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「二孝女」 大分からの使節団と交流
2011年10月15日
昨年10月に建立された「二孝女の碑」の前で記念撮影する「野津町きっちょむ史談会」と「二孝女顕彰会」の会員=常陸太田市の青蓮寺 |
家族愛、相互扶助の心に満ちた江戸時代の史実「二孝女物語」の主人公ツユとトキ姉妹の古里、大分県臼杵市の使節団約50人が14日、姉妹と姉妹の父、初右衛門が恩を受けた茨城県常陸太田市の青蓮寺(しょう・れん・じ)を訪れた。
臼杵市で物語を伝承する「野津町きっちょむ史談会」の会員を中心とした使節団は、午後4時過ぎに到着。姉妹と7年間も寺や村人に世話になった初右衛門に扮した会員を先頭に門前につくと、青蓮寺の藤井智住職(50)が「ようこそいらっしゃいました。200年ぶりですね」と出迎えた。
本堂前で行われた式典では史談会の吉良卓美会長(77)があいさつの最後に、物語の映画化を目指す県立臼杵商業高校生徒会から託された震災義援金を常陸太田市の大久保太一市長に手渡した。
交流会では、父娘の子孫と、初右衛門を治療した医師の子孫らの顔合わせもあった。使節団が披露した二孝女を題材とした盆踊りに顕彰会の会員らも飛び入り参加するなど、両市民の交歓の輪があちこちにでき、今後も長く交流を続けることを誓っていた。(猪瀬明博/asahi.com)
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