるため、平成28年5月23日付臼杵市告示第68号により条例を廃止し、浄化センターとしての用途も廃止しました。
次に、5月23日、「臼杵市人材育成市民連携会議」を開催し、臼杵の将来を担う人材の育成について議論を深めるとともに、大分県教育長への要望書提出について審議し、意思統一を図りました。その上で、2月の要望活動に引き続き、6月9日に大分県教育長に対し、臼杵市の人材育成への理解と配慮を求める要望書を提出しました。
内容につきましては3点で、①臼杵高校募集定員6学級240人の確保について、②臼杵高校の質の高い教育内容の維持と海洋科学校の水産専門教育の推進、及び市内の小・中学校や地域との連携による教育活動の推進について、③海洋科学校を大分県唯一の水産教育を担う高校として、独立した高校としての存続についてお願いしてきました。
また、4月6日には、臼杵市議会から「海洋科学校を独立校に再編することを求める意見書」を大分県教育長に提出していただき、後押しをしていただいています。
その上で、今回の要望書提出により、大分県教育長からは、「臼杵は教育を真剣に考えているという熱い思いが伝わっています。臼杵高校の定員については、県内の総数が決められていく中でどのようにしていくのか考えていかないといけないと思っています。両校の環境整備については、多面的に考えていく必要があると思っています。また、教員の配置については、各地域に万遍なく配置していきたいと考えています。そして、海洋科学校の単独校化については、臼杵市議会からも要望していただいており、今後、しっかりと議論していきたいと考えています」との回答をいただきました。
今後も臼杵市の人材育成のため、また水産振興につながるよう、関係機関としっかり連携しながら活動を続けていきたいと考えております。
その上で、今回の要望書提出により、大分県教育長からは、「臼杵は教育を真剣に考えているという熱い思いが伝わっています。臼杵高校の定員については、県内の総数が決められていく中でどのようにしていくのか考えていかないといけないと思っています。両校の環境整備については、多面的に考えていく必要があると思っています。また、教員の配置については、各地域に万遍なく配置していきたいと考えています。そして、海洋科学校の単独校化については、臼杵市議会からも要望していただいており、今後、しっかりと議論していきたいと考えています」との回答をいただきました。
今後も臼杵市の人材育成のため、また水産振興につながるよう、関係機関としっかり連携しながら活動を続けていきたいと考えております。
最後に、臼杵市のふるさと納税や移住・定住などに関する平成27年度の実績につきまして報告いたします。
ふるさと納税につきましては、昨年度から、お礼の特産品を58品目に拡大するとともに、インターネットでの寄附申し込み開始とクレジット決済を導入するなどした結果、平成27年度は2,476件で1億160万2,800円となり、26年度のおよそ800万円から大幅に増額しました。
次に、臼杵市への移住者につきましては、住宅支援や田舎暮らし体感モニターツアーあるいは全国の移住フェアに参加するなどの取り組みにより、78世帯172名、このうち県外からは32世帯59名の方々が移住されており、県内では豊後高田市、宇佐市に次いで3番目に多い人数となっています。
また、空き家バンクにつきましては、平成26年度の制度創設以来、6月までに登録した物件数が58件で、そのうちこれまでに成約に至った物件の総数は28件となっています。その成約件数の内訳は、市外・県外からの移住が20件、残りの8件は市内での住みかえであります。
また、第1次産業への新規就業者数が35名で、県内では佐伯市に次いで2番目となっています。
このような実績は、総合計画に掲げる「日本の心が息づくまち」をつくっていくための重点プロジェクトを着実に取り組んだ成果であると感じております。今後も引き続き、社会の動向や時代の流れをしっかり捉えて、施策を推進していきます。
以上で3月定例会以降の市政関連事項につきましての報告を終わります。
市政に取り組む姿勢は素晴らしいと感じました。臼杵市民ではありませんが、最近お見かけした、若林さんは若々しくエネルギッシュで、元気を頂きました。
返信削除頑張れ若林です。
原田さん、ありがとうございます。
削除短い時間でしたがお話させていただき、政治に対する姿勢が同じであることを感じることができました。元気と勇気をいただきました。
公正な政治、説明責任を果たせる政治を目指します。
今後ともご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。