2015年6月30日火曜日

プレミアム商品券の発行方法について

プレミアム商品券についての様々なご意見を頂いています。

-------以下引用

お応えします。
まず、市民を優先に販売している。
臼杵市では市外の人も購入できるかどうかわかりませんが、7月1日からは市外の人も購入できるとなれば、市外から別府に人を呼ぶきっかけになる。それは当然別府で消費され市外からの観光収入につながります。
共通券、臼杵は8枚です。別府は6枚と少ないのも、小店舗にとっても良い事だと思います。
しかし、臼杵と同じく、商工会議所会員でないと換金できない。となると話は別ですがね。
また、7月1日からは誰でも購入できると言うことで
発売日に買った人でももっと買いたいと思ったら買うことができるなら、無駄のない、親切な方法だと思います。

-------引用ここまで

臼杵では「市民先行販売」は行わず、市民と市外の方を区別せず販売しました。6月29日9時現在、臼杵のプレミアム商品券の前期分は売れ残っています。市民の希望者は購入できているという状況です。今回の販売では、手間隙をかけて「市民先行販売」を行うメリットは無かったといえると思います。

共通券の枚数ですが、共通券を減らす(限定券を増やす)ことは、購入者(消費者)には使い勝手が悪くなります。売れ残っている状況を考えれば、地元店舗にとってメリットがあっても購入しづらくなるのは避けたほうが良いと思われ、あまり増やせないかもしれませんね。

他市では、赤ちゃんでも購入可能となっているようですが、臼杵市では希望者に行き渡るようにとの配慮からでしょう「15歳以上」としています。このことが売れ残りにつながっているかもしれません。結果論ですが、子育て支援という観点から、赤ちゃんでも買えるほうがよかったかもしれませんね。

また、他市では商品券の使用期限は「6ヶ月間」となっているようです。臼杵市(野津地域を除く)では「3ヶ月間」とし、2回に分けて販売するようにしています。短期間に消費してもらえる(売り上げにつながる)という点ではメリットがありますが、購入しづらく(使いづらく)させているかもしれません。

まだ、後期分の販売が控えています。前期に限度いっぱいの5万円(額面6万円)を購入された方も、再度購入が可能です。その状況も踏まえての検証が必要ですね。

2015年6月26日金曜日

スリランカに職員を派遣します

派遣のための旅費59万2千円が補正予算案に計上されました。説明を聞く限りでは、費用対効果に疑問を抱きました。周到な準備をして、市長自らが赴き、みのある交流となるよう尽力すべきです。ということで、本会議で反対討論しました。

ーーーーーーー以下、討論の内容

第60号議案 平成27年度臼杵市一般会計補正予算(第1号)第2款1項1目9節普通旅費592千円について「反対」の立場から討論いたします。

平成29年2月に「姉妹都市50周年」を迎える、スリランカ国キャンディ市との事業協議に係る職員派遣旅費です。交渉担当と農林担当の職員2名を、5泊六日の日程で派遣し、事業協議を行う内容となっています。

昭和42年姉妹都市締結。
昭和58年から内乱勃発。
平成21年内乱終了。

昨年、スリランカ国の国会議長が来日した折、中野市長との面談を希望し、交流再会へ向けての協議が行われ、本年4月には「市長がお互いに訪問しあう」という内容の親書が取り交わされたと聞いています。

交流が再開されることは歓迎すべきことでありますが、今回の訪問目的は「事業協議」であります。「事業」を行うとなれば、臼杵市にとって有益な事業となるよう、状況を踏まえた慎重な事業組み立てが必要であると考えます。責任者である「市長」が訪問し、つぶさに状況を確認した上で、事業協議を進める必要があると考えます。

スリランカ国との往来には、大変お金がかかります。幸い、今ではメールやテレビ電話などの通信手段があります。それらを活用して、十分な事前協議を行い、その後、責任者たる市長と随行職員による訪問を実現すべきです。

現在は、メールのやり取りも行っていないと聞いており、そのような中、責任を伴わない職員のみの派遣については、費用対効果を認めがたいことから、補正予算案に反対するものです。

