現在、市議会のケーブルテレビ放映は、2回行われています。録画で昼間に1回と夕方に1回。どのくらいの方に見ていただいているのでしょう?できるだけたくさんの方に見ていただきたいと思う私としては、もう少し放映回数を多くしていただきたいし、3時間も4時間も連続しての放映は視聴者には負担が大きいと思っています。
当然ながら市のホームページに放映日程や議員ごとの質問の放映時間などをお知らせするべきです。市のホームページ上で画像を閲覧できるようにすれば時間に関係なく、しかも見たいところから視聴することができます。これをいえば「ホームページを見る人は限られている」などと反論されそうです。
昨日「議会運営委員会」の折、ケーブルテレビ放送の回数を増やすなど、情報発信に努めるべきではないかという提案をしました。議長からも「録画を連続で放映することは市民としては見づらいかもしれない」というお話もありました。議会全体の問題ということで「会派代表者会議」で検討することになりました。
何度もこのブログで書いているとおり、市のホームページ上で流すことについては技術的には何の問題もありません。ケーブルテレビ放送回数を増やすことも。しかも費用もそうかかるものではありません。要は市民に関心を持ってもらいたいと思うかどうか、議会の様子を伝えたいと思っているかどうかです。
3が月遅れの市長の行政報告→できるかぎり迅速な報告を
返信削除HPの入力問題→市民に知ってもらおう、参加してもらおうという意識で取り組む
こんなことが未だ改善されてないということはケーブルTVでの情報発信についての問題はハードルが高すぎるのではないですか?
それとも市役所側は市議会の内容をあまり放送したくないのですか?
市役所側が議会の内容を積極的に放送したいかどうかはわかりませんが、議会の様子や情報をどのように発信するかは議会側の問題。つまり、市役所側は何も手出しをしないあるいはできないという立場を取っています。
返信削除ケーブルテレビ放映を何回行うか。生中継するか。ネットに流すか。「議会だより」を発行するか。すべては議会が決めることです。
議会が決めること、現実的には「会派代表者会議」での決定(多数決)が議会の意思を決めます。
議会情報を積極的に発信しようという会派が多ければどのようにでもできるのですが。。
ケーブルで何回放送するか、生中継するか、ネットで流すか、議会だよりを発行するか、全ては議会がきめること
返信削除とあるますが、どゆことですか?全て担当課のことでは?特にケーブルは市からの援助?かあるにしても株式会社ではないのですか??議会が株主とかならわかりますが。。。今のケーブルでは確かに、通販番組が多く感じられますが、それも立派な収入源になっているのではないかと…
議員のコメントからは市役所、ケーブルテレビは全て議会に従うもの、放送しなければ悪者と言う風に聞こえますが。。
私の勘違いならばすみません。
正直、NHKなどでも国会は放送されていますが、そんなには見ません。見ても難しい言葉でさっぱりわかりません。ケーブルでご飯時に議会を流されても恐らくみません。すみません。
おっしゃることはよくわかります。
返信削除私としては、現在の議会情報の発信はきわめて不十分と思っていますから、ケーブルテレビ放送の回数も増やすべきだし、放送内容の告知も判りやすく行うべきと思っているところです。
ケーブルテレビは、施設は市が所有して、放送は市が指定管理者として臼杵ケーブルネット株式会社を指定しています。放送内容は指定管理の条件に謳われますので、議会放送をどの程度行うかは市で決めることができます。
市で決めることができるといっても、議会のこと、議会がどう考えるか、つまり市民の代表である議員がどう考えるかが一番大事な視点となってきます。
市民が「議会情報はそんなに必要ないから、今のままで十分」と考えているか「もっと情報発信するべき」と考えているかです。
同様に市のホームページなども、市民および市民の代表である議会がどのように考えるかで内容は変わってきます。費用が莫大にかかるようなことは皆さん望まないと思いますが。
結局、議会が市民の意向を汲んで、議会情報の発信をいかに考えるかに尽きます。すくなくとも私には、現在の情報発信の状況が市民の意向を反映しているとは思えないのです。
若林さんの投稿、匿名さまのコメント、大変参考になりました。
返信削除ただ、読者として少し整理させて頂きたいのですが、二元代表制のもとでは市(市長部局)は議会が行うもの判断に介入できないとの前提から、審議のネット配信等には直接市としては対応できないと説明している、ということで宜しいのでしょうか。
そうであれば、「四身一体」を標榜していながら、えらい議会のせいにしすぎるなぁという感じがします。
外部からは議会が会議の公開等に関してどう考えているのかわかりません。若林さんのお話は尤もですし、他の自治体に比べて臼杵は遅れていると思います。
ただ、若林さんのブログからは、議会の側が、どのように考えているのかよくわかりません。まとめれば、次のいずれかだと思うのですが。
①議会の実態を知られたくない
②議会の内容は市民に知らせるべきではない
(⇔しらしむべし、よらしむべし)
③議会を公開する意味がよくわからない
④議会を公開する手段がよくわからない
このブログからは、議会は①や②のように考えている感じがしますが、本当にそうなのかは分かりません。①や②であれば今後の展開は難しいと思いますが、③や④であれば、落ち着いた議論や市民の要望が高まれば実現可能かもしれません。議員の側にしても、今までの議員生活からすれば、③や④は容易には理解できないと思いますし、そこをごり押ししてもあまり賢くはないのでは。
