2013年6月29日土曜日

臼杵市観光交流センター(仮称)整備事業経過

「議会全員協議会」への計画図の提示と共に「事業経過」が配布されました。
平成22年当時「市民意見交換会」が開催され、3施設についての基本計画が話し合われ概ねの方向性がまとまりました。それ以後は、市役所が計画し、議会に報告されてきた経過がわかります。

その都度「市民を巻き込んで」とお願いしてきましたが、市長との見解の相違により実現しないまま今回の計画図の提示となりました。

今回の計画図の提示を受けて気がついた次の6点を要望しました。いずれも市役所も課題と捉えている様子です。今後の検討により、よりよいものになることを期待します。

①駐車場が適正管理できるようにして欲しい。
②裏側(駐車場側)はバスの通り抜けができるようにして欲しい。
③展示はパネル展示のような固定的な展示内容以外に、ソフトを充実し、スマホやタブレット、パソコンやタッチパネルなどで興味に従い深く知ることができる仕組みにして欲しい。
④市の施設ということで、土産品販売は品目の選定などが難しいと思われるので慎重に検討して欲しい。
⑤カフェコーナーは経営が難しいと思われるので慎重に検討して欲しい。
⑥オープンスペースの活用のための企画立案は、市が行うのか、観光情報協会が行うのか、連携体制について十分検討して欲しい。

16 件のコメント:

  1. 課題を挙げるだけでは市役所は動かないのではないでしょうか?具体的解決策の議員提案(若林議員の考え)も提示ください!

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    1. ①下屋敷前の駐車場と一体的に有料駐車場として管理する。
      ②バスが通り抜けられるように整備する。
      ③インターネットを活用しサーバー上にソフトを置きパソコンやタブレットを配置し興味に応じて探求できる仕組みとする。
      ④土産品販売は行わない。特産品紹介コーナーとする。売り場は市中に委ねる。
      ⑤1階部分及び2階バルコニーに自動販売機を配置し無人での対応とする。
      ⑥観光情報協会において企画立案する。それを前提に観光情報協会で今後の企画案に応じたスペースの配置を検討する。

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    2. 観光交流センター前面側(辻ロータリー側)の道路計画を変更して、車線を郵便局側に寄せ、観光交流センター側の車道は全て歩道(形状は車道のまま)にする計画があります。

      そうなることにより、普段は歩道には車が乗り入れできない状況となり、バスが観光交流センターに横付けできない可能性があります。センター裏側にバスがつけられるようにする(通り抜けができるようにする)ことが必要であると思います。

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  2. わざわざ臼杵に観光に来ていただいた方にインターネットや自動販売機ですか・・・。
    温かみも人情味もないですね。
    私なら再訪したいとは思わないでしょうし、記憶にも残りませんね。
    こういう部分こそお金をかけてでも「おもてなしの心」・「人と人との交流」を前面に出したほうがよいのではないでしょうか。

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    1. 限られた枚数のパネル展示では臼杵を知ってもらうための情報として不十分と思うところです。それぞれ興味の対象は違うと考えられます。通り一遍の切り口しか見せられないことが残念と思うのです。

      たとえば「臼杵の人脈」「臼杵の祭り」「大友宗麟」「臼杵に残る古絵図」「ポルトガルとの関わり」「オランダとの関わり」「ルイスフロイスのこと」などパネル展示だけで伝えられると思えません。

      人を置いてのカフェ・喫茶店もよいでしょうが、長屋門や下屋敷の喫茶店など既存のカフェを活用していただければよいのではないでしょうか。

      小さなスペースにせっかく人を配置しても苦戦することが目に見えています。「おもてなしの心」「人と人の交流」は、「案内所での応対」や「町並みガイドとの交流」などを通じて深めたい考えますが如何でしょうか?