議員各位の賛同を賜りますよう、お願い申し上げます。

2015年6月25日木曜日

新市庁舎の位置 新たな候補地が浮上

「臼杵公園」「旧臼杵商業」「現在の位置」の三箇所についての検討経過(結果?)が示されました。それぞれの位置での建設を想定し、必要と思われる周辺整備を含めた概算の事業費を算出しています。

今回は「公開」を前提とした説明であると思っていましたが、説明資料は公開しないとのこと。

その理由は、第4の候補地として「臼杵高校第二グランド」が「臼杵庁舎整備検討委員会」から提案され、候補地に加えて検討することになったのが主な理由です。

これから「臼杵高校第二グランド」について至急検討して、資料が整ったところで再度説明される運びとなりました。その時点で、市民の皆さんにも示す方針とのことです。


2015年6月18日木曜日

新市庁舎の位置について

一般質問しましたが、応答の中で見えてきたこと。

「臼杵公園」は、専門家委員会と市民委員会の両方が選定した場所ですが、「文化財であり、手続きに時間がかかること。取り付け道路などの条件整備にお金がかかること。庁舎機能の全てを集中して建設することが出来ないこと」などから、本気で考えるつもりがない様子。

一方、「現庁舎の位置」は、自治会を中心として「津波に襲われることが明らかな場所に建設すべきではない」との意見が見受けられること。「旧臼杵商業」は、中心市街地を中心に郊外移転への反対が多いこと。

今議会中に、上記3箇所について、想定される建て方と費用が示されるようです。これをきっかけとして、もう一度根本から位置の検討を行うことが必要と思われます。

2015年6月5日金曜日

職員給与の一部を「地域商品券」で

職員給与の一部を「地域商品券」で支給することに取り組みます。他の類似団体平均との比較で「高い」とされる4%について「地域商品券」で支給することを目標とします。

「給料と期末・勤勉手当」の年間支給総額の4%は、年額約7千8百万円と推定されます。相当額の「地域商品券」が臼杵市で消費されることになります。「地域商品券」は、消費期限がありますので、地域経済の活性化に役立つものと期待されます。

最終的には「条例改正」が必要と思われますが、条件整備を整えることから始めます。ご意見をお聞かせください。

2015年6月2日火曜日

常陸太田市との姉妹都市締結について

「二孝女」をとおして全国に「日本人の心」が伝わってほしいと思います。姉妹都市締結は大変歓迎すべきことと思います。
ただ、気になる点が。

講談師「一龍斎貞弥」さんの口演会が計画されています。「二孝女」のことが良く伝わる内容で多くの人に聞いてもらいたいと思うところです。

今回は「下ノ江コミュニティセンター」と「川登小学校」での開催計画とのこと。今回の来臼に要する費用は49万円、せっかくの機会ですから、たくさんの人が鑑賞できる企画を検討していただくようお願いしました。

3ヶ月遅れの「市長の行政報告」

6月議会開会。恒例の市長の行政報告がありましたが、市職員に配布されている原稿ですが、市議には配布されず、報告しようがありません。そこで、臼杵市のHPから、恒例の3ヶ月遅れの「市長の行政報告」です。

