うすき夢堆肥は大変品質がよく製造販売は順調に推移しています。
その製造には大変手間隙がかかっていますが、市の予算を投じ低価格で販売しています。予算額は今年度決算見込みで約1400万円。堆肥センターの建設費約7億円の減価償却費は計上しない中、毎年この程度の予算が必要となります。
臼杵市は独自の認証制度を設け、うすき夢堆肥と有機質堆肥を使い化学合成農薬を使わない農産物を「金」、化学合成農薬を使った場合は「緑」として認証、Aコープ野津店やコープうすきなどで販売されます。
大分や福岡などでの販売も検討しているようですが、認証登録予定者は「金」が24名、「緑」が4名にしか過ぎません。しかも認証制度にはさらに厳しい「有機JAS」による認証があり、より安心安全な農作物を求める人にとって臼杵市の認証制度では十分とはいえません。
せっかく市費を投入してまで製造する安価な「完熟堆肥」です。市役所は、その特徴を生かした農業を広め、「金」「緑」認証の農作物の拡大、さらにはそれ以上の品質の農産物が栽培されるようしっかりと取り組まなければなりません。
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