その最中も「中国陶瓷美術館」の購入契約額が妥当か?が脳裏を巡ります。今回の買収劇、中華料理店を購入して日本料理店にするに似たところがあります。
中華料理店の時価(鑑定評価額)が1000万円として、日本料理店に改修する費用が100万円かかるとすれば、常識的には購入金額は900万円でとなりそうです。
「中国陶瓷美術館」の鑑定評価額は7359万円。改修に要するとされる予算額は2270万円。内訳は、電球をLEDにする・内装の改修・展示ケースの改修・虫対策などと聞いています。
展示ケースの改修と虫対策の費用は、中華料理店を日本料理店に改修するたとえのごとく、鑑定評価額から減じて購入金額としてもよい(少なくともそういう交渉があってもよい)のではないかと思います。
今回の購入金額は、鑑定評価額から約350万円値引きした額。庭木の値引きを併せて合計値引き額は約408万円です。
最低必要な改修費と今回の値引き額はどちらが大きいのか?
今回の値引き額はどのような考え方によるものなのか?
気になるところです。
中華料理店の例えについてです。
返信削除>中華料理店の時価(鑑定評価額)が1000万円として、日本料理店に改修する
>費用が100万円かかるとすれば、常識的には購入額は900万円でとなりそう
>です。
についてですが、次の店舗を何にするかによって、その建物の購入額が変わるってことがあるんでしょうか?
例えば次に購入した人が、「フランス料理店にしたい!」と希望したが、改修費用が500万円かかる場合、購入額が「常識的に(改修費用を引いた)500万円になる。」というのは常識的なのでしょうか?
その建物を購入した人が何に使うかによって購入額が変わるなんてことは、購入者の都合であって常識的にはないと思うのですが、市役所が購入する時は議員の例えが一般的なのでしょうか?
この件について詳しく教えてください。
返答をと思っていたところに、22:56さんのコメントが全く同感でしたので、返答は省略させていただきます。自分が購入すると仮定して考えるとわかりやすいと思います
削除わかりやすく説明する為に中国(陶瓷美術館)と日本(臼杵市)のたとえで書いたように思います。どういった名称でもよいのですが、基本、民間ではよく考えるパターンの一つだと思います。良い物件があった場合、経営者としては、できるだけ安く購入しようと考えるのが常だと思います。その場合、現状の価格から、もし、リフォームが必要な場合は時価より安く、例えば、改修費用分位は値引いて交渉するのは普通だと思います。そこから初めて、交渉がスタートするように思います。「自分」が何かを「購入」しようと考えた時、「値引き交渉」はしませんか?市役所が購入するということは「市民」が購入するといったことと変わりはないと思います。
返信削除コメントありがとうございます。全く同感です。
削除評価額と購入額に大きな差があるのは問題があるのではないですか?
返信削除役所が評価額はこのくらいですと公表しといて、でも買うとしたら使い勝手悪いので、このくらいは値下げしてもらいますよって話にはならないのでは。
だったら最初から評価額下げてくれよと。
固定資産のある人からしたら頭にきます。
自分の立場とすればそう考える人もいるかもしれませんが、広く市民の立場を考えれば明白な購入金額では?
「広く市民の立場を考えて」と「自分の立場ならどうするか」は同じ考えに立つべきと考えますので使い分けはしていません。
削除今回は、臼杵市の考える使い勝手上では、若干の改修が必要な建物と判断されます。よって、そこから改修に必要な費用を差し引いた金額で購入することが望ましいと考えます。必要な改修費は明確には示されていません。概ね改修費に相当する額が値引きされたと考えることができます。
先方からすれば「簿価」で購入してもらうことが理想。「鑑定評価額」での売却は帳簿上「損」が出ます。そういう意味ではかなり臼杵市の事情を考慮したと考えられます。
今回「鑑定評価額」から若干値引きした額(改修費相当額かどうかはわかりませんが)での契約は頷ける結果と言えます。それ以上の値引きについては、「売りたい側」と「買いたい側」との交渉。市長の言う「為政者」の判断となります。