-------以下、引用

おはようございます。3月定例市議会の開会にあたり、議員各位にはご参集をいただき、付議議案のご審議をいただけますこと、感謝申し上げます。
 さきの12月定例会以降、現在までの市政運営事項についてご報告申し上げます。
 まず初めに、本年1月1日に新臼杵市施行10周年という記念すべき節目の年を迎え、1月31日に記念式典を挙行しました。「歴史や文化、人情がつながった10年。さらに未来につなごう。」をコンセプトに、これまでの歩みを振り返り見直すとともに、臼杵市のさらなる飛躍に向け、市議会を初め市民の皆様や大分県知事を初め来賓の方々、また遠方からもご出席を賜り、多くの皆さんとともに10周年をお祝いすることができました。東中学校と野津中学校の生徒には若さにあふれるパワーでブラスバンド演奏を披露していただき、臼杵高校筝曲部と書道部には華やかさと力強さを表現したパフォーマンスで、式典に花を添えていただきました。
 さらには、放送部に「臼杵市まちづくり基本条例の前文」の朗読をお願いし、日ごろの活動の成果を存分に発揮していただくとともに、臼杵の未来を担う若者たちの可能性を強く感じさせていただきました。
 また、今年度から芸術、文化、スポーツなどの全国規模の大会で優勝に輝く活躍をされた方に贈る「市長賞詞制度」を創設しましたが、この10年間で市長賞詞に該当する活躍をされた方々を改めてたたえるため、特別顕彰として表彰をさせていただきました。
 このほか、10年間の軌跡を記録したビデオの上映や臼杵八景の発表、さらに観光PRキャラクター「ほっとさん」の初披露を行い、臼杵らしい記念式典をとり行うことができました。
 これを契機として、10年間の成果と課題をしっかり受けとめ、次の10年に向かって確かな一歩を踏み出し、持続可能なまちとして歩み続ける臼杵市を築いていきたいと考えています。
 また、記念式典終了後には、同時イベントとして臼杵市観光交流プラザで、臼杵市内の各自治会、地域振興協議会等による「地域うまいもん市~食うちミシュラン~」を開催いたしました。
 式典の参加者にも来場していただき、500人以上のお客さんが会場を埋め尽くして、用意した商品は販売開始からわずか1時間で全て売り切れるほどの大盛況となりました。
 新臼杵市施行10周年という記念すべき節目において、地域が主役となって行いました本イベントにより、来場者や出店した地域の方に、元気な地域、元気なまち、臼杵のよさを再確認していただけたと思っています。
 次に、昨年12月6日、「ほんまもんの里うすき旬食フェスタ」を開催いたしました。臼杵市が誇る旬の「ほんまもん農産物」や地元漁港で揚がった「新鮮な魚介類」を、生産者がその魅力を伝えながら直接販売し、それらの食材をさらにおいしく料理した「食」を味わってもらい、生産者や料理人、消費者がお互いの思いを理解し合う交流の場となりました。また、食育の取り組みを通して臼杵市の食の情報発信を行うとともに、臼杵のおいしさを再認識し、市内外に広く「うすきの食」を発信するフェスタとなりました。
 臼杵の「ほんまもん農産物」や「ほんまもんの海の幸」の利用を市内外に広げていくため、生産者みずからが直接PRする場を増やしていき、消費者への啓発を図ることにより、生産の拡充と販路の拡大にもつなげていきたいと考えています。
 次に、12月17日、臼杵市認知症高齢者等SOSネットワーク協議会を設立しました。高齢化の進行に伴い、ひとり暮らし高齢者や高齢者夫婦のみの世帯が増加しており、あわせて認知症高齢者についても今後増加が予想されます。こうした中、全国的にも認知症高齢者の徘回や行方不明が深刻化しており、その数は毎年およそ1万人にも上るとの報道もあり、家族も本人が認知症であると気づかないまま、ある日突然、行方不明になるというケースも増えつつあります。
 そこで、臼杵市においても、地域で高齢者などの「徘回」や「行方不明」などの事案に迅速な対応ができるよう、警察署、消防署だけではなく、幅広く福祉や医療機関、あるいは商工関係や交通機関など参加する捜索、発見、通報、保護や見守りに関するネットワークを構築するためにこの協議会を立ち上げました。
 協議会の活動は、警察による捜索活動との連携を図ることが重要であり、徘回者などの家族などから可能な限り多くの情報提供が得られることが効果的であると考えられます。そのために事前登録制度を採用し、写真や身体的特徴など、捜索に必要な情報を関係機関に対して周知し、より効果的な捜索活動につなげたいと考えています。
 次に、12月25日、学校法人別府大学と臼杵市で相互協力協定を締結いたしました。
 臼杵市における諸課題に対し、幅広い分野で専門的な知識を有する学校法人別府大学と連携して、総合的かつ継続的にその解決にあたるとともに、相互の発展に貢献することを目指す包括的な協力協定であります。
 今回の協定締結を契機に、より一層連携を強化し、地域の活性化や人材育成にも寄与する活動に期待しています。協定後の具体的な活動としましては、食育活動や特産品開発への専門的な支援をいただけるよう検討を進めています。
 次に、昨年、市長賞詞第1号に決定した「女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)」で活躍した浦和レッズ・レディース所属の「吉良知夏」さんに、1月14日、賞詞を贈呈いたしました。
