2011年11月13日日曜日

市政懇談会で滞納について質問が

江無田公民館での市政懇談会の最後に「若林議員の『議員だより』によると滞納がひどい状況にあるとのこと。どうなっていくのか?」と聞く方がおられました。担当部長から、多くの市民から苦情を頂いた、しっかり取り組んでいきたい旨の回答がありました。

電気代を支払わない人はいません。電気を止められますから。でも、水道料を支払わない人はいます。市役所だから強くは出ないと見透かされているからです。

市営住宅使用料も同じ。県営住宅の徴収率は、過去の積み残しをのぞけば現年分で99%です。臼杵市営住宅のそれは88%で滞納が多くなっています。これも、保証人に通知するなどの措置を速やかにとらない市役所の対応が見透かされての結果と思います。
http://www.city.usuki.oita.jp/dl/jimu21/156.pdf

最後の市長の挨拶に「滞納についてはそれぞれ事情があるから。。悪質な滞納者については法的手段もとります。。」という主旨の発言がありました。

事情があるからといって滞納して、積み重なった滞納額を最終的にどうするのでしょう。多額になればなるほどどうしようもなくなります。最終的に「免除」になるのであれば話しは別ですが、滞納すれば支払うべき金額が増えるだけです。(確かに平成20年度までは水道使用料は「不納欠損処分」が行われ、5年以上前の請求分は帳消しになっていた)

市役所側も本当に市民一人ひとりの事情に配慮するのであれば、多額の滞納額が積みあがる前に相談に乗るべきです。本当に水道料の支払いにも困窮しているのであれば、最後のセーフティーネットである「生活保護」を考えねばなりません。

「生活保護」を受けている世帯の方でも滞納している人がいる様子ですが、生活保護により支給される費用には当然ながら水道料や住居費が含まれていますので、それでも滞納するとなればお金の使い道の順序がおかしいといわざるを得ません。

0 件のコメント:

コメントを投稿