2012年6月13日水曜日

議会初日・議長選挙

議長の任期は4年ですが、臼杵市議会には2年で勇退する慣例があります。
武生議長から辞任の申し出があり、議長選が行われました。

これまでの議長選挙では、会派により候補者選定が行われ、
議長候補の所信も表明されないまま「選挙」が行われていました。
誰に投票してよいやら、まったく情報がないままの選挙でした。

今回は、議長選挙にあたって「所信表明」が行われることになり、CATVでも放送されることになりました。
このことは、この2年間の武生議長のリーダーシップによる改革の賜物といえます。
http://usuki.blogspot.jp/2010/05/blog-post_19.html

せっかくの自分の考えを述べる場ですから私も「所信表明」を行いました。
選挙の経過と結果は。。

------以下、私の所信表明演説の原稿

議長選挙にあたり所信表明を行います。
臼杵市は、高齢化が進展し、しかも人口が減少するという極めて厳しい時代を迎えています。
先ごろ発表された「中期財政計画」によれば、今後は徐々に財政規模は縮小し、5年後には単年度収支が赤字になることが予想されています。
今後は、事業及び施策の「選択と集中」が必要です。これまではできていたこと、できるであろうと期待されていたことも止める決断が必要となります。
そのためには、痛みを伴う決断が必要であり、これまで以上に議会の役割が大変重要となってきます。
この2年間、武生議長のリーダーシップの下、他市に先駆けて議員定数の削減や議会による事務事業の検証などに取り組んできました。今回の議長選における「所信表明」もその改革の所産であります。
私は、この議会改革の流れを引き継ぎ、一層の改革を進めてまいります。
議会において、市民の皆様方に見える形で議論が行われ、事業及び施策の決定過程が透明化されることが極めて重要であります。議会の取り組みや動きを広く市民に知っていただく取り組みを進めることが必要です。
そのために、次の事項に取り組みます。
1) 議会による「事務事業の検証」を充実させ、事業及び施策の「選択と集中」を推し進めます。
2) 議会の報告を行い、皆様の意見や要望を取り入れるための議会による「議会報告会」を定期的に開催します。
3) 発行が中断されている「議会だより」を発行し、議会の様子を皆さまにお伝えします。
4) 「議会放送」をCATVのみならず、ホームページにもアップし、いつでも、どこからでも見ることができるようにします。
以上、4点について、その実現に向けて取り組んでまいる所存です。どうぞよろしくお願いします。

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