まずは、県や他市の実情を踏まえて、「市民」に向けて議論されてはどうでしょうか。ただし、「よそもやっているかうちでも」の主張では、議論になりませんが。
このブログを通じた議論が活発になることも期待しますが、「市政報告会」のような形でなくとも、議会と市民がゆったり話しができる「議会カフェ」のような形の会があると良いのではないかと思います。
大変整理されたコメント、敬服いたしました。
返信削除>二元代表制のもとでは市(市長部局)は議会が行うもの判断に介入できないとの前提から、審議のネット配信等には直接市としては対応できないと説明している、ということで宜しいのでしょうか。
はい、私もそう理解しています。私としては、議会の意向とは関係なく、ネット配信していただきたいと思っているのですが、市長部局からそのような動きはまったくありません。
>まとめれば、次のいずれかだと思うのですが。
>①議会の実態を知られたくない
>②議会の内容は市民に知らせるべきではない
(⇔しらしむべし、よらしむべし)
>③議会を公開する意味がよくわからない
>④議会を公開する手段がよくわからない
私としてはこれまでの「会派代表者会議」などから推察するに①だと思っています。しかし、こうして整理していただくとそれは私の勝手な推測で、もしかすると②あるいは③や④ということもあるのかもしれません。
市民の代表たる議員や議会の情報であるから市民の皆さんに向けて発信すべき、情報発信することで議員や議会の資質の向上につながるという考えで進んできましたが、皆さんからのコメントなどから、情報を受ける側の市民の皆さんの考えや他の議員の真意を確認する必要も感じています。
市議会議員の議会活動の様子をつぶさに市民の皆さんに見ていただくことで、実力のある議員が選挙で選ばれやすくしたいという意図があります。
返信削除市議会議員も、現在は認められておらず実施されていない立会演説会みたいな場を経て選挙されれば、若手の実力のある方が選挙に立候補しやすくなるとも思っています。
現在の議会情報の発信の状況では議員の個性やポリシーがわかりづらく、地縁血縁、かばん看板がものをいう選挙を脱することはできづらいです。
それでよいと市民の皆様が判断されれば、それはそれでよいのでしょうけれど。
>それでよいと市民の皆様が判断されれば、それはそれでよいのでしょうけれど。
返信削除結局若林議員もそれくらいにしか考えてられないのでしょうか?
目的意識をもって取り組んでいかないと結局は現状維持どころかさらに悪化の一途をたどっていくと思われますが。
こういう事を書かれたということが残念でなりません。
若林さんのおっしゃる「実力のある議員」とはどのような議員でしょうか。
返信削除確かに立会演説会をすれば、公平に意見表明の機会は与えられるでしょう。しかし、「その時だけ」あるいは「口先だけ」の議員を生み出してしまう可能性もあります。
この10年ほどの日本は、過去からの決別を急ごうとするために、むしろこうした人々を生み出し過ぎてしまったという面もあるのではないのでしょうか。
逆に「地縁血縁」「かばん看板」は市民を不幸にするものなのでしょうか。冠婚葬祭には必ず挨拶に来てくれて、なにかあれば役所に取り次いでくれる議員は「市民」にとって「不幸」でしょうか。
「立会演説」型と「地縁血縁」型、双方にメリットはあろうかと思います。むしろ「人情」のある街だからこそ、「地縁血縁」型になってしまうのかもしれません。特に臼杵は明治以来「立会演説」型になり過ぎて、幾度も市が混乱してきたという歴史があります。であるからこそ、平常時には「地縁血縁」型が好まれる面もあるのではないでしょうか。
しかし、若林さんが言うように「地縁血縁」型が限界にきていることも事実でしょう。「若い人」達は議会等面倒な「政治」以外のところで活発に町おこしをしようとしている現状は、「政治」の機能が低下していることの現れかもしれません。あるいは、議員によっては「地縁血縁」型の仕事すらできていないのかもしれません。
とりあえずできることは、一つづつ問題を精査し、ブログなどでこれを明らかにし、市民に問うていくことが必要ではないでしょうか。それは、「臼杵の民主主義」を再構築していくことなのかもしれません。また「よその民主主義」を押し付けることは、逆に「臼杵」と向かい合えていないことを露呈することになりはしないでしょうか。
旧体制を批判することで、大衆の喝采と一時的な支持を獲得することはできますが、却って新体制の基盤を危うくすることもなりかねません。孤独な戦いだと思いますが、皮肉からは何も生まれません。長文失礼しました。
>こういう事を書かれたということが残念でなりません。
返信削除>とりあえずできることは、一つづつ問題を精査し、ブログなどでこれを明らかにし、市民に問うていくことが必要ではないでしょうか。
コメントを読ませていただいて、自分自身の中に焦りの気持ちが生じてきているのかなという感覚を持ちました。
とりあえずできることを一つずつと思って活動しているつもりでしたが、議会の情報をもっと発信できれば、一足飛びに議会改革・市役所改革につながるのではなどの思いが頭をもたげてきていたかも知れません。
確かに皮肉からは何も生まれません。あせらず、くさらず、あきらめず、一歩一歩よりよい臼杵になるように着実に歩を進めたいと思います。
ありがとうございます。