 日本代表の試合や長いリーグ戦を終えて、ようやく臼杵に帰省することができ、賞詞を手渡すことができました。日本代表としてアジア大会優勝という国際的な活躍は第1号にふさわしく、吉良選手のすばらしい活躍が、市内の子供たちに大きな希望を与えるとともに、様々な分野で活躍する臼杵市民の励みになればと思っています。また、吉良選手にとって今回の賞詞贈呈は、臼杵市民からの応援メッセージでもあります。今後一層の活躍を期待しています。
 次に、1月20日、臼杵市連合消防団と臼杵市防災士会、臼杵市の3者で、「地域住民の安心・安全に関する協定」を締結しました。災害発生時において、消防団と防災士がそれぞれの役割を分担しながら連携を図り、地域住民の生命及び財産を守るために迅速な活動体制を築き、減災に寄与することを目的としています。
 また、お互いが各地域の自主防災会などが実施する防災訓練に積極的に参加し、消火技術や救助資機材を持つ消防団と、防災士が「顔の見える関係」を構築することで、連携した活動がスムーズに行われることが期待されています。
 次に、1月21日、臼杵市野津町の旧都松幼稚園跡地に「アグリ起業学校」を開設しました。本年度より、県外、市外から新規に農業を始めようとする3組を対象に、1年間農業関連の知識や技術を習得し、2年目から臼杵市内で就農することを目的にした学校です。今回は、臼杵市農業の主要産品であります「ピーマン」を対象に、管理、収穫、機械操作、肥料農薬の使用方法、経理等の知識や技術を習得していただくことになっています。
 農業就農者の高齢化や農業就農人口の減少により後継者不足のため、農地の維持管理ができなく、荒廃地の増加が進んでいます。臼杵市がピーマンの産地として今後とも存続していくためには、県外、市外から新規就農していただくことにより、特産であるピーマン産地の維持と臼杵市の人口減少に少しでも歯どめをかけられるとともに、地域の活性化にもつながるものと思っています。
 次に、1月24日、糖尿病講演会を開催いたしました。
 臼杵市では、平成22年度より、医師会や中部保健所、市民健康管理センターなどと連携して組織する「糖尿病等生活習慣病対策推進ネットワーク会議」を立ち上げ、この講演会を初め、糖尿病を正しく知っていただくためのツールの作成や早期発見、早期治療につながるための対策に取り組んでいます。
 第4回目となる今回は、大分県立病院内分泌代謝内科の瀬口正志部長に講演をしていただきました。
 今後も、講演会等を定期的に開催し、広く市民へ糖尿病の予防・早期発見の重要性を伝えるとともに、生活習慣を改善するきっかけにしていただけるよう、引き続き関係機関と連携し、市民の健康づくりを推進していきます。
 次に、2月3日、臼杵市・津久見市任意合併協議会を開催し、同協議会を解散することとしました。平成19年7月に臼杵市と津久見市の合併を目的とした「臼杵市・津久見市任意合併協議会」を設立し、協議などを行ってきました。これまでの本協議会の開催内容や経緯を踏まえ、両市で検討を重ねてきた結果、平成27年3月31日をもって発展的に解散することに至りました。
 今後は、臼杵市と津久見市が共同して、より効果的、効率的となる事務事業に対する検討をするため、4月から両市で検討組織を立ち上げる予定です。
 次に、同日、大分県土地改良事業団体連合会と臼杵市で「発注者支援に関する協定」を締結いたしました。臼杵市において集中豪雨や地震などの災害で農地や農業用施設等が甚大な被害を被った場合など、突発的に専門技術者らの人員確保の必要が生じた場合、同連合会が本市に対し優先的に人材派遣し、被害に係る業務支援が可能となります。今回の協定により、災害復旧等の業務の円滑な遂行に、そしてまた事業の迅速な実施を図ることができます。
 次に、2月4日、株式会社ゼンリンと臼杵市で「災害時における地図製品等の供給等に関する協定」を締結しました。各種の災害が発生し、またそのおそれがある場合において、臼杵市が災害対策本部を設置した際に、提供していただいた住宅地図や広域地図などを活用し、災害情報等を地図上で把握することができます。
 また、平常時においても、大規模災害を想定し、自主防災活動で実施する図上訓練等への住宅地図等の活用が期待されています。
 次に、2月5日から、臼杵の春を彩る「うすき雛めぐり」が始まりました。
 江戸時代、臼杵藩の質素倹約により紙製のひなしか飾られなかったという文献をもとに、市民有志が紙びなを再現したことがきっかけになって誕生し、ことしで10回目を迎えました。城下町の各所に展示された3,000組の「うすき雛」は、一つ一つ市民ボランティアの方々が丹精込めて手づくりで、臼杵らしい気品があり、歴史的な町並みによく合い、訪れた方々に臼杵の文化や風土を感じていただいております。なお、この「うすき雛めぐり」は3月22日まで開催しています。
 次に、2月12日、全国健康保険協会大分支部、いわゆる協会けんぽ大分支部と臼杵市医師会及び臼杵市の3者による「医療・保健情報等の活用による健康づくりの推進に向けた連携協力協定」を締結いたしました。今回の連携協力により、医療費分析や地域の健康課題などが明確になることが期待され、総合的に保健指導や啓発あるいは特定健診、がん検診の受診促進を図ることができるようになります。
 また、お互いが保有する健診データ等を共同で分析することで、一層地域に密着し、より市民の健康実態に即した事業の展開が可能となります。
