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「早春賦」誕生100年臼杵でコンサート [2013年01月27日 09:52]
(上)「早春賦」の誕生100年記念交流コンサートで「浦のあけくれ」を合唱するうすき市民合唱団員ら=26日、臼杵市(下)会の最後に「早春賦」を全員合唱する来場者=26日、臼杵市のサーラ・デ・うすき
臼杵市出身の吉丸一昌(1873~1916年)が作詞した「早春賦(そうしゅんふ)」の誕生100年記念交流コンサート「早春賦が紡ぐ会」が26日、同市のサーラ・デ・うすきであった。早春賦の舞台になったといわれる長野県安曇野(あづみの)市の関係者や吉丸家の子孫ら11人が臼杵を訪問。会場を訪れた多くの臼杵市民と、吉丸作品を共に歌い交流を深めた。
歌われた吉丸作詞の楽曲は早春賦のほか、「故郷を離るる歌」「浦のあけくれ」「おたまじゃくし」など十数曲。早春賦はコンサートの前半でうすき市民合唱団が、最後に来場者全員が合唱した。マンドリン奏者の折井清純さん(安曇野市)が早春賦のアレンジ楽曲「早春賦ファンタジア」を披露。ジャズシンガー、声楽家のクロミィさん(大分市)も2曲を独唱した。
安曇野市は毎年「早春賦まつり」が開かれるなど、早春賦の顕彰が盛ん。今秋に大規模な100年記念行事を計画している。
紡ぐ会では祭りの模様やうららかな安曇野の早春の風景などをDVDで紹介。記念行事実行委員会の望月昭彦委員長(71)は、今年初めて同市の成人式で早春賦を成人に向けて歌ったことを説明。「早春賦を今後も大事にして盛り上げたい。両市の交流も盛んにしたい」とあいさつした。
吉丸一昌の孫の昌昭さん(73)=東京都=が「古里を訪ねての(安曇野との)コラボレーションをうれしく思う。作品の数々をこれからも聞き続けてほしい」と呼び掛けた。紡ぐ会実行委員会の桑原美穂代表(49)は「臼杵だけでなく大分、別府など早春賦を愛する各地の多くの人といい交流ができた」と謝辞を述べた。
<ポイント> 早春賦
吉丸作詞、中田章作曲の唱歌で1913年の作品。「日本の歌百選」に選ばれている。吉丸が安曇野を訪れた際に雪解け風景に感銘を受け、春を待ちわびる思いを詩にした―といわれる。臼杵市市浜にある「早春賦の館」は吉丸の夫人の実家。各種ゆかりの品を展示している。
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安曇野市でこんなに「早春賦」が愛されていることを始めて知りました。また一つ、臼杵とご縁のある町が増えました。
「いつか安曇野に行ってみたいね。」うすき市民合唱団の皆が思いました。ちなみに上の写真の一番右は私です。
心配されたお客さん、大入り満員でいすが足りず、嬉しい悲鳴でした。冒頭に挨拶した市長も最後までの観覧「観光振興元年」への心意気を示してくれました。桑原さんお疲れ様でした。
若林さん、ありがとうございました。参加してくださった上に、最後まで椅子の片付けを手伝ってくださって、本当にうれしかったです。今回の音楽会を通じて、臼杵には素晴らしい宝がたくさんあることを再認識しました。これからも吉丸一昌先生が生まれて育った臼杵に住んでいることに感謝して、顕彰活動をしていきたいです。安曇野の方々との交流がもっともっと広がるといいなあと思います。娘さんがつけてくださった『早春賦が紡ぐ会』の名前をこれからも大切にして、活動していきたいです。ご協力よろしくお願いします。
返信削除桑原さんありがとうございます。開催にあたっては大変ご苦労されたこととお察しします。本当にお疲れさまでした。
削除たくさんの方々に参加していただくことができ、本当に素敵なイベントになりましたね。合唱で参加させていただいた私も大変嬉しかったです。
吉丸一昌先生の歌が彼の地でこんなにも大切にされていることに驚かされるとともに大変嬉しく感じました。「安曇野」というひびきがとても身近になりました。
これから交流が深まっていくことを期待するとともに、今後ともお手伝いさせていただければ幸いです。