2011年12月27日火曜日

災害時の市対策本部は支援学校

大災害時でも、協定が結ばれていなければ簡単には使用ができないってこと。
そういえば「避難ビル」の協定の締結もニュースに。地震発生・大津波警報発令となれば、協定がある無し関係なく近くの高いビルに登りそうだが。「協定がないので上らないで下さい」となるのか?

-------以下引用

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111222-00000173-mailo-l44

臼杵市:大災害時に市対策本部移転、支援学校と協定結ぶ /大分

毎日新聞 12月22日(木)13時3分配信
庁舎が臼杵川河口の低地にある臼杵市が、約4キロ北にある高台の県立臼杵支援学校と大規模災害時の市対策本部移転に関する協定を結んだ。津波や地震で庁舎が浸水・倒壊するなど本部機能が果たせなくなると、支援学校に本部を移す。市役所近くの県中部保健所も今月9日、約3キロ離れた高台の市医師会立病院併設の健康管理センターを災害時活動拠点とする協定を結んだ。
東日本大震災では、市町村の災害対策本部となる庁舎や保健所も被災し、支援、復旧活動に遅れが出た。臼杵支援学校は標高30メートルを超え、高等部棟の一部や体育館を提供する。市は初動段階で職員の半数の約200人を対策本部に集めるため、中野五郎市長は「施設の提供は心強い」。
宮城県の石巻保健所は被災後に高校の教室など転々と移った。4月中旬に支援活動に入った県中部保健所の内田勝彦所長は「災害拠点病院の近くで、医保連携が取りやすい」と話す。【古田健治】

2 件のコメント:

  1. >大災害時でも、協定が結ばれていなければ
    >簡単には使用ができないってこと。

    え、そういうことなんですか?
    何かあってから本部をどこに移すか決めるんじゃ
    遅いから、緊急時に移るべき場所を予め決めて
    いるんだと思ってました・・・。

    あと避難ビルの協定ですが、無くても個人は
    勝手に登ると思いますけど、県とか市とかは
    協定を結んでいない個人所有のビルに
    避難してくださいと言えるんでしょうか?

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  2. ご指摘のとおり、緊急時に移るべき場所をあらかじめ決めておくということです。

    臼杵支援学校に本部を構えると市役所が決めたとしても、緊急時に施設の使用を要請しても簡単には使わせてもらえないことが予想されるからゆえの「協定」です。

    「協定」を結ばなくとも、大災害時に利用できる施設は、当然のこととして使用を認めるのがあたりまえではないのかと思った次第。

    同様の理由で、避難ビルを指定するとして、非難ビルと個別に協定を結ばなくても、緊急時には使用を認める、つまり、勝手に上るのを拒まないのが常識ではないかと思います。

    指定の際、十分な高さがあるか、耐震性能は十分か、常時上れる状態にあるかなどが指定の要件となりそうですが、一つ一つのビルと協定を結ぶことが必要なのかなと思う次第です。

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