 今後、相互に連携、協力を密にし、市民の健康づくりの推進に向けた取り組みを通して、市民の健康増進を図りたいと考えています。
 次に、2月13日から15日の3日間、映画を通してふるさとの未来をともに考え、語り合い、次世代につないでいくふるさと創生の場として「臼杵古里映画学校」が開催されました。
 開校式では、名誉教授を務める映画作家の大林宣彦監督が「人の心の豊かさはふるさとで育つものだ」と挨拶され、女優の常盤貴子さんを初め俳優陣やスタッフ、また全国の映画ファンや市民の皆さんとともに映画学校が華やかな中で開校しました。
 2日目は、大林監督による映画づくりのワークショップが行われ、俳優の方々が教授を務め、一般参加の方たちにも演技指導するなど、映画づくりのあり方を体験してもらいました。最終日には、ふるさと映画に携わる全国各市の首長と二孝女が縁で臼杵市と交流を進めております常陸太田市長にも参加をいただき「全国古里映画サミット」が開催されました。ふるさとに誇りを持ち、豊かなふるさとの再生を願う方々が、映画を通して日本のふるさとのあるべき姿を語り合い、古くからの日本人の心や知恵、暮らしの大切さを会場の皆さんとともに共有することができました。
 また、臼杵市観光交流プラザでは、臼杵古里映画学校に参加する全国各市の「古里交流大物産展」と臼杵の「ほんまもん学生食堂」も同時開催されました。
 この「臼杵古里映画学校」には県内外から多くの映画ファンや関係者などが臼杵を訪れ、市民の皆さんと交流を深めている姿を目にしました。臼杵市は、古くからのかけがえのない、このまちを誇りに思い、守り、残し、そして生かしていくまちづくりを進めてきました。この取り組みを大林監督に認めていただき、ふるさと映画「なごり雪」の舞台になりました。このような町残し、町生かしが、映画を通して全国のふるさとと結ばれ、共生の輪が広がりました。この映画学校に参加した全ての方々が地域の歴史や文化、風情や町並みを大切にし、また日々の暮らしを見詰め直し、心豊かな生き方を未来に向けて考えるよい機会になったと思っています。大変意義深い3日間でした。
 次に、2月24日、25日の2日間、本物の食を追及する全国の農業、食品加工業、飲食業関係者などが臼杵市に一堂に会する、「食の集いinうすき」が開催されました。
 この食の集いは全国各地で開催されており、第6回目を臼杵市で開催していただきました。食に対する意識の高い方々が臼杵市の有機農業や漁業の取り組み、食について現地視察しながら、市内の生産者や加工業者と意見交換し、交流を行いました。また、この一環として、長谷部正道農林水産省大臣官房審議官に臼杵市にお越しいただき、「地域の食と食材を活かして元気なまちへ」と題して、日本の農業の現状を初め、6次産業化や海外展開、食文化の発信などをテーマに講演をしていただきました。この集いを契機に、臼杵の地域資源を生かし、臼杵にしかない、臼杵ならではの料理、特産品開発に向けた取り組みを進めていきたいと考えています。
 次に、第57回県内一周大分合同駅伝大会が先月行われました。
 大会前に、臼杵市駅伝チームからは、選手の調子が上がらず苦戦が予想されると聞いていましたが、総合4位という成績をおさめることができました。
 前年までは、2年連続総合2位でしたので、順位は落とす結果となりましたが、臼杵市民に大きな感動と喜びを与えてくれました。
 今大会では、コースに幾つかの変更が生じましたので、単純にタイムで昨年と比較することはできませんが、臼杵市駅伝チームのメンバーがお互いに助け合い、補い合いながらたすきをつないで走るというすばらしいチームワークは健在だったと感じております。選手、監督を初め、スタッフの皆さんにはねぎらいの言葉をかけさせていただきました。
 駅伝チームは、既に来年に向けて走り出していると聞いています。今後も選手の発掘、育成にぜひ取り組んでいただき、来年も好成績を残せるよう期待しております。
 次に、2月14日、茨城県常陸太田市の大久保市長に「臼杵古里映画学校」の全国古里映画サミット出席のため、臼杵市にお越しいただいた際、今後の交流促進につきまして協議をいたしました。交流促進協定に沿った交流が順調に進んでいることから、今後のさらなる交流、あるいは両市の協働での取り組み、そしてまた二孝女を通して助け合いや絆を大切にするという考え方を全国に広げていくという取り組みを進めるために、平成27年度中に姉妹都市を締結することをお互いに確認いたしました。
 締結の調印につきましては、常陸太田市で行うこととし、その他、時期や内容等につきましては、今後両市で協議を進め、改めて議会への説明をしていきたいと考えておりますので、何とぞご賛同をよろしくお願い申し上げます。
 最後に、市税等のコンビニ収納につきまして、平成26年度にシステムの導入が完了しました。平成27年4月から、市民の方々への利便性の向上のため、市税や住宅使用料、上下水道料金がコンビニエンスストアで納付することができるようになりました。市内のコンビニ全店舗はもちろんのこと、全国の店舗のどこからでも、24時間365日、休日や夜間を気にせずに納入することができます。納付の際の手数料につきましても無料となりますので、平成27年度からの納付にぜひご利用いただきたいと思います。
 以上、12月定例会以降の市政関連事項につきまして、報告を終わります。

