医療費削減に向け、また生きがいづくりとして取り組みたい事例である。
-------以下ブログより引用。
http://hojo1717.blog117.fc2.com/blog-entry-935.html
私が注目している新潟県の見附市。総合計画の第一に「日本一健康なまち」をめざして、市民の一人ひとりが健康に暮らせるまちづくりを行っている。市民がいきいきと心豊かに生活するため、市では、日本一健康なまちをめざして、「いきいき健康づくり事業」を展開。『食生活』『運動』『生きがい』『検診』の4つの切り口で事業を展開している。
3年ほど前に視察した時、各公民館に自転車こぎや健康器具を設置し、万歩計データをパソコンで入力でき、ネットで各家庭において進捗状況を確認できる通信システムの導入など、どこでもだれでも利用できる運動教室のサテライト化を図っていることだ。市民権を得たのか年々、利用者が増加していることも、健康ブームに、高齢者に気楽に行けることがマッチしたとも言える。
その中でも、「健康運動教室」は市民の人気もあり、筑波大学の久野准教授のもとに、市の運動教室のデータから、「4年間運動教室を継続した人と、運動をしていなかった人では、一人当たりの医療費が6万8千円以上も開きがある」との研究成果を発表。継続的な運動が医療費抑制につながるという客観的なデータが実証されたとのこと。
8年間、この事業を継続し、さらなる参加者の拡大という課題に取り組んでいる。市立病院内に「健康の駅」を設置し、「健康の駅」は「健康」をキーワードに、訪れる人たちに保健・福祉・医療、全般にわたるサービスを提供。健康相談・健康についての情報発信・市の健康事業の模擬体験ができるとか。
いずれにしても結果がでてきた見附市の総合計画、施策がわかりやすく国民健康保険の市税負担の横ばいや利用者の増加など結果がでていることを素直に評価したい。
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