2年ほど前まで開催されていた「手話講習会」が開催されなくなったとの話。
社会福祉協議会の主催で、月に2回、年間24回開催の健常者向けに手話の基本を学ぶ講習会。毎回約20名が受講していた様子です。この講習会で手話の基本を学んで後、ボランティア活動などを続けたい人は「手話サークル」に入ったりして技術を磨きます。講習会が開催されなくなり、手話サークルに入ってくる人も少なくなり、聴覚障害者の手話通訳として活動できる人が少なくなって困っている様子です。
市役所に伺って、社会福祉協議会に開催するよう働きかけていただくようお願いしました。「手話講習会」を開催してきたのは社会福祉協議会ですが、講習会を開催するにも予算と人手が関係します。社会福祉協議会には市から補助金が出ています。考え方としては、福祉の向上のために市が行うべき「講習会」について、社会福祉協議会が市から補助を受け代行して実施してきたと考えるのが妥当かと思われます。
社会福祉協議会への補助金は、平成21年度は5000万円、平成22年度は4000万円、平成23年度は3800万円と減ってきています。補助金の削減に関連して「手話講習会」が実施されなくなったのかもしれません。経緯の詳細についてはさておき、必要な講習会については開催していただかなくてはなりません。予算措置を含めて開催されるよう検討を要請しました。
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