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  3. そもそも、観光客に臼杵を深く知りたいとおうニーズはあるのでしょうか?提案に至った根拠を教えてください。

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    1. 私の経験からです。

      臼杵のことを知れば知るほど「愛着」や「誇り」を持つことができました。私の周囲の人たちにもそういう方々がいらっしゃいます。それまで、表面的には臼杵のことを知っていたつもりでしたが、大友宗麟について勉強するにつれ臼杵への愛着が深まっていきました。また他の分野にも興味が湧きいろいろなことを学ぶきっかけになりました。

      観光客もですが、臼杵の方々にもっと臼杵のことを知ってもらいたいとの思いがあります。観光客が臼杵に立ち寄った際に、判りやすくパネルで臼杵を紹介する仕掛けも確かに必要ですが、臼杵の大人も子供たちも臼杵のことを学べるような仕掛けも必要と思います。時間がかかっても多くの人たちの知恵を集めて整えていきたいとの思いがあります。

      「中国陶し美術館」を購入し計画される「臼杵ミュージアム」も同じような目的を持つ施設となりそうですが、その専門性において「観光交流センター」とは違いがあると考えます。

      臼杵の成り立ち、臼杵の人脈、臼杵の特産物、臼杵の祭り、臼杵石仏、大友宗麟時代の臼杵、稲葉藩政時代の臼杵、ポルトガルとの関係、宣教師の書簡から垣間見える臼杵、オランダとの関係などなど。

      この施設において紹介しなければ、他に示しようがありません。

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    2. ガイドの方から、ある特定の時代や出来事を指定して案内して欲しいという来訪者がいるということを聞きます。

      幕末から明治維新、オランダとの関係などです。臼杵は日本史の様々な時代や場面において、いろいろな地域や人との関係を持っています。

      臼杵の歴史を詳しく紐解いていくと、日本各地或いは世界各地との関連も見えてきます。そういう意味でも臼杵は大変興味深く、深く知れば知るほど面白いと感じてもらえると思っています。

      最近では、野津の下藤キリシタン墓地の遺跡の発見がありました。このことひとつとって見ても当時の臼杵を取り巻く状況やキリシタンの人々の暮らしや考え方にまで思いを巡らせることができます。そういうことも伝えていければと思っています。

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  4. 「土産品販売は行わない」
    「自動販売機を配置し無人での対応」

    そんなことで人は来るんでしょうか??
    「交流」の目的は果たせるんでしょうか??
    この案には本当にがっかりです。

    臼杵の代表的な土産物が集まる場所は必要だと思います。
    足腰が弱くて十分に歩き回れないお年寄り、
    臼杵に出張に来たけどお土産を見て回る時間が無い方、
    臼杵から他の市町村などへ行く時の手土産の選定、
    どこに買いに行かせるおつもりですか??

    喫茶スペースも長屋門や下屋敷みたいなものではなく、
    スターバックスやドトールみたいなカフェをイメージしてるのでは?
    客層がかなり違うので住み分けも可能でしょう。
    臼杵はコンビニドリップのコーヒーでも飛ぶように売れてるんです。
    自販機よりも美味しいコーヒーや紅茶を買って、
    ゆったりとしたスペースでちょっと休憩。

    もう少し若い庶民感覚を持たれたほうが良いのではないでしょうか。

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    1. 確かに一箇所に土産物がそろっている場所は、観光客にとって都合がよいと思います。その際には、厳選された土産物をセンスよく販売することが必要ですね。市の建物で観光情報協会が運営しますので、会員の要望に応じてあれもこれも置くような販売になることが心配されます。

      臼杵は観光するエリアと商店街・土産物店が近接しています。
      ここは特産物や土産物の紹介にとどめ実際の購入は市中で行ってもらうのもひとつの方法と思います。有機農業のこと、カボスのこと、河豚のこと、水のこと、醸造のこと、生姜のこと、水産物のこと、黄飯のこと、きらすまめしのこと・・・。紹介する内容は事欠きません。

