2010年4月29日木曜日

議員定数について

ある方と議員定数について話をする機会がありました。
私は定数をもっと削減すべきと考えています。理由は、

1、地域代表としての議員ではなく、市民の代表へ
定数が多いほうが、より多様な民意の反映に繋がるという主張は理解しますが、
日ごろから議員が民意を把握することに尽くすことで十分民意は反映できると考えます。
定数が多いと地域代表という性格が強く、
本当の意味での市全体の奉仕者を目指すためにも議員定数削減は行うべきです。

2、少数精鋭へ
地域の票と親類縁者の票を取りまとめれば当選する選挙ではなく、
政策を掲げ、討論会などを通じて広く市民にアピールし、
賛同を得なければ当選しない選挙となることにより、
少数精鋭の集う議会となりえます。

3、経費削減のために
行財政改革が求められており、市役所のスリム化を図っていく必要があります。
議会としても自らその範を示すためにも定数減を行うべきです。

4、議員の専業化のために
少数精鋭となれば、行政全般に関し専門的な知識が求められます。
また、議会中のみならず日ごろから政策調査を行う必要があり、
その責務を果たすためには、専業職化せざるを得ないと考えます。

定数を減ずる代わりに専業職として成り立つ報酬を検討する必要があります。
定数が減れば、力?のある人しか立候補できない、
若い人が立候補できないと言う方もいます。

しかし、少数激戦を勝ち抜くだけの主義主張と意欲を持ち、
市民にアピールできる機会(公開討論会など)が確保され、
専業職として成り立つ報酬があれば、
本当に議員となり何とかしたいという人はチャレンジできると考えます。

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