2011年9月13日火曜日

中国陶瓷美術館常設展示室が閉鎖に

大分合同新聞のコラム「東西南北」に中国陶瓷美術館の閉鎖のことが。
http://usuki.blogspot.com/2011/03/blog-post_31.html

-------引用ここから

(前略)中国の陶磁器の一級品を展示していたのが、(9月)11日で閉鎖した臼杵市の中国陶瓷美術館常設展示室だ。約5千年にわたる中国の歴史を一品、一品輝くような中国磁器で紹介。日本の焼き物の歴史と重ねあわせれば両国の交流も一目でわかる。西日本唯一といわれるほど粒ぞろいのコレクションだった。

この常設展示場の閉鎖は入場者の減少が主な理由で、どうもコレクションの県外流出は避けられないようだ。隣の企画展示室「ギャラリーHARU」は引き続き、運営する。美術館は臼杵川のほとりの風光明媚な場所にあり、臼杵市が施設ごと買い取って博物館に使ってはどうかという声も出ている。

-------引用ここまで

大分銀行跡地が整備され、そこで臼杵の紹介が行われるとしても、市が所蔵する歴史史料などを展示するには手狭で無理です。

隣接する「生協駐車場」と臼杵市の「子ども公園」を交換し、大分銀行跡と生協駐車場とを一体的に市が所有し、半地下の歴史史料館を建設、上を公園として利用するという構想を描いていました。

しかし実際は、一角には移転代替地として民家が建設されてしまいました。また「こども公園」の樹木を切り倒して駐車場にすることについては抵抗もあります。そう考えると直ぐに一体的に整備することはなかなか見通しが立ちづらい。

そこに「中国陶瓷美術館」の常設展示場が閉鎖との記事。「中国陶瓷美術館」は市街地とは少し距離があり歩いていくにはよほど興味のある人でなければ行かない感はあります。大分銀行跡地にできる臼杵を紹介する「施設」でよほど興味をもってもらう必要があります。

しかし、博物館若しくは史料館が欲しいのは事実。時期を待たずして整備を進め「歴史のまち 臼杵」を内外に示し認めてもらわねばなりません。来訪者を増やし、滞在時間を増やし、宿泊客の増加につなげ、お土産物の販売に繋げていかねばなりません。生協駐車場での一体整備がベストですが、それを待っていて「歴史のまち 臼杵」が凋落してしまっては元も子もありません。

美術館として建設された建物です。他に使い道も限られているでしょうから、お安く譲って頂いて。。それにしても「大分銀行跡地活用基本方針」臼杵の紹介スペースが狭いと感じるのは私だけ?
http://usuki.blogspot.com/2011/09/blog-post_1881.html

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