      喫茶ですが、確かに建物の造りを見ると2階はテラスを含めて「スターバックス」か「ドトール」が入ってくれると大変雰囲気のよいカフェになりそうです。佐賀県武雄市では図書館に「スターバックス」が入っています。図書館に足を運んでもらい、快適に過ごしてもらうという目的からすれば頷ける策です。2階部分を全て使って「スターバックス」が出店してくれるならば、ギャラリースペースをつぶしてでも来てもらいたいですね。

      魅力的な喫茶スペースはそれ自体魅力的であると思います。その場所を目当てに臼杵を訪れてくれる人もありそうです。しかし、今回の建物は「臼杵」を目当てに全国或いは世界から来てくれる人を増やす役目が期待されています。そのための臼杵の「売り」は何であるとお考えでしょうか?

      私の考えは「歴史」を前面に押し出しすぎているのかもしれません。若手からなる「観光振興戦略会議」にも計画案は示されると思います。存分に意見を交わしていただき、少しでもよい計画となることを期待します。

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  5. 一般質問で「市民を巻き込んだ」計画の進め方に市長との見解の相違があることがはっきりしました。その様子は明日7月2日(火)の11:00~と20:00~のケーブルテレビの若林の「一般質問」の様子をぜひご覧いただきたく存じます。

    結果「市民を巻き込んだ」計画プロセスを経ないまま、ここまで来た感があります。ブログ上に最新の計画図を掲載しただけでも、これだけの貴重なご意見をいただくことができます。計画プロセスが公開され、広く意見を求めながら進めることができていればと大変残念な思いです。

    遅ればせながらの感がありますが、観光情報協会において明後日の7月4日に「臼杵市観光交流センター(仮称)の準備状況について」を議題として会議が開催される運びとなりました。

    臼杵市役所の担当も出席して「臼杵市議会でのご報告・進捗状況を踏まえて」「検討課題の確認」が行われる予定です。市長の肝いりで編成された「観光振興戦略会議」においてもできる限りの意見交換を行って頂きたいと思うところです。

    既に建物の改修も進み、変更可能な部分は限られてきていますが、市民の皆さまに出来るだけ情報を公開し、皆さまからいただいたご意見・ご要望ができるだけ反映するよう行動していきます。

    この建物は「出来れば終わり」というものではありません。臼杵の良さを内外に発信するという役目は今後ずっと続きます。市民の皆さまから知恵を拝借しながら、改良を加え続ける覚悟と努力が必要です。

    これからもご意見ご要望をお寄せいただきますようお願い申し上げます。

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  6. 美術館も観光交流センターも「出来れば終わり」なのは行政も市議方も同じでしょう。

    市営駐車場も市民の声が大きくなれば仕方なく調査したり。
    よかろうバスが出来て一年が経過しましたが、市外からでれだけの観光客が訪れているのか数値は把握できているのでしょうか。
    議会の一般質問も「そういえばあれどうなっていますか」みたいな質問多いですよね。

    「観光元年」の目玉にこの二つのハコモノ事業打ち出すからには、上手くいかなければ市長以下市議総辞職くらいの気概でやるべきだと思います。

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    1. 先の3月議会。

      (答弁)
      本施設(観光交流センター)においては、平成22年度に行った市民意見交換会での提案、意見を受け、庁内の検討委員会で必要機能、スペースの整備方針を決定しているところでありますが、展示案内制作についてもこの方針に基づき発注しております。
       現在、展示製作のノウハウを持つ請負業者と市の産業観光課、文化財課等と詳細な調整を重ね、さらに観光振興戦略会議の若手メンバーからのアイデア取り入れながら、映像やパネルを使い、臼杵の歴史文化や観光情報などを観光客などにわかりやすく総合的に提供するための空間整備を進めております。
       本市としては、さらに臼杵の魅力を的確に発信するための調整作業は必要と考えており、具体的な展示の内容や方法などについて、民間の観光や文化活動に携わる関連団体の方々などの意見を聞く場を持ちながら工夫を重ねていきたいと考えでおります。また、時代の変化にも対応できるような整備を進めていく必要があると考えております。