議会「市庁舎整備委員会報告」

本日開会日、議案の提案がありました。終了後「議員全員協議会」にて市庁舎整備検討委員会からの報告がありました。

-------以下、「臼杵庁舎整備検討委員会の報告」

臼杵庁舎整備検討委員会の報告(H27.6.2全員協議会)

臼杵庁舎整備検討委員会委員長の吉岡です。3月定例会以降の臼杵庁舎整備検討委員会の
活動内容について、報告いたします。

○第4回検討委員会(H27.4.14開催)

<総務課報告>

・臼杵庁舎のあり方検討専門家委員会の答申及び市民委員会の意見についての説明。
・今後の方針として、答申及び意見を参考に、3か所について経費等を算出して詳細に
検討する。

<主な協議内容>

(1)臼杵庁舎の整備方針等について
(2)市民・団体等との意見交換会等について
(3)議会棟の整備等について
(4)その他、検討する必要があると認める事項

○臼杵庁舎整備検討委員会行政視察(H27.5.13実施)

<佐伯市庁舎視察>

◆視察項目:「佐伯市新庁舎建設までの経緯等について」
以下の7点を中心に視察及び調査を実施

①計画から建設までの取り組みとスケジュールについて
②建設費用及び財源内訳について
③庁舎建設審議会の答申内容及び住民説明会での主な意見について
④庁舎の位置の決定過程について
⑤ 地 震 、 津 波 対 策 に つ い て
⑥議会での検討・協議について
⑦ 議 会 棟 の 整 備 に つ い て

-------引用ここまで

これによれば、3箇所について経費などを算出して「検討する」とのことです。如何になりますやら。いずれにしても今後の検討に注目です。