(以下引用)
臼杵市観光振興戦略会議:キャッチコピーは「臼杵で充電中。」 /大分
毎日新聞 2013年10月04日 地方版
臼杵市観光振興戦略会議が9月30日、臼杵らしいおもてなしの心の育成や情報発信力の強化などの5重点戦略からなる観光振興策を中野五郎市長に提言。安野祐二委員長は「(観光客が)エネルギーを蓄えて帰っていただける光を感じる『感光地』にしたい」。市長は「重点戦略をどう実現していくか、皆さんと共に考えたい」と話した。昨年度を「観光振興元年」と位置づけた市長が昨年9月、メンバー23人を選出。13回の会議をへて戦略をまとめ提言した。
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観光振興戦略会議の提言がおこなわれたようです。「観光振興戦略会議」については市長が答弁の中で次のように述べています。
「この観光振興戦略会議というものをぜひつくらなきゃいけないと、またつくるべき時期がちょっと今しかないんじゃないかというふうに思ったのは、1つは、先ほど言いましたように観光客が減ってきているということ、また観光の質が変わってきているということ。また、外的条件としては、例えばYOKARO号が福岡、湯布院、臼杵直通という形が出てきている。そしてまた、平成28年には大分と宮崎間の高速道路が開通予定だと。そして、29年には1バースできて、四国からのお客も増えるというような、いろんな条件が変わる中で、じゃ臼杵をしっかり現状把握したときに、やはり一つその辺のところで、臼杵は外から見れば千年前からずっとある石仏とか450年前に築城した大友宗麟の城下町とか、いろんないいものが残っていると。それはうらやましいなという気持ちで、いろいろ素材はあるんだということでありますが、外から聞いていても、ちょっとそれを生かし切っているのかというような意見もありますし、我々自身も、ひょっとするとそういう素材のよさに甘えて、もっと時代を先取りするような観光戦略を考えてこなかったんじゃないかという反省もするべき時期に来ているんじゃないかと。 それともう一点は、よさに甘えてという言い方は、1つは今回答で言いましたように、いろんな団体があるけれども、本当にそういう人たちが臼杵のよさを一緒になって情報を共有し、基本的な方針とか大きな事業戦略みたいなことを共通に持ちながら、それぞれのパーツで頑張っていって、連携をとっていこうというような意識や、そういう場が今まで少し欠けていたのかなというようなことをもろもろ考えたときに、原点に返って、ことしを観光元年ということから取り組んでいくということで、臼杵の魅力を全国に情報発信しながら、いろんなお客さんに来ていただくということをまた取り組んでいきたいと思います。
3月には「種まく旅」もありましたし、6月にはのど自慢もありまして、いろんな意味で情報発信もしていますが、そういうものを、もっともっといいものを我々が自分たちで見つけ、それに磨きをかけて、そして全国の人が来て、ああ臼杵っていいまちだな、よその観光地とちょっと違うよと、臼杵に行くといろんな人と話し合う中で、くつろぎとか安らぎを感じて、本当に今にふさわしいような観光地だなと言ってもらえるようなものはどうすればいいのか、その辺のところを皆さんと一緒に考えて、それを行動に移していく、そういう一番幹、そういう組織として、この観光戦略会議を考えていきたいと思います。ぜひ皆さん方のご理解とご協力をお願いしたいと思います。」
「この観光振興戦略会議というものをぜひつくらなきゃいけないと、またつくるべき時期がちょっと今しかないんじゃないかというふうに思ったのは、1つは、先ほど言いましたように観光客が減ってきているということ、また観光の質が変わってきているということ。また、外的条件としては、例えばYOKARO号が福岡、湯布院、臼杵直通という形が出てきている。そしてまた、平成28年には大分と宮崎間の高速道路が開通予定だと。そして、29年には1バースできて、四国からのお客も増えるというような、いろんな条件が変わる中で、じゃ臼杵をしっかり現状把握したときに、やはり一つその辺のところで、臼杵は外から見れば千年前からずっとある石仏とか450年前に築城した大友宗麟の城下町とか、いろんないいものが残っていると。それはうらやましいなという気持ちで、いろいろ素材はあるんだということでありますが、外から聞いていても、ちょっとそれを生かし切っているのかというような意見もありますし、我々自身も、ひょっとするとそういう素材のよさに甘えて、もっと時代を先取りするような観光戦略を考えてこなかったんじゃないかという反省もするべき時期に来ているんじゃないかと。 それともう一点は、よさに甘えてという言い方は、1つは今回答で言いましたように、いろんな団体があるけれども、本当にそういう人たちが臼杵のよさを一緒になって情報を共有し、基本的な方針とか大きな事業戦略みたいなことを共通に持ちながら、それぞれのパーツで頑張っていって、連携をとっていこうというような意識や、そういう場が今まで少し欠けていたのかなというようなことをもろもろ考えたときに、原点に返って、ことしを観光元年ということから取り組んでいくということで、臼杵の魅力を全国に情報発信しながら、いろんなお客さんに来ていただくということをまた取り組んでいきたいと思います。
3月には「種まく旅」もありましたし、6月にはのど自慢もありまして、いろんな意味で情報発信もしていますが、そういうものを、もっともっといいものを我々が自分たちで見つけ、それに磨きをかけて、そして全国の人が来て、ああ臼杵っていいまちだな、よその観光地とちょっと違うよと、臼杵に行くといろんな人と話し合う中で、くつろぎとか安らぎを感じて、本当に今にふさわしいような観光地だなと言ってもらえるようなものはどうすればいいのか、その辺のところを皆さんと一緒に考えて、それを行動に移していく、そういう一番幹、そういう組織として、この観光戦略会議を考えていきたいと思います。ぜひ皆さん方のご理解とご協力をお願いしたいと思います。」
「(観光振興戦略)会議のオープン化については、これは会議のメンバー等の問題もございますので、オープン化については、この場でオープン化するということについては明言はできませんけれども、少なくとも、こういう観光振興会議の中でまとめができた時点で広く情報公開をいたしまして、それについてのまた意見をいただくというようなことは、1年間の中で、節目では必要だというふうに思っています。」
結局、情報公開も無いまま、会議のメンバー以外の意見を入れる場も無いまま今回の「提言」となりました。
まだ提言の中身については、公開もされておらず目にしていませんので、軽々に物申すのは如何かと思いますが、この期に及んで市長が「重点戦略をどう実現していくか、皆さんと共に考えたい」と述べたことについては「どう実現していくかを考えるのが戦略会議ではなかったのか」と余りの悠長さに開いた口がふさがらない思いがしています。
今更「観光振興元年」なのか?
返信削除観光振興元年発言からどれ位時間をかければ見えてくるのか?
今になってまだ右往左往しているように見受けられますが。
そうですね。「観光交流センター」も右往左往している様子です。これまでいろいろな意見を聞いてから「これで行く」という決断をしていればこのようなことは無かったと思います。これまであまりにも意見を聞かなかった、そのつけが回ってきています。市民は「お手並み拝見」という状態ではないでしょうか?良くも悪くも「殿、ご決断を!」という状況です。
返信削除「観光振興戦略会議」の提言。いまだ公表される様子がありません。記者発表された様子ですが、市民への告知はいつになるのでしょうか。観光振興は大変重要な課題です。誰しも興味あるところかと思います。よろしくお願いします。
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