      (若林)
      臼杵市内には、やはり臼杵のこと、あるいは臼杵の情報発信、いろんなことに取り組んでこられた方がたくさんいらっしゃいます。そういう方々が主体的にかかわる取り組みでないと、でき上がった後に、これじゃよくなかったねと、あるいはこうしたほうがいいねと日々改良していく、要するにでき上がったものが全てじゃなくて、でき上がる過程においてどれだけ臼杵市民がそれにかかわったか、私たちもかかわってやったけれどもうまくいったね、うまくいかなかったね、これを共有してどんどん改良していくという施設でないと私はうまくいかないと思っていまして、そういう観点では、今答弁いただきましたけれども、主体的にかかわっている人はいないということになれば、市役所とコンサルタントが市民の意見を聞いてつくった施設となってしまう懸念があります。ですから、今後主体的にもっとかかわっていただく取り組みをしていただけるかどうかをお尋ねいたします。

      (答弁)
      今のところは臼杵市と業者だけで話を進めておりますが、民間のそういうふうな団体とか臼杵をよく知っている方々、そういう人たちをこれから巻き込んで、よりよい施設をつくっていくためにやっていきたいと思っております。

      ---その後、市役所がとった行動は、観光振興戦略会議座長とNPOツーリズムうすき事務局長、観光情報協会事務局長を呼んで意見を聞いたのみ。さかのぼって平成23年12月議会

      (答弁)
      今、若林議員が指摘したように、臼杵は歴史と文化の薫る町ということをキャッチフレーズに、またそういうものの素材が十分ある町として今まで取り組んできたということでもありますし、また今回、まさに議員が指摘のように竜に目を入れるような最終的な整備の時期だというふうなことも自覚しております。そういう中で限られたスペース、しかもあの位置の中でどういう物を一番中心につくり上げていけばいいのかということに関しましては、将来に大きな影響も与えるというふうなことも自覚しています。
       そういう意味で、市民の意見も集め、そして庁内の意見も集約して夏、8月か早ければ7月ぐらいに上げたいんですが、8月ぐらいまでに方針を決めて、そしてまた知恵を集めてそれがより効果的なものにしていくということに関しましては、議員の意見と同じであります。
       ただ、何がどうかということに関しましては、今結論が出ていませんので、議員は議員の意見ということで述べたということでありますので、それを承っておきたいと思います。

      (答弁)
      先ほども答弁いたしましたが、まず、市民の方々に集まっていただきまして、意見交換会を開催いたしました。意見交換会をもとに、また、庁内の検討委員会で検討いたしております。最終的に、庁内の検討委員会で方針が決まりましたら、まずは、私も意見交換会に出ておりましたので、まず、意見交換会のメンバーの方々に市の方針をお伝えいたします。それとあわせまして広く市民の方にも、最終的に大分銀行跡地利用としてはこういうふうな方針が決まりましたということは、広く市民の方々にも通知する義務はあろうかと思っております。

      ---これまでは、市長(行政)が検討、議会に報告という進め方です。本当に「上手くいかなければ市長以下市議総辞職くらいの気概」を持たねばなりませんね。

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  7. ほんとにそうですよね。
    でも、観光だけではないと思うけど
    現状を良しとしているのは市民の責任でもありますよ。
    近場だったら、来年の市議選に志の高い方の立候補を期待しましょう。
    もし、当人の出馬が無理だったら、代わりに仕事をしてもらえる候補者の
    推薦や協力をお願いしてみませんか。
    まだまだ大変ですが、みんなでやっていけるように自分も頑張ります!

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    1. 厳しい時代、臼杵の浮沈をかけた取り組みが求められています。

      ダメだったときの責任を議論しても臼杵は良くなりません。市長、市議、それを選ぶ市民。それぞれの役割と責任を全力で果たすことが必要ですね。

      私も、市議としての役割と責任を全力で果たします。頑張りましょう!

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  8. 観光情報協会が入っているサーラデはどうなるんですか?

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